埼玉県立川越高等学校
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| 過去の名称 | 埼玉県第三尋常中学校 埼玉県第三中学校 埼玉県立川越中学校 |
|---|---|
| 国公私立の別 | 公立学校 |
| 設置者 | 埼玉県 |
| 学区 | 埼玉県全域 |
| 設立年月日 | 1899年4月 |
| 共学・別学 | 全日制課程:男女別学(男子校) 定時制課程:男女共学 |
| 課程 | 全日制課程、定時制課程 |
| 単位制・学年制 | 学年制 |
| 設置学科 | 普通科 |
| 学科内専門コース | 定時制課程 3年制コース 4年制コース |
| 学期 | 3学期制 |
| 高校コード | 11103B |
| 所在地 | 〒350-0053 |
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埼玉県川越市郭町2-6
北緯35度55分25.8秒東経139度29分23.4秒 |
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| 電話番号 | 049-222-0224 |
| FAX番号 | 049-229-1051 |
| 外部リンク | 公式サイト |
埼玉県立川越高等学校(さいたまけんりつかわごえこうとうがっこう)は、埼玉県川越市にある男子校の高等学校(定時制は共学)。通称は「川高」(かわたか/かわこう)。
目次 |
[編集] 概要
旧制川越中学校を母体とする。埼玉県を代表する進学校の一つで、埼玉県西部地区最難関校である。2006年度スーパーサイエンスハイスクール指定校で、研究テーマは「知の融合」である。
私服での通学が認められている。校風は比較的自由であるといわれる。
最寄駅は、西武新宿線本川越駅徒歩20分、東武東上線川越市駅徒歩25分である。
なお、川越市内には川越市立川越高等学校(旧川越商業高等学校)という似た名前の学校も存在する。
[編集] 沿革
- 2008年(平成20年) 川越高校定時制課程は埼玉県立豊岡高等学校(定時制)、埼玉県立狭山高等学校(全日制・定時制)と統合され、昼夜開講制のパレットスクール、「埼玉県立狭山緑陽高等学校」となった(設置場所は狭山高校の現在地)。
[編集] 生徒憲章
1969年、いわゆる70年安保の社会潮流を背景として、生徒有志によって従来の「生徒心得」を見直そうとする動きが起こり、これがきっかけとなって翌1970年に生徒憲章が制定された。以来、集会への参加やサークル結成の自由、掲示・印刷物の発行等の表現の自由、各自の自由意志に基づく服装(私服校)などを保障している。
[編集] 学校生活
[編集] 授業
近年、生徒の大学受験のためには、志望する反対の領域にある分野の科目を早々と切り捨てて教育を行う傾向が高まる中で、文系・理系の知識や論理、発想をクロスオーバーする知の膂力を育てるという目的から幅広い教育を行っている。
学習進度は速い。英語では、長期休暇にサイドリーダーが配られることもある。学期末に配られる通知表ではABCDEの段階評定がなされる。
また、埼玉県下初の試みとして、2004年度から従来以上の年間取得単位数を確保しながら、休日や行事日、放課後の部活動の時間を犠牲にしない70分授業を展開していた。しかし2008年からは、再び50分授業となり、隔週の土曜授業になっている。
体育の授業では、1学期はほぼ1500メートル走を行うことになる。学年別で基準タイム(1年生は5分40秒・2、3年生は-5、-10秒)が設けられており、クラスの平均タイムがそのタイムを切るまで、毎回体育の授業で走らなければならない(1年生は水泳の授業があるため水泳が優先されることがある)。クラスによっては1回でその平均タイムをクリアしてしまうクラスもあれば、稀になかなかクリアできないために9月下旬の陸上競技大会(一般に言う体育祭)頃になっても1500メートル走に取り組んでいるクラスもある。
