ダニー・グリーン (バスケットボール)

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ダニー・グリーン
Danny Green
Danny Green warmup 20090930-6121.jpg
クリーブランド・キャバリアーズ時代のグリーン
(2009年)
サンアントニオ・スパーズ  No.14
ポジション スウィングマン(SG/SF)
背番号 14
身長 198cm  (6 ft 6 in)
体重 95.3kg (210 lb)
ウィングスパン 208cm  (6 ft 10 in)
シューズ ナイキ
基本情報
本名 Daniel Richard Green, Jr.
ラテン文字 Danny Green
誕生日 1987年6月22日(28歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ノース・バビロン
出身 ノースカロライナ大学
ドラフト 2009年 2巡目46位CLV
選手経歴
2010-2011
2011-現在
クリーブランド・キャバリアーズ
サンアントニオ・スパーズ
受賞歴

ダニー・グリーンDaniel Richard Green, Jr. , 1987年6月22日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ノース・バビロン出身のバスケットボール選手NBAサンアントニオ・スパーズに所属している。ポジションはシューティングガードスモールフォワードを兼ねるスウィングマン。身長198cm、体重95kg。ジェラルド・グリーンは従兄弟[1]

経歴[編集]

ハイスクール[編集]

ノースバビロンハイスクールに入学し、初年度は、バスケットボールだけでなく、アメリカンフットボールチームでクォーターバックをプレーした。2年時にマンハッタンのセントメリーハイスクールに入学し、3年時には平均20得点、10リバウンド、4アシスト、4ブロックの好成績を残している。2005年のカレッジ進学選手の全米ランクで、No.8のシューティングガード、全体でNo.31番目の選手、州ではNo.3の選手と目された[2]

カレッジ[編集]

2005年にノースカロライナ大学に進学し、ターヒールズでの初年シーズンは、シックスマンであった。2シーズン目で平均5.2得点、2.8リバウンドの成績を残した。2年目を終えた時点で転校を予想されていたが、その後も残り、カレッジキャリアのすべてをノースカロライナ大で終えている。3年次に平均22分出場、11.5得点、4.9リバウンド、2.0アシスト、1.2スティール、1.2ブロックの成績を残し、ゴール成功率も46.9%、フリースロー成功率87.3%、3ポイント成功率37.3%と向上を見せた。4年次進級を前に、2008年NBAドラフトにアーリーエントリーを表明したが、大学に残る選択肢を残すためにNCAAルールに従いエージェントとは契約せず、結局6月16日に大学に残ることを選択した。4年次には平均27分出場、13.1得点、4.7リバウンド、2.7アシスト、1.8スティール、1.3ブロック、ゴール成功率47.1%、3ポイント成功率41.8%と成績を軒並み向上させた。このシーズンでACCオールディフェンシブチームに選ばれ、タイラー・ハンズブローらと共にチームキャプテンを務め、2009年NCAAチャンピオンを獲得した。

主な記録[編集]

NBAキャリア[編集]

クリーブランド・キャバリアーズ[編集]

ノースカロライナ大学を卒業し、2009年NBAドラフト2巡目46位で、クリーブランド・キャバリアーズに指名を受けNBAのプレーヤーとなったが、数度のウェーバー、Dリーグなどを経て、2011年、サンアントニオ・スパーズと契約。

サンアントニオ・スパーズ[編集]

スパーズ入団直後はロースターに定着できず苦労したが、2年目で3ポイントシューターとしての資質が開花し、その高い成功率とタフなディフェンスでスターターに定着した。特に2013年ファイナル第3戦でスパーズは、9本中7本を成功させたグリーンを中心とし、ゲイリー・ニールらとともにNBAファイナル1試合新記録の3ポイント16本(32投)を決めた。第6戦では6本のスリーポイントを決め、対戦チームのレイ・アレンボストン・セルティックスで2008年に記録したファイナル3ポイント総成功数記録22本を超え、更に25本まで記録を伸ばした。この時点で成功率は66%であった。更に第6戦、最終戦ではそれぞれ1本に抑えられ敗れたものの、記録を27本にまで伸ばした。

2013年 NBAファイナル 3ポイント記録
Game 成功数ー投数 成功率 合計成功数 合計投数 総成功率
1[3] 4-9 .444 4 9 .444
2[4] 5-5 1.000 9 14 .642
3[5] 7-9 .777 16 23 .700
4[6] 3-5 .600 19 28 .679
5[7] 6-10 .600 25 38 .658
6[8] 1-5 .200 26 43 .605
7[9] 1-6 .166 27 49 .551

