興南中学校・高等学校
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興南中学校・高等学校 | |
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国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人興南学園 |
校訓 |
中学校 - 自主創造 高等学校 - 和・師弟同行 |
設立年月日 | 1962年(昭和37年) |
創立記念日 | 2月3日 |
共学・別学 | 男女共学 |
中高一貫教育 | 併設型 |
課程 | 全日制課程 |
設置学科 | 普通科 |
高校コード | 47503D |
所在地 | 〒902-0061 |
北緯26度13分42.01秒 東経127度42分9.98秒 / 北緯26.2283361度 東経127.7027722度座標: 北緯26度13分42.01秒 東経127度42分9.98秒 / 北緯26.2283361度 東経127.7027722度 | |
外部リンク | 学校法人 興南学園 興南中学校・高等学校 |
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興南中学校・高等学校(こうなんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、沖縄県那覇市古島一丁目にある私立中学校・高等学校。
中学・高校を合わせた在籍は約1300名である。
概要
沖縄県内で初の私立高校及び私立中高一貫校である。高校においては、伝統的にスポーツを中心とした課外活動が活発である。
高校野球部は、甲子園の常連校としてプロ野球選手も数多く輩出しており、2010年には史上6校目で21世紀初となる春夏連覇を果たした[1]。また、沖縄県勢にとって夏の甲子園初優勝となった。[2]春4回、夏12回、計16回出場。
また、近年ではハンドボール部の男子がインターハイで6度(2003年、2005年、2006年、2009年、2013年、2014年)の全国制覇を成し遂げている。
バスケットボール部の男子も1986年春の選抜(現・ウィンターカップ)で沖縄県勢全国大会歴代最高となる準優勝を果たしたほか、2007年のインターハイでもベスト8まで進んだ。
ボクシング部は金城真吉監督が経営するウィンナーボクシング教室を練習場とし、インターハイ、ジュニアオリンピック、国体の優勝者を数多く生み、プロボクサーも輩出したが、1995年入学者=1998年卒業生が最後となり沖縄尚学高校に移管された。
設置コース
- フロンティアコース(中高一貫コース)
- 普通科
- フロンティアコース
- 特別進学コース(標準・発展)
- 総合進学コース
*かつては商業科もあったが、1993年最後の卒業生を送り出した後に廃止された。
沿革
- 1960年(昭和35年)11月 : 「設立発起人会」結成
- 1961年12月27日 : 「興南高等学校設立計画」を公表
- 1962年1月15日 : 用地(13,000坪)の整地工事、および、校舎建設工事に着手(学園本館、特別教室、普通教室)
- 1962年2月3日 : 「財団法人 興南学園」設立、初代理事長に山城篤男が就任
- 1962年3月7日 - 3月8日 : 第1回高等学校選抜試験実施(於 昭和会館ホール)
- 1962年4月4日 : 高等学校校舎落成式、普通科と商業科が置かれた
- 1962年4月23日 : 「興南高等学校」開校式、第1回入学式、初代高等学校校長に山城篤男が就任、初代高等学校副校長に高良忠一が就任
- 1967年5月30日 : 「財団法人 興南学園」から「学校法人 興南学園」に変更、第2代理事長に高良嘉永が就任
- 1967年12月18日 : 第2代高等学校校長に阿波根朝松が就任
- 1968年12月22日 : 第50回全国高等学校野球選手権大会準決勝進出記念碑「魂知和」建立
- 1969年9月14日 : 第3代高等学校校長に島尻勝太郎が就任
- 1970年6月30日 : 北館3階に商業実践教室増築、中館3階に普通教室増築
- 1974年2月18日 : 防音、冷房の音楽教室竣工
- 1974年2月28日 : 食堂兼図書館(3階建)竣工
- 1975年3月31日 : 特別教室(理科ビル・4階建)竣工[化学・地学・物理・生物(全館冷房)]
- 1976年5月1日 : 第4代高等学校校長に親泊康哲が就任
- 1976年11月6日 : 第5代高等学校校長に前田夏生が就任
- 1977年2月22日 : 学園創立15周年記念式典を催す
- 1978年4月1日 : 第3代理事長に油谷公が就任
- 1979年2月25日 : 体育館竣工、落成式典を催す
- 1982年2月23日 : 学園創立20周年記念式典を催す
- 1983年3月18日 : 新校舎起工式
- 1983年6月1日 : 第6代高等学校校長に油谷公が就任、第2代高等学校副校長に佐和田守男が就任
