北海道キヨスク

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北海道キヨスク株式会社
HOKKAIDO KIOSK CORPORATION
Kiosk logos.svg
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:060-0002
北海道札幌市中央区北2条西2丁目8番地1
設立 1987年6月3日
(営業開始)1987年7月1日
業種 小売業
事業内容 小売業、飲食業など
代表者 代表取締役社長 栗原進
資本金 5億円
売上高 176億6,200万円(2013年3月期)
従業員数 900名(2014年1月1日現在)
主要株主 北海道旅客鉄道株式会社(100%)[1]
外部リンク http://www.hkiosk.co.jp/
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北海道キヨスク(ほっかいどうキヨスク)は北海道札幌市中央区に本社を置く北海道旅客鉄道(JR北海道)の子会社である。

概要[編集]

JR北海道管内の駅構内や札幌市交通局地下鉄駅構内にある駅売店キヨスク、コンビニエンスストアみやげ専門店や書店飲食店などを経営している。

1987年に「北海道キヨスク株式会社」として設立され、現在に至る。

沿革[編集]

主な事業[編集]

キヨスク事業[編集]

根室駅のキヨスク 北見駅のコンビニキヨスク
根室駅のキヨスク
北見駅のコンビニキヨスク

北海道キヨスクは飲食物、土産物、新聞などを販売する「キヨスク」と、顧客の要望などに柔軟に対応する事を目的とした店舗である「コンビニキヨスク」をJR駅構内、札幌市営地下鉄駅構内、JR札幌病院で展開している。また、かつてのJR線(旧国鉄線を含む)の駅にも所在している場合がある。

全店でコンビニエンスストア同様にPOSを導入している。2009年末現在、従来タイプのキヨスクが125店舗、コンビニキヨスクが15店舗の体制で営業している。Kitacaエリア内であれば、一部店舗を除いてKitacaによる決済が可能である。加えて、一部地下鉄駅構内の店舗ではSAPICAにも対応している。

また、自社の書店事業とコンビニキヨスクの融合にも取り組んでおり、コンビニキヨスク東室蘭店は複合店舗となっている。その他、札幌駅でのマッサージ店(てもみん)を展開している。

プライベートブランド[編集]

うらら

北海道キヨスクはプライベートブランド商品を開発している。くるみパンなどの食品、ペットボトル緑茶『うらら』などの飲料、焼き菓子の『恋の町札幌』『きた灯り』などの土産物が挙げられる。これらの商品はキヨスクだけでなく、スーベニアキヨスクでも販売されている。

スーベニア事業[編集]

北海道ブランドを軸にした「スーベニアキヨスク」を展開している。通常のキヨスクやコンビニキヨスクよりも北海道ブランドの商品が多く扱われている。2009年末で13店舗展開している。札幌西店の一部で「スイーツステーション」、羽田空港内の「北海道四季彩館」と鉄道博物館内レストランへの商品提供などを行っている。

また、駅に設置されているコインロッカーや自動販売機もスーベニア事業が担当している。

基本的にキヨスク事業と同じで一部店舗でKitacaによる決済が可能である。

コンビニエンスストア事業[編集]

セブン-イレブン北海道ST千歳店 看板や窓に"Kiosk"が示されている

1988年(昭和63年)11月2日に五稜郭駅前に「ジャストロール」として独自にコンビニエンスストアを出店したのが始まりである[2]

2000年(平成12年)までは「ジャストロール」のブランド名で独自に展開していた。

2000年(平成12年)から2010年(平成22年)までは南小樽駅桑園駅新琴似駅千歳駅真駒内駅宮の沢駅宮の沢バスターミナル)でサンクスを運営。サンクスが行っているほぼ全ての業務を取り扱い、北海道キヨスク独自ブランド商品も置いていた。代金決済はサンクスに準じクレジットカードやEdyなどが使用でき、Kitacaは2010年9月27日より取扱を開始した[3][4]。宮の沢バスターミナル店は2008年(平成20年)に閉店している。

ただし、2010年(平成22年)10月時点では独自に運営していた「キヨスク」という店名でのコンビニエンスストア店舗が17店で、「サンクス」として運営していた5店を大きく上回っていたく[5]

