ハッセルバックポテト
ハッセルバックポテト （スウェーデン語： hasselbackspotatis ）は、ベイクドポテトの一種。スウェーデンの家庭料理である[1]。じゃがいもに、こまかく切れ込みを入れて焼くことで、切れ目から開いてはなやかな見た目になることが特徴[2]。
概要[編集]
主菜[3]として、またはおかずやカナッペとして食す[4][5]。キャラウェイ種やパプリカ、パン粉など、さまざまなトッピングを追加することもある[6]。
日本においてはフォトジェニックな見た目がSNS映えするとして2018年頃よりSNSで話題となっているほか、調理の簡単なキャンプ料理としても人気が出ている[2][7][8]。また、クックパッドなどのレシピサイトではジャガイモをサツマイモ、アボカド、トマト、厚揚げに代えたアレンジレシピも登場している[7][9]。
起源[編集]
ストックホルムのユールゴーデンにあるレストランハッセルバッケンの研修生シェフであったリーフ・エリソン（Leif Elisson）によって1953年に作られた[10]。
作り方の例[編集]
- じゃがいも自体を切断してしまわない程度の切り込みを多く入れて作る。切り込みは1mmから5mm間隔で入れる。
- 切れ目にスライスベーコン、スライスチーズ、ニンニク、塩、胡椒などをはさむ。
- オーブン、オーブントースターなどで焼く。
脚注[編集]
出典[編集]
- ^ a b 島本美由紀 (2022年2月1日). “ハッセルバックポテト”. あさイチ. 2022年2月3日閲覧。
- ^ a b c 『おうちでキャンプ with キッズ』JTBパブリッシング、2020年、58頁。ISBN 9784533143250。
- ^ Steafel, Eleanor (2019年11月12日). “Rarebit hasselback potatoes with pink pickled onions recipe”. The Telegraph 2020年2月11日閲覧。
- ^ Myers. “Poached turbot with hasselback potatoes” (英語). BBC Food. 2020年2月11日閲覧。
- ^ “Hasselback potatoes” (英語). BBC Food. 2020年2月11日閲覧。
- ^ Cloake, Felicity (2018年5月17日). “How to make the perfect hasselback potatoes”. The Guardian 2020年1月30日閲覧。
- ^ a b “北欧発の「ハッセルバックポテト」が新たなブームに!? クックパッド人気最前線”. レタスクラブ (2018年2月10日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ 砂子間正貫 (2021年6月25日). “【簡単キャンプ飯】スウェーデン発祥「ハッセルバックポテト」は写真映えするし食べやすい…けど、ちゃんと完成形を確認してから作るべきだったァァアアア！”. ロケットニュース24. 2022年2月3日閲覧。
- ^ “厚揚げでもできる!?「ハッセルバックおつまみ」で乾杯しよう”. クックパッドニュース. 毎日新聞 (2021年11月26日). 2022年2月3日閲覧。
- ^ “About Hasselbacken”. Hasselbacken.com. 2020年1月30日閲覧。
- ^ 『dancyu』 2021年6月号、プレジデント社、2021年、69頁。
- ^ “Potatoes, Hasselback (Hasselbackspotatis)”. www.swedishfood.com. 2021年8月25日閲覧。
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※サツマイモを用いる場合もある。 | |
