1972年の東映フライヤーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
1972年の東映フライヤーズ
成績
パシフィック・リーグ4位
63勝61敗6分 勝率.508[1]
本拠地
都市 東京都文京区
球場
後楽園球場
Gthumb.svg
球団組織
オーナー 岡田茂
経営母体 東映
監督 田宮謙次郎
« 1971
1973 »

1972年の東映フライヤーズ(1972ねんのとうえいフライヤーズ)では、1972年シーズンの東映フライヤーズの動向をまとめる。

この年の東映フライヤーズは、田宮謙次郎監督の3年目(途中就任の前年を含む)のシーズンであり、このシーズンオフ、日拓ホームが球団を買収したため、「東映フライヤーズ」として最後のシーズンである。

概要[編集]

この年は5月6日に高橋善正近鉄バファローズ戦に勝ってから7試合連続完投勝利、また大洋ホエールズから移籍したベテラン・森中通晴が5月13日から7連勝(うち6連続完投)と活躍、そして8月には大杉勝男が月間15本の本塁打を打つ活躍を見せたが、6月に2位になったのが最高、最終的には4位に甘んじた。

だが、前年大川博の逝去でオーナーに就任した岡田茂東映社長は、東映再建のために赤字会社の東京タワー交通、ボウリング関連を整理、東映動画(現 - 東映アニメーション)も本社から登石雋ーを社長に迎え、合理化のため希望退職者を募るなどを始める。フライヤーズとて再建の例外ではなく身売りの対象にされるが、譲渡先のパイオニアとの交渉が破談、そしてフライヤーズと共に球団存続のピンチに立たされていた西鉄ライオンズが「太平洋クラブライオンズ」となり、パ・リーグ6球団制が継続された事で、取りあえず引き続き東映が経営する事になるものの、翌1973年に結局身売りされることになる。

チーム成績[編集]

レギュラーシーズン[編集]

開幕オーダー
1 大下剛史
2 阪本敏三
3 張本勲
4 大杉勝男
5 白仁天
6 高橋博
7 千藤三樹男
8 岡村幸治
9 藤原真
1972年パシフィック・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 9月終了時 最終成績
1位 南海 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 -- 阪急 --
2位 阪急 0.5 南海 3.0 南海 7.0 南海 6.5 南海 13.0 南海 13.0 近鉄 14.0
3位 近鉄 1.5 東映 4.5 東映 8.5 東映 11.5 東映 16.0 東映 15.0 南海 14.0
4位 ロッテ 2.0 近鉄 7.5 ロッテ 8.5 ロッテ 12.5 ロッテ 17.0 近鉄 東映 15.0
5位 東映 3.0 ロッテ 8.5 近鉄 14.5 近鉄 13.5 近鉄 20.5 ロッテ 16.0 ロッテ 20.5
6位 西鉄 5.0 西鉄 12.5 西鉄 20.5 西鉄 22.0 西鉄 26.5 西鉄 31.0 西鉄 32.5
1972年パシフィック・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
優勝 阪急ブレーブス 80 48 2 .625 -
2位 近鉄バファローズ 64 60 6 .5161 14.0
3位 南海ホークス 65 61 4 .5158 14.0
4位 東映フライヤーズ 63 61 6 .508 15.0
5位 ロッテオリオンズ 59 68 3 .465 20.5
6位 西鉄ライオンズ 47 80 3 .370 32.5

[1]

オールスターゲーム1972[編集]

ファン投票 大杉勝男 阪本敏三 張本勲
監督推薦 高橋善正 加藤俊夫
補充選手 白仁天

できごと[編集]

選手・スタッフ[編集]

[2]

表彰選手[編集]

リーグ・リーダー
選手名 タイトル 成績 回数
張本勲 首位打者 .358 2年ぶり6度目
最多安打 169本 2年ぶり2度目
最高出塁率 .443 2年ぶり7度目
大杉勝男 打点王 101打点 2年ぶり2度目
金田留広 最多勝利 20勝 初受賞
ベストナイン
選手名 ポジション 回数
大杉勝男 一塁手 4年連続5度目
張本勲 外野手 2年ぶり12度目
ダイヤモンドグラブ賞(新設)
選手名 ポジション
大杉勝男 一塁手
大下剛史 二塁手

ドラフト[編集]

順位 選手名 ポジション 所属 結果
1位 新美敏 投手 日本楽器 入団
2位 三浦政基 投手 愛知学院大学 入団
3位 相本和則 内野手 キャタピラー三菱 入団
4位 江田幸一 投手 東京ガス 入団
5位 池田善吾 投手 三菱自動車川崎 拒否
6位 新屋晃 内野手 鹿児島照国高 入団

出典[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ a b 年度別成績 1972年 パシフィック・リーグ”. 2017年6月14日閲覧。
  2. ^ ベースボールマガジン2002夏季号, ベースボールマガジン社, (2002), p. 123