クナーファ
クナーファ(アラビア語: كُنَافَةٌ UNGEGN式: Kunāfah)は中東、バルカン半島の菓子。またはその菓子の材料となる、小麦粉で出来た細麺状の生地。クナーフェ、クナフェ、ケナーフェなどと表記する場合もある。
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概要 [編集]
- 起源はファーティマ朝である。イスラム教のラマダーンのデザートとしては、カターイフとともに最もよく知られている。[1]
- 菓子としてのクナーファは地域によって異なるが、概ね、クナーファの生地でチーズや乳脂肪クリームを覆った、ケーキ状の甘い揚げ菓子である。ブルガリアでは シロップやナッツをかけて食べる。
- エジプトのクナーファ(コナーファ)は特色があり、ココナッツを蜜で固めて作る[2]。
- トルコでは、クナーファをカダイフ(カダユフ)と呼ぶ[3]。特に菓子としてのクナーファをカダイフ・ドルマと呼ぶ場合がある。カダイフ・ドルマに関しては、ルーツの論争がある[4]。クナーファ(カダイフ、カダユフ tr:Kadayıf)の生地で作ったクネフェ(tr:Künefe)と呼ばれる菓子もある。
- ギリシアではクナーファをカタイフィ(ギリシア語: Καταΐφι, Κανταΐφι)と呼ぶ。
- フランス料理やイタリア料理ではクナーファをカダイフと呼び[3]、カダイフの生地はデザートのほか、魚や肉を包んで調理するのに使用される。
世界記録 [編集]
パレスチナのナーブルスのクナーファ(ar:كنافة نابلسية)は名高く、2009年、巨大なクナーファのケーキでギネス・ワールド・レコーズに挑戦した[5][6][7] 。
- 日時: 2009年7月18日
- 場所: パレスチナ自治区ナーブルス
- 企画人: ムハンナド・アル・アラビ(アラビア語: مهند الرابي)
- 動員数: 100,000人
- ケーキのデータ
- 寸法: 幅105-110cm、長さ74m
- 重量: 1,765.011kg[8]
- 材料: セモリナ粉700kg、ホワイトチーズ(en:Nabulsi cheese)600-700kg、乳脂肪分360kg、ローズウォーター(en:Rose water)、砂糖300-400kg、ピスタチオ40kg
- 製作人員: 170人の菓子職人
- 製作費用: $15,000($30,000という説もある)
関連項目 [編集]
脚注 [編集]
- ^ The Ramadan Experience in Egypt アシャルク・アル・アウサト新聞(en:Asharq Al-Awsat) 2007年10月4日(英語)
- ^ エジプト料理 - foods - エジプト大使館 エジプト学・観光局オフィシャルサイト
- ^ a b 稀にガダイフと表記する。
- ^ お菓子のルーツ論争、今度はカダイフ? 「アルメニア人に渡すな」とエルズルムの菓子職人(2006年5月24日付 Radikal紙) 東京外国語大学「日本語で読む中東メディア」("News from the Middle East")
- ^ パレスチナで巨大ケーキ、ギネスに挑戦 AFPBB News 2009年7月19日
- ^ أكبر سدر كنافة في العالم ... نابلسي بامتياز アル・アヤーム新聞(en:Al-Ayyam) 2009年7月19日(アラビア語)
- ^ فلسطين تدخل موسوعة جنيس للارقام القياسية بالكنافة النابلسية Ma'an通信(en:Ma'an News Agency) 2009年7月19日(画像)
- ^ 材料の総重量が1,765.011kgを上回ることから、トッピングに使用した分の重量は、この1,765.011kgから除外されている。
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