ポメ・ドフィーヌ

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サドル・オブ・ラビット、ベビーリーキ、トマトコンフィに添えられたポメ・ドフィーヌ(前面下部、中央、プレートの周り)

ポメ・ドフィーヌ(Pommes dauphine)[1]は、マッシュポテトシュー生地を混ぜ合わせ、クネルまたはボール状に成形し、170°Cから180°Cで揚げることによって作られるカリカリのポテトパフである [1] [2]

ポメ・ドフィーヌは通常、赤身の肉や鶏肉に添えられる [3]。通常レストランで見られるが、フランスではほとんどのスーパーマーケットで購入できる。家庭でのヴァリエーションとして、油の使用を避けるためにオーブンで調理することがあるが、本来のポメ・ドフィーヌではない。

語源[編集]

この料理はドーファンまたはフランス王位相続人の妻に与えられるタイトルであるドフィーヌにちなんで命名された。

類似のおかずとの比較[編集]

ポメ・ドフィーヌの代わりとなるジャガイモのサイドディッシュには、ポメ・ヌワゼットポメ・デュセスクロケットポメ・スフレがある。これらと比べるとポメ・ドフィーヌはシュー生地を使う点が特徴であり、これにより密度が減少する。ポメ・ヌワゼットも同様の丸い形をしているが、ジャガイモのみでできており、かなり小さくなっている。

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b Larousse Gastronomique (2009), p. 355. Hamlyn
  2. ^ Sinclair, C.G. (1998). International Dictionary of Food and Cooking. Fitzroy Dearborn. p. 423. ISBN 978-1-57958-057-5. https://books.google.com/books?id=fnveo8cyxKkC&pg=PA423 2017年1月9日閲覧。 
  3. ^ Elizabeth David (1970), French Provincial Cooking, p. 273. Penguin Books