真砂勇介

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真砂 勇介
福岡ソフトバンクホークス #64
Masagoyusuke hawks 20150501.JPG
2015年5月1日 神戸第二サブ球場にて
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 京都府京都市伏見区
生年月日 (1994-05-04) 1994年5月4日(27歳)
身長
体重
185 cm
88 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2012年 ドラフト4位
初出場 2017年7月30日
年俸 900万円(2021年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
獲得メダル
日本の旗 日本
男子野球
WBSC U-23ワールドカップ
2016

真砂 勇介(まさご ゆうすけ、1994年5月4日 - )は、京都府京都市伏見区出身のプロ野球選手外野手)。右投右打。福岡ソフトバンクホークス所属。

愛称は、チームメイトの柳田悠岐の愛称「ギータ」にあやかって名付けられた「ミギータ」(柳田は左打ち)[2]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

京都市立向島藤の木小学校4年時から野球を始める。宇治市立槇島中学校時代は京都木津川シニアに所属。3年夏に全国大会へ出場している[3]

京都府立西城陽高校時代は、1年時の夏からベンチ入りを果たすと、秋からレギュラーとなった[3]。2年夏・3年夏に京都府予選準々決勝で福知山成美高校に敗れるなど、在校中には春夏とも甲子園球場での全国大会へ出場できなかった。

2012年のプロ野球ドラフト会議で、福岡ソフトバンクホークスから4巡目で指名[4]。契約金4,000万円、年俸500万円(金額は推定)という条件で入団した。背番号64

プロ入り後[編集]

2013年には、主に三軍戦へ出場。83試合に出場し、打率.283、2本塁打、32打点、8盗塁の成績を残す[5]。二軍のウエスタン・リーグ公式戦には、通算で8試合に出場したが、10打席無安打に終わった[6]

2014年には、ウエスタン・リーグ公式戦99試合に出場。打率.244、2本塁打、18打点、6盗塁という成績を残した[7]

2015年には、オープン戦途中の3月からプロ入り後初めて一軍へ合流。3月4日の対阪神タイガース戦(阪神甲子園球場)7回表の打席では、安藤優也から適時二塁打を打ち、一軍の対外試合における初安打・初打点を記録した。しかし、翌5日に二軍へ戻ると、一軍復帰を果たせないままシーズンを終えた[8]。ウエスタン・リーグ公式戦には、通算で89試合に出場。打率.232、3本塁打、20打点、8盗塁を記録した[9]。シーズンオフの11月28日から台湾で開催された2015年アジアウインターベースボールリーグにおいて、NPB選抜として選出された。同大会では19試合に出場し、打率.290、1本塁打、9打点の成績を残す[10]

2016年には、フレッシュオールスターゲームに、ウエスタン・リーグ選抜の一員として初出場を果たした[11]。ウエスタン・リーグ公式戦90試合に出場。シーズンの規定打席へ初めて到達し、リーグ5位の打率.295、7本塁打、44打点、18盗塁を記録した[12]が、一軍公式戦への初出場までには至らなかった。シーズン終了後に開催された第1回WBSC U-23ワールドカップでは、日本代表[13]の4番打者としてチームの優勝に貢献。大会通算で打率.387(31打数12安打)、4本塁打(大会最多タイ記録)、14打点(2位タイ記録)という成績を残し、MVPに選出された[14]。また、チームメイトの武田健吾と並んで、外野手部門のベストナインにも選ばれている[15]。11月28日に行われたNPB AWARDS 2016においてウエスタン・リーグのビッグホープ賞を受賞した[16]

