八木健史
エイジェック硬式野球部 バッテリーコーチ #72 | |
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基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 東京都八王子市 |
生年月日 | 1990年1月13日(34歳) |
身長 体重 |
186 cm 84 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
プロ入り | 2012年 育成選手ドラフト1位 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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コーチ歴 | |
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この表について
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八木 健史(やぎ たけし、1990年1月13日 - )は、東京都八王子市出身の元プロ野球選手(捕手、右投右打)。コーチ。NPBでは育成選手であった。
経歴
[編集]八王子市立川口中学校時代は「八王子リトルシニア」でプレー[1]。中学卒業後は工学院大附高へ進学[2]。高校時代は捕手を務め、3年時の夏は西東京予選2回戦で八王子高に3-11で敗れた。甲子園出場経験は無し。
高校卒業後は、杏林大学へ進学するも中退。その後、社会人野球のクラブチームである横浜ベイブルースに入団。
2010年1月23日、ベースボール・チャレンジ・リーグの群馬ダイヤモンドペガサスの球団トライアウトに合格し入団[3]。同年は、28試合に出場し打率.147に終わる。
2011年、廣神聖哉らと併用され52試合に出場。打率.280を記録した。
2012年、正捕手となり59試合に出場。しかし、打率は.216と低迷した。同年10月25日、プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト1位指名を受けた[4]。
2013年6月、右肘の内側側副靭帯再建手術(トミー・ジョン手術)及び尺骨神経剥離の手術を受ける[5]。
2014年、10月31日に球団から戦力外通告を受け[6]、同日付で自由契約公示された[7]。11月29日、古巣・群馬が獲得を発表[8]、2年ぶりの復帰となる。
2016年11月12日の12球団合同トライアウトに参加、5打数無安打1三振の内容だった [9]。12月2日、翌年度からBCリーグに参加する栃木ゴールデンブレーブスに、バッテリーコーチ兼任で入団することが発表された[10]。
2018年8月14日、リーグ史上3人目のサイクル安打を達成する[11]。10月15日、現役引退を発表、引き続きコーチとしてチームに残留することが発表された[12]。後に役職名がバッテリー兼育成コーチに改められている[13]。
2021年1月13日、球団より退任が発表され、栃木を退団[14]、翌1月14日、栃木ゴールデンブレーブスの運営母体でもあるエイジェックの男子硬式野球部コーチ就任が発表された[15]。この年の都市対抗野球大会栃木県予選より現役復帰、選手兼任コーチとして試合に出場した[16]。
選手としての特徴・人物
[編集]二塁送球が1.8秒台後半を記録する強肩が売りの捕手[18]。
2011年当時、群馬ダイヤモンドペガサスの監督を務めていた秦真司からは、打力や走力には課題が残るが送球やキャッチングの守備面で評価されていた。また、1つ1つのプレーに対して自己分析が出来るようになり、キャッチャーらしい考え方を持てるようになったと言われた[18]。
プロ入り後に西戸崎寮に入寮してから、ファンから小久保裕紀と間違えられると語っているが、それだけに目標にしているとのこと[19]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]- 一軍公式戦出場なし
独立リーグでの打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
三 振 |
四 球 |
死 球 |
犠 打 |
犠 飛 |
盗 塁 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2010 | 群馬 | 28 | 34 | 4 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 2 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | .147 | .194 | .147 | .342 |
