近鉄奈良駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
近鉄奈良駅
駅全景(2010年1月11日撮影)
駅全景(2010年1月11日撮影)
きんてつ なら
- KINTETSU-NARA -
新大宮 (1.7km)
所在地 奈良県奈良市東向中町29
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
所属路線 奈良線
キロ程 26.7km(布施起点)
大阪難波から32.8km
京都から39.0km
電報略号 ナラ
駅構造 地下駅
ホーム 4面4線
乗降人員
-統計年度-
51,147人/日
-2012年-
開業年月日 1914年大正3年)4月30日
* 駅名改称経歴
- 開業約2ヵ月後 奈良(高天町)→奈良駅
- 1930年頃 奈良駅→大軌奈良駅
- 1941年 大軌奈良駅→関急奈良駅
- 1944年 関急奈良駅→近畿日本奈良駅
- 1970年 近畿日本奈良駅→近鉄奈良駅

近鉄奈良駅
配線図
新大宮駅
4 3 2 1


STRg STRf
KRWgl+l KRWgr+r
KRW+l KRWrf KRWlf KRW+r
STR+BSl STR+BSlr STR+BSlr STR+BSlr
STR+BSl STR+BSlr STR+BSlr STR+BSlr
ENDEe+BSel STR+BSlr STR+BSlr STR+BSlr
leer+BS ENDEe+BSelr STR+BSlr STR+BSlr
leer+BS leer+BS ENDEe+BSelr ENDEe+BSelr
プラットホーム
駅の表札
駅遠景

近鉄奈良駅(きんてつならえき)は、奈良県奈良市東向中町にある近畿日本鉄道(近鉄)奈良線。同線の終点。

駅構造[編集]

櫛形ホーム4面4線の、奈良県内では唯一の地下駅。改札口は東西双方に設けられている。コンコースは広く、修学旅行生の集合場所に使われることも。近年はそのスペースを利用して、近鉄の奈良駅営業所(旅客案内窓口)、奈良市の酒造会社・奈良豊澤酒造が運営する立ち飲み処「蔵元 豊祝」、イタリアンカフェの「カフェ チャオプレッソ」(運営は近鉄リテールサービス)、ドラッグストアのマツモトキヨシなどの店舗が設けられている。

1914年の大阪電気軌道開業以来、翌年の日本万国博覧会開催を控えて実施された1969年12月の地下線切り替えまでは併用軌道の終端に位置する地上駅であり、現在のバスターミナルに相当する区画を中心に、櫛桁式配置のプラットホームや駅舎などが設置されていた。

駅ビルである奈良近鉄ビルは2009年に全面改装され、特に1階周辺やビル全体の外観が大きく変わった。1階には、奈良市観光協会が運営する「近鉄奈良駅総合観光案内所」がある。階上には、近鉄観光グループの中国料理店「百楽」、イタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」、日本赤十字社献血ルームなどが入居している。

駅ビルには当初、大口テナントとして6階から8階に奈良ホテル別館が入居していたが、採算性の問題から1991年6月に撤退した。また3・4階に歴史・観光の展示館「なら奈良館」(旧・奈良歴史教室)があったが、奈良市の事業仕分けで「不要」と判定され、2011年3月で閉館した。

駅長が置かれ、当駅と新大宮駅を管理している[1]

のりば[編集]

1 - 4 奈良線 大和西大寺大阪難波尼崎神戸三宮京都国際会館方面

備考

  • ホーム有効長は1・2番線が10両、3番線が8両、4番線が6両。
  • 特急列車は3・4番線から、大阪方面の快速急行・急行は1・2番線から出ることが多いが、必ずしも固定されているわけではない。また、京都方面の急行に至っては平日と土休日で発着番線が大きく変わる。
  • 1・2・3番線には降車ホームがあるが、4番線のみ設けられていない。
  • 自動改札機東芝製のものが設置されている。全てPiTaPaICOCAに対応。このうち、色が赤いもの (EG-2000) は出場時2枚一括処理に対応。

利用状況[編集]

2012年度の1日の乗降人員は51,147人で、奈良線では学園前に次いで2位である。

近年における特定の1日乗降人員は以下の通りである。調査年によって1万人前後の変動がある。


1日平均乗車人員は下記の通り[4][5]

年度 1日平均
乗車人員
1995年 49,347
1996年 47,724
1997年 45,335
1998年 44,188
1999年 42,511
2000年 40,854
2001年 39,712
2002年 38,441
2003年 37,041
2004年 36,122
2005年 35,089
2006年 35,136
2007年 34,485
2008年 34,646
2009年 34,087
2010年 34,295
2011年 31,891
2012年 31,520

