スパイスバッグ

スパイスバッグ
スパイスバッグ
	スパイスバッグ
別名	スパイシーバッグ、スパイスボックス
発祥地	アイルランド
地域	ダブリン
提供時温度	温製
主な材料	フライドチキン、花椒、五香粉、鷹の爪、タマネギ、ピーマン、パプリカ、フライドポテト、塩
	テンプレートを表示

スパイスバッグ（または、スパイシーバッグ、スパイスボックス、スパイシーボックス;アイルランド語: mála spíosrach ^[2] ）とは、アジア圏の料理に着想を得たアイルランドで広く受容されているファーストフード料理。 ^[3]普通は、たっぷりの油で揚げた塩味と唐辛子味のフライドポテト、鶏肉 (細切り鶏肉、チキンボールあるいは手羽先)^[要出典]ピーマン、赤ピーマン、薄く切った唐辛子、揚げ玉ねぎ、各種香辛料を材料とする。 ^[4]ベジタリアン用またはビーガン用のものもしばしば入手可能で、細切り鶏肉の代わりに揚げ豆腐が使用される。 ^[5]カレーソースをつけることもある。 ^[6] ^[7] ^[8] ^[9] 2010年代からアイルランド国内の中華料理店やフィッシュアンドチップス専門店で売られており^[10] 、カルト的人気を博しており、ジャストイート社の2020年全アイルランドテイクアウト部門賞「アイルランドのお気に入りのテイクアウト料理」に選出された。

歴史[編集]

アイルランド放送協会の記者であるリアム・ジェラティーによると、この料理は首都・ダブリンのテンペローグ地区にある中華料理店、「サンフラワーチャイニーズテイクアウェー」で2010年に考案されたと推定される。最初のスパイスバッグはジャストイート社が2012年に販売した。^[11] ^a

参考文献[編集]

^ O'Donoghue, Denise (2021年3月4日). “First Dates Ireland recap: Mad Johnny sweeps Mary off her feet”. IrishExaminer.com. 2021年3月24日閲覧。 “Kieran's face when he realised Carla didn't know what a spice bag was. When she asked if it's something that's cooked at home, you see him considering leaving there and then. "'Spice Bag' is in the Oxford Dictionary," he (mis)informed her, as he repeated the words ‘spice bag’ over and over and expected her to understand somehow what it was. "A spice bag's a thing. That's a cultural issue," he said. Indeed. Luckily, he plans to catch up with her in Dublin over a spice bag.”
^ “Táimid chomh gnóthach le gaoth Mhárta- Busy Bees”. HomeEconomicsTeacher.com (2015年3月9日). 2015年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月5日閲覧。
^ “Spice bags have found their way on to the menu at a Washington DC restaurant”. DailyEdge.ie (2017年12月1日). 2017年12月18日閲覧。
^ Digby (2017年1月26日). “How to make a spice bag at home”. Irish Times. 2017年6月13日閲覧。
^ “Scent@Home”. www.just-eat.ie. 2021年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月5日閲覧。
^ “5 essential questions and answers about the spice bag phenomenon”. DailyEdge.ie (2015年4月23日). 2015年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月6日閲覧。
^ Pattison (2015年10月21日). “Spice bag named as Ireland's favourite takeaway dish - but what is it?”. Irish Mirror. 2016年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月4日閲覧。
^ Diebold (2015年10月28日). “The spice bag: Testing Dublin's latest takeaway craze on my family”. Irish Independent. 2016年2月4日閲覧。
^ Duggan (2015年3月14日). “McMahon Leading by Example”. Irish Times. 2016年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月4日閲覧。
^ “We now know who invented the Spice Bag, and why it came about”. Entertainment.ie (2017年). 2019年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月2日閲覧。
^ (英語) Who invented the spice bag? 2020年12月21日閲覧。

外部リンク[編集]

TasteAtlas.com　Spice Bag entry (英語)
gastrogays.com　Spice Bag Recipe (英語)

注記[編集]

1. ^a2016年8月27日にRTEラジオ1の「ビジネス」で放映。

[1] O'Donoghue, Denise (2021年3月4日). “First Dates Ireland recap: Mad Johnny sweeps Mary off her feet”. IrishExaminer.com. 2021年3月24日閲覧。 “Kieran's face when he realised Carla didn't know what a spice bag was. When she asked if it's something that's cooked at home, you see him considering leaving there and then. "'Spice Bag' is in the Oxford Dictionary," he (mis)informed her, as he repeated the words ‘spice bag’ over and over and expected her to understand somehow what it was. "A spice bag's a thing. That's a cultural issue," he said. Indeed. Luckily, he plans to catch up with her in Dublin over a spice bag.”