2011 | 52 | 107 | 12 | 30 | 5 | 0 | 1 | 18 | 21 | 10 | 2 | 4 | 3 | 0 | 2 | .280 | .344 | .355 | .699 | |
2012 | 59 | 171 | 10 | 37 | 7 | 0 | 1 | 15 | 27 | 12 | 3 | 8 | 1 | 0 | 6 | .216 | .278 | .275 | .553 | |
2015 | 61 | 205 | 27 | 54 | 15 | 1 | 3 | 23 | 30 | 10 | 1 | 1 | 3 | 1 | 5 | .263 | .297 | .390 | .687 | |
2016 | 65 | 236 | 35 | 67 | 15 | 1 | 8 | 34 | 35 | 16 | 0 | 3 | 2 | 2 | 4 | .284 | .327 | .458 | .784 | |
2017 | 栃木 | 68 | 256 | 35 | 66 | 12 | 0 | 9 | 40 | 40 | 30 | 2 | 0 | 5 | 2 | 3 | .258 | .334 | .410 | .745 |
2018 | 70 | 261 | 41 | 88 | 16 | 2 | 13 | 61 | 23 | 28 | 6 | 1 | 5 | 7 | 7 | .337 | .407 | .563 | .970 | |
通算:7年 | 403 | 1270 | 164 | 347 | 70 | 4 | 35 | 192 | 185 | 108 | 14 | 20 | 19 | 12 | 28 | .273 | .332 | .417 | .750 |
- 各年度の太字はリーグ最高
背番号
[編集]- 27 (2010年 - 2012年、2017年 - 2018年)
- 128 (2013年 - 2014年)
- 1 (2015年 - 2016年)
- 72 (2019年 - 2020年)
脚注
[編集]- ^ “八王子リトルシニア チーム紹介”. NPO法人八王子リトルシニア野球協会. 2020年9月24日閲覧。
- ^ “卒業生八木健史さん ソフトバンクホークスへ”. 工学院大学附属高等学校 公式ブログ (2012年10月27日). 2013年2月15日閲覧。
- ^ “群馬 球団トライアウト合格者のお知らせ”. BCリーグ (2010年1月23日). 2013年2月15日閲覧。
- ^ “ドラフト会議で大学球界No.1東浜投手ら10人を指名!”. 福岡ソフトバンクホークス (2012年10月25日). 2013年2月15日閲覧。
- ^ “ソフトバンク育成新人の八木が手術”. スポニチ Sponichi Annex (2013年6月7日). 2013年6月8日閲覧。
- ^ 来季契約についてソフトバンク球団公式サイト2014年10月31日配信
- ^ 2014年度 自由契約選手(育成選手) 日本野球機構オフィシャルサイト 2014年11月7日閲覧。
- ^ 新入団選手のお知らせ群馬球団公式サイト2014年11月29日配信
- ^ “65人が参加/12球団合同トライアウト詳細”. 日刊スポーツ. (2016年11月12日) 2016年11月13日閲覧。
- ^ 新入団・移籍選手のお知らせ - 栃木ゴールデンブレーブス(2016年12月2日)
- ^ 八木選手 サイクル安打達成のお知らせ - 栃木ゴールデンブレーブス(2018年8月15日)
- ^ 選手引退およびコーチ就任のお知らせ - 栃木ゴールデンブレーブス(2018年10月15日)
- ^ 八木コーチ役職名称変更および首脳陣背番号について - 栃木ゴールデンブレーブス(2019年1月22日)
- ^ 【コーチ退任のお知らせ】 - 栃木ゴールデンブレーブス(2021年1月13日)
- ^ 2021シーズンコーチ就任のお知らせ - エイジェック硬式野球部公式サイト(2021年1月14日)
- ^ エイジェック硬式野球部【公式】 [@@agkbaseball] (2021年8月21日). "第92回都市対抗野球大会栃木県予選1回戦". X(旧Twitter)より2021年10月31日閲覧。
- ^ 2022シーズン新体制のお知らせ - エイジェック硬式野球部公式サイト(2022年3月1日)
- ^ a b “BCリーグ戦記:第95回 群馬・秦真司監督「自己分析なくして成長はなし」”. SPORTS COMMUNICATIONS (2011年4月27日). 2013年2月15日閲覧。
- ^ “八木 小久保氏再来目指す 「練習量見習いたい」中身も似せる”. 西スポ (2013年1月14日). 2013年2月15日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)
- 八木 健史 - エイジェック硬式野球部