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2日後の29日には米テレビで、主催者のゲイル・キングが「スミス以外の他の聴衆が歩いて行ってそれをしたとしたら、彼らは警備員に付き添われたり、逮捕されたりしただろう」と推測。同番組に出演していた[[ジム・キャリー]]は「彼はそうあるべきであった」とし、「聴衆から怒鳴り、不満を示したり、ツイッターで何かを言いたいのなら、ステージに上がって誰かを顔に叩きつける権利はない」と付け加え、スミスを批判した<ref>{{Cite web |title=Jim Carrey says he would have sued Will Smith for $200m over Oscar slap incident |url=https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/news/jim-carrey-will-smith-chris-rock-oscars-2022-b2046947.html |website=The Independent |date=2022-03-30 |accessdate=2022-03-31 |language=en}}</ref><ref>{{Cite web |title=Jim Carrey says Will Smith should have been arrested over Oscars slap |url=https://fox4kc.com/news/jim-carrey-says-will-smith-should-have-been-arrested-over-oscars-slap/ |website=FOX 4 Kansas City WDAF-TV {{!}} News, Weather, Sports |date=2022-03-29 |accessdate=2022-03-31 |language=en-US}}</ref>。
2日後の29日には米テレビで、主催者のゲイル・キングが「スミス以外の他の聴衆が歩いて行ってそれをしたとしたら、彼らは警備員に付き添われたり、逮捕されたりしただろう」と推測。同番組に出演していた[[ジム・キャリー]]は「彼はそうあるべきであった」とし、「聴衆から怒鳴り、不満を示したり、ツイッターで何かを言いたいのなら、ステージに上がって誰かを顔に叩きつける権利はない」と付け加え、スミスを批判した<ref>{{Cite web |title=Jim Carrey says he would have sued Will Smith for $200m over Oscar slap incident |url=https://www.independent.co.uk/arts-entertainment/films/news/jim-carrey-will-smith-chris-rock-oscars-2022-b2046947.html |website=The Independent |date=2022-03-30 |accessdate=2022-03-31 |language=en}}</ref><ref>{{Cite web |title=Jim Carrey says Will Smith should have been arrested over Oscars slap |url=https://fox4kc.com/news/jim-carrey-says-will-smith-should-have-been-arrested-over-oscars-slap/ |website=FOX 4 Kansas City WDAF-TV {{!}} News, Weather, Sports |date=2022-03-29 |accessdate=2022-03-31 |language=en-US}}</ref>。

アカデミー側は、式典中にクリス・ロックをステージ上で平手打ちした後、スミスが舞台から離れる事を拒否したことを明らかにした<ref>{{Cite web |title=ビンタされたクリス・ロックが初コメント ─ ウィル・スミス、アカデミー追放処分の危機 |url=https://theriver.jp/slap-chris-academy/ |website=THE RIVER |date=2022-03-31 |accessdate=2022-03-31 |language=ja}}</ref>。女優の[[ワンダ・サイクス]]は一連の出来事について「気分が悪くなった。今もまだ少しトラウマを抱えている」と語り、スミスが平手打ち後も会場にとどまって残りの授賞式を楽しむことが許されたことは世間に対する間違ったメッセージになったと主催者を批判した。「誰かが暴力を振るえば、建物の外にエスコートされて追い出されるだけのこと。それをしなかったことはとても不快だった」と語った<ref>{{Cite web |title=ウィル・スミスにビンタされたクリス・ロック、授賞式後に司会者に謝罪していた - ハリウッド : 日刊スポーツ |url=https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202203310000077.html |website=nikkansports.com |accessdate=2022-03-31 |language=ja}}</ref>。


