アルプス人種

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Meyers Blitz-Lexikon (1932年) に「アルプス人種の例」として挙げられたドイツの地理学者ハインリッヒ・キエペルト
人種ヨーロッパ(年1916)
  アルプス人種

アルプス人種(あるぷすじんしゅ)は、かつての自然人類学におけるコーカソイドの下位区分の一つ。

1899年ウィリアム・Z・リプリーにより北方人種地中海人種と共に定義され、主にヨーロッパ中部(フランス中東部やスイスドイツ南部(アレマンバイエルン)、オーストリアイタリア北部など)や旧フランス植民地の一部(カナダケベック州など)に住んでいるとされた。

アルプス人種は代表的な短頭人種として近代以降知られていたが、20世紀初めにドイツ人類学の大御所であったオイゲン・フィッシャー(Eugen Fischer)らにより、古代のアルプス人種に属する人々は長頭であり、時代が進むと共に短頭に変化した事が明らかにされた。

精神医学者のクレッチマーはその著書「天才の心理学」で、「この人種に属する人々は躁鬱気質の傾向が強い」と述べているが恣意的なものも強い。