J・R・スミス

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J・R・スミス
J. R. Smith
JR Smith Cavs - 2015 (cropped).jpg
クリーブランド・キャバリアーズ  No.5
ポジション SG
背番号 5
身長 198cm (6 ft 6 in)
体重 100kg (220 lb)
ウィングスパン 208cm  (6 ft 10 in)[1]
シューズ ナイキ
基本情報
本名 Earl Joseph Smith III
愛称 The Prodigy
ラテン文字 J. R. Smith
誕生日 (1985-09-09) 1985年9月9日(32歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニュージャージー州の旗 ニュージャージー州フリーホールドバロー
出身 セント・ベネディクト高校
(ニュージャージー州)
ドラフト 2004年 18位 
選手経歴
2004-2006
2006-2011
2011-2012
2012-2015
2015-
ニューオーリンズ・ホーネッツ
デンバー・ナゲッツ
中華人民共和国の旗 浙江ゴールデンブルズ
ニューヨーク・ニックス
クリーブランド・キャバリアーズ
受賞歴

J・R・スミスJ. R. Smith、本名はEarl Joseph Smith III1985年9月9日 - )は、アメリカ合衆国ニュージャージー州フリーホールドバロー出身のバスケットボール選手。NBAクリーブランド・キャバリアーズに所属している。ポジションはシューティングガード。身長198cm、体重100kg。愛称はThe Prodigy(奇才の意)。

経歴[編集]

学生時代[編集]

高校生時代、最初の2年間はレイクウッド高校英語版に通い、最後の2年間はセント・ベネディクト高等学校英語版に通った。最終学年には23.9得点5.0スティールの成績を残し、シーズン通算700得点、スリーポイントシュート成功数108本、フィールドゴール成功率54.1%は同校の新記録となった。また2年連続で州のオールファーストチームに選ばれ、マクドナルド主催のマクダナルズ・オール・アメリカンにも出場し、ゲームハイの25得点をあげてイーストチームを勝利に導いた。

ニューオリンズ・ホーネッツ[編集]

ドラフト前は名門ノースカロライナ大学への進学が予定されていたが、大学へは進学せず、高校から直接2004年のNBAドラフトアーリーエントリーした。そしてニューオリンズ・ホーネッツに1巡目18位指名を受けてNBA入りを果たした。ルーキーイヤーとなった2004-05シーズンは、序盤はベンチスタートとなったが、12月下旬から先発に昇格し、主に得点面で活躍して平均10.3得点1.9スティールの成績を残した。またこのシーズンのNBAオールスターゲームではスラムダンクコンテストに出場し、NBAファンに高い身体能力を披露した。2年目の2005-06シーズンは調子を崩して成績は後退。

デンバー・ナゲッツ[編集]

2年目のオフにトレードに出され、シカゴ・ブルズへ放出。しかし直後に再びトレードに出され、2006-07シーズンデンバー・ナゲッツの一員として迎えた。

ナゲッツにて調子を取り戻したスミスは、先発SGとして毎晩高得点を叩き出していたが、12月16日ニューヨーク・ニックス戦で発生した乱闘事件に関与したとして、リーグから10試合の停止処分を受けた。さらにシーズン中盤になってチームは大物選手のアレン・アイバーソンを獲得したため、スミスは控えに回ることとなり、またヘッドコーチのジョージ・カールからも信頼が得られず、シーズン終盤になるにつれて出場時間は減少、1回戦で敗退したプレーオフの第5戦ではコートに立つことさえ許されなかった。

トラブルが絶えないスミスは2007-08シーズン前にもナイトクラブで暴行事件を起こし、チームから3試合の出場停止処分を受けた。2009年4月13日のサクラメント・キングス戦にてキャリアハイとなる45点を記録。

2009-10シーズンになり、背番号を1番から5番に変更した。

浙江ゴールデンブルズ[編集]

2011年、NBAロックアウトの影響を受け、中国バスケットボール協会浙江ゴールデンブルズと契約。CBAでプレーした。

ニューヨーク・ニックス[編集]

2012年、ニューヨーク・ニックスと契約。NBAに復帰した。

クリーブランド・キャバリアーズ[編集]

2015年1月5日、オクラホマシティ・サンダーなどが絡んだ三角トレードで、クリーブランド・キャバリアーズに移籍した。2015-16シーズンには念願のNBAチャンピオンを経験。同年7月に、2年目の契約を破棄しFAとなり、キャバリアーズとの再契約を目指したものの、トレーニングキャンプ中の10月に入っても再契約交渉が難航[2]していたが、同月14日に4年5700万ドルで無事再契約した[3]

人物[編集]