理事会の会議後に発表された声明により、「不適切な身体的接触、虐待的または脅迫的な行動、アカデミーの完全性の侵害を含む」というアカデミーの行動基準に違反しているとされ、アカデミーはウィル・スミスに対する懲戒手続きを発表した<ref>{{Cite web |title=Academy Begins Disciplinary Proceedings Against Will Smith, Says He Refused to Leave Ceremony |url=https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/will-smith-chris-rock-academy-disciplinary-proceedings-1235122743/ |website=The Hollywood Reporter |date=2022-03-30 |accessdate=2022-03-31 |language=en-US |first=Beatrice |last=Verhoeven}}</ref>。アカデミーは、「直接目撃された方、およびテレビの視聴者の皆さまに深い衝撃とトラウマを与えた」と断じ、クリスに対しては「我々のステージでの出来事を謝罪申し上げます。あの瞬間、即座に持ち直していただき感謝いたします」と声明文で伝えている<ref>{{Cite web |title=ビンタされたクリス・ロックが初コメント ─ ウィル・スミス、アカデミー追放処分の危機 |url=https://theriver.jp/slap-chris-academy/ |website=THE RIVER |date=2022-03-31 |accessdate=2022-03-31 |language=ja}}</ref>。
理事会の会議後に発表された声明により、「不適切な身体的接触、虐待的または脅迫的な行動、アカデミーの完全性の侵害を含む」というアカデミーの行動基準に違反しているとされ、アカデミーはウィル・スミスに対する懲戒手続きを発表した<ref>{{Cite web |title=Academy Begins Disciplinary Proceedings Against Will Smith, Says He Refused to Leave Ceremony |url=https://www.hollywoodreporter.com/movies/movie-news/will-smith-chris-rock-academy-disciplinary-proceedings-1235122743/ |website=The Hollywood Reporter |date=2022-03-30 |accessdate=2022-03-31 |language=en-US |first=Beatrice |last=Verhoeven}}</ref>。アカデミーは、「直接目撃された方、およびテレビの視聴者の皆さまに深い衝撃とトラウマを与えた」と断じ、クリスに対しては「我々のステージでの出来事を謝罪申し上げます。あの瞬間、即座に持ち直していただき感謝いたします」と声明文で伝えている<ref>{{Cite web |title=ビンタされたクリス・ロックが初コメント ─ ウィル・スミス、アカデミー追放処分の危機 |url=https://theriver.jp/slap-chris-academy/ |website=THE RIVER |date=2022-03-31 |accessdate=2022-03-31 |language=ja}}</ref>。

2022年4月2日 (土) 07:11時点における版

ウィル・スミス
Will Smith
Will Smith
2019年
本名 Willard Carroll Smith Jr.
別名義 The Fresh Prince
生年月日 (1968-09-25) 1968年9月25日(56歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ペンシルベニア州フィラデルフィア
身長 188cm
職業 俳優映画プロデューサーラッパー
活動期間 1987年 -
活動内容 1987年:ラッパー活動開始
1992年:映画初出演
配偶者 シェリー・スミス(1992年 - 1995年)
ジェイダ・ピンケット・スミス(1997年 - )
著名な家族 トレイ・スミス(1992年生)
ジェイデン・スミス(1998年生)
ウィロー・スミス(2000年生)
公式サイト Official Website
主な作品
映画
バッドボーイズ』シリーズ
インデペンデンス・デイ
メン・イン・ブラック』シリーズ
エネミー・オブ・アメリカ
ALI アリ
アイ,ロボット
最後の恋のはじめ方
幸せのちから
アイ・アム・レジェンド
ハンコック
スーサイド・スクワッド
アラジン
ドリームプラン
テレビドラマ
ベルエアのフレッシュ・プリンス
受賞
アカデミー賞
主演男優賞
2021年ドリームプラン
放送映画批評家協会賞
主演男優賞
2021年『ドリームプラン』
MTVムービー・アワード
男性演技賞
2002年ALI アリ
2008年アイ・アム・レジェンド
ベスト・キス
1996年インデペンデンス・デイ
ベスト・ファイト
1998年メン・イン・ブラック
AFI賞
作品賞TOP10
2021年『ドリームプラン』
英国アカデミー賞
主演男優賞
2021年『ドリームプラン』
グラミー賞
最優秀ラップ・ソロ・パフォーマンス賞
1988年en:Parents Just Don't Understand
1998年Men in black
1999年en:Getten' Jiggy wit it
最優秀デュオ・パフォーマンス賞
1992年Summertime
ゴールデングローブ賞
主演男優賞(ドラマ部門)
2021年『ドリームプラン』
ゴールデンラズベリー賞
最低助演男優賞
2013年アフター・アース
最低スクリーンカップル賞
1999年ワイルド・ワイルド・ウェスト
最低スクリーンコンボ賞
2013年『アフター・アース』
最低主題歌賞
1999年『Wild Wild West
名誉挽回賞
2021年『ドリームプラン』
セザール賞
名誉賞
2005年
全米映画俳優組合賞
主演男優賞
2021年『ドリームプラン』
その他の賞
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ウィラード・キャロル・スミス・ジュニア(Willard Carroll Smith Jr., 1968年9月25日 - )は、アメリカ合衆国俳優映画プロデューサーラッパー。ラッパーとしては「ザ・フレッシュ・プリンス(The Fresh Prince)」を名乗っていた。ジャンルを問わず出演作がメガヒットを放つ、アメリカを代表する「ドル箱俳優」のひとりである。身長188cm。

