幌向駅
幌向駅 | |
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駅舎部(2009年3月25日) | |
ほろむい Horomui | |
◄A10 豊幌 (3.2 km) (5.9 km) 上幌向 A12► | |
所在地 | 北海道岩見沢市幌向南1条 |
駅番号 | ○A11 |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | ■函館本線 |
キロ程 | 316.7 km(函館起点) |
電報略号 | ムイ |
駅構造 | 橋上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,338人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1882年(明治15年)11月13日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
幌向駅(ほろむいえき)は、北海道岩見沢市幌向南1条にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA11。電報略号はムイ。
歴史
- 1882年(明治15年)11月13日 - 官営幌内鉄道の幌向太フラグ・ステーションとして開業[1]。位置は現在より約800m江別寄りの幌向川右岸近くで、駅舎は現在とは反対の北側に設置された[2]。
- 1883年(明治16年)4月以前 - 幌向駅に改称、およびフラグステーションから一般駅となる[2][3]。
- 1889年(明治22年)12月11日 - 北海道炭礦鉄道に譲渡。
- 1893年(明治26年)3月21日 - 停車場移転による改キロ(岩見沢側に約800m移転)[1][4]。
- 1895年(明治28年)
- 1900年(明治33年)11月 - 停車場類焼[5]。
- 1901年(明治34年)下期 - 駅舎新築[5]。
- 1906年(明治39年)10月1日 - 北海道炭礦鉄道の鉄道路線国有化により、国有鉄道に移管。
- 1962年(昭和37年)8月18日 - 駅舎改築。
- 1974年(昭和49年)9月5日 - 貨物取扱い廃止[1]。
- 1978年(昭和53年)10月2日 - 業務委託化[6]。
- 1984年(昭和59年)2月1日 - 荷物取扱い廃止[1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR北海道に継承。
- 1998年(平成10年)3月20日 - 駅舎改築。地上駅舎から橋上駅舎に[7]。
- 2001年(平成13年)4月1日 - 駅業務を北海道ジェイ・アール・サービスネットに委託。
- 2007年(平成19年)10月 - 駅番号設定。
- 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。
- 2016年(昭和28年)3月14日 - キヨスク廃止[8][9]。
駅名の由来
アイヌ語のポロ・モイに当て字をしたもので、意味は「大きな淀み(のある川)」という説が有力。その他「大いなる薮」や「大きな渦(ができて鮭や鱒のよく集る場所)」説などがある。 幌向川が石狩川へ合流する辺りは、古来からポロ・モイ・プトと呼ばれるアイヌのコタンがあった場所で、当初のフラグステーション名「幌向太」はこれに当て字をしたもの。明治16年より幌向村が設置されたが、駅名も同時期に「幌向」と改称されている[10]。
駅構造
ホームは2面3線で島式ホームと相対式ホーム向かい合わせに設置されている。なお、苗穂~幌向駅間のダイヤ上には試運転列車用のスジが用意されており、この駅で折り返す試運転列車の姿が見受けられる。橋上駅舎化される前は、1番線と2番線の間に中線が存在した。
業務委託駅(北海道ジェイ・アール・サービスネット)。みどりの窓口(営業時間6時00分~0時40分)、自動券売機、簡易自動改札機、簡易Kitaca改札機、キヨスクが設置されている。
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改札口(2009年3月25日)
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ホーム(2009年3月22日)
- のりば
1 | ■函館本線(上り本線) | 江別・札幌・手稲・小樽方面 |
2 | ■函館本線(上下折返し・待避線) | |
3 | ■函館本線(下り本線) | 岩見沢・滝川方面 |
駅周辺
周りには鉄道防風林と住宅が広がっている。駅周辺の幌向地区は札幌市のベッドタウンとして大規模住宅開発が進み、市の人口の10分の1にあたる8,000人近くの人口を抱える街となった。
- 国道12号
- 岩見沢市役所幌向サービスセンター
- 岩見沢警察署幌向駐在所
- 岩見沢幌向郵便局
- 空知信用金庫幌向支店
- いわみざわ農業協同組合(JAいわみざわ)幌向支所
- 北海道中央バス・岩見沢市営バス「幌向駅前」停留所
利用状況
北海道旅客鉄道によると、2013年度の1日平均の乗車人員は1,338人であり減少傾向にある。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
2000 | 1,602 |
2002 | 1,595 |
2002 | 1,561 |
2003 | 1,575 |
2004 | 1,560 |
2005 | 1,571 |
2006 | 1,538 |
2007 | 1,480 |
2008 | 1,505 |
2009 | 1,478 |
2010 | 1,452 |
2011 | 1,420 |
2012 | 1,394 |
2013 | 1,338 |
隣の駅
脚注
- ^ a b c d 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』1998年10月 JTB編集・発行。
- ^ a b 北海道立図書館 北方資料デジタルライブラリー 幌内鉄道敷地並用地図 第4巻 自江別至幌内 明治16年4月発行
- ^ 幌内鉄道敷地並用地図 第4巻 自江別至幌内 において、副本線を有し、「幌向停車場」と記載されている。一方、第3巻 自札幌至江別 では白石を「白石休泊所」と記述しており、「停車場」と「休泊所(フラグステーション)」を明確に区別している事から、既にこの時点で正式な駅になっていたと判断される。
- ^ 北海道炭礦鉄道会社 営業報告では、第四回報告に明治24年8月19日内務大臣より移転許可が出されたことのみ記載。
- ^ a b c d 『北海道鉄道百年史 上巻』1976年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行、第5章北海道炭礦鉄道/第5節改良及び埋立工事/第1改良。
- ^ 『北海道鉄道百年史 下巻』1981年3月 日本国有鉄道北海道総局 編集・発行、第5編資料/1年表。
- ^ a b “新駅舎はホーム上 幌向駅橋上化が完成”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1998年3月21日)
- ^ “JR深川駅キヨスク、68年の歴史に幕 市民ら「時代の流れ」でも寂しい”. 北海道新聞. (2016年2月16日) 2016年2月16日閲覧。
- ^ 深川・滝川・幌向…3駅のキヨスク今春閉店 販売不振で - 北海道新聞(Archive.is)
- ^ 岩見澤市史 昭和38年8月発行。