飯田優也

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飯田 優也
阪神タイガース #56
Iida yuya.jpg
ソフトバンク時代
(2013年7月18日、こまちスタジアムにて)
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 兵庫県神戸市
生年月日 (1990-11-27) 1990年11月27日(27歳)
身長
体重
186 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 2012年 育成選手ドラフト3位
初出場 2014年6月11日
年俸 2,000万円(2018年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴

飯田 優也(いいだ ゆうや、1990年11月27日 - )は、兵庫県神戸市出身のプロ野球選手投手)。左投左打。阪神タイガース所属。実兄は福岡ソフトバンクホークス二軍ブルペン担当の飯田一弥

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

4歳の頃、阪神・淡路大震災により西宮市の自宅で被災。猫に起こされ難を逃れたが、仮設住宅住まいを経験し、その後愛媛県の祖母の家で4年間を過ごす [2]

神戸弘陵学園高等学校時代、背番号13で登録された3年時の夏に東兵庫予選大会決勝(この年は90回記念大会により兵庫を東西に分けて2校選出。)に進出したが、報徳学園に延長12回サヨナラ負けで準優勝だった。登板は3回戦の伊丹高等学校戦での中継ぎ1試合のみ。甲子園出場実績はなし。

高校卒業後は、北海道学生野球連盟に加盟する東京農業大学北海道オホーツク硬式野球部(進学時は東京農業大学生物産業学部硬式野球部)へ進学。進学後は1年時春からリーグ戦に出場。 3年時春のリーグ戦で優勝して大学選手権出場を果たし、神宮球場のマウンドを経験したが、初戦の横浜商科大学戦では6回1死二三塁の場面で救援するものの、2点適時打を浴び救援失敗。 先発した慶應義塾大学戦では制球が乱れ先頭から2連続四球、結局適時打を許し1死も取れずKOされ敗戦投手になった。

2012年10月25日、プロ野球ドラフト会議で、実兄一弥の在籍する福岡ソフトバンクホークスから育成選手ドラフト3位指名を受けた。東京農業大学北海道オホーツク硬式野球部からは、2005年小斉祐輔が指名されて以来7年ぶりのドラフト指名となった。背番号は「131」。背ネームは「Y.IIDA」。

福岡ソフトバンク時代[編集]

2013年は、二軍公式戦において20試合に登板し54回1/3を投げ、1勝2敗、防御率2.32の成績を残す[3]。三軍戦では19試合に登板した[4]。シーズンオフにプエルトリコウィンターリーグに参加し、8試合先発登板し、2勝1敗、防御率3.13の成績を残した[5]

2014年の前半は二軍の先発ローテーションとして防御率1.63と安定した投球でウエスタン・リーグ優勝に貢献し、11月26日のNPB_AWARDS東浜巨らとともに最多勝利投手(9勝)として表彰された[6]。5月11日に支配下選手登録され、背番号は42へ変更となった[7]。6月11日のセ・パ交流戦、対中日ドラゴンズ戦で2点ビハインドの8回から4番手として救援で出場し初登板、1回投げて打者を三者凡退にしとめた。6月15日のセ・パ交流戦、対横浜DeNAベイスターズ戦で初先発、4回に1点援護を貰い、5回まで無失点に抑えていたが、6回に先頭から連続四球を出し降板、2番手の森福允彦アーロム・バルディリスに逆転タイムリーツーベースを打たれ敗戦投手となった。5回0/3を投げて打者21人に対し4被安打6奪三振2四球2失点だった[8]。6月22日、7勝でチーム勝ち頭の中田賢一が前回登板で右ひざに打球を受け出場選手登録を抹消されたため[9]、未勝利ながら秋山幸二監督により、セ・パ交流戦の優勝がかかった対読売ジャイアンツ戦の先発に抜擢された[10]。しかし、立ち上がりを攻められ1回と1/3を投げ、4安打6失点で敗戦投手となった[11]。7月30日、山形県野球場にて行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス戦で先発、5回まで無失点と好投していたが、味方打線も5回まで楽天のドラフト1位ルーキー松井裕樹に無失点に抑えられていた。しかし6回に内川聖一のタイムリーツーベースで2点の援護を貰い、6回を三者凡退にしとめて降板、6回を投げ打者23人に対し3被安打2四球4奪三振、無失点の内容でプロ初勝利を挙げた[12]。9月5日、対埼玉西武ライオンズ戦に先発し、自己最長の7回を投げ、2被安打2四球9奪三振1失点と好投し、本拠地福岡ヤフオク!ドーム初勝利となる2勝目を挙げた[13]

