ガレット・デ・ロワ

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ガレット・デ・ロワ

ガレット・デ・ロワ(仏:galette des rois)は、フランス菓子である。

仏の各地方で少しずつ異なるが、一般的なものは王冠がのったパイアーモンドクリームが入ったパイ菓子で、1月6日キリスト教エピファニー(仏: Epiphanie, 公現節)に切り分けて食べ、中にフェーブ(そら豆の意)と呼ばれる陶製の小さな人形が入っていた人は紙で作った王冠を被り、祝福を受け、その幸運は1年間継続する。

伝統的には、家族が集まりその中で一番小さい子供をテーブルの近くに呼び、目隠しをさせて大人の誰かが切り分け、この子供に誰に配るかを指名させる。 そして、いまは少なくなったが以前は毎週末家族が集まり食事をするのが常であったのでフェーブの入った一切れを受け取った者は次の家族の週末の会食の際にガレット・デ・ロワを自作するか購入して皆に供していた。 この際、前回王冠を手にした者は、この者が男性であった場合は女王を、女性であった場合は王を家族の中から選ぶ。しばしばこの女王か王は子供が選ばれる。(子供を喜ばせるため。) そしてこのようなことはだいたい1月一杯の間行われる。

1月1日の14時に売り出されるのが慣習になっており、フランス人はこれを食べないと一年が始まらないという。日本でも、このお菓子を置く店が増えており、中に入るフェーブを単独で販売する店もある。代表的なところでは渋谷区広尾にあったRUE DE SEINEというフランス雑貨店が、日本で最初にフェーブを大々的に販売したショップである。

同様の作り方をするケーキには、 カタルーニャ州のトルテリュ(tortell)、プロヴァンスのガトー・デ・ロワ(gâteau des Rois)、ギリシアのヴァシロピタ(Vasilopita)、アメリカ合衆国南部のキングケーキがある。

[編集] キングケーキ

キングケーキは、カーニバルの伝統に関連づけられたケーキの一種。この伝統は、フランススペインから来た入植者によってアメリカ合衆国南部にもたらされたもので、ガレット・デ・ロワと同じ起源を持つ。

カーニバルのシーズンになると、アラバマ州モービルからテキサス州の南東までと、ニューオーリンズを中心にした地域でキングケーキが食される。ケーキには、小さな安物の宝石(trinket)が中に入っており、これを得た者には、さまざまな特典があったり、義務が課せられたりする。

[編集] ニューオーリンズのキングケーキ

ニューオーリンズ・マルディグラの伝統であるキングケーキには多くの種類があるが、最も単純で伝統的なものは、輪状にしたブリオッシュに似たパンで、通常、金色(伝統的なカーニバルの3色)で色付けられた砂糖ごろもがトッピングされている。

キングケーキのシーズンは1月6日からマルディグラ・デー(ファット・チューズデー)までで、多くの団体やグループが、この間に毎週「キングケーキ・パーティ」を開く。安物の宝石を得た者はパーティのキング(もしくはクイーン)に選ばれ、紙やプラスチック製の王冠やティアラをつける。キングケーキ・パーティは、カーニバルのパレードの通り道に近い人の家で開催される。ニューオーリンズでのキングケーキ・パーティは18世紀から行われている。