生い立ち

1968年9月25日にペンシルベニア州フィラデルフィアにて、4人兄弟の長男として生まれる。12歳の頃からパーティーでラップを披露し、才能を発揮した。

その後、友人とヒップホップグループDJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成。MIT(マサチューセッツ工科大学)の入学資格を得るもレコードデビューを選んだと噂されているが、スミスがMITに応募した事実はないとのことである[1]

来歴

ラッパー活動

1987年アルバムRock The House』でデビュー。翌年には、シングル「Parents Just Don't Understand」が大ヒット。グラミー賞最優秀パフォーマンス賞を受賞。

1993年

1997年、自身が主演も務める映画『メン・イン・ブラック』の主題歌である「Men in Black」(英語版)を制作することで、DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを再結成しキャリアに復帰。サウンド・トラックは全米1位を記録し、300万枚のセールスを上げた。日本国内で深夜に放送されていた音楽番組BEAT UK』(フジテレビ)でもUKシングルチャートでNo.1を獲得。また11月にはソロ・アルバムをリリースし、大ヒットした。

1998年1999年に2年連続のグラミー賞を受賞する。また、映画主題歌「ワイルド・ワイルド・ウエスト」をチャートのトップに送り込んだ。その後、同曲も収録された、2ndソロ・アルバム『willenium』をリリース。2002年にはアルバム『Born To Reign』を、2005年アルバム『Lost And Found』をリリースしいずれもヒットした。

俳優活動

1999年

1990年テレビ界にも進出、シットコムベルエアのフレッシュ・プリンス』で人気を博す。このシリーズは6年間続いた。その後もスミスの勢いは止まらず、1992年に『ハートブレイク・タウン』で映画にもデビューした。その後1995年公開の『バッドボーイズ』や1996年公開の主演作『インデペンデンス・デイ』が大ヒットした。

2001年に公開されたアメリカ映画『ALI アリ』では、伝説のプロボクサーであるモハメド・アリ役を演じ、その演技力が高い評価を受け、同作で第74回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。この作品以降、高い演技力を持つ性格俳優としてシリアスな作品に出演することが多くなった。

その後、2006年に公開されたアメリカ映画『幸せのちから』で息子のジェイデンと親子競演を果たし、その演技が高い評価を受けて、同作で自身2度目となる第79回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。

収入・ドル箱スター

2011年

2001年5月、『メン・イン・ブラック2』に2,000万ドルの出演料と映画の総売り上げの何%かが支払われるという出演契約をした[2]

2008年7月、経済誌『フォーブス』が「ハリウッドで最も稼いでいる男優」のランキングを発表し、1年間に稼いだ出演料が推定8000万ドル(日本円で約86億円)で1位にランクインした[3]2009年6月の「最も稼いだ男優」のランキングでは、4,500万ドル(日本円で約44億円)を稼いで3位にランクインし[4]2011年8月の「最も稼いだハリウッド俳優」のランキングでは、推定3,600万ドル(日本円で約28億8,000万円)を稼いで4位にランクインした[5][6]