  • スミスはNBAのキャリアの中で、2度交通事故に巻き込まれている。1度目は2011年2月2日、チームメイトのカーメロ・アンソニーの自動車に同乗していた時に起きた接触事故で、2人には怪我はなかった。2度目は同年6月9日、スミスが運転するSUVが別の自動車と衝突。シートベルトをしていなかったスミスは車外に投げ出されて左肩などを負傷した。また後部座席から車外に投げ出された同乗者は死亡した。運転していた人物は軽傷で済んだ[4]
  • ラスール・バトラーとともに、トリーナのミュージックビデオ、『Here We Go』に出演している[5]
  • コート内外を問わず奇想天外な言動が多い強烈なキャラクターの持ち主。
  • 実際にスミスに会って隣に並んだ事があるバスケットボール解説者の中原雄によれば、スミスの身長は198cm(6フィート6インチ)よりもずっと低いとの事。
  • ガールフレンドとの間に女児がいる。
  • クリーブランド・キャバリアーズに在籍中の2016年11月29日のミルウォーキー・バックス戦の第2クォーター中、スミスはプレー中にも関わらず、相手ベンチ前でジェイソン・テリーと談笑し、その隙にマッチアップ相手のトニー・スネルのマークを外し、スネルに豪快なダンクシュートを決められるという大失態を演じ、非難を浴びた[6][7]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ    リーグリーダー    優勝シーズン

レギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2004–05 NOH 76 56 24.5 .394 .288 .689 2.0 1.9 .7 .1 1.4 10.3
2005–06 55 25 18.0 .393 .371 .822 2.0 1.1 .7 .1 1.0 7.7
2006–07 DEN 63 24 23.3 .441 .390 .810 2.3 1.4 .8 .1 1.3 13.0
2007–08 74 0 19.2 .461 .403 .719 2.1 1.7 .8 .2 1.5 12.3
2008–09 81 18 27.7 .446 .397 .754 3.7 2.8 1.0 .2 1.9 15.2
2009–10 75 0 27.8 .414 .338 .706 3.1 2.4 1.3 .3 1.9 15.4
2010–11 79 6 24.9 .435 .390 .738 4.1 2.2 1.2 .2 1.3 12.3
2011–12 NYK 35 1 27.6 .407 .347 .709 3.9 2.4 1.5 .2 1.3 12.5
2012–13 80 0 33.5 .422 .356 .762 5.3 2.7 1.3 .3 1.7 18.1
2013–14 74 37 32.7 .415 .394 .652 4.0 3.0 .9 .3 1.5 14.5
2014–15 24 6 25.8 .402 .356 .692 2.4 3.4 .8 .2 1.9 10.9
CLE 46 45 31.8 .425 .390 .818 3.5 2.5 1.4 .4 1.1 12.7
2014-15計 70 51 29.7 .417 .383 .750 3.1 2.8 1.2 .3 1.4 12.1
2015–16 77 77 30.7 .415 .400 .634 2.8 1.7 1.1 .3 .8 12.4
2016–17 41 35 29.0 .346 .351 .667 2.8 1.5 1.0 .3 .6 8.6
2017–18 80 61 28.1 .403 .375 .696 2.9 1.8 .9 .1 1.0 8.3
通算:14年 960 391 27.1 .419 .374 .732 3.2 2.1 1.0 .2 1.4 12.6

プレーオフ[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2007 DEN 4 0 11.8 .273 .000 1.000 2.3 .5 1.0 .3 .8 4.5
2008 4 0 27.0 .535 .318 .833 1.8 1.8 1.0 .0 1.3 18.3
2009 16 0 27.2 .454 .358 .543 3.3 2.8 1.1 .3 1.6 14.9
2010 6 0 26.5 .368 .355 .875 3.8 1.7 .7 .3 1.0 11.2
2011 5 0 15.2 .356 .429 .727 2.0 1.0 .4 .0 1.6 9.8
2012 NYK 5 0 35.0 .316 .179 1.000 2.6 2.2 1.2 .2 2.2 12.2
2013 11 0 31.9 .331 .273 .721 4.7 1.4 1.0 .5 1.8 14.3
2015 CLE 18 4 31.1 .403 .359 .700 4.7 1.2 .9 .6 .8 12.8
2016 21 21 34.8 .436 .430 .619 3.2 1.4 1.2 .2 .5 11.5
2017 18 18 27.1 .505 .500 .455 2.3 .7 .7 .3 .7 8.1
2018 22 21 32.1 .348 .367 .773 2.7 1.1 1.0 .2 .9 8.7
出場:11回 130 64 29.5 .400 .370 .706 3.2 1.4 1.0 .3 1.0 11.3

脚注[編集]

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外部リンク[編集]