木津川市
きづがわし 木津川市 | |||
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国 | 日本 | ||
地方 | 近畿地方 | ||
都道府県 | 京都府 | ||
市町村コード | 26214-5 | ||
法人番号 | 4000020262145 | ||
面積 |
85.13km2 | ||
総人口 |
78,653人 [編集] (推計人口、2024年4月1日) | ||
人口密度 | 924人/km2 | ||
隣接自治体 |
精華町、和束町、笠置町、井手町 奈良県奈良市 | ||
市の木 |
桜 (2007年11月17日制定) | ||
市の花 |
コスモス (2007年11月17日制定) | ||
木津川市役所 | |||
市長 | 谷口雄一 | ||
所在地 |
〒619-0286 京都府木津川市木津南垣外110番地9 | ||
外部リンク | 木津川市 | ||
ウィキプロジェクト |
木津川市(きづがわし)は、京都府南部の市。奈良時代に恭仁京が置かれた都市。2007年3月12日、相楽郡山城町・木津町・加茂町の3町が合併して発足した。京都府の市としては最南端に位置し、南は奈良県奈良市に接している。人口密度は山城地区で最も低いが、人口は全国から見ても増加傾向にある。[1] [2]
姉妹・交友都市
市勢
人口
- ニュータウン開発が行われる為に全国で有数の人口増加率である。
- 人口:70,283人
- 世帯数:24,733世帯
(2011年5月1日現在 出典:京都府推計人口)
市の発表するデータと異なる場合がある
市名の由来
- 市の中央部を流れる木津川に由来する。合併協議時には恭仁京市とする案も出たが、見送られた。
地理
京都府の南端に位置し、市名の由来となった木津川が流れる。 市域西部で湾曲する木津川に沿って形成された平野部とその縁をなすなだらかな丘陵、および北側、南東側の山地からなる。また、加茂地区西部に笠置町の飛び地が点在している。
市を縦断する形で国道24号が、横断する形で国道163号が通り、市内で交差、合流する交通の要衝である。また鉄道は、JR奈良線、学研都市線、関西本線が木津駅で合流し、西部には近鉄京都線も走っている。
近畿地方を代表する大都市である京都市、および大阪市都心から、ともに約30〜40km、また奈良市中心部から約8kmに位置し、上記の交通事情と相俟って各都市のベッドタウンとなっている。市の南西部は「相楽ニュータウン」を形成する住宅地である。
木津地区の街並み 木津字河原田で撮影 |
平城・相楽ニュータウンの街並み 兜台5丁目で撮影 |
山城地区の街並み 上狛字北的場で撮影 |
加茂地区の街並み 兎並字船屋で撮影 |
人口
平成22年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、9.61%増の69,768人であり、増減率は府下26市町村、36行政区域中ともに首位。
木津川市(に相当する地域)の人口の推移 | |||
総務省統計局 国勢調査より |
隣接する自治体
町名
別の町名でも同じ郵便番号が存在する。
旧木津町は旧町名を使用せずに大字表記・旧加茂町の町名は南加茂台を除いて「加茂町○○」旧山城町は「山城町○○」となっている。○○X~Xは丁目を表す。[4]
町名 郵便番号 町名 郵便番号 町名 郵便番号 市坂 619-0213 加茂町北下手 619-1121 加茂町森 619-1123 梅谷 619-0212 加茂町北大門 619-1136 加茂町山田 619-1111 梅美台1~8 619-0215 加茂町里 619-1152 加茂町例幣 619-1106 鹿背山 619-0211 加茂町勝風 619-1124 木津 619-0214 兜台1~7 619-0224 加茂町尻枝 619-1126 木津川台1~9 619-0225 加茂町井平尾 619-1102 加茂町銭司 619-1101 木津町 619-0217 加茂町岩船 619-1133 加茂町高去 619-1125 州見台1~8 619-0216 加茂町兎並 619-1112 加茂町高田 619-1144 相楽 619-0222 加茂町駅西1~2 619-1153 加茂町辻 619-1131 相楽台1~9 619-0223 加茂町駅東1~4 619-1154 加茂町西 619-1105 南加茂台1~15 619-1127 加茂町大野 619-1142 加茂町西小 619-1135 吐師 619-0221 加茂町大畑 619-1132 加茂町東小上 619-1134 山城町綺田 619-0201 加茂町岡崎 619-1103 加茂町東小下 619-1134 山城町上狛 619-0204 加茂町奥畑 619-1107 加茂町法花寺野 619-1141 山城町北河原 619-0206 加茂町河原 619-1104 加茂町美浪 619-1151 山城町神童寺 619-0203 加茂町観音寺 619-1143 加茂町南下手 619-1122 山城町椿井 619-0205 加茂町北 619-1113 加茂町南大門 619-1136 山城町平尾 619-0202
