松雪泰子

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まつゆき やすこ
松雪 泰子
本名 松雪泰子
生年月日 (1972-11-28) 1972年11月28日(51歳)
出生地 佐賀県鳥栖市
国籍 日本の旗 日本
民族 日本人
血液型 O型[1]
職業 女優
ジャンル テレビドラマ映画など
活動内容 1991年:女優デビュー
配偶者 GAKU(1998年 - 2004年
著名な家族 一男
主な作品
テレビドラマ
白鳥麗子でございます!
救命病棟24時
Mother
映画
子ぎつねヘレン
フラガール
容疑者Xの献身
余命
子宮の記憶 ここにあなたがいる
 
受賞
日本アカデミー賞
優秀主演女優賞
2006年『フラガール』
優秀助演女優賞
2008年『デトロイト・メタル・シティ』『容疑者Xの献身』
その他の賞
下記を参照
備考
身長165cm。
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松雪 泰子(まつゆき やすこ、1972年11月28日 - )は、日本女優である。株式会社スターダストプロモーション所属。

来歴

1972年昭和47年)生まれ。佐賀県鳥栖市出身。鳥栖市立田代中学校を経て、佐賀県立鳥栖商業高等学校卒業。

高校在学中の1989年、雑誌『MEN'S NON-NO』のオーディションに応募し、「第1回メンズノンノ・ガールフレンド」に選出された。高校卒業と同時に上京し、本格的に芸能活動を始め、1991年にテレビドラマ『熱血!新入社員宣言』で女優としてデビュー。1993年の主演テレビドラマ『白鳥麗子でございます!』での強烈なキャラクターがハマリ役となり、以後女優としての地位を確立。

1998年3月、音楽バンド「ザ・スリル」のギタリストGAKU(門脇学)と結婚入籍[2]2001年春には長男を出産したが2004年12月、「仕事が忙しくすれ違いが多い」ことを理由に[2]離婚した。結婚以前には、保阪尚希と公然の仲で、交際時に共演したKOSEのCMが話題を呼んだ。2人で逃げるシーンが視聴者にインパクトを与えた。他に河村隆一や、ドラマーの沼澤尚との交際を報道されたことがある。

2006年公開の主演映画『フラガール』が大ヒット。米アカデミー賞外国語映画賞ノミネーションのための日本代表作品に選出された。ヒット映画『ALWAYS 三丁目の夕日』を押し退けての選出であった。自身も日本アカデミー賞優秀主演女優賞などを受賞した。

2008年公開の映画『デトロイト・メタル・シティ』、『容疑者Xの献身』の2作品で日本アカデミー賞優秀助演女優賞受賞。

2010年主演ドラマ『Mother』で第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞受賞。読者、TV記者、審査員票全部門で1位を獲得し、総投票数は2位の5倍を獲得していた。

2010年3月、自身が手がけるブランド『Malulu..』(マルル)をプロデュース。 2010年10月にはジュエリーやアクセサリーを加えた新作を発売した。

人物

趣味

大型自動二輪車の免許を持っている。愛車は1450ccのハーレーダビッドソンのバイクで、峰不二子のように黒の皮のつなぎで乗り回すという主旨で仲間を集め、『チーム極悪』を結成している[3]。しかし、飽きっぽい性格から現在ではそのチームのイベントには参加していない[4]

嗜好

地球が滅亡するなら最後に食べたいほど生ガキが好きである[5]。また、サプリメント類は極力摂らないようにし、ストレッチリラクゼーションを好むなど、健康の維持に努めている[6]

特技

小さい頃の特技は「空を飛ぶこと」。頻繁に幽体離脱をしていたと話している[5]。またスピリチュアルな世界に関心が強くあいはら友子の霊能力に傾倒しているという[7]

幼少期は母親の勧めで、バレエピアノ日本舞踊などを習っていた。当時は嫌々やっていたが、現在は俳優としての礎となり、今は感謝しているという。

出身地

お笑い芸人はなわのシングル曲『佐賀県』の歌詞にて、佐賀県出身なのに公表していないと虚偽のネタにされる[8]

