川崎医療短期大学
川崎医療短期大学 | |
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川崎医療短期大学 | |
大学設置/創立 | 1973年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人川崎学園 |
本部所在地 | 岡山県岡山市北区中山下二丁目1番70号 |
学部 |
看護科[1] 医療介護福祉科[2] |
ウェブサイト | https://j.kawasaki-m.ac.jp/ |
川崎医療短期大学(かわさきいりょうたんきだいがく、英語: Kawasaki College of Allied Health Professions)は、岡山県岡山市北区中山下二丁目1番70号に本部を置く日本の私立短期大学。1973年創立、1973年大学設置。大学の略称は川短または川崎短大。
概観[編集]
大学全体[編集]
- 川崎医療短期大学は、岡山県岡山市北区中山下二丁目1番70号に本部を置く日本の私立短期大学。川崎医科大学を系列校にもつ学校法人川崎学園により1973年に設置された。学科体制は、増減を経て(最大で7学科)現在、2学科を擁する医療系短大となっている。
建学の精神(校訓・理念・学是)[編集]
- 川崎医療短期大学における建学の精神は「人をつくる、体をつくる、深い専門的知識・技能を身につける」となっている。
教育および研究[編集]
- 川崎医療短期大学は看護・介護福祉の学科を持ち、いずれも医療・福祉における専門職の育成に力をいれている。
学風および特色[編集]
- 川崎医療短期大学は、2006年度財団法人短期大学基準協会における第三者評価の結果、「適格」認定を受けている。
- 教員は、川崎医科大学や川崎医療福祉大学との兼任者が多い。
- 「川崎」の名は、神奈川県の川崎市ではなく、川崎学園の創立者、川崎祐宣の姓から由来している
沿革[編集]
- 1968年8月 財団法人「学校法人川崎学園」設立準備期成会設置認可
- 1970年
- 3月 岡山県倉敷市に学校法人川崎学園設立認可、川崎医科大学設置認可、川崎医科大学附属高等学校設置認可
- 4月 川崎医科大学開学、川崎医科大学附属高等学校開校
- 1973年
- 2月 川崎医療短期大学(第一看護科・第二看護科・臨床検査科)設置認可
- 4月 川崎医療短期大学開学
- 1977年
- 1983年
- 1月 栄養科、通信教育部医療秘書科設置認可
- 4月 栄養科[3]、通信教育部医療秘書科開設
- 1987年12月 医用電子技術科設置認可
- 1988年4月 医用電子技術科開設
- 1993年12月 医用デザイン科設置認可
- 1994年
- 3月 栄養科廃止認可
- 4月 医用デザイン科開設
- 1999年4月 医用電子技術科を臨床工学科に改称
- 2000年12月 介護福祉科設置認可
- 2001年
- 4月 介護福祉科開設
- 10月 医療秘書科廃止認可
- 2003年1月 医用デザイン科廃止認可
- 2004年11月 医療保育科設置届出受理
- 2005年
- 4月 医療保育科開設
- 7月 寄付行為変更認可(「私立学校法の一部を改正する法律」等の施行に伴うもの)
- 11月 通信教育部医療秘書科廃止届出、廃止
- 2006年3月 第二看護科廃止届出、廃止
- 2007年4月 第一看護科を看護科に改称
- 2010年3月 臨床工学科廃止届出、廃止
- 2011年
- 3月 川崎医科大学附属川崎病院開設許可
- 4月 川崎医科大学附属川崎病院開院、学校法人川崎学園が川崎医科大学附属川崎病院の診療業務を継承
- 2012年4月 介護福祉科を医療介護福祉科に名称変更
- 2019年3月 臨床検査科、医療保育科を廃止
- 2020年3月 放射線技術科を廃止
- 2022年4月 岡山市北区の旧川崎医科大学附属川崎病院跡地に移転
基礎データ[編集]
所在地[編集]
交通アクセス[編集]
- 岡山キャンパス
- 岡山電気軌道清輝橋線田町電停
- 天満屋バスステーションから徒歩で5分
- 松島キャンパス
教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
- 看護科(旧・第一看護科)
- 医療介護福祉科
過去にあった学科[4][編集]
- 第二看護科:募集は2004年度まで
- 臨床検査科:募集は2016年度まで
- 医療保育科:募集は2016年度まで
- 医療秘書科
- 栄養科:募集は1990年度まで
- 臨床工学科:募集は2006年度まで
- 医用デザイン科:募集は1999年度まで
専攻科[編集]
- なし
別科[編集]
- なし
