桑園駅

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桑園駅
桑園駅(奥はJR北海道本社ビル)
桑園駅(奥はJR北海道本社ビル)
そうえん - Sōen
所在地 札幌市中央区北11条西15丁目
駅番号 S02
所属事業者 北海道旅客鉄道
電報略号 ソウ
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
9,290人/日(降車客含まず)
-2012年度-
開業年月日 1924年大正13年)6月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 函館本線
キロ程 284.7km(函館起点)
S03 琴似 (2.2km)
(1.6km) 札幌 01
所属路線 札沼線(学園都市線)
キロ程 0.0km(桑園起点)
(2.2km) 八軒 G03►
備考 〔札〕 札幌市内
* 社員配置駅
* みどりの窓口 有
桑園駅
そうえん - Sōen
(1.6km) 札幌市場
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 函館本線(貨物支線)
キロ程 0.0km(当駅起点)
開業年月日 1959年昭和34年)12月15日
廃止年月日 1978年(昭和53年)10月2日
東改札口
1・2番ホーム駅名標
3・4番ホーム駅名標

桑園駅(そうえんえき)は、北海道札幌市中央区北11条西15丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)のである。駅番号S02電報略号ソウ

乗り入れ路線[編集]

函館本線所属線としており[1]札沼線(愛称:学園都市線)を加えた2路線が乗り入れている。本駅は札沼線の線路名称上での起点であるが、札沼線の列車はすべて1駅隣の札幌駅まで乗入れており、当駅を始終着とする列車は存在しない。当駅 - 札幌駅間は、函館本線列車が走行する複線と、札沼線列車が走行する単線を合わせた3線区間となっている。

歴史[編集]

1976年の桑園駅と周囲約1km範囲。左が小樽および新十津川方面。右上に北海道大学敷地内の農場、左上に札幌競馬場が見える。札幌貨物ターミナルが出来る以前は、苗穂駅や東札幌駅と共に札幌市内の貨物受入を担っていた為、狭い構内を貨物側線が占める。中央に島式ホーム2面4線を持つ。駅表札幌側に倉庫群と引込線が多数、その駅裏側に国鉄札幌資材センターと引込線、駅表琴似側に小さな仕分線群と小規模の石炭荷卸線が見える。写真左外に札幌市場駅が控える。これら貨物線は高架化に伴いすべて廃止された。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成

現在桑園駅がある場所の近くに札幌競馬場ができたのは、1907年(明治40年)のことである。この競馬場のために、1908年に開催日にかぎって競馬場付近に北五条仮乗降場が設けられた。

1911年から競馬場前仮乗降場が毎年設けられるようになり、1924年に貨物を扱わない旅客駅として桑園駅が開業した。1933年には札沼線が分岐するようになった。

隣の札幌駅が旅客駅になると、桑園駅での貨物の扱いが増え、設備が増強され、すぐそばに札幌市場駅が設けられるまでになった。しかし1970年代に貨物取扱量が減少したため、高架工事にともなって1978年に旅客駅に戻った。

年表[編集]

  • 1908年(明治41年)7月30日 - 国有鉄道北五条仮乗降場を設置。営業は8月5・6・15・16日のみ。
  • 1908年(明治41年)8月17日、北五条仮乗降場を廃止。
  • 1911年(明治44年)以降、競馬場開催日に競馬場前簡易停車場(?)を設置。
  • 1913年(大正2年)7月19日 - 競馬場前仮乗降場を設置。
  • 1924年(大正13年)6月1日 - 桑園駅開業。荷物・旅客取扱い。同時に競馬場前仮乗降場廃止。
  • 1929年(昭和4年)10月24日 - 札幌市電桑園線開業。桑園駅前停留場設置。
  • 1933年(昭和8年)11月2日 - 札沼線、桑園駅-石狩当別駅間開通。
  • 1940年(昭和15年)10月20日 - 貨物(車扱による石炭類)取扱い開始。
  • 1942年(昭和17年)6月 - 非常用薪炭の貯炭線設置。北海道帝国大学構内へ石炭用引込線敷設。この引込線は札幌駅方向へ本線と並行し、石山通付近で北大キャンパス内へ入り、農学部裏手を北上し、工学部の北側で東側に曲がり、工学部北側の現在は駐車場となっている場所の付近で終点となった。
  • 1950年(昭和25年)10月 - 桑園倉庫企業組合(後に桑園倉庫株式会社)専用側線運用。
  • 1956年(昭和31年)2月10日 - 札幌用品庫(資材センター)が札幌駅前から本駅裏東側に移転。専用線敷設。
  • 1958年(昭和33年) - 札幌拓殖倉庫株式会社専用側線運用。その他日本通運、札幌通運等の倉庫と専用側線が昭和30年代に設けられた。
  • 1959年(昭和34年)12月15日 - 本駅-札幌市場間の貨物支線開業。
  • 1960年(昭和35年)6月1日 - 札幌市電桑園線廃止。
  • 1962年(昭和37年)6月27日 - 駅舎改築。跨線橋移設。
  • 1978年(昭和53年)10月2日 - 貨物取り扱い廃止。貨物支線廃止。
  • 1985年(昭和60年)3月14日 - 荷物取扱い廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に承継。
  • 1988年(昭和63年)11月3日 - 高架化開業。
  • 1995年(平成7年)10月1日 - 東口の新設、北海道内初の傾斜型券売機の設置、およびエレベーターの設置・供用開始[2]
  • 1998年(平成10年)11月21日 - 自動改札機設置。
  • 2007年(平成19年)10月 - 駅番号設定。
  • 2008年(平成20年)10月25日 - ICカードKitaca使用開始。