アメリカの出版社の調べによると、2008年の「最も稼いだ俳優番付」の1位になり、自身の主演作が『メン・イン・ブラック2』から『ハンコック』まで8作連続で全米初登場1位・興行収入1億ドル超えを記録した(『7つの贈り物』は初登場2位だったが、興行収入は依然として1億ドル以上をキープしている)。

投資家

2018年サッカー日本代表本田圭佑らと共同で「ドリーマーズ・ファンド」を設立。このファンドには野村證券などの企業も出資している。

アカデミー賞授賞式でのトラブル

2022年3月27日、第94回アカデミー賞の授賞式で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めた、共演者であり長年の友人同士でもあるクリス・ロックが脱毛症に悩まされている妻のジェイダ・ピンケット・スミスをネタにしたジョークに腹を立て、クリスを平手打ちし、その後放送禁止用語を連発した[7]。米国ではテレビ中継が一時期止まる騒ぎとなった[8]

同日夜、ロサンゼルス市警察はスミスを逮捕する準備をしていたが、クリス・ロックは断固として告訴を望まなかった[9]

2日後の29日には米テレビで、主催者のゲイル・キングが「スミス以外の他の聴衆が歩いて行ってそれをしたとしたら、彼らは警備員に付き添われたり、逮捕されたりしただろう」と推測。同番組に出演していたジム・キャリーは「彼はそうあるべきであった」とし、「聴衆から怒鳴り、不満を示したり、ツイッターで何かを言いたいのなら、ステージに上がって誰かを顔に叩きつける権利はない」と付け加え、スミスを批判した[10][11]

理事会の会議後に発表された声明により、「不適切な身体的接触、虐待的または脅迫的な行動、アカデミーの完全性の侵害を含む」というアカデミーの行動基準に違反しているとされ、アカデミーはウィル・スミスに対する懲戒手続きを発表した[12]。アカデミーは、「直接目撃された方、およびテレビの視聴者の皆さまに深い衝撃とトラウマを与えた」と断じ、クリスに対しては「我々のステージでの出来事を謝罪申し上げます。あの瞬間、即座に持ち直していただき感謝いたします」と声明文で伝えている[13]

この事件に関し、調査会社「YouGov」の投票(米国人1,319人)では「スミスが悪い」が61%、「クリスが悪い」が21%、「分からない」が19%との回答を[14]、同「Blue Rose Research」の投票(米国人2,162人)では「スミスが悪い」が48%、「クリスが悪い」が52%との回答を得ており[15]、米国内で賛否が分かれている[16]。所得層別で大きな違いがあり、年収15万ドル(約1800万円)以上では54.2%がスミスと回答したのに対し、2万5000ドル以下では63.4%がロックと答え、高学歴層ほどスミスに否定的な傾向となった[17]

日本では「家族を侮辱されたのだからウィル・スミスがビンタしたのも理解できる」という意見が多いのに対し、アメリカでは「手を出したウィル・スミスが完全に悪い」という声が多い理由として、権力と富がある人、政治家やセレブリティーをコメディアンがネタにする「スタンダップコメディ」の文化がアメリカにはあり、また「許される暴力」という考え方がアメリカには存在しない事があげられる[18][19]

女性政治評論家のミカ・ブルゼジンスキーは、「ジェイダは私がこれまで見てきた中でもっとも人を勇気づけ、女性を助けてくれる女性だ」と事件に言及[20]。ジェイダは自身の番組『レッド・テーブル・トーク』で夫婦関係や病気、セックスライフなどについて赤裸々に語り、視聴者の共感を集めてきた。ブルゼジンスキーは続けて「彼女は誰も行く勇気を持っていないところに立ち向かい、自分で自分の面倒を見られる人だ」とし、夫に守ってもらう必要はないとブルゼジンスキーは主張[21][22]。このコメントをきっかけに、ウィルが事件を起こしたためにジェイダが自分で自分の名誉のために発言するチャンスが奪われてしまったという意見が増えた[23][24]

