坂本雅幸

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坂本雅幸
出生名 坂本雅幸
別名 まーくん
生誕 (1984-08-01) 1984年8月1日(35歳)
出身地 日本の旗 日本岡山県津山市
学歴 岡山県立津山東高等学校
ジャンル 和太鼓
職業 和太鼓奏者
担当楽器 和太鼓
活動期間 2005年
公式サイト MASAYUKI'S OFFCIAL
著名使用楽器
調律桶太鼓「奏(かなで)」
村上ポンタ秀一
佐山雅弘
THE BLUE HEARTS

坂本雅幸(さかもと まさゆき、1984年8月1日 - )は、和太鼓奏者、作曲家、アレンジャー。楽器メーカーの製品開発にも携わる。

岡山県津山市(旧久米町)出身、東京都在住。

経歴[編集]

10歳でドラムスを始める。

小学校5年生の時、プロドラマーになりたいと父の従兄弟にあたる和太鼓奏者兼ドラマーに相談したところ、和太鼓グループ「鶴山桜太鼓」の稽古に参加するよう誘われた。これを機に太鼓をはじめとする和楽器への興味を深める。中学校、高校と勉学にもスポーツにも励むかたわら、バンド活動と和太鼓に打ち込み、ロックパンクジャズフュージョンなど幅広く学んだ。

小学生から高校生にかけてTHE BLUE HEARTSPONTA BOX神保彰など多くのアーティストに影響を受け、そして、高校時代に「鼓童」のステージを見たことで将来を決意した。

2002年、高校3年生の秋、小さい頃から一心に思い続けてきた、プロの演奏家になる夢に自分を近づけるため、世界中の舞台で活躍する日本の代表的な太鼓集団「鼓童」の研修生に応募し、審査に合格。岡山県立津山東高等学校を卒業後、2003年春より新潟県佐渡島にある鼓童文化財団研修所に入所、2年間にわたる研修生活では太鼓の稽古をはじめ、笛や舞踊、そのほか国内外の民俗芸能の文化と技能を学ぶこととなった。2005年、狭き門である鼓童の採用審査を通過、レギュラー奏者への登竜門といえる1年(程度)の準メンバーの座を獲得。

2005年春、『鼓童・ワンアース・ツアー2005』からツアーメンバーに抜てきされ、ステージプレーヤーとしてプロデビューを果たした。翌年、国内外の公演でレギュラー奏者となってからは、2017年の退団まで、鼓童・ワンアース・ツアー(国内・国外)のほか、アース・セレブレーション(佐渡)、坂東玉三郎・鼓童共演「アマテラス」、坂東玉三郎演出「打男 DADAN」などの特別公演の舞台において中心的なポジションを務めた。

2008年10月7日津山文化センター(岡山県)で、母校の岡山県立津山東高等学校開校60周年記念式典で鼓童の記念公演が開催され、在校生に対して舞台挨拶を行った。

2011年1月22日発売、鼓童の6年ぶりとなるオリジナルアルバム「暁」で、初めてレコーディングに参加。また、自身が作曲した鼓童の新曲「Vanguard(ヴァンガード)」も収録された。

2015年6月27日、津山市加茂町文化センター(岡山県)で開催された、津山市合併10周年記念・鼓童交流公演では、スケジュールの調整がつかず登場できないため、公演の中で舞台スクリーンに本人からのビデオメッセージが映写された。

2015年9月16日に発売開始された、自身監修の調律桶太鼓【奏(かなで)】が2015年度グッドデザイン賞受賞。また、グッドデザイン・ベスト100にも選ばれ、特別賞(中小企業庁長官賞/グッドデザイン・ものづくりデザイン賞)を受賞している。なお、申請上は鼓童と共同開発した浅野太鼓楽器店がプロデューサー、ディレクター、 デザイナーとなっている。(グッドデザイン受賞概要

2017年5月、日本舞踊花柳流五世宗家家元・花柳壽輔シテ方観世流能楽師津村礼次郎から能楽囃子の指導を受ける。

2017年、ローランド株式会社と共同で、電子担ぎ太鼓を開発に着手。8月には佐渡の野外フェスティバル「アース・セレブレーション2017」の特別フリンジで、プロトタイプを使用し「電子と原始」を発表。フラメンコダンサー・末木三四郎、スタイリスト・藤崎コウイチらと新感覚の舞台を表現した。

2017年12月24日文京シビックホール「打男 DADAN 2017」公演の千秋楽をもって鼓童の舞台を去った。

2018年からソロ活動を開始。東京に音楽芸能の活動拠点を置く。

2019年4月、ロンドン在住の写真家・平田真弓氏の企画によりロンドン市内で3日間、Masayuki Sakamoto Taiko Boot Camp(坂本雅幸タイコ・ブートキャンプ)を開催。

エピソード[編集]

  • 岡山の地元には、個人後援会がある。「坂本雅幸後援会
  • 学生時代の愛読書(雑誌)は、リズム&ドラム・マガジンであるが、当初は限られた小遣いの中での購入は難しく、知人に借りるなどして掲載してある譜面などを丸暗記し、忘れないうちに試演してみるといったことで読譜能力が向上したために、中学生のある時期から音楽の成績が突然上がった。このことで定期購読料の分だけ小遣い上乗せ交渉に成功した。
  • 高校までの片道20キロの距離をドラムのスネアとキックペダルを両肩に下げ、自転車で通っていた。
  • 鼓童の研修生活を回想し、「1年次の終わりに当時としては珍しい進級保留になったくらいなのでいわゆる問題児だったのかも」と退団する時の挨拶文[1]で述べている。

