松島幸太朗 (ラグビー選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
松島 幸太朗 Rugby union pictogram.svg
Kotaro Matsushima 190920h.jpg
ラグビーワールドカップ 2019
(2019年9月20日撮影)
基本情報
生年月日 (1993-02-26) 1993年2月26日(26歳)
出身地  南アフリカ共和国 プレトリア日本の旗 日本 埼玉県[1]
身長 1.78 m (5 ft 10 in)
体重 88 kg (13 st 12 lb)
愛称 マツ、まっちゃん
ラグビーユニオン経歴
ポジション センター、ウィング、フルバック
アマチュア経歴
チーム 出場 (得点)
桐蔭学園高校 ()
シニア経歴
チーム 出場 (得点)
2013- サントリー ()
スーパーラグビー
チーム 出場 (得点)
2015
2016
2017-2018
ワラターズ
レベルズ
サンウルブズ
0
5
14
(0)
(0)
(7)
更新日:  2018年5月19日
代表
チーム 出場 (得点)
2014-  日本 39 (110)
更新日:  2019年10月20日
■テンプレート

松島 幸太朗(まつしま こうたろう, Matsushima Munyaradzi Kotaro,1993年平成5年2月26日 - )は、南アフリカプレトリア出身の日本のラグビー選手。父はジンバブエ人、母は日本人。ポジションはバックスで走力に定評がある[2]。2011年1月、全国高校ラグビー大会優勝。2014年、日本代表初選出。

来歴[編集]

南アフリカの首都プレトリアでジャーナリストとして働いていたジンバブエ人の父と日本人の母のもとに生まれる。ミドルネームのMunyaradziはジンバブエ人に多い名前である。5歳の時に日本国籍を取得し[3]、6歳まで同地で過ごす[4][5]

ジンバブエ人の父親は経済記事を書く新聞記者であり、家族では誰もラグビーをプレーしていなかった[6]。母親はNGOの研究員[5]

6歳の時に来日して東京で過ごす。小学生時代はサッカーファンの父親の影響で当時はサッカーをやっていたが、中学1年の冬から1年間、南アフリカの東ケープ州グラハムズタウングレーム・カレッジに留学しラグビーをプレーし始め、U13のカテゴリーの最優秀選手に選ばれる[7]。帰国後は東京のラグビースクール(早稲田クラブ)に入り、ラグビーを続けた[5]

桐蔭学園高等学校時代、第89回全国高等学校ラグビーフットボール大会決勝で、東福岡高等学校に敗れたものの準優勝に貢献。翌年度の第90回の同大会では、東福岡高等学校と31-31の同点による両校優勝に貢献した。なお桐蔭学園高校時代、高校日本代表に選ばれたことがある[8]。高校2年の冬に、父親が急逝[5]

高校卒業後、出生地・南アフリカのラグビーチーム、シャークスのアカデミー(育成組織)に2年間在籍。ラグビー留学中は南アフリカのU-20代表候補になったが、「日本代表で強いチームに勝ちたい」との理由で辞退している[9]

2014年サントリーサンゴリアスに加入[10]。同年5月3日に行われた対フィリピン代表戦が日本代表としての初キャップとなった[11]。同年8月23日に行われたジャパンラグビートップリーグ1stステージ第1節のコカ・コーラレッドスパークス戦に先発出場で公式戦初出場を果たした[12]

2015年ワラターズに加入[13]。同年8月にはラグビーワールドカップ2015の日本代表に選出された[14]。このワールドカップの南アフリカ戦でフル出場し五郎丸歩のトライをアシストするなど勝利に貢献、「日本代表で強いチームに勝つ」初念を成し遂げた。

2016年レベルズに加入[15]。同年12月にはスーパーラグビーサンウルブズの2017年スコッドに入った[16]

2019年8月、ラグビーワールドカップ2019の日本代表に選出されると[17]、9月20日の開幕戦(ロシア戦)でハットトリックを達成した。ワールドカップで日本代表選手が達成するのは史上初[18]