2015年は先発から中継ぎ投手に転向、3月29日の対千葉ロッテマリーンズ戦で今季初登板するも、4月8日の対楽天戦でサヨナラ負けを喫するなど[14]、11試合で防御率6.28と状態が上がらず、5月25日に一軍選手登録から外れた[15]。しかし、ファームでの調整を経て、7月20日に一軍登録されると[16]、24試合で4ホールドをあげるなど、チームの連覇に貢献した。成績は、中継ぎとして35試合に登板、41回1/3を投げ、0勝1敗4ホールド、防御率は3.48だった[17]

2016年は年間50試合の登板を目標に掲げ[17]、開幕を一軍で迎える[18]。5月27日の対オリックス・バファローズ戦においては、中継ぎ投手として2回2/3を投げ、今季初勝利をあげる[19]。しかし、8月21日の対北海道日本ハムファイターズ戦において、1アウトもとれずに降板するなど安定感を欠き[20]、成績は、中継ぎ投手として30試合に登板、41イニング、1勝0敗4ホールド、防御率は3.29に留まった[21]

2017年FA移籍したポスト森福允彦として、オープン戦2試合で無失点など、嘉弥真新也と左腕中継ぎ投手の開幕一軍登録枠を争うが[22]、開幕一軍入りを果たせなかった[23]。4月23日の対楽天戦で今季一軍公式戦初登板を迎える[24]。その後17試合に登板し、0勝0敗2ホールド、防御率2.79のまずまずの成績を残すが、制球が安定せず、6月28日に一軍選手登録を抹消される[25]。二軍公式戦において、11試合の登板で防御率1.93と結果を残し、約1ヵ月ぶりに7月26日に一軍に合流を果たすが[26]、8月1日の対オリックス戦と9月21日の対日本ハム戦の2試合しか登板機会を得られなかった。19試合の登板で2ホールドに留まった。

2018年は、前半戦終了時点で一軍登板1試合のみに留まっていた[27]

阪神時代[編集]

2018年7月26日、阪神タイガースの松田遼馬との1対1のトレードが発表された[28]。背番号は松田が着けていた56

選手としての特徴[編集]

オーバースローで投げ下ろす最速146km/hのストレートと[29]、スライダーを軸に[30]、カーブやフォークも投げられる[30]。プロ入り後の2013年オフにはチェンジアップを習得し、以降得意球としている[30]

人物[編集]

2017年6月に福岡ヤフオク!ドームに住み着き保護された野良猫の子猫を「ニャーゴ」と名付け自宅で飼い始めた[25]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2014 ソフトバンク 12 11 0 0 0 2 5 0 0 .286 244 58.1 47 5 29 0 0 59 3 1 23 21 3.24 1.30
2015 35 0 0 0 0 0 1 0 4 .000 176 41.1 30 3 22 2 1 44 2 0 16 16 3.48 1.26
2016 30 0 0 0 0 1 0 0 4 1.000 174 41.0 36 3 14 0 1 35 4 0 15 15 3.29 1.22
2017 19 0 0 0 0 0 0 0 2 ---- 98 22.1 18 2 15 0 2 17 2 0 6 6 2.42 1.48
2018 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 0.1 0 0 1 0 1 0 0 0 2 2 54.00 10.00
通算:5年 97 11 0 0 0 3 6 0 10 .333 692 163.1 131 13 81 2 5 155 11 1 62 60 3.31 1.30
  • 2018年度トレード後まで

年度別守備成績[編集]



投手












2014 ソフトバンク 12 2 9 0 1 1.000
2015 35 0 4 0 0 1.000
2016 30 0 7 1 0 .875
2017 19 2 3 0 0 1.000
通算 96 4 23 1 1 .964
  • 2017年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 131 (2013年 - 2014年途中)
  • 42 (2014年途中 - 2018年途中)
  • 56 (2018年途中 - )

登場曲[編集]

[32]

脚注[編集]