2017年には、1月に柳田や黒瀬健太と共にグアムで自主トレーニングに取り組んだ[17]。前述したU-23日本代表での活躍が評価されたことや、外野手の補強が見送られたことなどから、プロ入り後初めて春季キャンプのスタートを一軍で迎えた[2][18][注 1]塚田正義上林誠知釜元豪ら若手外野手とともに、激しいポジション争いを繰り広げるが[19]、開幕一軍は果たせなかった。7月26日、骨折で離脱した内川聖一に代わり一軍選手登録され[20]、同月30日の対北海道日本ハムファイターズ17回戦(福岡 ヤフオク!ドーム)で9番・右翼手で起用され、一軍公式戦初出場をスターティングメンバーで迎える[21]。結果は3打席ノーヒットに終わったが、8月3日の対オリックス・バファローズ16回戦(京セラドーム大阪)において、5回表にソロ本塁打を打ち、プロ初安打・初打点・初本塁打を飾る[22]。一軍公式戦に9試合の出場を果たしたが、右肩の違和感で8月16日に一軍出場選手登録を抹消[23]されて以降は一軍での出場機会は無かった。二軍公式戦においては92試合に出場し規定打席には達したが、打率.216、8本塁打、29打点、16盗塁の成績で、前年の成績を下回った[24]

2018年、一軍公式戦の出場は僅か1試合にとどまる。二軍公式戦においては、78試合の出場で打率.275、9本塁打、31打点、9盗塁を記録する[25]。シーズンオフにはプエルトリコウィンターリーグに派遣された[26]

2019年、柳田悠岐の離脱により一軍昇格し[27]、6月7日に行われたセ・パ交流戦、対広島東洋カープ戦において、自身初の決勝打を打つ[28]。一軍公式戦には12試合に出場し打率.143。二軍公式戦においては、107試合の出場で打率.253、5本塁打、32打点、26盗塁を記録し[29]、11月26日に行われたNPB AWARDS 2019においてウエスタン・リーグの最多盗塁賞を受賞した[30]

2020年、8月26日に一軍昇格すると[31]、守備や代走中心の起用の中、41打席で打率.314の好成績を挙げる。10月18日に行われた対東北楽天戦において、3年ぶりに一軍公式戦での本塁打を記録する[32]ポストシーズンでは、千葉ロッテとのクライマックスシリーズにおいて、11月15日の第2戦に守備で出場[33]読売ジャイアンツとの日本シリーズでは、11月22日の第2戦で代走から出場し、9回表に日本シリーズにおいての初安打を記録する[34]

2021年は開幕一軍入りを果たし前年と同じく代走や守備での途中出場が多い中、少ない打席機会で結果を残し、6月5日の対阪神戦(甲子園)ではスタメンとしては初めてクリーンナップ(5番)に起用され、2点ビハインドの6回一死一塁で逆転に繋がる適時二塁打を打ちチームの勝利に貢献した[35]。交流戦終了時は打率が3割を超えていたが、リーグ戦再開後は不調に陥り8月24日に登録抹消となった[36]

選手としての特徴・人物[編集]

高校通算52本塁打の打撃に加え、50メートル走6秒1、遠投105メートル、背筋力220キログラムを誇り、「全身がばねのような」身体能力の高い三拍子揃った外野手[3][37]。2013年に行われた福岡・西戸崎合宿所での新人合同自主トレでは、体力測定2種目(5段立ち幅跳び、メディシンボールの後ろ投げ)で10選手中トップの記録を計測している[38]

本人曰く、「僕は長距離砲タイプじゃありません。確かにホームランに対する欲は出てきたけど、強い打球を打つためにバットを強く振って、ボールの下を叩いたときにはスタンドインというのが理想。ヒットの延長です」とのことである[39]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2017 ソフトバンク 9 13 12 2 1 0 0 1 4 1 0 0 0 0 1 0 0 2 0 .083 .154 .333 .487
2018 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- ---- ---- ----
2019 12 23 21 4 3 0 0 0 3 1 2 0 1 0 1 0 0 11 0 .143 .182 .143 .325
2020 50 41 35 9 11 2 1 1 18 6 2 2 0 0 4 0 2 11 0 .314 .415 .514 .929
通算:4年 72 77 68 16 15 2 1 2 25 8 4 2 1 0 6 0 2 24 0 .221 .303 .368 .670
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]



