ソラマメ
| ソラマメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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ソラマメの花
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| 分類(APG III) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Vicia faba | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| ソラマメ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 英名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| Broad bean Fava bean |
| 100 g (3.5 oz)あたりの栄養価 | |
| エネルギー | 1,425 kJ (341 kcal) |
| 炭水化物 | 58.29 g |
| - 糖分 | 5.7 g |
| - 食物繊維 | 25 g |
| 脂肪 | 1.53 g |
| - 飽和脂肪酸 | 0.254 g |
| - 一価不飽和脂肪酸 | 0.303 g |
| - 多価不飽和脂肪酸 | 0.627 g |
| タンパク質 | 26.12 g |
| - トリプトファン | 0.247 g |
| - トレオニン | 0.928 g |
| - イソロイシン | 1.053 g |
| - ロイシン | 1.964 g |
| - リシン | 1.671 g |
| - メチオニン | 0.213 g |
| - シスチン | 0.334 g |
| - フェニルアラニン | 1.103 g |
| - チロシン | 0.827 g |
| - バリン | 1.161 g |
| - アルギニン | 2.411 g |
| - ヒスチジン | 0.664 g |
| - アラニン | 1.07 g |
| - アスパラギン酸 | 2.916 g |
| - グルタミン酸 | 4.437 g |
| - グリシン | 1.095 g |
| - プロリン | 1.099 g |
| - セリン | 1.195 g |
| 水分 | 10.98 g |
| ビタミンA相当量 | 3 μg (0%) |
| - βカロテン | 32 μg (0%) |
| - ルテインおよびゼアキサンチン | 0 μg |
| ビタミンB1 | 0.555 mg (43%) |
| ビタミンB2 | 0.333 mg (22%) |
| ビタミンB3 | 2.832 mg (19%) |
| パントテン酸(ビタミンB5) | 0.976 mg (20%) |
| ビタミンB6 | 0.366 mg (28%) |
| 葉酸(ビタミンB9) | 423 μg (106%) |
| コリン | 95.8 mg (20%) |
| ビタミンB12 | 0 μg (0%) |
| ビタミンC | 1.4 mg (2%) |
| ビタミンD | 0 IU (0%) |
| ビタミンE | 0.05 mg (0%) |
| ビタミンK | 9 μg (9%) |
| カルシウム | 103 mg (10%) |
| 鉄分 | 6.7 mg (54%) |
| マグネシウム | 192 mg (52%) |
| マンガン | 1.626 mg (81%) |
| セレン | 8.2 μg (12%) |
| リン | 421 mg (60%) |
| カリウム | 1062 mg (23%) |
| 塩分 | 13 mg (1%) |
| 亜鉛 | 3.14 mg (33%) |
| %はアメリカにおける成人向けの 栄養摂取目標 (RDI) の割合。 出典: USDA栄養データベース(英語) |
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ソラマメ(蚕豆、空豆、英: Broad bean または Fava bean、学名 Vicia faba)は、マメ科の一年草または越年草。別名、ノラマメ(野良豆)、ナツマメ(夏豆)、テンマメ(天豆)、シガツマメ(四月豆)。
目次 |
特徴 [編集]
地中海、西南アジアが原産地と推測される。イスラエルの新石器時代の遺跡からも出土している。インゲンマメが普及する以前はソラマメは古代エジプトやギリシア、ローマにおいて主食とされていた。紀元前3000年以降中国に伝播、日本へは8世紀ごろ渡来したといわれている。古くから世界各地で栽培され、食用にされている。現在は南米、北米、ウガンダ、スーダンなどで栽培されている他、中華人民共和国河北省張家口で最高級品が栽培されている。
高さ50cmほど。秋に播種する。花期は3−4月で直径3cmほどで薄い紫の花弁に黒色の斑紋のある白い花を咲かせる。収穫は5月頃から。長さ10−30cmほどのサヤには3−4個の種が含まれている。
和名の由来は、豆果(さや)が空に向かってつくため「空豆」、または蚕を飼う初夏に食べ、さやの形が蚕に似ていることから「蚕豆」という字があてられた。酒処では「天豆」と表示している場合も多い。
食用 [編集]
塩ゆでするか、さやごと焼いて、中のマメをそのまま食べる。揚げて塩をふったものは「いかり豆」と呼ばれる。また、煮物や炒め物、スープなどに広く用いられ、アジアでは豆板醤の原料として利用される。ヒヨコマメと共に、中東のファラフェルの材料になる。中国ではもやしを生で食する。
人体において、酸化還元酵素のグルコース-6-リン酸デヒドロゲナーゼに欠陥があると、ソラマメを食べて溶血性貧血を起こし死に至ることがあり、これをソラマメ中毒と言う。
大豆アレルギーを回避するための代用食品の原料にも用いられる。
象徴 [編集]
花弁の黒点が死を連想させたため、古代ギリシャ人はソラマメを葬儀に用い、不吉として嫌われることもあった。古代ギリシアの数学者・哲学者で「ピタゴラスの定理(三平方の定理)」などで有名なピュタゴラスは、ソラマメの中空の茎が冥界(ハーデース)と地上を結んでおり、豆には死者の魂が入っているかも知れないと考えた。現代ギリシアでは "fava" はソラマメでなくエンドウマメを意味する。古代ローマ人もソラマメを葬儀に用いたが、食べることは厭わず、葬儀の際の食事に供することもした。イタリアでは、現在にいたるまで「甘いそら豆」 (fave dolci) や「死者のそら豆」 (fave dei morte) という、細かく刻んだアーモンド、卵白、砂糖で作ったソラマメ形の菓子を死者の日 (I Morti) に作って食べる習慣がある。
毒性 [編集]
ソラマメ中毒が報告されている。詳しくは当該項目参照。
ギャラリー [編集]
ソラマメ属の植物 [編集]
参考文献 [編集]
- バーバラ・サンティッチ、ジェフ・ブライアント(編) 『世界の食用植物文化図鑑』 山本紀夫(訳)、柊風舎、210ページ。ISBN 978-4-903530-35-2。
関連項目 [編集]
- ファラフェル - ヒヨコマメまたはソラマメから作ったコロッケのような中東の食べ物。
- なかやみわ『そらまめくんのベッド』 - 日本の現代絵本の代表的作品の一つ。
- ペコリーノ - イタリアのローマでは、ペコリーノとともに食べる習慣がある。
- フェーヴ (fève)
- プトレマイオス9世 - ラテュロス(ソラマメの意)という渾名を持っていた。