[2] “Táimid chomh gnóthach le gaoth Mhárta- Busy Bees”. HomeEconomicsTeacher.com (2015年3月9日). 2015年5月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月5日閲覧。

[3] “Spice bags have found their way on to the menu at a Washington DC restaurant”. DailyEdge.ie (2017年12月1日). 2017年12月18日閲覧。

[ITRecipe-4] Digby (2017年1月26日). “How to make a spice bag at home”. Irish Times. 2017年6月13日閲覧。

[5] “Scent@Home”. www.just-eat.ie. 2021年5月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月5日閲覧。

[5Qs-6] “5 essential questions and answers about the spice bag phenomenon”. DailyEdge.ie (2015年4月23日). 2015年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月6日閲覧。

[Mirror1-7] Pattison (2015年10月21日). “Spice bag named as Ireland's favourite takeaway dish - but what is it?”. Irish Mirror. 2016年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月4日閲覧。

[indo1-8] Diebold (2015年10月28日). “The spice bag: Testing Dublin's latest takeaway craze on my family”. Irish Independent. 2016年2月4日閲覧。

[9] Duggan (2015年3月14日). “McMahon Leading by Example”. Irish Times. 2016年2月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月4日閲覧。

[10] “We now know who invented the Spice Bag, and why it came about”. Entertainment.ie (2017年). 2019年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月2日閲覧。

[11] (英語) Who invented the spice bag? 2020年12月21日閲覧。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

[6]

[7]

[8]

[9]

[10]

[11]

a

表話編歴ジャガイモ料理
焼き料理	クイニーパターテクーゲルクゲリスクニッシュグラタン・ドフィノワタルティフレットトルティージャパテ・オ・ポメ・ドゥ・テール（フランス語版、英語版）ハッセルバックポテトパナケルティフォンダンポテト（英語版）フューネラルポテト（英語版）ベイクドポテトベックオフポテトスキンポテトスコーン（英語版）ポテトバブカポテトパンケーキポテトワッフルポメ・アンナ（フランス語版、英語版）ヤンソンの誘惑ラッピーパイランカシャー・ホットポットランブルディサンプスレシュティ
煮込み料理	アイントプフアルゴシュトアルティッキ（英語版、ベンガル語版）オコパカラプルクラクロップカーカコードルジャガイモの塩煮（英語版）シルヴァスゴンボーツ（英語版）ストーヴィース（英語版）ツェペリナイ肉じゃがパパ・アラワンカイナパパス・アルガダスパパス・チョレアーダ（英語版、スペイン語版）パルトピーテパルトプーティンプーティンラペ（フランス語版、英語版）ブリンゾベーハルシュキラスペボール（英語版、ノルウェー語版）ラップスケウス（英語版、ノルウェー語版）
揚げ料理	あげいもアルチャットアルパイ（英語版）バタタハッラ（英語版、アラビア語版）バタタヴァーダ（英語版、ベンガル語版）ボンダ（英語版、テルグ語版）ボクスティカルネアサダフライ（英語版）チーズフライ（英語版）チョレジャーナ（英語版）カーリーフライ（英語版）フライドポテト^※ フリッターロール（英語版）カムジャジョン（朝鮮語版、英語版）ハラルスナックパック（英語版）ハッシュドポテトホームフライ（英語版）いもフライカプサロンクリピック（英語版、インドネシア語版）ラトケスジャピンガチョ（スペイン語版、英語版）リヨン風ポテトパパ・レジェーナパタタス・ブラバスペラプルグデル（英語版、インドネシア語版）ポメ・ドフィーヌポメ・スフレポテトチップス^※ ポテトドーナツポテトウェッジポテトオブライエン（英語版）ライべクーヘン（英語版、ドイツ語版）サルチパパサモサセラットソロ（英語版、インドネシア語版）スパイスバッグテイタートッツトゥンベットトルネードポテトトリンチャットトリプルクックドチップス（英語版）トリュファード（フランス語版、英語版）ワダ（英語版、ベンガル語版）ワダ・パーヴワッフルフライ（英語版）じゃがべーみそポテト
マッシュ料理	アリゴアッシパルマンティエエッグスラットカレリアンピーラッカクラップショットクリークコルカノンコロッケ^※ シェパーズパイスターゲイジー・パイスタンポットストゥンプチャンプバンガーズ・アンド・マッシュヒュッツポットヒンメル・ウント・エアデ（英語版、ドイツ語版）フィッシュパイフォルシュマークブランデ・キャルリフポメ・デュセスマッシュポテトミンス・アンド・トティー（英語版）ラグダパティス（英語版）スコマカラーダ（英語版）
炒め料理	アルゴビいもなますじゃがいも入りやきそばジャーマンポテト農夫の朝食地三鮮バブル・アンド・スクイークピッティパンナポテト入りやきそば味噌かんぷら
サラダ	オリヴィエ・サラダシャウォート（ポーランド語版、英語版）ポテトサラダ
スープ	アヒアコヴィシソワーズカムジャオンシミ（朝鮮語版、英語版）カムジャタンカムジャ麺^※ ケワダツィサユール・ソプせんだご汁^※ いものおづけばっと
保存食	チューニョポッチェイモ
その他	カルトッフェルケーゼ（ドイツ語版、英語版）クリスプサンドイッチ粉吹芋じゃがいもパンじゃがバターチップバティニョッキポテトケーキ（英語版）ポテトニック（英語版）ホミティーパイ（英語版）ラップロティ（英語版）レウェナパン（英語版）レフセ（ノルウェー語版、英語版）せいだのたまじ
^※サツマイモを用いる場合もある。一覧カテゴリ