小樽築港駅

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小樽築港駅
駅舎とホームの様子(2005年2月)
駅舎とホームの様子(2005年2月)
おたるちっこう - Otaru-Chikkō
S14 南小樽 (2.1km)
(3.1km) 朝里 S12
所在地 北海道小樽市築港1丁目
駅番号 S13
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 256.2km(函館起点)
電報略号 タコ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
2,336人/日(降車客含まず)
-2011年度-
開業年月日 1910年明治43年)11月21日
備考 社員配置駅
みどりの窓口 有
小樽築港駅
おたるちっこう - Otaru-Chikkō
(3.2km) 浜小樽
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 函館本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(当駅起点)
開業年月日 1932年昭和7年)7月1日
廃止年月日 1984年(昭和59年)2月1日

小樽築港駅(おたるちっこうえき)は、北海道小樽市築港にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。快速「エアポート」や「ニセコライナー」の停車駅。駅番号S13

本稿では、駅周辺の小樽市築港1-1にある日本貨物鉄道(JR貨物)のコンテナ集配基地である小樽築港オフレールステーション(小樽築港ORS)についても記述する。

駅構造[編集]

1面2線の島式ホームを有する地上駅社員配置駅で、みどりの窓口(営業時間は5時30分から23時00分まで)・自動券売機自動改札機・キヨスクがある。

かつて小樽築港機関区のあった駅の北西に、保線車両・除雪車両の留置線や資材基地が置かれている。

のりば
1 函館本線(上り) 小樽倶知安方面
2 函館本線(下り) 手稲札幌新千歳空港岩見沢方面

小樽築港オフレールステーション[編集]

JR貨物のコンテナ集配基地で、小樽築港駅の西側1kmほどの場所にある。ここでは12ftコンテナのみを取り扱っている。貨物列車の代替のトラック便札幌貨物ターミナル駅との間に1日4往復運行する。

国鉄分割民営化前の1986年(昭和61年)11月に小樽築港駅での貨物の取扱いが廃止された。同時に小樽築港コンテナセンターが設置され、トラック代行輸送が開始された。その後、2006年(平成18年)4月に、コンテナセンターからオフレールステーションに改称した。

駅周辺[編集]

ウイングベイ小樽

バス路線[編集]

「小樽築港駅」停留所(南側・国道5号線沿い)

「ぱるて築港」停留所(北側・駅前ロータリー内)

  • 北海道中央バス
    • おたる散策バスA マリンコース 小樽駅前行き
    • 1 ぱるて築港線 新日本海フェリー行き、小樽駅前行き
    • 33 新光ぱるて築港線 新光2丁目行き、新南樽市場行き
    • 36 望洋台ぱるて築港線 望洋台シャンツェ下行き、新南樽市場行き
    • 37 最上ぱるて築港線 最上町行き
    • 38 おたもいぱるて築港線 おたもい入口行き
    • 42 赤岩ぱるて築港線 かもめヶ丘団地行き
    • 46 奥沢ぱるて築港線 天神町行き

利用状況[編集]

  • 2011年度の1日平均の乗車人員は約2,336人である。

歴史[編集]

1976年の小樽築港駅と小樽機関区、周囲約1.75km範囲。下側を走るのが本線で、左が小樽駅方面。右下カーブの頂点に当駅の駅舎と島式ホーム1面2線がある。駅舎側は貨物ホームとして使用され、小樽寄りに引込線が3本敷かれている。既に石炭船積駅としての役目は終わっており、海上桟橋の基礎や構内配線はまだそのまま残されているが、左上では現・勝納埠頭の埋立が始まっており、かつての貯炭ヤードには土木資材が置かれている。また右側の港湾設備には多くの木材が浮かび、木材取扱いが主要になっている。機関区は半円以上閉じた大きな扇形車庫が残り、その外側を左端に向けて浜小樽駅への貨物支線が敷かれている。機関庫の上の青い屋根の建家は小口貨物取扱い上屋で、右端の青い屋根は車扱貨物の上屋であった。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

防波堤などの港湾工事の基地とするために開業した駅で、かつては貨物ヤード小樽築港機関区を擁する大規模な駅であった[1]。現在は快速エアポート、快速ニセコライナー、区間快速いしかりライナーが停車する快速停車駅として発展している。

  • 1910年明治43年)11月21日 - 国鉄の駅として開業。一般駅
  • 1918年大正7年)10月 - 2代目駅舎竣工[1]
  • 1927年昭和2年)7月1日 - 小樽機関庫を廃止し、当駅に小樽築港機関庫を設置。
  • 1928年(昭和3年)- 手宮駅の石炭船積設備能力不足及び老朽化対策として小樽築港の石炭船積設備整備第1期工事着工。
  • 1932年(昭和7年)7月1日 - 浜小樽駅への貨物支線が開業。操車場操業開始。
  • 1937年(昭和12年)
    • 3月25日 - 石炭船積設備整備第1期工事竣工。貯炭場及び陸上桟橋、海上桟橋(長さ144m、幅35.25m)[2]設置。貯炭場線、積出線敷設。
    • 4月 - 石炭船積設備整備第2期工事着工。
  • 1940年(昭和15年)2月 - 石炭船積設備整備第2期工事竣工。積出装置拡張。
  • 1950年(昭和25年)2月10日 - 小樽築港客貨車区設置。
  • 1964年(昭和39年)10月1日 - 小口貨物取扱い上屋新設、南小樽駅及び小樽駅の小口及び小口混載貨物の取扱いを廃止し当駅へ集約。
  • 1965年(昭和40年)10月1日 - 車扱貨物取扱い上屋新設、南小樽及び小樽駅の車扱貨物の取扱いを廃止し当駅へ集約。
  • 1968年(昭和43年)4月1日 - 石炭産業の斜陽化に伴い石炭船積設備及び海上桟橋廃止。
  • 1980年(昭和55年)10月1日 - 小樽築港客貨車区が札幌客貨車区小樽築港支区となる。
  • 1982年(昭和57年)3月1日 - 荷物の取扱を廃止。
  • 1984年(昭和59年)2月1日 - 浜小樽駅への貨物支線が廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月1日 - 貨物の取扱を廃止し、旅客駅となる。小樽築港コンテナセンターを設置し、自動車代行輸送を開始。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道の駅となる。コンテナセンターはJR貨物が継承する。
  • 1999年平成11年)2月 - 駅隣接の複合商業施設マイカル小樽(現・ウイングベイ小樽)オープンに合わせて、小樽市が総工費7億円をかけて3代目の駅舎を新築し、完成後にJR北海道へ無償譲渡した。同時に自動放送及び自動改札機を導入。
  • 2006年(平成18年)4月1日 - 小樽築港コンテナセンターが小樽築港オフレールステーションに改称。
  • 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
函館本線
快速「ニセコライナー」「エアポート
南小樽駅 (S14) - 小樽築港駅 (S13) - 手稲駅 (S07)
区間快速「いしかりライナー」・普通
南小樽駅 (S14) - 小樽築港駅 (S13) - 朝里駅 (S12)

脚注[編集]

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  1. ^ a b 交通新聞2010年7月5日
  2. ^ 札幌工事局70年史 昭和52年発行 P555 小樽水陸連絡設備計画表、P556 小樽築港駅石炭積上設備略図。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]