Y染色体ハプログループ

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Y染色体の系図

Y染色体ハプログループ(Yせんしょくたいハプログループ)とは、父系で遺伝するY染色体ハプログループ(=ハプロタイプ集団)のことである。言語学上の区分に近いが、外見上の人種区分とは違うパターンが少なからずある。

概要[編集]

ハプログループEの分布図
ハプログループJの分布図
ハプログループNの分布図
ハプログループOの分布図
ハプログループQの分布図
ハプログループRの分布図

ハプログループは同じハプロタイプに属する(正確には同じSNPを持つ)人々の集まりである。Y染色体のSNPは、突然変異により生まれ、新たなサブグループを形成する。

系統樹[編集]

  • A アフリカで多い
    • BT
      • B アフリカで多い
      • CT
        • DE
        • CF
          • C オーストラリアのアボリジニ、サモア、クック諸島、モンゴル、ツングースに多い
          • F
            • G カフカスで多く、ヨーロッパでも見られる
            • H インド、特にドラヴィダ人に多い。
            • IJ
              • I 北欧、バルカン半島で多い
              • J 中東、地中海沿岸、特にアラビア半島で多い
            • K
              • LT
                • L インド・パキスタンで見られる。
                • T インド、中東、東アフリカ、ヨーロッパで低頻度ながら見られる。
              • MNOPS

有名人のY染色体ハプログループ[編集]

脚注[編集]

  1. ^ R1bは西ヨーロッパに多いがロシアでは珍しい。ただしロシア帝室は、一般にロマノフ家といわれているが、父系で継承されてはいない。ピョートル3世ピョートル1世の娘の子であり、父方はデンマークのホルシュタイン・ゴットルプ家である。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]