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  1. ^ ソフトバンク - 契約更改 - プロ野球.日刊スポーツ.2017年12月24日閲覧。
  2. ^ 飯田開幕ローテへ 飼い猫に救われた…4歳の時自宅で被災”. 西日本スポーツ (2015年1月18日). 2017年11月28日閲覧。
  3. ^ 2013年度 福岡ソフトバンクホークス 個人投手成績(ウエスタン・リーグ)”. NPB.jp 日本野球機構. 2017年12月23日閲覧。
  4. ^ 2013年 3軍個人成績 投手成績(ホークス)2013年10月8日現在”. 福岡ソフトバンクホークス オフィシャルサイト. 2013年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月23日閲覧。
  5. ^ 若鷹奮闘記2013 in ウインターリーグ - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  6. ^ NPB AWARDS 2014 supported by リポビタンD
  7. ^ 支配下選手契約について福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト2014年5月11日配信
  8. ^ 一球速報 - 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  9. ^ タカ、交流戦連覇逃す 序盤に7点差、追い上げ及ばず 2014年6月22日朝日新聞
  10. ^ ソフトB未勝利左腕 22日G戦先発 交流戦連覇へ抜てき 2014年6月18日スポニチ Sponichi Annex
  11. ^ 2桁安打の反撃を見せるも交流戦連覇ならず・・・ ゲームレポート | 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  12. ^ 先発・飯田がうれしいプロ初勝利!チームは今季2度目の6連勝! ゲームレポート | 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト
  13. ^ ソフトB明日にもM14 飯田ホーム初勝利 2014年9月6日 日刊スポーツ
  14. ^ ソフトB飯田悔し「力を出せなかった」サヨナラ負け 日刊スポーツ 2015年4月8日掲載。
  15. ^ ソフトB飯田が2軍落ち 本領発揮できず 日刊スポーツ 2015年5月26日掲載。
  16. ^ ソフトバンクが飯田を1軍登録 日刊スポーツ 2015年7月20日掲載。
  17. ^ a b ソフトバンク飯田700万増「来季は50試合いく」 日刊スポーツ 2015年12月4日掲載。
  18. ^ ソフトバンク 開幕1軍登録選手一覧 日刊スポーツ 2016年3月23日掲載。
  19. ^ ホークス飯田、中継ぎで今季初白星 「みんなの勝利。その一員になれた」 Full-Count 2016年5月27日掲載。
  20. ^ 1死もとれず…2軍で再調整へ 飯田 西日本スポーツ 2016年8月22日掲載。
  21. ^ ソフトバンク飯田「開きがあった」400万減を保留 日刊スポーツ 2015年12月1日掲載。
  22. ^ ソフトバンク、ポスト森福絞られた 飯田か嘉弥真”. 日刊スポーツ (2017年3月14日). 2017年11月28日閲覧。
  23. ^ ソフトバンク 開幕1軍登録メンバー一覧”. 日刊スポーツ (2017年3月29日). 2017年11月28日閲覧。
  24. ^ 2017/04/23(日)第6回戦 福岡ソフトバンク vs 楽天イーグルス”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト (2017年4月23日). 2017年11月28日閲覧。
  25. ^ a b ソフトバンク5年目左腕・飯田が引き取ったヤフオクドームの子猫”. スポーツ報知 (2017年7月26日). 2017年11月28日閲覧。
  26. ^ ホークス飯田、真砂、栗原1軍合流”. 西日本スポーツ (2017年7月26日). 2017年11月28日閲覧。
  27. ^ ソフトバンク飯田優也と阪神松田遼馬のトレード合意 日刊スポーツ 2018年7月26日
  28. ^ “トレードの成立について”. 阪神タイガース公式サイト. (2018年7月26日). http://hanshintigers.jp/news/topics/info_5716.html 
  29. ^ “ホタテ漁も経験…育成出身ソフトB飯田 松井裕に投げ勝った”. スポニチ Sponichi Annex. (2014年7月31日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/07/31/kiji/K20140731008660560.html 2015年3月4日閲覧。 
  30. ^ a b c 週刊ベースボール2014年8月18日号 P67
  31. ^ “育成出身のソフトB左腕飯田が三者凡退デビュー!次は先発で起用”. Sponichi Annex. (2014年6月11日). http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/06/11/kiji/K20140611008347200.html 
  32. ^ チーム情報 球場使用曲一覧”. 福岡ソフトバンクホークスオフィシャルサイト. 2017年6月3日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]