大阪市営地下鉄堺筋線

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大阪市営地下鉄堺筋線
阪急京都本線に乗り入れる堺筋線の66系(茨木市~南茨木)
阪急京都本線に乗り入れる堺筋線の66系茨木市南茨木
路線番号 6
路線総延長 8.5(営業キロ8.1) km
軌間 1435 mm
電圧 1500 V 架空電車線方式 (直流)
最高速度 70 km/h
駅・施設・接続路線
特記以外の路線は大阪市営地下鉄
キロの上段は実キロ、下段は営業キロ
HSTa
河原町駅
HST
高槻市駅
HST
茨木市駅
DST
東吹田検車区
STR
↑↓阪急京都本線
HSTa STR
北千里駅
ABZrg STRrf
↑↓阪急:千里線
HST
淡路駅
HSTR ABZrf
←阪急:京都本線
WBRÜCKE1
淀川
eABZlf exSTRlg
阪神北大阪線
uexBHFl TUNNELa exSTR
↑阪急:千里線 →天神橋駅
eGRENZE legende tBHF exKBFe
0.0
0.0
K-11 天神橋筋六丁目駅 (T-18)
tSTRrg tKRZt tHBHF
谷町線
LUECKE tSTR
↓堺筋線
tKRZ HBHF
JR西大阪環状線→(天満駅
tBHF
0.7
0.7
K-12 扇町駅
tSTR
LUECKE tBHF
1.3
1.3
K-13 南森町駅 (T21)
tSTRlf tKRZt tHBHF
↑谷町線→
tKRZt tHBHF
←JR西:JR東西線→(大阪天満宮駅
tWASSER
堂島川
tSTR
tWASSER
土佐堀川
tKRZt tHBHF
京阪京阪本線
tBHF
2.3
2.1
K-14 北浜駅
tSTR
tBHF
3.2
3.0
K-15 堺筋本町駅 (C17)
tKRZt tHBHF
中央線
tSTR
tHBHF tKRZt
長堀鶴見緑地線
tBHF
4.1
4.0
K-16 長堀橋駅 (N16)
tSTR
tSTR tBHF
4.9
4.9
K-17 日本橋駅 (S17)
tHHST tHSTR tHSTR tKRZt tHBHF
千日前線
tHHST tHSTR tHSTR tKRZt tHBHF
近鉄難波線
tHST HSTa tSTR
←←難波駅
tSTR STR tSTR
南海南海本線高野線
tSTR STR uKBFa tBHF
6.1
5.9
K-18 恵美須町駅
tHST STR uSTR tSTR
阪堺阪堺線
tSTR BHF uSTR tSTR
←JR西:大阪環状線・関西本線
tKRZ HBHF uKRZu tKRZ
新今宮駅
tSTR STR uBHF tSTR
南霞町駅
tSTRlf KRZt
tHSTR + uSTR
tKRZt tHBHF
御堂筋線
STR uSTR tBHF
7.0
6.6
K-19 動物園前駅
STR uHST tSTR
STR uSTRlf
tSTR + uHSTR
uSTRlg
eABZrg
exHSTR + tSTRrg
tSTRrf
南海:天王寺支線
BHF tKBFe
8.5
8.1
K-20 天下茶屋駅
STR
↑↓南海:南海本線・高野線

堺筋線(さかいすじせん)は、大阪府大阪市北区天神橋筋六丁目駅から同市西成区天下茶屋駅までを結ぶ大阪市営地下鉄の路線。正式名称は高速電気軌道第6号線大阪市交通局では大阪市高速鉄道第6号線と称し、『鉄道要覧』では6号線(堺筋線)と記載されている。駅番号を表す際に用いられる路線記号は「K」(「さかいすじ」の頭文字である「S」は先に建設された千日前線に充てられている)。