取得資格について[編集]
- 受験資格
学生生活[編集]
部活動・クラブ活動・サークル活動[編集]
- 川崎医療短期大学のクラブ活動
学園祭[編集]
- 川崎医療短期大学の学園祭は「川崎学園合同学園祭」と呼ばれ、毎年、概ね10月に行われている。
大学関係者と組織[編集]
大学関係者組織[編集]
- 川崎医療短期大学には「桜丘会」と呼ばれる同窓会組織がある。
大学関係者一覧[編集]
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大学関係者[編集]
施設[編集]
キャンパス[編集]
- 短大独自のキャンパスがある。
寮[編集]
- 川崎医療短期大学には女子学生を対象とした学生寮がある。
対外関係[編集]
系列校[編集]
社会との関わり[編集]
- 公開講座が実施されている。
卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
- 第一看護科:看護職として病院に就職する人が大半となっている。川崎医科大学附属病院・総合病院岡山市立市民病院・産業医科大学病院などがあげられる。
- 第二看護科:看護職として病院に就職する人が大半となっている。佐賀大学医学部附属病院・徳島県立中央病院・山口赤十字病院・広島大学病院・鳥取赤十字病院・大阪大学医学部附属病院・京都大学医学部附属病院・愛知医科大学病院・名古屋第二赤十字病院・杏林大学医学部付属病院などがあげられる。
- 臨床検査科:専門職として医療機関に就職する人やアークメディカルサポート・福山臨床検査センター・フジ・レスピロニクス・富士バイオメディクスなど企業の研究員としての就職者もみられる。
- 放射線技術科:診療放射線として病院に就職する人が大半となっている。岡山大学病院・山口大学医学部附属病院などがある。
- 医療秘書科:病院の医療秘書として就職する人が大半となっていた。JFEスチールや中国銀行・両備システムズ・エーザイ・伊藤忠建材・三井製糖・三菱電機・全日信販・富士通・三菱化学・JFEホールディングス・JFE商事・尾崎商事(現・菅公学生服)・JFEエンジニアリング・オリックスなど医療とは異なった企業への就職者もいた。
- 臨床工学科:病院の専門職のみならず、クラレ・アロカ・日本光電・NEC Avio 赤外線テクノセンター・島津メディカルシステムズなどの医療機器メーカーにおいても資格を活かした職に就く人もいる。
- 栄養科:栄養士として病院や学校、保育園や福祉施設などに就いた人が多かったものとみられる。
- 医用デザイン科:各種医療機関や、白十字や日本協同企画・エス・バイ・エル・グラフィック機材・山陽セフティ・ソレックス・アスコン・中村ブレイス・入江工芸社・ダイヤ工業社・コナミ・西尾総合印刷・壱番屋・重富印刷・パナホーム・コスモテック・京屋・岡山県農協印刷・コーセイカン・メッド・協同精版印刷・チボリジャパン・ミサワホーム中国など一般企業への就職者もみられる。
- 介護福祉科:介護職に就く人が大半となっている。
- 医療保育科:保育職として保育所や各種児童福祉施設などに就職者が多い傾向にある。
編入学・進学実績[編集]
- 第一看護科:滋賀医科大学・広島大学・徳島文理大学ほか
- 第二看護科:佐賀医科大学・大分医科大学・西南女学院大学ほか
- 臨床検査科:神戸大学・鳥取大学・岡山大学・山口大学・藤田保健衛生大学ほか
- 放射線技術科:大阪大学・徳島大学・熊本大学ほか
- 医療秘書科:
- 臨床工学科:九州工業大学・東海大学ほか
- 栄養科:
- 医用デザイン科:宝塚造形芸術大学ほか
- 介護福祉科:福山平成大学・大阪樟蔭女子大学・くらしき作陽大学ほか
- 医療保育科:香川大学・倉敷市立短期大学専攻科ほか
脚注[編集]
参考文献[編集]
- 『全国学校総覧』
- 『日本の私立短期大学』(日本私立短期大学協会発行:1980年)
- 『全国公立短期大学協会三十年誌』(全国公立短期大学協会。1980年)
- 『進学年鑑』(『私大コース』シリーズ別冊)
- 『全国短期大学高等専門学校一覧』(文部省高等教育局技術教育課監修)
- 『短期大学教育』第49号(日本私立短期大学協会発行:1992年)
- 『短大蛍雪』(全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社)
- 『全国短期大学受験要覧』(廣潤社)
- 『全国短期大学案内』(教学社)
- 『全国短期大学受験案内』(晶文社)
- 『全国短期大学案内』(梧桐書院)
- 『短大蛍雪』(2000年5月臨時増刊。旺文社)
- 『川崎医療短期大学』:入学案内小冊子
- 『川崎医療短期大学通信教育部』入学案内小冊子