2010年(平成22年)10月13日にサークルKサンクスとの契約が終了したため、その時点で経営していた「サンクス」5店を含めた6店を同年11月1日に「セブンイレブン」に転換する形でブランドを変更した[5]

大麻駅ではコンビニキヨスクと札幌弘栄堂書店を閉店しセブン-イレブンとなった。業務や代金決済はセブン-イレブンに準じ、Kitacaは2011年(平成23年)3月18日より取扱を開始した[6]。2011年(平成23年)にはST大通東店が開店。2012年(平成24年)には4月1日のコンビニキヨスク大通店のセブン-イレブン転換を皮切りに新規1店舗、既存5店舗の出店・転換を予定している[7]。ST大通店、ST大通東店、ST大通B2店、ST真駒内店、ST真駒内改札前店ではSAPICAにも対応している。

書店事業[編集]

書店の札幌弘栄堂書店を展開している。北郷店ではレンタルビデオ店(GEO)を併設しているほか、コンビニキヨスクとの複合店舗が1店ある。2009年末で6店舗+1店舗展開している。

札幌弘栄堂書店全店で使用できるポイントカードサービスのほか、e-honによる本の取り寄せサービスなどが利用できる。駅構内以外にも展開している事業形態である。

100円ショップ事業[編集]

札幌エスタ、旭川エスタ、苫小牧エスタ、エスタ帯広、新札幌駅高架下、キャポ大谷地、ジェイ・アール生鮮市場北10条店、スーパーアークス北24条店で「100円ショップ キャンドゥ」を運営している。

飲食店事業[編集]

札幌市近郊を中心に、回転寿司店や、ベーカリーショップ、コーヒーショップなどを展開している。主な店は以下の通り。

  • 廻転ずし とっぴ〜(回転寿司店)
  • 焼きたてパン リトルマーメイド(ベーカリーショップ)
  • ドトールコーヒーショップ
  • ロッテリア
  • ミスタードーナツ
  • サンドイッチ・カフェ&ベーカリー カフェ・デンマルク(サンドイッチ&ベーカリーカフェ)
  • カフェ エクスプレス(コーヒーショップ)

過去の事業[編集]

かつて、聴覚障碍者の店「kioskリリー」と呼ばれる、聴覚障碍者が販売員のケーキ店が展開されていた。西村食品工業(製造元)・地方自治体との協力により、1976年に開業した。100円(後に、105円)ケーキが好評となり、「100円ケ-キの店」として地元住民により愛着を受け、評判となっていた。1981年7月16日にはこのケーキ店を題材にしたドラマ「百円ケーキの歌」が制作され、全国放送された[8]が2003年西村食品工業の倒産により、商品供給が困難な状態に陥り、全店舗閉鎖となった。

脚注[編集]

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  1. ^ a b 北海道旅客鉄道 (2014年2月28日). “連結子会社2社の合併に関するお知らせ (PDF)” (日本語). p. 1. 2014年3月1日閲覧。
  2. ^ “JRストア函館1号店 函館”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1988年11月4日)
  3. ^ サークルKサンクス、JR北海道等 共同プレスリリース 北海道、関西、中国、九州地区のサークルKとサンクス(約1,300店舗)で交通系電子マネーがご利用いただけるようになります (PDF) (2010年8月23日)
  4. ^ サークルKサンクス、JR北海道 共同プレスリリース 北海道内のサンクス全店舗(194店舗)における「Kitaca 電子マネー」導入日の決定につきまして (PDF) (2010年9月14日)
  5. ^ a b “セブンイレブン、北海道の駅ナカ出店、JR系と提携、来月から”. 日経MJ(日本経済新聞社). (2010年10月29日)
  6. ^ セブン&アイ・ホールディングス、JR北海道等 共同プレスリリース セブン-イレブン全店で交通系電子マネーがご利用可能に! (PDF) (2011年3月9日)
  7. ^ 北海道キヨスク、セブン-イレブン・ジャパン 共同プレスリリース 北海道キヨスクとセブン-イレブン・ジャパン 4/1(日)地下鉄大通駅のキヨスクをセブン-イレブンに転換 (PDF) (2012年3月28日)
  8. ^ [1]および[2]

リンク[編集]