駅構造[編集]

  • 2面4線のホームを有する高架駅。1・2番線を函館本線が、3・4番線を札沼線が使用する路線別配置となっている。社員配置駅でみどりの窓口(営業時間5時30分 - 24時00分)、ツインクルプラザ自動券売機自動改札機キヨスクが設置されている。JR北海道本社最寄駅であることから、同社初の自動改札機が試験導入された駅であった。ホームではBGMが流されている。
  • 1994年11月1日に当駅 - 札幌駅間の札沼線列車用単線が増設された際、従前の方向別配線から路線別配線に改められた。その名残として、札沼線が非電化であった頃も3番線に架線が張られたままとなっていたが、この架線は2012年6月1日の札沼線電化開業の際に再び活用されることになった。
    • 2番線の札幌方にある下り出発信号機は函館本線下り線と札沼線列車用単線の両方向への進出が可能となっている。そのため設備上は、札沼線列車用単線に函館本線下り列車が入線することも可能である。
  • 以前は西口のみだったが、1995年市立札幌病院が当駅近くの国鉄札幌資材センター跡地へ移転してきたこともあり、東口・エレベーター・エスカレーターが増設された。
のりば
1 函館本線 (上り) 手稲小樽方面
2 函館本線 (下り) 札幌岩見沢新千歳空港方面
3 学園都市線(札沼線) (下り) あいの里教育大石狩当別方面
4 学園都市線(札沼線) (上り) 札幌方面

駅周辺[編集]

近隣はかつて倉庫街だったが、1995年10月11日市立札幌病院が中央区北1条西9丁目から当駅近隣の中央区北11条西13丁目に移転してきて以降、大規模商業施設マンションが建設され、都心部に近いこともあり発展が続いている。

札幌競馬場の最寄駅であり、競馬開催日や場外発売日には駅前から送迎バスが運行されている。また、JR北海道の本社とも直結しており、本社ビル内には日本貨物鉄道(JR貨物)の北海道支社も入居している。

JR関連企業[編集]

JR関連以外の企業[編集]

バス路線[編集]

西口の「桑園駅」停と東口の「市立病院前」停に分けられる。

桑園駅停[編集]

啓明ターミナル行

市立病院前停[編集]

  • ジェイ・アール北海道バス

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2003 7,850
2004 8,200
2005 8,460
2006 8,670
2007 8,650
2008 8,690
2009 8,830
2010 9,000
2011 9,070
2012 9,290

2012年度における1日平均の乗車人員は約9,290人で、JR北海道では6番目に利用者数が多い。また、札幌競馬場での競馬開催日は通常時より[要出典]利用者が多くなる。

近年は駅周辺のマンション開発により利用客数が増加している。

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道
函館本線
ホームライナー・快速「ニセコライナー」「エアポート」・区間快速「いしかりライナー」
通過
普通(札幌以東で快速または区間快速となる列車含む)
琴似駅 (S03) - 桑園駅 (S02) - 札幌駅 (01)
札沼線(学園都市線、ただし札幌駅 - 本駅間は函館本線)
札幌駅 (01) - 桑園駅 (S02) - 八軒駅 (G03)

脚注[編集]

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  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ 『北海道新聞』 1995年(平成7年)10月1日(日曜日) 26頁

関連項目[編集]

外部リンク[編集]