駅周辺[編集]

JR西日本の奈良駅に比べて奈良市中心寄りに位置する。付近は娯楽施設、商業施設や各金融機関の奈良支店が集まり、それらに足を運ぶ地元住民が多い。

平日の主な利用客は奈良交通バスを通じて市内東南部や京都府木津川市旧加茂町方面)までの広範囲から集まる通勤・通学客であり、大阪圏有数のベッドタウン駅である。また奈良県・国の出先機関など官公庁への利用客もある。

南側は県都・奈良の顔として、ショッピングなどの娯楽施設の密集地、南都銀行など県内企業の本支店も多い。駅を西に出ると小西通り、東に出ると東向通り。どちらも南下すると、東西に走る奈良市街の目抜き通り、三条通りに至る(因みに駅が面しているのは登大路・大宮通り)。

東側は古い社寺を含む観光名所、奈良公園は東へ坂を上がる。奈良県官庁街もこの方向である。 三条通りを東に向かえば猿沢池、三条通りから更に南に向かうとならまちと呼ばれる古い町並みが続く。 北側は古くからの市街地であり、奈良きたまち散策スポット(まちかど博物館)として脚光を浴びつつある。奈良女子大学はこの域内に位置する。

駅北側[編集]

駅南側[編集]

バス[編集]

奈良交通一般路線[編集]

(※2013年3月17日現在)

1番のりば(市内循環・大仏殿春日大社・高畑町方面)

  • 2系統:市内循環外回り(大仏殿春日大社前→高畑町→紀寺町→JR奈良駅)
  • 6系統:中循環外回り(12時台まで発車、午後は内回りに)
  • 15・72・87・129・160系統:高畑町 行
  • 70・97・98系統:春日大社本殿 行

2番のりば般若寺・奈良阪・青山住宅方面)

  • 27・81・117・118系統:青山住宅 行

3番のりば(下山・天理方面)

  • 34系統:米谷町 行(下山・奈良東病院経由)
  • 44系統:天理駅 行(下山・添上高校経由)
  • 51系統:下山 行(古市経由)
  • 50系統:天理駅 行(下山・櫟本経由)
  • 53系統:窪之庄 行(下山経由)
  • 73系統:シャープ総合開発センター 行(下山・櫟本経由)
  • 82系統:天理駅 行(下山・櫟本・憩の家病院経由)
  • 92系統:天理駅 行(下山・櫟本・憩の家外来棟経由)
  • 192系統:天理駅 行(下山・奈良東病院・憩の家外来棟経由)
  • 250系統:天理駅 行(下山・奈良東病院経由)

4番のりば(広岡・柳生・月ヶ瀬/山村町・藤原台/下水間方面)

  • 55系統:奈良佐保短期大学
  • 56系統:山村町 行
  • 57系統:藤原台 行
  • 58系統:山村町 行(奈良佐保短期大学経由)
  • 59系統:藤原台 行(同上)
  • 61系統:鹿野園町 行(同上)
  • 62系統:山村町 行(藤原台経由)
  • 77系統:緑ヶ丘浄水場前 行
  • 94系統:石打 行(柳生・梅の郷月ヶ瀬温泉経由)
  • 96系統:下狭川 行
  • 100系統:柳生 行
  • 101系統:柳生 行(興東中学校経由)
  • 102系統:邑地中村 行(柳生経由)
  • 105系統:広岡 行
  • 106系統:広岡 行(興東中学校経由)
  • 120系統:奈良市都祁交流センター 行(下水間・針インター経由)
  • 122系統:下水間 行
  • 123系統:奈良春日病院 行
  • 124系統:北野 行(下水間経由)

8番のりば(薬師寺・郡山・法隆寺方面)

  • 22系統:県立図書情報館 行(済生会奈良病院経由)
  • 23系統:済生会奈良病院 行(三条桧町径由)
  • 52系統:法隆寺前 行(JR奈良駅近鉄郡山駅・小泉経由)
  • 63・70・72系統:六条山 行(唐招提寺・薬師寺・西ノ京駅経由)
  • 88系統:近鉄郡山駅 行(JR奈良駅経由)
  • 97系統:法隆寺前 行(JR奈良駅・薬師寺・近鉄郡山駅・法起寺経由)

9番のりば(市内循環)

  • 1系統:市内循環内回り(JR奈良駅→紀寺町→高畑町→近鉄奈良駅)
  • 5系統:中循環内回り(13時台以降のみ)

10番のりば(奈良市庁方面)

  • 27系統:二条大路南一丁目 行(JR奈良駅西口・奈良市庁前経由)
  • 28系統:恋の窪町 行(JR奈良駅西口・奈良市庁前経由)
  • 129系統:二条大路南一丁目 行(奈良市庁前経由)