イングランドの歌手のリアム・ペインは英番組『Good Morning Briatin』で、「僕は彼が何を感じたとしても、それを実行する権利があると信じています。ただ、1度の戦いで3人の敗者が出たような気もしました。とても悲しいことですが、世界最高の感情表現者のひとりが心から話すのを見るのは、僕にとっては力強い瞬間でした。僕は痛みよりもその状況から美しさを取ることを選びます。でも、正直に言うと、しばらく席を外す必要がありました。(あの出来事に)それぐらい深く傷つきました」とコメントした[25][26]

ラッパーのニッキー・ミナージュは、「私はクリス・ロックが大好きです。ジェイダが最近話した内容を知っていたら、彼はあのジョークを言わなかったと思う」としたクリスを擁護したうえで、「愛する女性が『ちょっとした冗談』で涙をこらえているのを見たとき、男性の魂に何が起こるのか、あなたはリアルタイムで目撃することができたのです。みんながあの冗談に笑っていたとき、彼は彼女の痛みを感じたんです」とウィルの行動に理解を示した[27]。 

脱毛症で髪を失ったアヤンナ・プレスリー下院議員は「ありがとう、ウィル・スミス。毎日無知と侮辱に直面して脱毛症に耐えている妻を支える、すべての夫にエールを送る」とツイッターに投稿。その後ツイートを削除し謝罪し、その後「私はいかなる形でも暴力を支持しません」とツイートした[28][29]

俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーの元妻でジャーナリストのマリア・シュライバーは、ウィルが騒動直後の受賞スピーチで「愛と思いやりと気遣いを伝える立場でありたい」などと語ったことに触れ、「全世界で放映されている番組で映画スターが誰かを殴り、その直後に愛について語りながらスタンディングオベーションされる様子を座って見るようなことがあってはなりません」と、自身のツイッターで騒動を批判[30]

テニスプレーヤーのビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父で、映画『ドリームプラン』でウィルが演じたことでも知られるリチャード・ウィリアムズは、代理人を務める息子が発表した声明のなかで「正当防衛でないかぎり、誰かを殴るのを容認することはできません」と苦言を呈した[31]

私生活

2009年

1992年に結婚したシェリー・スミスとの間に息子のトレイがいるが、1995年に離婚。 1997年女優のジェイダ・ピンケット=スミスと再婚するが、2021年には結婚後もお互いの自由恋愛は許し合うという「オープン・マリッジ」を尊重するという特殊なカップルであることを公言し知られる[32][33]2006年に公開された映画『幸せのちから』で息子のジェイデンと、2007年に『アイ・アム・レジェンド』で娘のウィローと親子共演を果たしている。

数々の来日経験があり、この際日本語版の吹替声優を務めている山寺宏一2019年に複数回の対面を果たしている[34][35][36]

トム・クルーズケイティ・ホームズ夫妻と親しくしており、一部メディアからは宗教団体サイエントロジーに入信したと言われていたが、「自分はバプテストの祖母に育てられたから」とこれを否定している[37]