伝統的に全教職員が、生徒の意欲に積極的に応える指導体制を組み実績をあげている。その具体例が、新学習指導要領が定める履修内容を超えた範囲までも、生徒の求めや関心に応じて随時補習クラスを組んで指導する数々の自主ゼミである。それぞれの教職員が生徒と相談しながら創意工夫を凝らして展開されるのだが、大学教授を招いて毎年行われる模擬講義などとともに、受験のための準備にとどまることなく、それぞれの知的好奇心や進路選択力、さらには大学進学後の目的意識を引き出す場として、卒業生からも高い評価を受けている。
オーストラリア・ケアンズのセント・オーガスティン・カレッジとの姉妹校提携を締結。隔年で交互に夏季休業中に希望者を募り、ホームステイ・短期留学を行っている。
[編集] 進路
ほぼ全ての生徒が国立大や難関私大を目指す。大学合格実績は、国公立大学では、2009年度東京大学10名・京都大学3名・一橋大学2名・東京工業大学9名・東北大学9名・筑波大学11名をはじめ、例年合計140名ほどである。 私立大学では、早稲田大学147名・慶應義塾大学36名・上智大学33名・東京理科大学100名など、毎年全国の公立高校でも上位の実績を残している[1]。
なお、2008・2009年度は早稲田大学への合格者数が埼玉県内の高校で最も多かった。また、MARCH(明治大・青山学院大・立教大・中央大・法政大)への合計合格者数は延べ356名で、全国の高校で4位(公立では2位)であった。
[編集] 部活動
部活動も盛んで、野球部は1931年春と1959年夏に甲子園に出場し、夏に1勝している。
近年は、弓道部、放送部、音楽部、新聞部、古典ギター部などが全国大会に出場している。特に弓道部の活躍にはめざましいものがあり、第23回全国高等学校弓道選抜大会(平成17年3月東京・明治神宮)で男子団体準優勝・技能優秀賞を受賞している。
[編集] 強歩大会
毎年11月頃に行われる行事。かつては夏前に行われていたが、1980年5月、数名が熱中症で病院に搬送となったことが報道されたこともあり、翌年からは十分に涼しくなった季節に行われるようになった。1969年にそれまでの10kmマラソン大会に代えて、おおむね現在の入間川~越辺川左岸に設置された森林公園自転車道に沿って、高坂神社までの約21kmのコースを在学生全員で歩いたり走ったりした大会に端を発し、その後奥武蔵ハイキングコースを軸に各々30km程の3コースが設定され、在校生は3年で全コース歩くこととなった。2006年の大会から2コースに削減された。
[編集] くすのき祭
文化祭に該当する行事であり、毎年9月に行われる。高校創立当初から生えているといわれる正門前の2本のクスノキに由来するもので、1969年にそれまでの川高文化祭の名称に代わる名称を生徒会が学内公募し、在学生が投票して名付け、同年秋に初めて用いられた。
[編集] 水泳部の「男子シンクロナイズドスイミング」
「くすのき祭」では、水泳部の男子シンクロナイズドスイミングが話題となっている。ニュースステーションで取り上げられた特集を、映画会社のプロデューサーが目にしたことによって『ウォーターボーイズ』として映画化、さらにその後にテレビドラマ化され、全国的に大きく脚光を浴びることとなった。
この男子シンクロナイズドスイミングは、それまでは県の新人戦と日程が重なっていたために参加できなかった当時の3年生が、1986年に「何か学生時代に心に残る面白いことをしよう!」と試みたことがきっかけである。ドキュメンタリーが「にんげんドキュメント」(NHK総合)や「スーパーテレビ情報最前線」(日本テレビ)で放送され、ウォーターボーイズの映画が公開されたころから入場者数も数万人単位となり、2002年度には過去最高の30690人を記録した。しかし、それ以降は減少傾向にあり、2008年には約1万1000人程となった[2]。
[編集] 著名な出身者
[編集] 文学
[編集] マスコミ
- 小久保知之進 - テレビ朝日アナウンサー
- 辛坊治郎 - 読売テレビ報道局解説委員
