本川越駅

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本川越駅
駅舎(2009年9月)
ほんかわごえ
Hon-Kawagoe
南大塚 (3.6km)
所在地 埼玉県川越市新富町一丁目22
北緯35度54分50.81秒 東経139度28分52.96秒 / 北緯35.9141139度 東経139.4813778度 / 35.9141139; 139.4813778 (本川越駅)
所属事業者 西武鉄道
所属路線 新宿線
キロ程 47.5 km(西武新宿駅起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
47,680[1]人/日
-2010年-
開業年月日 1895年明治28年)3月21日
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改札口(2007年1月。2009年度に一部改良工事が施工された部分があるため、写真は現状と異なる箇所がある。)
ホーム

本川越駅(ほんかわごええき)は、埼玉県川越市新富町一丁目にある、西武鉄道新宿線である。

同線の終着駅

駅構造

頭端式ホーム2面3線を有する地上駅である。ホームの北端に1階改札口定期券うりば、駅事務所、AEDなどがある[2]。また、待合室コインロッカー、多機能トイレも設置されている[2]西武本川越ペペ川越プリンスホテルと直結している2階改札口は午前9時から午後9時までの営業となっている。ホームから2階改札口へは階段のほか、エスカレーターが設置されている[2]

特急は乗車・降車ともに2番ホームで対応している[2]。1・4番ホームは10両編成分の有効長があるが、2・3番ホームは7両編成分であり、車止めは1・4番ホームよりも南側にある。また、2階改札口への階段・エスカレーターは2・3番ホームの車止めよりもさらに北側にある[2]

4番ホーム側の線路脇に0.3キロポストがあり、当駅から脇田信号場までの約900mは、新宿線で唯一の単線区間である。

かつては駅北側まで線路が延びており、機回し線踏切があった。

構内には川越市役所本川越駅証明センターや駅ナカ店舗が出店している。出店店舗の詳細は西武プロパティーズ公式サイト「本川越駅の店舗情報」を参照。併設の駅ビル・西武本川越ぺぺの出店店舗の詳細は公式サイト「フロアガイド」を参照。

のりば

1 新宿線 所沢田無高田馬場西武新宿国分寺方面
2 新宿線 (特急「小江戸」)所沢・高田馬場・西武新宿方面
3 新宿線 (特急「小江戸」降車用)
4 新宿線 所沢・田無・高田馬場・西武新宿・国分寺方面

2009年7月4日より、2番ホームの発車メロディは当市を舞台にした連続テレビ小説つばさ』の主題歌「愛の季節」(アンジェラ・アキ)をアレンジしたものに変更されている[3]

配線図

西武鉄道新宿線 本川越駅・脇田信号場間 配線略図
↑ JR川越線西川越駅東武東上本線川越市駅

南大塚駅
西武鉄道新宿線 本川越駅・脇田信号場間 配線略図
川越駅
凡例
出典:[4]
左:脇田信号場、右:本川越駅(2001年12月15日現在)


利用状況

一日平均乗降人員は以下の通りである。

  • 2005年度:47,492人[5](西武鉄道全92駅中19位[6]
  • 2006年度:47,750人[1](西武鉄道全92駅中19位[7]
  • 2007年度:47,744人[1](西武鉄道全92駅中19位[8]
  • 2008年度:48,686人[1](西武鉄道全92駅中19位[9]
  • 2009年度:48,518人[1](西武鉄道全92駅中19位[10]
  • 2010年度:47,680人[1](西武鉄道全92駅中19位[11]

駅周辺

川越市駅・川越駅との接続

東武鉄道東上線の川越市駅は当駅から西に約750mのところにあり、東武東上線と東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の川越駅は当駅から南東に約950mのところにある。なお、川越駅までは路線バスが運行されている(後述)。

改札口はホーム北端にしかないため、徒歩連絡による乗り換えの時間がより多くかかる。またホーム南端は幅が狭くなっていることもあり、改札口およびそこに通じる階段の設置は構造上困難である。

川越市では、2015年度までの第三次総合計画で当駅の西口開設と駅前広場の建設を計画し、川越市駅までの道路も拡幅される[12]。策定された川越駅・川越市駅を含めた市街地3駅のそれぞれの整備計画である「川越駅西口周辺地区基本構想」によると、2015年度末を目処に本川越駅と川越市駅間の所要時間は現行の徒歩11分から徒歩5分に短縮される予定である[13]

バス

路線バス

川越駅を経由する路線は、同駅まではすべて運賃100円で乗車が可能である。

西武バス - 川越100系統以外は当駅が起・終点。※印は川越駅西口経由。

東武バスウエスト

イーグルバス

  • 小江戸巡回バス(喜多院・富士見櫓跡・氷川神社前・大手門・蔵の街・菓子屋横丁循環)

高速バス

東武バスウエスト・東京ベイシティ交通

空港連絡バス

西武バス・イーグルバス・東京空港交通

歴史

川越線連絡線

軍需鉄道として国鉄川越線1940年(昭和15年)に開通すると、西武新宿線と川越線の連絡線が敷設された。脇田信号場を過ぎて国道16号の旧道を越え右にカーブし、赤心堂病院前を通って川越線に向って進み、アトレマルヒロの前の踏切付近で川越線につながる連絡線で、戦時中に使われた。

また、西武線の線路を挟んでこの連絡線の反対側にあった日清紡績川越工場は戦時下では軍需工場で、荷物積出施設や西武新宿線のホームがあった。この国鉄川越駅への連絡線は戦後西武鉄道の所有となったが、旅客化は断念され、その後市有地となった。

隣の駅

西武鉄道
新宿線
特急「小江戸」 始発・終着駅
通勤急行(当駅始発電車のみ)
狭山市駅 - 本川越駅
快速急行・急行・準急・各停
南大塚駅 - 本川越駅

脚注

関連項目

外部リンク