コカ (料理)

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ウルジェイの塩味のコカスと甘いコカス

コカカタルーニャ語:coca)とはスペイン東部発祥のパン。現在では酵母で発酵させる作り方が主流だが、元は無発酵パンであった。単数形はcoca(コカ)、複数形はcoques(コカス)という。塩味のコカだけでなく、甘いコカや甘辛いコカも存在する。主にカタルーニャ州アラゴン州東部、バレンシア州ほぼ全域、バレアレス諸島アンドラおよび北カタルーニャとも呼ばれるフランスルシヨンで食べられる。

概要[編集]

コカはイタリアピザとよく似ているが、チーズを使わないという点がピザとの大きな違いである。また、オリーブ・オイルをふんだんに生地に練り込むことが特徴といえる。日本でいう「惣菜パン」や「菓子パン」のようなもので、スペインではパン屋が作るのが一般的である。調理法は地方によって違いが見られる。町と季節によりコカの生地、中身や具材は様々であるため、とても種類が多い。

作り方[編集]

大まかには一緒であるが作り方や材料は地方により多少の違いがある。

材料[編集]

  • 強力粉
  • オリーブオイル
  • ドライイースト
  • ぬるま湯
  • 砂糖

調理方法[編集]

作り方の例

  1. はじめにドライイーストを砂糖を入れたぬるま湯(40度)にいれて、15分程予備発酵させておく。
  2. ボールに、ふるいにかけた強力粉と塩を入れ、オリーブオイルと(1)を少しずつ加えて、よくこね合わせる。
  3. 均一になめらかな生地になったら1つにまるめてボールにいれ、ラップをして、40度くらいの湯煎にかける。
  4. 1~2時間して2倍にふくらんだら、生地を軽く手で押してガス抜きをする。
  5. 適当な大きさに分割して、厚さ5ミリくらいにのばし、フォークで表面に穴をあける。
  6. 具材をのせ、200度のオーブンで10~15分くらい焼きあげる。

地方による分類[編集]

コカの種類は地方により様々である。

  • マジョルカ風 -鉄板いっぱいに焼いた四角いもの
  • カタルーニャ風-わらじ型
  • バレンシア風-生地で具材を包み込んだもの

コカの色々[編集]

参考文献[編集]