11番のりば(尼ヶ辻・学園前方面)

  • 43系統:県立奈良病院前 行(JR奈良駅・尼ヶ辻駅経由)
  • 48系統:学園前駅 行(JR奈良駅・尼ヶ辻駅・東坂経由)
  • 160・161系統:学園前駅行(JR奈良駅西口・阪奈道路経由)
  • 75系統:国道横田行(奈良市庁前径由)

12番のりば(大安寺方面)

  • 79・87・90系統:シャープ前 行
  • 81系統:大安寺 行(JR奈良駅西口経由)
  • 85系統:杏南町 行(同上)
  • 86系統:イオンモール大和郡山 行(JR奈良駅・杏南町経由)
  • 135・136系統:白土町 行(JR奈良駅・シャープ前経由)

13番のりば(法華寺・加茂方面)

  • 12系統:西大寺駅 行(法華寺平城宮跡経由)
  • 13・15・131系統:航空自衛隊
  • 14系統:西大寺駅 行(法華寺・航空自衛隊経由)
  • 108系統:南加茂台五丁目 行(ドリームランド・梅美台二丁目経由)
  • 208系統:南加茂台五丁目 行(ドリームランド・梅美台五丁目経由)
  • 109系統:加茂駅 行(ドリームランド・梅美台二丁目・南加茂台五丁目経由)
  • 209系統:加茂駅 行(ドリームランド・梅美台五丁目・南加茂台五丁目経由)
  • 112系統:浄瑠璃寺 行(急行、木津南ソレイユ経由)
  • 115系統:高の原駅 行(ドリームランド・佐保台三丁目経由)
  • 130系統:平城山駅東口 行(同上)

14番のりば(JR奈良駅方面)

  • 12・13・14・108・109・112・113・115・130系統:JR奈良駅西口 行
  • 16・19系統:杏中町 行(JR奈良駅・宮の森町西口経由)

21番のりば(州見台方面)

  • 153・154系統:州見台八丁目 行(般若寺・奈良阪・梅谷口経由)

高速バス・空港バス[編集]

【 】内は運行会社 12番のりば

20番のりば

廃止・撤退したバス路線[編集]

かつては、近鉄バス京阪バス奈良交通京都駅、近鉄バスが大阪梅田まで運行していた事もあった。

リニューアル前の駅舎
駅遠景

歴史[編集]

  • 1914年大正3年)
    • 4月30日 - 大阪電気軌道上本町 - 奈良(高天町)間開業と共に仮駅で開業。
    • 7月8日 - 奈良駅の本駅が完成(現在の大宮通西行車線と駅ビル北側部分の地上区画に存在。当時の大宮通は近鉄奈良駅より西側は現東行車線のみ、同駅より東側は現西行車線のみの幅員であった)。
  • 1930年昭和5年)頃 - 大軌奈良駅に改称。
  • 1930年 2月 - 降車ホームを上本町寄り本線上に設置。乗降分離を実施。
  • 1941年(昭和16年)3月15日 - 関西急行鉄道発足(大軌と参宮急行電鉄が合併)に伴い関急奈良駅に改称。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 近畿日本鉄道発足(関急と南海鉄道が合併。ただし南海線は後に再分離)に伴い近畿日本奈良駅に改称。
  • 1968年(昭和43年)4月 - 新大宮 - 近畿日本奈良間地下線建設工事着工。
  • 1969年(昭和44年)12月9日 - 地下化。
  • 1970年(昭和45年)
  • 1988年(昭和63年)3月18日 - 1・2番線の延長工事が完成した(同年1月)ため、当駅発着列車の10両運転を本格開始[6]
  • 1991年平成3年)6月 - 駅ビル内の奈良ホテル別館が閉館。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。

隣の駅[編集]

近畿日本鉄道
奈良線(京都線直通列車も含む)
快速急行・急行・準急・区間準急・普通
新大宮駅 - 近鉄奈良駅
  • 1969年の地下化以前は、新大宮駅の代わりに油阪駅が存在した。

出典・脚注[編集]

  1. ^ 『HAND BOOK 2010』、近畿日本鉄道総合企画部編、2010年9月
  2. ^ 駅別乗降人員 奈良線 - 近畿日本鉄道
  3. ^ 近畿日本鉄道|駅別乗降人員 奈良線 橿原線 天理線
  4. ^ 奈良県統計年鑑
  5. ^ 奈良市統計書「統計なら」
  6. ^ 1982年3月18日から当駅に10両編成列車が発着しているが、この時までは難波寄り2両をドアカットしていた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]