路線愛称の由来は堺筋の地下を走ることから。ラインカラーは相互乗り入れする阪急線に合わせた茶色(ビビッドブラウン )である。

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離(実キロ):8.5km(営業キロ(運賃計算キロ)では8.1km)
  • 軌間:1435mm
  • 駅数:10駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線電化(直流1500V・架空電車線方式
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 最高速度:70km/h
  • 編成両数:8両(1993年 - )
  • ホーム最大編成両数:8両
  • 混雑率(上り):124%(2007年度:日本橋→長堀橋間)
  • 混雑率(下り):97%(2007年度:南森町→北浜間)

運賃計算には、東梅田 - 南森町 - 動物園前間のキロ数が御堂筋線梅田 - 動物園前間と同じになるよう調整された営業キロに対応する区数を用いる。

[編集] 概要

大阪市中心部では、沿線に証券街や薬問屋、電気店街のある堺筋の地下を走り、御堂筋線四つ橋線谷町線とともに大阪市中心部の南北の交通を担っている。また、阪急線と直通することで郊外と都心(ミナミ)を接続する役割も担っている。

車両基地は自局線内になく、乗り入れ先の阪急京都本線正雀駅 - 相川駅間の吹田市南正雀に、阪急正雀工場に隣接して東吹田検車場がある。正雀から梅田行きと同一方向に入庫し、相川方面へ出庫する一方通行の車庫となっており、堺筋線内から入庫する場合は正雀駅以遠に一旦引き上げる必要がある。車両基地を乗り入れ先の路線内に設ける方式は東京メトロ日比谷線半蔵門線)でも見られ、俗に植民地車庫とも呼ばれることがある。他社線内に車庫を設けるにあたって、ストライキの際も阪急乗務員は地下鉄電車の入出庫のための運転は例外的に行う、という労使協定が結ばれた。

路線距離は大阪市営地下鉄の中で一番短いものの、大阪市営地下鉄では3番目に利用者が多い。しかしながら、今里筋線長堀鶴見緑地線に次ぐワースト3位の赤字額であり、営業成績は悪い。動物園前 - 天下茶屋間の延伸工事に多額の費用がかかり償却負担が大きいことが原因である(延伸の際、1984年に部分廃止された南海天王寺支線の今池町 - 天下茶屋間の鉄道用地を利用したが、複線トンネルを掘るスペースがなく2層構造となっている)。

東吹田検車場
東吹田検車場

[編集] 運行形態

堺筋線内折り返し運転のほか、天神橋筋六丁目駅からは阪急京都線高槻市駅または阪急千里線北千里駅まで相互直通運転を行っている。普通列車と準急(堺筋準急)が直通しているが、堺筋線内ではすべての列車が各駅に停車する。

堺筋準急は、平日の朝ラッシュ時に京都線河原町と高槻市発のものが、夕方に茨木市行きのものが運転される(さらに、この堺筋準急茨木市駅行きは、すべて淡路駅で河原町駅行きの快速急行に連絡する)。堺筋準急はすべて阪急電鉄の車両で運用される。また、堺筋線内折り返し列車にも阪急電鉄の車両が使用される。

2007年3月17日に行われたダイヤ改正で、従来運行されていた堺筋急行と堺筋快速急行は、ともに阪急線内の停車駅が増えた堺筋準急に変更となり、同時に天下茶屋始発分の運転区間は茨木市駅まで短縮された(天下茶屋行きは従来通り河原町・高槻市始発)。ちなみに大阪市営地下鉄今里筋線開業に伴い更新された車内掲示用路線図では、高槻市 - 河原町間が直通運転区間より省かれている。

大阪市交通局所属車が高槻市駅以北へ乗り入れる運用は原則として存在しないが、60系が堺筋線開業30周年のイベント列車として京都線桂駅まで乗り入れた例や、66系の導入時に試運転で同駅まで運転された例がある。なお、阪急線内でも千里線・京都線共に出入庫を兼ねた堺筋線66系を使った運用がある。