- 安田純平 - フリージャーナリスト
- 森下和哉 - NHKアナウンサー
- 山本浩 - NHKアナウンサー・解説委員
- 杉岡英樹 - NHKアナウンサー
- 齊藤孝明 - PCライター,ITコンサルタント
[編集] スポーツ
- 金谷多一郎 - プロゴルファー、ゴルフ解説者
- 綿貫総司- 元プロ野球選手
- 家村相太郎- 元プロ野球選手
- 杉本友 - 元プロ野球選手、ヤクルトスワローズ投手
- 北川智規 - 元プロ野球選手、オリックス・ブルーウェーブ投手
- 川俣則幸 - 元2002年W杯サッカー日本代表Gkコーチ
[編集] 政界・官界・財界
- 笹森清 - 元日本労働組合総連合会会長
- 長島恒雄 - マクニカ元監査役
- 町田晋作 - 岡三証券監査役
- 関真 - 元埼玉県日高市長
- 大沢幸夫 - 埼玉県日高市長、元校長
- 吉野重彦 - あさひ銀行(現りそなホールディングス)元頭取
- 田中正 - あさひ銀行(現りそなホールディングス)前頭取
- 犬竹一浩 - ヤオコー専務取締役
- 斎藤博 - 前埼玉県所沢市長
- 小峰征三郎 - 国際協力機構専務
- 佐々木典夫 - 元社会保険庁長官
- 佐々木秀文 - 元セントラル警備保障相談役
- 西島昭三 - 埼玉高速鉄道社長
- 藤野忠次郎 - 元三菱商事社長
- 小野章昌 - 元三井物産理事
- 中貞雄 - 元新潟鉄工所社長
- 井上勝 - 元安田信託銀行副社長
- 中出傳二郎 - 元フジテレビジョン専務取締役
- 矢島恒夫 - 元衆議院議員
- 中野清 - 衆議院議員、厚生労働副大臣
- 藤縄善朗 - 埼玉県鶴ヶ島市長
- 塩川鉄也 - 衆議院議員
- 藤本正人 - 埼玉県議会議員
- 長峰宏芳 - 埼玉県議会議員
- 橋本光男 - 埼玉県副知事
- 川合善明 - 埼玉県川越市長
[編集] 研究者
- 会田茂樹 - 大阪大学教授
- 荒井耕 - 一橋大学准教授
- 礒田正美 - 筑波大学准教授
- 大槻知明 - 慶應義塾大学准教授
- 岡村了一 - 明治大学元理事長
- 片岡弘次 - 大東文化大学教授
- 兼田隆弘 - 大阪大学教授
- 神部勉 - 東京大学教授
- 小杉末吉 - 中央大学教授
- 小林良二 - 首都大学東京教授
- 齊藤正彰 - 北星学園大学准教授
- 坂野好幸 - 東京農工大学教授
- 塩野元美 - 日本大学医学部教授
- 篠原久典 - 名古屋大学教授
- 田村文生 - 神戸大学助教授
- 辻功 - 筑波大学名誉教授
- 永林惇 - 大東文化大学教授
- 橋本信夫 - 京都大学教授
- 長谷川栄 - 筑波大学名誉教授
- 花岡伸也 - 東京工業大学准教授
- 馬場旬平 - 東京大学准教授
- 廣田秋彦 - 島根大学医学部教授
- 福田弘 - 筑波大学教授
- 増田秀男 - 明治大学教授
- 増田正敏 - 東京国際大学教授
- 森下正 - 明治大学教授
- 矢部初男 - 電気通信大学教授
- 山川一陽 - 日本大学教授
- 雪田修一 - 法政大学教授
- 和田雄二 - 東京工業大学教授
[編集] 芸術家
[編集] その他
- 荒井裕樹 - 弁護士。青色発光ダイオード中村裁判原告側弁護団
- 手塚真輝 -ボランティア団体「夜鳥の界」リーダー。ホストクラブ経営者。
- 本多延嘉 - 新左翼活動家。元革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)書記長
- 吉川勇一 - 平和活動家(東大中退。ポポロ事件、砂川闘争に関わる。べ平連2代目事務局長)
- 脇田潤 - 作曲家・ゲームクリエイター
- 眞島真太郎 - アルテピアッツァ代表取締役・ゲームクリエイター
[編集] 関係者
[編集] その他
埼玉県内には川越高校のような公立男子校が他にもあり、特に偏差値が高く、伝統校である川越高校、熊谷高校、春日部高校を三校の頭文字が「K」であることから、まとめて「3K」と呼ばれている。また浦和高校も含めて埼玉の高校の「四天王」と呼ばれたりもする。

