カヌレ

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カヌレ
切り割られたカヌレ

カヌレ(仏:Canelé)はフランス洋菓子。正式名はカヌレ・ド・ボルドー(cannelé de Bordeaux)。

フランスのボルドー女子修道院(fr:Couvent des Annonciades)で古くから作られていた菓子。蜜蝋(みつろう)を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴である。そもそもカヌレとは、「溝のついた」という意味である。外側は黒めの焼き色が付いており固く香ばしいが、内側はしっとりとして柔らかい食感を持つ。

ボルドーではワインを取り除くため、鶏卵卵白を使用していた。そのため大量の卵黄が余り、その利用法として考え出されたものという[1]

コーヒーの液体を生地に混ぜたコーヒーカヌレという種類が存在する。

作り方[編集]

鍋で牛乳沸騰させ、そこにラム酒バター砂糖薄力粉全卵卵黄バニラを加えたのち生地を漉して半日寝かす。カヌレ型に蜜蝋を塗り、休ませておいた生地を流し込みオーブンで焼き上げる。蜜蝋の代わりにバターを使用してもよい。

脚注[編集]

  1. ^ 河田勝彦 『伝統(ベーシック)こそ新しい』 朝日新聞出版、2009年、64-65頁。ISBN 978-4023304642