わたしは海

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
連続テレビ小説 > わたしは海
わたしは海
ジャンル ドラマ
脚本 岩間芳樹
出演者 あいはら友子
小野進也
井上昭文
三島ゆり子
坂本スミ子
ほか
ナレーター 倍賞千恵子
時代設定 昭和初期〜終戦直後
製作
制作 NHK大阪
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1978年10月2日 - 1979年3月31日
放送時間月曜 - 土曜8:15~8:30
放送枠連続テレビ小説
放送分15分
回数153
番組年表
前作おていちゃん
次作マー姉ちゃん
テンプレートを表示

わたしは海』(わたしはうみ)は、1978年昭和53年)10月2日から1979年(昭和54年)3月31日まで放送されたNHK連続テレビ小説第22作である。NHK大阪放送局制作第5作目。

特徴[編集]

広島県倉橋島呉市を主な舞台に身寄りのない戦争孤児を育てながら生きたヒロインの半生を描いている[1][2]。放送期間が半年体制となってからのNHK大阪放送局制作(大阪制作)第4作目となる。また、広島県の他に京都府福岡県も舞台になっており、3府県とも朝ドラが半年体制になってから、京都と福岡は大阪制作の作品では初めて舞台になった[3]

映像の現存状況[編集]

第1話と最終話のみ現存とされていたが、2007年に視聴者から話数不明のVHSテープ(第131回と思われる)が寄贈された[4]

NHKではマスターテープが失われた過去の放送番組の収集(制作関係者や一般視聴者らへのビデオテープ提供の呼びかけなど)を進めている[5]

放送ライブラリーでは最終回が公開[6]

キャスト[編集]

川村ミヨ
演 - 相原友子
川村喜市(ミヨの父)
演 - 井上昭文
川村あや(ミヨの義母)
演 - 三島ゆり子
川村ヒデ(ミヨの長姉)
演 - 宮本圭子
川村キク(ミヨの次姉)
演 - 阿井沢野舞枝
石沢松子(ミヨの実母)
演 - 坂本スミ子
長谷川麻吉(ミヨの夫)
演 - 小野進也
長谷川源吉
演 - 山本稔
上原秀之(ミヨの恋人)
演 - 三沢慎吾
上原華代
演 - 葦笛るか
笹本正一
演 - 大和田獏
若林民造
演 - 南条景浩
おりょう
演 - 谷川みゆき
飯田清子
演 - 中原ひとみ[7]
亀山良司(医師)
演 - 小池朝雄
長瀬八郎
演 - 有島一郎
佐野太平
演 - 辰巳柳太郎
分校の校長
演 - 邦保
分校の先生
演 - 三村伸也与田智治
和夫
演 - 森圭吾
その他
演 - 徳田尚美正司照江

※参考文献『朝ドラの55年 全93作品完全保存版』(NHKドラマ編集部、2015年)

スタッフ[編集]

視聴率[編集]

  • 本作は最高視聴率は42.1%をマークするも、平均視聴率は35.9%と振るわなかった[8]

出典[編集]

  1. ^ 「テレビ・ネット・ワーク/みなかわ正明」『映画情報』第43巻第8号、国際情報社、1978年8月1日、66頁、NDLJP:10339930/66 
  2. ^ 「NHKトピックス/NHK10月の番組改定/ラジオ周波数変更」『放送教育』第33巻第7号、日本放送教育協会、1978年10月1日、86頁、NDLJP:2341410/44 
  3. ^ 「NHK放送史『朝ドラ100』」の「ご当地マップ『京都』、『広島』、『福岡』」を参照。
  4. ^ NHKアーカイブス公式ページ『お宝発見ニュース』第18回
  5. ^ NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト
  6. ^ a b c d e f g h i 放送ライブラリー program番号:177839
  7. ^ 中原ひとみ - NHK人物録
  8. ^ ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説【関東地区】より。

外部リンク[編集]

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
おていちゃん
(1978年度上半期)
わたしは海
(1978年度下半期)
マー姉ちゃん
(1979年度上半期)