歴史
- 3世紀ごろから木津川が交通路として利用される[5]。
- 奈良時代には平城京などの都城建設に伴ない木材運搬用の港(木の津)として栄える[6]。
- 740年(天平12年)恭仁京が置かれ744年まで日本の首都になる。
- 2007年(平成19年)3月12日 相楽郡木津町・山城町・加茂町が合併し発足し、同時に「木」を図案化した市章を制定する。[7] [8] [9]
- 2007年(平成19年)11月17日 - 市の木と花を制定する。[10]
- 2008年(平成20年)1月11日 - 京丹後市と友好都市盟約を締結する。[3]
- 2008年(平成20年)9月1日 - 旧木津町役場の敷地に新庁舎が完成。地上7階建、免震構造を取り入れ、環境やバリアフリーに配慮した庁舎となっている。 [11]
- 2010年(平成22年)6月11日 - 人口が7万人を超える。[1]
行政
- 市長:河井 規子 - 旧木津町長
- 市長職務執行者(初代市長選出まで):藤原 秀夫(ふじわら ひでお) - 旧山城町長
歴代市長
代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
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1 | 河合規子 | 2007年(平成19年)4月22日 | 現役 |
行政
経済
産業
関西文化学術研究都市の一部であり、国や多数の企業の研究所が所在する。
国の研究機関
- 日本原子力研究開発機構関西光科学研究所(きっづ光科学館ふぉとん)
市内に研究開発拠点を持つ企業
-
きっづ光科学館ふぉとん
-
福寿園CHA研究センター
日本郵政グループ
農業協同組合(JA京都やましろ)
- 木津支店
- 加茂支店
- 山城支店
主要な商業施設
- 中村屋
- イオンモール高の原 - 奈良市にまたがる。2007年5月に開業した。
- 平和堂アルプラザ木津
- ガーデンモール木津川 - 2008年3月に開業した。
地域
警察
消防
-
加茂出張所
図書館
- 中央図書館
- 加茂図書館
- 山城図書館
病院
保健センター
- 木津保健センター
- 加茂保健センター
- 山城保健センター
児童館
- 木津児童館
- 小谷児童館
- 相楽療育教室
子育て支援センター
- 木津子育て支援センター
- 木津東部子育て支援センター
- 加茂子育て支援センター
- 加茂子育て支援センター
主要な公共施設
役所
施設名 | 画像 | 備考 |
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木津川市役所[13] [2] | 旧・木津町役場 | |
木津川市役所山城支所[13] [2] | 旧・山城町役場 | |
木津川市役所加茂支所[13] [2] | 旧・加茂町役場 | |
木津川市役所西部出張所[13] [2] | イオンモール高の原内 |
その他
- 京都府木津総合庁舎
- 木津地方合同庁舎(法務局、検察庁、ハローワーク)
- 木津簡易裁判所
-
京都府木津総合庁舎
市内の主なニュータウン
公園
下記の公園は都市公園法で定められている公園である
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キャンプ場
- 山城町森林公園(レストヴィレッジ山城)
スポーツ施設
- 木津グラウンド
- 兜谷公園テニスコート、グラウンド
- 木津川台公園テニスコート、グラウンド
- 梅美台公園テニスコート
- 市民スポーツセンター
- 中央体育館
- 赤田川グラウンド
- 加茂グラウンド
- 塚穴公園テニスコート
- 加茂体育館
- 山城コミュニティ運動広場
- 不動川公園
- 上狛駅東公園
- 加茂プール
- やすらぎタウン山城プール
ホール・集会場・公民館
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教育
保育園
公設公営
- 木津保育園
- 相楽保育園
- 清水保育園
- 相楽台保育園
- 木津川台保育園
- いづみ保育園
- 南加茂台保育園
- やましろ保育園
公設民営
- 兜台保育園(運営:愛光福祉会)
- 梅美台保育園(運営:若竹福祉会)
民設民営
- 愛光保育園(運営:愛光福祉会)
- 州見台さくら保育園(運営:育宝会)
- なごみ保育園(運営:奈良福祉会)
幼稚園
- 木津川市立木津幼稚園
- 木津川市立相楽幼稚園