受賞歴[編集]

  • 2014-15 ベストフィフティーン
  • 2016-17 ベストフィフティーン
  • 2017-18 MVP ベストフィフティーン

テレビ[編集]

出典[編集]

  1. ^ 「出身(地)」として「松島幸太朗公式WEBサイト」(2019年9月29日閲覧)ではプレトリア、「トップリーグ公式サイト 選手プロフィール」(2019年9月29日閲覧)では埼玉県とされている。(出生場所に基づく「出身」と戸籍に基づく「出身」と思われる。詳細は来歴節参照のこと)
  2. ^ しなやかな快足と緩急自在のステップ2015 Number記事)、爆発的な加速と「目の前から消える」と評される鋭いステップ2019 FRIDAY記事)、天性のバネとランに長けた万能BKJSPORTS選手名鑑)などと評される。
  3. ^ “Munyaradzi lives up to his name, comforts Japan”. Nehanda Radio. (2019年10月14日). https://nehandaradio.com/2019/10/14/munyaradzi-lives-up-to-his-name-comforts-japan/ 2019年10月23日閲覧。 
  4. ^ 松島 幸太朗 | ラグビーW杯2019 日本大会 | ラグビー | J SPORTS【公式】 2019年09月29日閲覧
  5. ^ a b c d 開幕戦3トライ 松島幸太朗「悲しみを乗り越えて」日本の至宝にフライデイ、2019年09月20日
  6. ^ 松島幸太朗 「運命の一戦を待ちわびて」 . Number Web(2015年9月4日). 2016年12月30日閲覧。
  7. ^ “Teacher recalls how Graeme College got Japan star Matsushima started”. The Times (South Africa). (2019年10月19日). https://www.timeslive.co.za/sport/rugby/2019-10-19-teacher-recalls-how-graeme-college-got-japan-star-matsushima-started/ 2019年10月23日閲覧。 
  8. ^ 日本代表 2014年度選手名鑑 プロフィール(BK) . 日本ラグビーフットボール協会(2014年4月24日). 2017年12月16日閲覧。
  9. ^ “松島幸太朗 故郷南アフリカに最高の恩返し”. 日刊スポーツ. (2015年9月21日). http://www.nikkansports.com/sports/news/1541650.html 2015年10月4日閲覧。 
  10. ^ 松島幸太朗がサントリー入団! 来季からトップリーグ参戦へ . ラグビー共和国 (2013年12月2日). 2017年12月16日閲覧。
  11. ^ アジア五カ国対抗2014 第1戦 . 日本ラグビーフットボール協会. 2017年12月19日閲覧。
  12. ^ ファーストステージ 第1節 グループB コカ・コーラレッドスパークス vs サントリーサンゴリアス . ジャパンラグビートップリーグ公式サイト. 2017年12月16日閲覧。
  13. ^ 松島幸太朗選手のスーパーラグビー所属チーム“ワラタス”への期限付き移籍のお知らせ! . サントリーサンゴリアス公式サイト. 2017年12月16日閲覧。
  14. ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2015」最終登録メンバー . 日本ラグビーフットボール協会(2015年8月31日). 2017年12月16日閲覧。
  15. ^ 松島幸太朗はレベルズだ! 2度目のスーパーラグビー挑戦、再び豪州へ渡る! . ラグビー共和国 (2016年2月5日). 2017年12月16日閲覧。
  16. ^ サンウルブズ 2017シーズン 契約選手および新ジャージデザインを発表 . サンウルブズ公式サイト(2016年12月12日). 2017年12月16日閲覧。
  17. ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2019」最終登録メンバーのお知らせ . 日本ラグビーフットボール協会(2019年8月29日). 2019年9月8日閲覧。
  18. ^ 【ラグビーW杯】松島、ハットトリックの衝撃を海外打電 「史上初の栄誉」「日本に命を吹き込んだ」 . THE ANSWER(2019年9月21日). 2019年9月24日閲覧。

関連項目[編集]

参考資料[編集]