- 1983年8月31日 : 第1期高等学校校舎改築工事完了
- 1984年3月31日 : 第2期高等学校校舎改築工事完了
- 1984年12月12日 : 中学校設立認可
- 1985年2月10日 : 第1回中学校入学選抜試験実施(於・高等学校)
- 1985年3月31日 : 第3期高等学校校舎改築工事完了
- 1985年4月6日 : 興南中学校開校式、第1回入学式、初代中学校校長に油谷公が就任
- 1986年10月2日 : 第4代理事長に高良正文が就任、第7代高等学校校長 兼 第2代中学校校長に佐和田守男が就任
- 1986年10月17日 : 高等学校副校長に新里剋男が就任
- 1986年12月26日 : 第5代理事長に安次富正信が就任
- 1987年2月1日 : 第8代高等学校校長に栄野元康昌が就任
- 1987年3月30日 : 第3代中学校校長に栄野元康昌が兼務で就任、第4期高等学校校舎改築工事完了
- 1987年4月8日 : 中学校制服変更(新入生より)
- 1987年11月3日 : 中学校校歌完成・発表(作詞:下門龍榮、作曲:本間貞史)
- 1987年11月6日 : 中学校校舎地鎮祭
- 1988年3月31日 : 中学校新校舎落成、第5期高等学校校舎改築工事完了
- 1988年4月1日 : 第6代理事長に高良嘉永が就任
- 1989年(昭和64年/平成元年)3月31日 : 高等学校全館空調設備完成
- 1990年4月1日 : 第4代中学校校長に嵩元政秀が就任、中学校4階増築工事着工
- 1991年4月1日 : 第9代高等学校校長に嵩元政秀が就任、第5代中学校校長に平良寛吉が就任
- 1993年4月1日 : 高等学校商業科廃止、第7代理事長に知花孝弘が就任、第10代高等学校校長に平良寛吉が就任、第6代中学校校長に大城実が就任
- 1994年2月3日 : 学園創立30周年記念式典・祝賀会を催す
- 1994年12月11日 : 中学校創立10周年記念式典・祝賀会を催す
- 1995年4月1日 : 第11代高等学校校長 兼 第7代中学校校長に阿波連本昌が就任
- 1995年4月5日 : 学園創立30周年記念事業の「多目的ホール」竣工
- 1996年4月1日 : 弓道錬成道場竣工
- 1997年4月1日 : 第12代高等学校校長 兼 第8代中学校校長に徳山盛彦が就任
- 1998年9月1日 : LL特別教室完成
- 1998年4月9日 : 全学年で0校時授業(7時45分 - 8時35分)を開始
- 1998年11月22日 : 元・教頭の上運天より中学校校訓「自主・創造」記念碑寄贈
- 1999年2月1日 : 情報化教室完成
- 1999年4月1日 : 中学校・高等学校に「フロンティアコース」を新設
- 2000年4月1日 : 第13代高等学校校長 兼 第9代中学校校長に宮城たつ夫が就任
- 2001年2月2日 : 創立理事、第2代および第9代理事長の高良嘉永の胸像除幕式
- 2001年2月 : NHK学園高等学校提携校契約
- 2002年4月1日 : 第14代高等学校校長 兼 第10代中学校校長に前川晋二が就任、高等学校に「総合進学コース」を新設
- 2003年10月16日 : 第8代理事長に比嘉良雄が就任
- 2005年4月1日 : 第15代高等学校校長 兼 第11代中学校校長に上村英保が就任
- 2006年12月19日 : 第2体育館竣工、落成式典を催す
- 2007年7月1日 : 第9代理事長に前川晋二が就任
- 2008年4月1日 : 第16代高等学校校長 兼 第12代中学校校長に久貝宮一が就任
- 2008年7月1日 : 第10代理事長に平良寛吉が就任
- 2010年7月1日 : 第11代理事長に我喜屋優が就任
- 2011年4月1日 : 第17代高等学校校長 兼 第13代中学校校長に我喜屋優が就任
- 2012年2月3日 : 学園創立50周年記念式典・祝賀会を開催
- 2014年7月25日 : 食堂兼野球部寮竣工
- 2018年 : 夏の甲子園で2年連続12回目の出場。
年間行事
- 中学校
- 4月 : 始業式・入学式、新入生宿泊研修、保護者会、新入生歓迎球技大会
- 5月 : 中間試験
- 6月 : 中体連那覇地区大会、内科検診、授業参観、生徒総会
- 7月 : 期末試験、PTA進路講演会、保護者会、一学期終業式
- 8月 : 夏期講座、リーダー研修
- 9月 : 二学期始業式、夏休み明けテスト、EIグランプリ、遠足
- 10月 : 文化祭・体育祭・ミックスカーニバル(それぞれ3年に1回行われる)、中間試験
- 11月 : 冬服衣替え、合唱コンクール
- 12月 : 期末試験、県中文連見学、推薦入試、二学期終業式
- 1月 : 三学期始業式、3年学年末試験、中学入試(前期入試)、
- 2月 : 3年生受験・就職休み、卒業生を送る会、中学入試(後期入試)、修学旅行(2年生)、学年末試験(1・2年生)
- 3月 : 卒業式、保護者会、修了式、(1・2年生)春期課外授業
- 高等学校