- 木津川市立高の原幼稚園
- みかのはら幼稚園
小学校
- 木津川市立木津小学校
- 木津川市立相楽小学校
- 木津川市立相楽台小学校
- 木津川市立木津川台小学校
- 木津川市立高の原小学校
- 木津川市立梅美台小学校
- 木津川市立州見台小学校
- 木津川市立上狛小学校
- 木津川市立棚倉小学校
- 木津川市立加茂小学校
- 木津川市立恭仁小学校
- 木津川市立当尾小学校
- 木津川市立南加茂台小学校
- 木津川市立木津小学校鹿背山分校
- 同志社国際学院初等部・国際部
中学校
高等学校
-
京都府立木津高等学校
-
京都府立南陽高等学校
大学
交通
鉄道
※現在、大和路線平城山駅と木津駅との間に新駅を予定している。
※なお、木津川市民の利用者が多い駅は、奈良県奈良市にある近鉄京都線高の原駅である。
バス
奈良交通の路線のほか、旧町単位で以下のコミュニティバス・福祉バスが運行されている。
- きのつバス(旧木津町域を中心に運行)
- ■木-1(梅谷~木津川市街~高の原駅)
- ■木-2(鹿背山~木津川市街~高の原駅)
- ■木-3(木津川台~木津川市街~高の原駅)
- 加茂コミュニティバス(旧加茂町域で運行)
- ■当尾線
- ■奥畑線
- ■銭司線
- ■西線
- ■山田線
- ■大畑線
- ■南加茂台線
- ■観音寺線
- ■加茂通学線
- 山城送迎循環バス(旧山城町域で運行)
- ■山城線
- ■神童子線
市ではこれらを再編することにしており、2008年11月からまず加茂地域・山城地域について社会実験を行っており、さらに2009年からは木津地域でも社会実験を行う予定。
道路
- 高速自動車国道
- 市内には路線なし
- 一般国道有料道路
- 一般国道(無料区間)
※いずれも一般国道番号が若く、木津川市の大動脈である。
※道路案内標識の表記は、通常ならば「京都」「奈良」のように行政区分名を付けずに「木津川」となるところだが、河川の木津川との混同を避けるため、「木津川市(Kizugawa City)」という表記となっている(徳島県吉野川市、徳島県三好市も同様)。
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
名所・旧跡
- 和泉式部墓
- 平重衡墓
- 蟹満寺
- 海住山寺
- 浄瑠璃寺
- 岩船寺
- 常念寺
- 山城国分寺跡(恭仁宮跡)
- 御霊神社
- 銭司遺跡
- 白山神社
- 以仁王墓所 高倉神社 山城町綺田神ノ木
- 和伎座天乃夫岐売神社(湧出の宮)
- 当尾の石仏
- 松下社会科学振興財団松下資料館
- きっづ光科学館ふぉとん
- 京都府立山城郷土資料館
祭り
その他
毎年中学生をアメリカロサンゼルスサンタモニカ市にホームステイさせる海外派遣事業がある。
出身有名人
木津地域
山城地域
加茂地域
脚注
- ^ a b c “人口が70,000人を超えました”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ a b c d e “広報 きづがわ2007年4月号”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ a b “京丹後市と友好都市盟約を締結”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ “町、字の区域及び名称の取扱い”. 木津町・山城町・加茂町合併協議会. 2012年5月19日閲覧。
- ^ 木津川市・市のプロフィール
- ^ 木津川市・市のプロフィール
- ^ “木津川市章”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ “木津川市章”. 木津川市例規集. 2012年5月19日閲覧。
- ^ “市町の廃置分合”. 木津川市例規集. 2012年5月19日閲覧。
- ^ “木津川市の木と花を制定しました”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ “広報 きづがわ2008年9月号”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r “病院、警察、消防署、郵便局など”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
- ^ a b c d “市役所・支所の案内”. 木津川市. 2012年5月19日閲覧。
外部リンク
- 木津川市役所
- 相楽中部消防組合消防本部 - 当市と、精華町を除く相楽郡3町村で構成。
井手町 | 和束町 | |||
精華町 | 笠置町 | |||
木津川市 | ||||
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