仕事

20歳の頃、この仕事が自分に向いてないと思い、辞めようと考え半年ほど放浪の旅に出た。しかし、そんな状態でも映画の話が来たため復帰した。また、本当は女優ではなくデザイン等の裏方業をしたかった[9]

映画『デトロイト・メタル・シティ』の社長役でのキャラクターが余りにも過激なため、この作品について語ることをあまり好んでいない。

家族

美容師で現在、俳優として活動している高村晃平(本名松雪浩平)と、歌手の松雪陽の2人の弟がいる。

受賞歴

2006年度

2008年度

2010年度

出演作品

映画

テレビドラマ

アニメ

舞台

  • 夜叉ヶ池(2004年) - 白雪 役
  • 吉原御免状(2005年 劇団新感線) - 勝山太夫 役
  • キャバレー(2007年) - サリー・ボウルズ 役(主演)
  • SHINKANSEN☆RX『五右衛門ロック』(2008年) - 真砂のお竜 役
  • 東京月光魔曲(2009年)(ヒロイン)

ラジオ番組

CM

- 3ドアはレオナルド・ディカプリオと共演し、4ドアフェリオレイ・チャールズと共演していた。

その他の広告

  • 鳥栖ガス 父親が社長を務める。

音楽

シングルCD

  1. ESP (「マカデココ」OP・テーマ) (1995.06.21)
    (c/w) ESP(INCREDIBLE BONGO MIX)
  2. 時を越えて (「怪盗セイント・テール」OP・テーマ) (1995.11.08)
    (c/w) Stay with me・・・・
  3. Rain -雨に抱かれて・・・・ (「ベストフレンド」挿入歌) (1995.11.08)
    (c/w) 月の香る夜
  4. WISH (「UN FACTORY ソムリエ」EN・テーマ) (1995.12.10)
    (c/w) WISH(English Version)
  5. おやすみ (MyBalance CMソング・「勝利の女神」挿入歌) (1996.05.25)
    (c/w) Sweet My Baby
  6. 空っぽの愛の嵐 (「名探偵 保健室のオバさん」主題歌) (1997.02.14)
    (c/w) Everybody Shake Hip ・ Mondodelixな夜
  7. HAPPY HAPPY DAYS (三井生命イメージソング・「MANBOO」EN・テーマ) (1997.07.24)
    (c/w) Kissして・・・・
  8. ふりむかないで (日産PRESEAイメージソング) (1997.09.26)
    (c/w) きっと・・・・
  9. 愛の世界 (「愛、ときどき嘘」主題歌) (1998.05.13)
    (c/w) なんてバカなんだろう・・・
  10. 口唇(KUCHIBIRU) (Kanebo テスティモ CMイメージソング) (1999.01.13)
    (c/w) BABY BABY

アルバム

  • pray
  • mondodelix
  • 32'05"
  • M.M.M

他アーティスト作品への参加

写真集

プロデュース

  • Malulu..(マルル)

脚注

  1. ^ Yasuko Matsuyuki Official Website|Profile
  2. ^ a b スポニチ・アネックス. “タレント名鑑 松雪泰子”. 2009年2月14日閲覧。
  3. ^ 2006年9月16日「ナイナイサイズ!
  4. ^ 2009年2月12日「5LDK
  5. ^ a b 2006年9月24日放送『新堂本兄弟』出演時に発言
  6. ^ 林万理「松雪泰子『常にフラットな状態であることが、精神的にも肉体的にも大事だなって思います』」『ポコチェ』82巻、ネオメディア、2010年3月25日、6頁。
  7. ^ 『松雪泰子が"布教"するあいはら友子の「霊能力」』週刊文春2009年11月19日号
  8. ^ もちろん公表している。『SMAP×SMAP』のビストロ・スマップに出演した際にも、「公表してます!」と同曲の歌詞を一蹴する発言もしている。あわせて、映画『フラガール』公開前日の2006年9月22日の『徹子の部屋』に出演時、はなわサイドから「公表してないってことでいいですか?」とネタとして使用することの了承を求めてきたことを告白している
  9. ^ 2010年5月2日放送「ボクらの時代

外部リンク