一方、阪急所属車の堺筋線乗り入れ運用は3300系以降の京都線仕様車のうちのロングシート編成が専ら使用されており、車両規格上は乗り入れ可能な9300系は乗り入れ対応の無線機が搭載されていないため(セミクロスシート車であることも理由である)、現時点での乗り入れ運用はない。また、6300系は2扉クロスシートの京都線の特急専用車として製造されたため、2300系は相互直通車両用の車両規格の制定前に製造されたため、車両規格上乗り入れが不可能であり、乗り入れ対応の無線機と運転切り替えスイッチ(地上・地下)が搭載されていないことから、堺筋線乗り入れ運用に入ることはない。

[編集] 車両

[編集] 自局車両

[編集] 乗り入れ車両

[編集] 過去の車両

  • 60系(1969年 - 2003年)

[編集] 歴史

当初は南海電鉄と乗り入れるか、阪急電鉄と乗り入れるかが協議されたが、吹田市で万国博覧会が開催されることが決まったため、阪急と直通することになった。両社の軌間(阪急は1435mm、南海は1067mm。また当時は架線電圧も阪急は1500V、南海は1973年まで600Vと異なっていた)が異なることから、阪急千里線を狭軌に改軌するか[1]三線軌条ないしは四線軌条を採用して、両者の電車を直通させる案も出たが、コスト面や車両規格の相違、工事期間中に対象区間を運休させる必要が生じることなどから見送られた。なお、南海電鉄とは南海新今宮駅に近い動物園前駅で徒歩連絡しているほか、1993年からは天下茶屋駅で連絡している(1996年から同駅に南海本線および高野線の一部の優等列車が、2003年からは全列車が停車)。

  • 1969年昭和44年)12月6日 天神橋筋六丁目 - 動物園前間(7.0km)が開業。ATC・CTC採用。5両編成運転。阪急千里線・京都本線と相互直通運転開始。
  • 1975年(昭和50年)5月8日 ラインカラー導入開始。
  • 1979年(昭和54年)3月4日 6両編成運転開始。
  • 1979年(昭和54年)3月5日 動物園前 - 阪急河原町間に堺筋急行を運転開始。
  • 1990年平成2年)8月1日 66系電車運用開始。
  • 1993年(平成5年)2月21日 8両編成化開始。
  • 1993年(平成5年)3月4日 動物園前 - 天下茶屋間(1.5km)が開業し全通。
  • 1993年(平成5年)10月7日 8両編成化完了。
  • 1993年(平成5年)12月31日 大晦日終夜運転実施開始。
  • 2001年(平成13年)3月24日 夕方の堺筋急行を堺筋快速急行に変更。
  • 2007年(平成19年)3月17日 堺筋急行・堺筋快速急行に代わり、堺筋準急を運転開始。

※上記のキロ数は実キロ

[編集] 駅一覧

駅番号 駅名 駅間営業キロ 累計営業キロ 累計実キロ 接続路線 所在地
阪急電鉄千里線北千里駅・千里線経由京都本線高槻市まで(準急は河原町駅から/茨木市駅まで)直通運転
K11 天神橋筋六丁目駅 - 0.0 0.0 大阪市営地下鉄:谷町線(T18)
阪急電鉄千里線(直通運転あり)
大阪市 北区
K12 扇町駅 0.7 0.7 0.7 西日本旅客鉄道大阪環状線天満駅
K13 南森町駅 0.6 1.3 1.3 大阪市営地下鉄:谷町線(T21)
西日本旅客鉄道:JR東西線大阪天満宮駅
K14 北浜駅 0.8 2.1 2.3 京阪電気鉄道京阪本線中之島線なにわ橋駅・2008年10月19日開業予定) 中央区
K15 堺筋本町駅 0.9 3.0 3.2 大阪市営地下鉄:中央線(C17)
K16 長堀橋駅 1.0 4.0 4.1 大阪市営地下鉄:長堀鶴見緑地線(N16)
K17 日本橋駅 0.9 4.9 4.9 大阪市営地下鉄:千日前線(S17)
近畿日本鉄道難波線近鉄日本橋駅
K18 恵美須町駅
(日本橋筋)
1.0 5.9 6.1 阪堺電気軌道阪堺線 浪速区
K19 動物園前駅 0.7 6.6 7.0 大阪市営地下鉄:御堂筋線(M22)
西日本旅客鉄道:大阪環状線・関西本線大和路線)(新今宮駅
南海電気鉄道南海本線高野線(新今宮駅)
阪堺電気軌道:阪堺線(南霞町駅
西成区
K20 天下茶屋駅 1.5 8.1 8.5 南海電気鉄道:南海本線・高野線
  • ※補足:堺筋線と直通運転する阪急千里線との連絡乗車券を購入した場合、天神橋筋六丁目駅経由と指定されているため、梅田駅東梅田駅西梅田駅含む)と西中島南方駅では直接乗り継ぎできない。