外野












2017 ソフトバンク 8 6 0 0 0 1.000
2018 1 0 0 0 0 ----
2019 10 11 1 0 1 1.000
2020 48 22 0 0 0 1.000
通算 67 39 1 0 1 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

表彰[編集]

国際大会

記録[編集]

背番号[編集]

  • 64(2013年 - )

登場曲[編集]

  • 「SEASON IN SUMMER」寿君(2014年)
  • 「ピタカゲ(CROOKED)」G-DRAGON(2015年 - 2016年)
  • 「炎天夏」湘南乃風(2017年)
  • 「自由」女子十二楽坊(2017年)
  • 「Light It Up (feat.Nyla&Fuse ODG)[Remix]」Major Lazer(2017年)
  • ヒューマンWANIMA(2018年)
  • 「つづくもの」WANIMA(2018年)
  • 「Taki Taki」DJ Shake(2019年)
  • 「アゲイン」WANIMA(2019年)
  • 「GO STRAIGHT」THE FOREVER YOUNG(2020年 - )

[40]

代表歴[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ このシーズンを迎えるためのオフシーズンにおけるFA市場の外野手では、陽岱鋼糸井嘉男がいたが、いずれも(表立っての)獲得交渉への参加自体を見送っていた。また、2016年シーズンのソフトバンクの外野手では、柳田、中村晃が規定打席に到達であったが、あとの1つは絶対的レギュラーがいた訳ではなかった(この年は長谷川勇也指名打者での起用が中心であった)。

出典[編集]