フィルモグラフィ

2016年、コミコン・インターナショナルにて

映画

公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1992 ハートブレイク・タウン
Where The Day Takes You
マニー 菅原正志(VHS版)
1993 メイド・イン・アメリカ
Made In America
ティーケーキ・ウォルターズ 森川智之
私に近い6人の他人
Six Degrees Of Separation
ポール
1995 バッドボーイズ
Bad Boys
マイク・ラーリー  菅原正志(ソフト版)
大塚明夫フジテレビ版)
1996 インデペンデンス・デイ
Independence Day
スティーヴン・ヒラー大尉 山寺宏一(ソフト版、テレビ朝日版)
森川智之(機内上映版)
1997 メン・イン・ブラック
Men In Black
J(ジェームズ・エドワーズ) 兼主題歌 江原正士(ソフト版)
東地宏樹日本テレビ版)
1998 エネミー・オブ・アメリカ
Enemy Of The State
ロバート・クレイトン・ディーン 古澤徹(ソフト版)
平田広明(フジテレビ版)
1999 ワイルド・ワイルド・ウエスト
Wild Wild West
ジェイムズ・ウエスト 森川智之(ソフト版)
東地宏樹(日本テレビ版)
2000 バガー・ヴァンスの伝説
The Legend of Bagger Vance
バガー・ヴァンス 小山力也(ソフト版)
TBA(機内上映版)
2001 ALI アリ
Ali
モハメド・アリ アカデミー主演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート
小山力也
2002 メン・イン・ブラック2
Men In Black II
J(ジェームズ・エドワーズ) 江原正士(劇場公開版)
東地宏樹(テレビ朝日版)
2003 バッドボーイズ2バッド
Bad Boys 2 Bad
マイク・ラーリー 菅原正志(ソフト版)
東地宏樹(テレビ朝日版)
2004 アイ,ロボット
I, Robot
デル・スプーナー刑事 兼製作総指揮 山寺宏一(ソフト版)
東地宏樹(フジテレビ版)
シャーク・テイル
Shark Tale
オスカー 声の出演 香取慎吾
江原正士(予告編)
世界で一番パパが好き!
Jersey Girl
本人役 クレジットなし 楠大典
2005 最後の恋のはじめ方
Hitch
アレックス・ヒッチ 兼製作 東地宏樹
2006 幸せのちから
The Pursuit of Happyness
クリス・ガードナー 兼製作
アカデミー主演男優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート
江原正士(ソフト版)
東地宏樹(日本テレビ版)
2007 アイ・アム・レジェンド
I Am Legend
ロバート・ネビル 江原正士(ソフト版)
山寺宏一(テレビ朝日版)
2008 ハンコック
Hancock
ジョン・ハンコック 兼製作 江原正士
7つの贈り物
Seven Pounds
ベン・トーマス 山野井仁
2012 メン・イン・ブラック3
Men in Black III
J(ジェームズ・エドワーズ) 江原正士
2013 アフター・アース
After Earth
サイファ・レイジ 兼製作・原案 東地宏樹
俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク
Anchorman 2: The Legend Continues
ESPNリポーター (吹き替え版なし)
2014 ニューヨーク 冬物語
Winter's Tale
判事(ルシファー 大塚明夫
2015 フォーカス
Focus
ニッキー 楠大典
コンカッション
Concussion
ベネット・オマル医師 ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ドラマ部門)ノミネート 
ハリウッド映画賞主演男優賞受賞
平田広明
2016 スーサイド・スクワッド
Suicide Squad
フロイド・ロートン / デッドショット 東地宏樹
素晴らしきかな、人生
Collateral Beauty
ハワード 日本公開は2017年2月[38]
2017 ブライト
Bright
ダリル・ウォード Netflixオリジナル映画
2019 Student of the Year 2 本人役 カメオ出演
アラジン
Aladdin
ジーニー 山寺宏一
ジェミニマン
Gemini Man
ヘンリー・ブローガン
ジュニア
江原正士(ヘンリー)
山寺宏一(ジュニア)
スパイ in デンジャー
Spies in Disguise
ランス・スターリング 声の出演
日本劇場未公開
鶴岡聡
2020 バッドボーイズ フォー・ライフ
Bad Boys for Life
マイク・ラーリー 兼製作 菅原正志
2021 ドリームプラン
King Richard
リチャード・ウィリアムズ 兼制作
アカデミー主演男優賞受賞
TBA Emancipation ピーター 撮影中

テレビ

放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
1990-1996 The Fresh Prince of Bel-Air ウィル・スミス 計147話出演
2018 宇宙の奇石
One Strange Rock
ホスト 計10話出演(なおNHK版でのタイトルは『奇跡の星』) 東地宏樹(ナショジオ版)
山寺宏一(NHK版)
2021 自由の国アメリカ: 闘いと変革の150年
Amend: The Fight for America
ホスト ドキュメンタリーシリーズ
ウェルカム・トゥ・アース あなたの知らない地球
Welcome to Earth
出演 ドキュメンタリーシリーズ 東地宏樹