- 4月 : 始業式・入学式、保護者会、新入生歓迎球技大会
- 5月 : 中間試験、県高校総体
- 6月 : 内科検診
- 7月 : 期末試験、PTA進路講演会、保護者会、一学期終業式、3年前期夏研修
- 8月 : 3年後期夏研修、夏期講座
- 9月 : 二学期始業式、遠足
- 10月 : 興琉祭・体育祭・ミニ運動会(それぞれ3年に1回行われる)、新人体育大会
- 11月 : 冬服衣替え
- 12月 : 期末試験、高校入試(推薦入試)、二学期終業式
- 1月 : 三学期始業式、高校入試(前期入試A日程)
- 2月 : 3年就職休み、卒業生を送る会、高校入試(前期入試B日程)
- 3月 : 卒業式、保護者会、修了式、高校入試(後期入試)、春期課外授業、修学旅行(2年生)
著名な出身者
野球
- 前泊哲明 - 元・プロ野球選手
- 与座朝勝 - 元・プロ野球選手
- 金城博和 - 元・プロ野球選手
- 渡真利克則 - 元・プロ野球選手、元審判員
- 竹下浩二 - 元・プロ野球選手
- 仲田幸司 - 元・プロ野球選手、野球解説者
- 仲田秀司 - 元・プロ野球選手
- 友利結(デニー友利) - 元・プロ野球選手
- 名幸一明 - 元・プロ野球選手・現審判員
- 西岡洋 - 元・プロ野球選手
- 松谷秀幸 - 競輪選手、元プロ野球選手
- 上原厚治郎 - 元・プロ野球選手
- 島袋洋奨 - 元プロ野球選手・2020年4月より、同校職員(契約社員)として就任(2010年第82回選抜大会および第92回選手権大会優勝投手)
- 大城滉二 - プロ野球選手
- 高良一輝 - 元プロ野球選手
- 宮城大弥 - プロ野球選手
- 我喜屋優 - 元・社会人野球選手、現・学校法人興南学園理事長および中高校長、高校野球部監督(2010年第82回選抜大会および第92回選手権大会優勝監督)
ハンドボール
- 田場裕也 - ハンドボール選手(琉球コラソンGM)
- 棚原良 - ハンドボール選手
- 内田武志 - ハンドボール選手
- 東長濱秀作 - ハンドボール選手
- 東長濱秀希 - ハンドボール選手
- 石川出 - ハンドボール選手
- 伊舎堂博武 - ハンドボール選手
- 東江雄斗 - ハンドボール選手
- 津波古駿介 - ハンドボール選手
- 宮國央芽 - ハンドボール選手
バスケット
- 井上公男 - 元・バスケットボール選手、現同校バスケットボール部監督
- 伊佐勉 - プロバスケットボール指導者(サンロッカーズ渋谷HC)
- 新里智将 - バスケットボール選手
- 山城吉超 - 元・プロバスケットボール選手:2003年卒業
- 上江田勇樹 - バスケットボール選手
- 山内盛久 - プロバスケットボール選手
- 岸本行央 - プロバスケットボール選手
- 狩俣昌也 - プロバスケットボール選手
ボクシング
体操
ゴルフ
芸能
- 玉城泰拙 - お笑い芸人(セブンbyセブン)
- 崎山一葉 - タレント
- 岸本祐二(岸本裕二) - 俳優
- 安里勇哉(安里勇哉) - 俳優
- D-51・YASU - ミュージシャン
- DA PUMP・ISSA - タレント(中学校のみ)
- 糸数美樹 - タレント
- 澄月菜音 - 宝塚歌劇団・花組の男役
その他
アクセス
- モノレール
- 沖縄都市モノレール線 - 古島駅下車(徒歩約5分)
- 路線バス
→詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照
- 興南高校前バス停
- 8番・首里城下町線 (沖縄バス)
- 11番・安岡宇栄原線 (那覇バス) ※新都心経由のみ
- 21番・新都心具志川線 (琉球バス交通)
- 33番・糸満西原(末吉)線 (那覇バス)
- 55番・牧港線 (琉球バス交通)
- 56番・浦添線 (琉球バス交通)
- 88番・宜野湾線 (琉球バス交通)
- 90番・知花(バイパス)線 (琉球バス交通)
- 98番・琉大(バイパス)線 (琉球バス交通)
- 112番・国体道路線 (琉球バス交通)
尚、興南学園には学園バスがあり、 西海岸線、中央線、南部線、糸満線がある[3]。
脚注
- ^ 春の大会の決勝戦では、同校OBの具志堅用高がアルプススタンドで観戦していた。同校は2009年春にも出場している(1回戦敗退)が、この際に具志堅は「決勝戦に進出したら観に行く」と公言し、一年越しの公約を果たした形となった。
- ^ “興南 島人に届けた初大旗/夏の甲子園 - 夏の甲子園 : nikkansports.com” (日本語). nikkansports.com 2018年7月31日閲覧。
- ^ “試験運行【東西線】の期間延長について” (PDF). 興南学園 (2017年7月21日). 2017年7月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 学校法人興南学園興南中学・興南高等学校
- もともとは、別々のホームページであったが、2017年7月に学園ホームページへとリニューアルした。