  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2021年6月10日閲覧。
  2. ^ a b 打球は本家並み。若鷹・真砂は”右の柳田”になれるか。レギュラー奪取も視野に【2017年ブレイク期待の選手】”. ベースボールチャンネル (2017年2月7日). 2017年2月7日閲覧。
  3. ^ a b c ロッテスカウトも熱視線 通算40本塁打外野手「粗削りだが将来性感じる」”. スポニチ Sponichi Annex (2012年4月23日). 2013年3月4日閲覧。
  4. ^ ドラフト会議で大学球界No.1東浜投手ら10人を指名!”. 福岡ソフトバンクホークス (2012年10月25日). 2013年2月18日閲覧。
  5. ^ 2013年 3軍個人成績 打撃成績(ホークス) 2013年10月8日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2013年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
  6. ^ 2013年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  7. ^ 2014年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  8. ^ ソフトバンク真砂 初安打初打点「やっと出た」”. 日刊スポーツ (2015年3月5日). 2016年10月21日閲覧。
  9. ^ 2015年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  10. ^ TEAM 日職聯軍 球員成績 打擊成績”. 亞洲冬季棒球聯盟. 2017年12月23日閲覧。
  11. ^ 2016年度フレッシュオールスター・ゲーム 試合結果”. 日本野球機構 (2016年7月14日). 2016年10月21日閲覧。
  12. ^ 2016年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  13. ^ “「第1回 WBSC U-23ベースボールワールドカップ」に出場する侍ジャパンU-23代表選手が決定”. 野球日本代表オフィシャルサイト. (2016年10月12日). https://www.japan-baseball.jp/jp/news/press/20161012_2.html 2016年10月12日閲覧。 
  14. ^ No. 1 Japan crowned World Champions, defeat No. 15 Australia in Final of WBSC U-23 Baseball World Cup” (英語). WBSC | World Baseball Softball Confederation (2016年11月6日). 2016年11月7日閲覧。
  15. ^ “【U-23W杯】侍ジャパン真砂、大会最多タイ4本塁打で大会MVPに 武田もベストナイン”. Full-Count. (2016年11月7日). https://full-count.jp/2016/11/07/post50260/ 2016年11月7日閲覧。 
  16. ^ 2016年度 表彰選手 (ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  17. ^ チーム柳田結成 ミギータ真砂が弟子入り”. 西日本スポーツ (2016年11月11日). 2017年2月7日閲覧。
  18. ^ 「ミギータ」勝負の年 ソフトバンク・真砂”. 毎日新聞 (2017年2月7日). 2017年2月8日閲覧。
  19. ^ ソフトバンク真砂、生き残りかけマルチでアピール”. 日刊スポーツ (2017年3月13日). 2017年4月2日閲覧。
  20. ^ 楽天クルーズら登録、内川聖一ら抹消/26日公示”. 日刊スポーツ (2017年7月26日). 2017年8月4日閲覧。
  21. ^ 2017/07/30(日)第17回戦 福岡ソフトバンク vs 北海道日本ハム”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年7月30日). 2017年8月4日閲覧。
  22. ^ ソフトバンク真砂「頭が真っ白」プロ初安打が本塁打”. 日刊スポーツ (2017年8月3日). 2017年8月4日閲覧。
  23. ^ ホークス江川が1カ月半ぶり昇格”. 西日本スポーツ (2017年8月16日). 2017年12月23日閲覧。
  24. ^ 2017年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  25. ^ 2018年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2020年12月4日閲覧。
  26. ^ “ソフトB高橋純、真砂、周東 プエルトリコWL参加へ”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2018年11月6日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/463280/ 2020年12月5日閲覧。 
  27. ^ “ソフトバンク非常事態 柳田ショック全治3週間 2軍の真砂が緊急昇格”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2019年4月9日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/501104/ 2020年12月4日閲覧。 
  28. ^ “ソフトバンク真砂プロ初V打 “師匠”柳田帰ってくるまで「絶対1軍」”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2019年6月8日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/516851/ 2020年12月4日閲覧。 
  29. ^ 2019年度 福岡ソフトバンクホークス 個人打撃成績(ウエスタン・リーグ)”. 日本野球機構. 2020年12月4日閲覧。
  30. ^ “【ソフトバンク】ウエスタン・リーグ盗塁王の真砂「走攻守すべて、もっともっとレベルアップしていきたい」”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2019年11月26日). https://hochi.news/articles/20191126-OHT1T50062.html 2020年12月4日閲覧。 
  31. ^ “ソフトバンク真砂「どの場面でも準備して」今季初打席初安打”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年8月28日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/639786/ 2020年12月4日閲覧。 
  32. ^ “プロ初安打アーチから3年 ソフトバンクの真砂がダメ押し打”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2020年10月18日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/655655/ 2020年12月4日閲覧。 
  33. ^ 2020/11/15(日)第2戦 福岡ソフトバンク vs 千葉ロッテ 出場選手成績”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト (2020年11月15日). 2020年12月4日閲覧。
  34. ^ 2020/11/22(日)第2戦 巨人 vs 福岡ソフトバンク 出場選手成績”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト (2020年11月22日). 2020年12月4日閲覧。
  35. ^ “真砂が初の5番起用に応える「自分で流れを変えるんだ」”. 西日本スポーツ. (2021年6月6日). https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/750690/ 2021年6月6日閲覧。 
  36. ^ ソフトバンク牧原大が1軍復帰 抹消は真砂、後半戦一度もスタメンないまま”. テレビ西日本 (2021年8月24日). 2021年9月9日閲覧。
  37. ^ 強打、俊足、強肩、飛距離…「ミギータ」SB真砂にかかる大きな期待”. Full-Count (2016年12月18日). 2017年2月7日閲覧。
  38. ^ お祭り男ソフト4位真砂、理想は室伏広治”. 日刊スポーツ (2013年1月16日). 2021年9月9日閲覧。
  39. ^ ブレイク必至。ソフトバンクの「ミギータ」こと真砂勇介とは何者か”. web Sportiva (2016年11月27日). 2017年2月7日閲覧。
  40. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2020年12月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]