製作

公開年 邦題
原題
担当 備考
2002 ショウタイム
Showtime
製作総指揮
2004 素顔の私を見つめて…
Saving Face
製作
2008 リリィ、はちみつ色の秘密
The Secret Life of Bees
製作
愛人契約
The Human Contract
製作総指揮
レイクビュー・テラス 危険な隣人
Lakeview Terrace
製作
2010 ベスト・キッド
The Karate Kid
製作
2012 Black & White/ブラック & ホワイト
This Means War
製作
2014 ANNIE/アニー
Annie
製作
2018- コブラ会
Cobra Kai
製作総指揮
2020 ライフ・イン・ア・イヤー 〜君と生きた時間〜
Life in a Year
製作

ディスコグラフィ

2018 FIFAワールドカップにて

など。

出典

  1. ^ Matt McGann (2010年8月23日)"Famous people who didn’t go to MIT" Blogs - MIT Admissions、2012年2月3日閲覧。
  2. ^ “T・L・ジョーンズ、ギャラ4,000万ドルを要求?”. シネマトゥデイ. (2001年5月18日). http://www.cinematoday.jp/page/N0000524 2013年6月22日閲覧。 
  3. ^ “ウィル・スミス、8千万ドルのギャラでハリウッドで最も稼ぐ男優ナンバーワンに”. シネマトゥデイ. (2008年7月24日). http://www.cinematoday.jp/page/N0014616 2013年6月22日閲覧。 
  4. ^ “昨年最も稼いだハリウッド俳優はハリソン・フォード”. シネマトゥデイ. (2009年6月16日). http://www.cinematoday.jp/page/N0018466 2013年6月22日閲覧。 
  5. ^ “レオナルド・ディカプリオ、最も稼いでいるハリウッド俳優に!2位にはジョニー・デップ!-米フォーブス誌”. シネマトゥデイ. (2011年8月2日). http://www.cinematoday.jp/page/N0034259 2013年6月22日閲覧。 
  6. ^ “ハリウッド俳優所得番付、ディカプリオがトップに躍進”. ロイター. (2011年 08月 2日). http://jp.reuters.com/article/entertainmentNews/idJPJAPAN-22486520110802 2013年6月22日閲覧。 
  7. ^ アカデミー賞で衝撃ハプニング ウィル・スミスが激高で強烈ビンタ、放送禁止用語も連発 ENCOUNT 2022年3月28日閲覧。
  8. ^ ウィル・スミスがクリス・ロックに強烈ビンタ!! 二人は共演者であり長年の友人同士!? アカデミー賞授賞式から一夜明けてスミスが謝罪文を公開”. BANGER!!!. 2022年3月31日閲覧。
  9. ^ 警察がウィル・スミスさんの逮捕準備もクリス・ロックさん告訴望まず”. CNN.co.jp. 2022年4月1日閲覧。
  10. ^ Jim Carrey says he would have sued Will Smith for $200m over Oscar slap incident” (英語). The Independent (2022年3月30日). 2022年3月31日閲覧。
  11. ^ Jim Carrey says Will Smith should have been arrested over Oscars slap” (英語). FOX 4 Kansas City WDAF-TV | News, Weather, Sports (2022年3月29日). 2022年3月31日閲覧。
  12. ^ Verhoeven, Beatrice (2022年3月30日). “Academy Begins Disciplinary Proceedings Against Will Smith, Says He Refused to Leave Ceremony” (英語). The Hollywood Reporter. 2022年3月31日閲覧。
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  33. ^ 恋人はひとりじゃなくていい!? 「非一夫一婦制」や「複数恋愛」を実践するセレブ(コスモポリタン) - Yahoo!ニュース
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関連項目

外部リンク