2013-14シーズンは、手の骨折により14試合を欠場したが、68試合に出場、59試合に先発し、3ポイントを135本、41.5%の高率で決めた。ファイナルを含めたプレーオフでは、すべての試合に先発出場し、安定した3ポイントと、タフなディフェンスで重要な場面でスティールを成功させ、主力として優勝に貢献した。この優勝により、マイケル・ジョーダンジェームズ・ウォージーと同じくNCAAおよびNBAでチャンピオンとなったノースカロライナ大学出身選手の仲間入りを果たした。2014年7月、ノースカロライナ大学、クリーブランド・キャバリアーズ時代の背番号14に戻すと公表した[10]

2014-15シーズンは、クワイ・レナードと共にダブルスウィングマンとしてスターターに定着し、ディフェンスでは、相手エースとのマッチアップも増え、オフェンスでは従来のスポットアップの3ポイントに加え、カットプレーなどのバラエティも増やして、ロールプレーヤー的な選手から主軸選手へと変貌した。 1月22日のワシントン・ウィザーズ戦で、スパーズ史上最速の256試合で、500-3ポイント成功を達成した。500以上達成選手は、マヌ・ジノビリ(385試合)、ブルース・ボウエン(661/430試合)、マット・ボナー(401試合)、ショーン・エリオット(563/608試合)を含め5人。 3月12日、クリーブランド・キャバリアーズ戦で5本の3ポイントを決め、5本以上を記録した試合数を29試合とし、マヌ・ジノビリのスパーズ記録に並んだ。 4月12日、フェニックス・サンズ戦で3本の3ポイントを決め、シーズン3ポイント成功数を191とし、正確なショットから”ライフルマン”と呼ばれたチャック・パーソンの1998年の190を抜き、スパーズのフランチャイズ記録を達成した[11]

2015年7月1日、フリーエージェントとなった同日にスパーズと4年4500万ドルの再契約に合意し[12]、7月14日、契約にサインした[13]

個人成績[編集]

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ

NBAレギュラーシーズン[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2009–10 CLV 20 0 5.8 .385 .273 .667 .9 .3 .3 .2 0.3 2.0
2010–11 SAS 8 0 11.5 .486 .368 .000 1.9 .3 .3 .1 0.6 5.1
2011–12 SAS 66 38 23.1 .442 .436 .790 3.5 1.3 .9 .7 1.0 9.1
2012–13 SAS 80 80 27.5 .448 .429 .848 3.1 1.8 1.2 .7 1.2 10.5
2012–13 SAS 68 59 24.3 .432 .415 .794 3.4 1.5 1.0 .9 1.1 9.1
2014–15 SAS 81 80 28.5 .436 .418 .874 4.2 2.0 1.2 1.1 1.1 11.7
Career 323 257 24.4 .440 .420 .829 3.3 1.5 1.0 .8 1.1 9.6

Playoffs[編集]

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2010–11 SAS 4 0 1.8 .333 .250 .000 .3 .5 .3 .3 0.3 1.3
2011–12 SAS 14 12 20.6 .418 .345 .700 3.2 1.1 .5 .7 1.0 7.4
2012–13 SAS 21 21 31.9 .446 .482 .800 4.1 1.5 1.0 1.1 0.9 11.1
2013–14 SASNBA FINAL CHAMP.png 23 23 23.0 .491 .475 .818 3.0 .9 1.4 .7 0.9 9.3
2014–15 SAS 7 7 29.1 .344 300 .667 3.1 2.1 1.0 1.0 0.7 8.3
Career 69 63 24.6 .441 .429 .762 3.2 1.2 1.0 .8 0.9 8.9

プレースタイル[編集]

運動能力は並だが、シュートセンスとディフェンスに優れ、スパーズのシステムに適合した選手である。スウィングマンのなかでは運動量[14]に加えてブロックが多いほうで[15]、特にトランジッションデフェンスでのブロックを得意としている。フリースローが高確率であり、チームスローの際に担当することも多い。

その他[編集]

  • TV中継で、グリーンの3ポイントが、出身校のノースカロライナ大学のチーム名を合わせて「ターヒール・トリプル」と呼称されることがある。

脚注[編集]

外部リンク[編集]