兵庫区

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ひょうごく ウィキデータを編集
兵庫区

御崎公園球技場
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 兵庫県
神戸市
市町村コード 28105-1
面積 14.67km2
総人口 109,458[編集]
推計人口、2024年4月1日)
人口密度 7,461人/km2
隣接自治体
隣接行政区
神戸市長田区北区中央区
区の花 パンジー
兵庫区役所
所在地 652-8570
兵庫県神戸市兵庫区荒田町一丁目21番1号
北緯34度40分49.9秒 東経135度9分55.6秒 / 北緯34.680528度 東経135.165444度 / 34.680528; 135.165444座標: 北緯34度40分49.9秒 東経135度9分55.6秒 / 北緯34.680528度 東経135.165444度 / 34.680528; 135.165444
兵庫区役所
兵庫区役所
地図
外部リンク 神戸市兵庫区

兵庫区位置図

ウィキプロジェクト
兵庫区の中心市街地

兵庫区(ひょうごく)は、神戸市を構成する9区のうちのひとつ。本項では発足時の名称である湊西区(そうさいく)についても述べる。

兵庫区にあった「兵庫生洲」[1]摂津名所図会より

概要

奈良時代行基によって摂播五泊の一つ大輪田泊(後の兵庫津、現在の神戸港西部)が築かれ、平安時代には平清盛が大輪田泊を利用して経が島を、また隣接する都として福原京を建造した。このため、一ノ谷の戦いでは平氏の北の陣営が築かれ、戦場となる。

区南東部に位置する兵庫津は、江戸時代には全国有数の規模を誇る港町として栄え、人口も2万人を超えていた。1868年の兵庫開港の際には、開港による既存の港湾・市街の混乱を回避するため、宇治川以東に位置する神戸村が事実上の開港場となった。当初こそ「兵神」と神戸と対等に扱われた兵庫津だったが、文明開化による神戸の発展はめざましく、兵庫津は1879年には自治体として神戸区に、1892年には港湾として神戸港に併呑されるに至った。

兵庫津では1874年から1899年にかけて兵庫運河が開削され、江戸時代の面影が随分と失われた。神戸市街の拡張のため宇治川は早くから暗渠化され、神戸港への土砂の流入を防ぐため湊川1901年に現河道に付け替えられたことで、神戸から兵庫津までが地続きとなり、より神戸と一体的な市街が形成されていった。

明治以降は沿岸部に川崎造船所中央区にまたがる)・三菱重工業神戸造船所が置かれ、工業港の様相を呈するようになった。神戸空港開港後は国内外の主要企業の進出が進み、人口増加率は神戸市内で最も高く、単身者世帯の人口増加率は前年比141%である。

長田区との区境近くにある地名の「夢野」は、現存する「風土記」の「摂津国風土記」逸文にみられ、この地の鹿であった「夢野の鹿」の伝承にある。「夢野の鹿」は和歌季語にもなっており、山家集にも詠まれている。

地理

歴史

隣接している区

人口

  • 1935年 145,064
  • 1940年 149,363
  • 1945年  70,848
  • 1947年 130,633
  • 1950年 160,127
  • 1955年 211,414
  • 1960年 238,592
  • 1965年 254,076
  • 1970年 269,639
  • 1975年 165,868
  • 1980年 142,418
  • 1985年 130,429
  • 1990年 123,919
  • 1995年  98,856
  • 2000年 106,897
  • 2005年 106,985
  • 2010年 108,304
  • 2015年 106,956

地域

健康

  • 医療法人仁風会 小原病院
  • 井上病院
  • 医療法人社団元気会 由井病院
  • 医療法人一輝会 荻原みさき病院
  • 医療法人榮昌会 吉田病院
  • 彦坂病院
  • 川崎病院
  • 神戸百年記念病院
  • 佑康病院
  • 湊川病院  
  • 三菱神戸病院(開設者:三菱重工業

教育

高等学校
中学校
小学校
特別支援学校

交通

鉄道路線

バス路線

道路

阪神高速道路
一般国道
主要地方道
その他の県道
その他広域幹線道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

神戸市水の科学博物館
兵庫運河。右奥に見えるのがレガッタコース
兵庫城の石碑と案内看板
清盛塚

兵庫七福神めぐり

出身有名人

学術・芸術

スポーツ・芸能

その他

脚注

外部リンク