[編集] その他

  • 大阪市営地下鉄では、携帯電話のルールを優先座席付近では電源を切り、それ以外ではマナーモードに設定して通話を控えるよう呼び掛けているが、この路線では他の路線と異なり、阪急電鉄のルールに合わせて、最も天下茶屋・天神橋筋六丁目・北千里高槻市側の車両は「携帯電話電源OFF車両」と称し、電源を切るように呼び掛けていた。しかし、阪急電鉄が2007年10月29日から優先座席を復活させたため、それに合わせて、天下茶屋側の車両は「携帯電話電源OFF車両」ではなくなった。だがそれでも本路線・阪急線では「携帯電話電源OFF車両」以外では優先座席付近でも携帯電話の電源を切る必要がないという他の路線とは異なるルールのままである。
  • 天神橋筋六丁目駅で阪急の乗務員と交代した後、必ずブレーキテストを行う。
  • 大阪市営地下鉄全線では、駅進入時と駅発車時に警笛吹鳴を行うが、堺筋線では駅進入時は空気笛、駅発車時は電気笛と両警笛を使い分けて吹鳴する。
  • 天下茶屋行きで平日朝ラッシュ時には阪急線内で準急として走っている列車がある(阪急線側からみると堺筋準急天下茶屋行きである)。この列車は天神橋筋六丁目駅で表示幕を準急から普通に変更している。堺筋線内では天下茶屋行きの列車種別はすべて普通であるが、携帯電話の乗換時刻検索などでは「準急」と表示されることもある。
  • 堺筋線と長堀鶴見緑地線・今里筋線は1車両片側3ドアである。それ以外の大阪市営地下鉄各路線はいずれも1車両片側4ドアである。堺筋線が3ドアなのは、すでにある阪急電鉄に相互乗り入れするにあたって、阪急電車が3ドアであることに追従する必要があったためである。
  • 線内のすべての駅で他の鉄道路線との乗り換えが可能である。
  • 他路線との交差部分(互いに地下線の場合)は、北浜の京阪本線(2008年10月開業の京阪中之島線は別)や動物園前の御堂筋線を除き、堺筋線が上を通る。

[編集] 駅別一日あたりの乗車客数(1998年)

  • 阪急線 - 63,573(40,777)
  • 天神橋筋六丁目 - 18,472(9,707)
  • 扇町 - 6,897(2,254)
  • 南森町 - 18,167(8,930)
  • 北浜 - 36,422(17,469)
  • 堺筋本町 - 37,376(18,733)
  • 長堀橋 - 17,990(8,319)
  • 日本橋 - 33,512(15,937)
  • 恵美須町 - 11,988(4,026)
  • 動物園前 - 7,989(3,733)
  • 天下茶屋 - 22,654(10,052)
  • ※単位は人。
  • 括弧内の数字は、うち定期客数。
  • 乗降客数ではなく乗車客数。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

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  1. ^ 鉄道ピクトリアル増刊2008年8月号南海電気鉄道参照
大阪市営地下鉄ニュートラムの路線
御堂筋線 (M) 谷町線 (T) 四つ橋線 (Y) 中央線 (C)
千日前線 (S) 堺筋線 (K) 長堀鶴見緑地線 (N) 今里筋線 (I) ニュートラム (P)