主な舞台(抜粋)[編集]

「鼓童」名義[編集]

「坂本雅幸」名義[編集]

  • FUSHIKADEN「風姿花伝」で太鼓演奏(2018年1月17日・18日、イタリア・ミラノ・ノーマ劇場)日本の能とイタリアのTeatro(テアトロ=演劇)を結んで作り上げた舞台 ※チャオ・ジャーナルより
  • 佐渡の伝統芸能「鬼太鼓」と佐渡祭ワールドツアー2018・パリ公演で共演(2018年2月24日、パリ・Café A)
  • スイス太鼓スピリト(2018年8月24日〜26日、ヴェッツィコーン)25日…ワークショップ講師、26日…舞台演奏
  • 堀つばさ×坂本雅幸デュオ ベルギー(2018年9月15日、ゲント/同月16日、アントウェルペン
  • Cascavel Nipofest 2018(カスカヴェル日本まつり/2018年9月15日、ブラジル
  • ALLEGRINI GALA DINNERS - VINITALY 2019(国際ワイン&スピリッツ見本市・ヴィニタリー/2019年4月7日〜10日、イタリア・ヴェローナ)ディナーショーでTaiko Leccoと共演
  • スイス・日本祭り(2019年4月13日〜14日、ティチーノ州ベリンツォーナ Espocentro Bellinzona)映像とエレクトロを融合した舞台でTaiko Leccoと共演
  • 堀つばさ×坂本雅幸デュオ ベルギー(2019年5月5日、アントウェルペン・Het Bos)
  • 坂本雅幸×堀つばさ「synchro」太鼓デュオコンサート(2019年7月7日、ハイアットリージェンシー京都)独立後国内初ツアー
  • 坂本雅幸&堀つばさ・太鼓デュオ×タテタカコ(2019年7月8日、三重県松阪市 M’AXA)国内ツアー「synchro」のクロスオーバー作品

参加作品[編集]

レコーディング[編集]

  • 鼓童「暁」オリジナルアルバム(音大工・2012年2月20日発売)
  • 鼓童「神秘」オリジナルアルバム(音大工・2014年12月19日発売)
  • 鼓童「カデン」オリジナルアルバム(音大工・2016年12月21日発売)
  • NHK土曜ドラマ不惑のスクラム」サウンドトラック(岩代太郎/日本コロムビア・2018年9月19日発売)

映像[編集]

  • 鼓童「打男 DADAN」ライブDVD(2009年9月に東京・世田谷パブリックシアターで収録、音大工・2010年5月10日発売)
  • 鼓童「焔の火」ライブDVD(2011年12月に東京・青山劇場で収録、音大工・2012年5月10日発売)
  • 鼓童「伝説−Legend」ライブDVD(2013年6月に東京・浅草公会堂で収録、音大工・2014年6月21日発売)
  • 鼓童「永遠」ライブDVD(2014年12月に東京・文京シビックホールで収録、音大工・2015年6月6日発売)

作曲[編集]

  • Vanguard(ヴァンガード)/鼓童アルバム「暁」に収録
  • Color(カラー)/鼓童ライブDVD「打男 DADAN」に収録(坂東玉三郎と共作)
  • 霹靂(へきれき)/鼓童アルバム「神秘」に収録
  • 青天(せいてん)/鼓童アルバム「カデン」に収録

番組出演[編集]

ラジオ番組[編集]

テレビ番組[編集]

雑誌[編集]

  • PHP(PHP研究所、2008年8月号)インタビュー
  • GOETHE(ゲーテ/幻冬舎、2008年12月号)ファッショングラビア
  • 和樂小学館、2009年1月号)インタビュー
  • 婦人公論(中央公論新社、2009年6月22日号)インタビュー
  • 週刊アスキーアスキー・メディアワークス、2009年9月15日)「え、それってどういうこと?」コーナー対談
  • 女性自身光文社、2009年12月8日)インタビュー記事
  • ターザン(Tarzan/マガジンハウス、2011年9月29日発売号)インタビュー
  • SWITCH(スイッチ・パブリッシング、2012年3月号)インタビュー
  • ダンスマガジン(新書館、2016年11月号)コンサートの取材記事
  • SWITCH(スイッチ・パブリッシング、2014年11月号)インタビュー
  • 月刊なごや(北白川書房、2014年11月号)名古屋公演に向けて、コメント記事
  • リーフ(Leaf/リーフ・パブリケーションズ、2014年12月号)インタビュー
  • アクチュール(acteur/キネマ旬報社、2015年1月号、No.45)インタビュー
  • R25(リクルート、2015年6月25日号)インタビュー
  • ステージぴあ関西版(ぴあ、2015年11月+12月号)大阪公演に向けて、コメント記事
  • リズム&ドラムマガジンリットーミュージック、2016年1月号)梶原徹也氏とのコメント記事
  • フィットエクリュ(Fit ECRU/佐賀新聞購読者情報誌、2016年6月3日)インタビュー

新聞[編集]

  • 産経新聞(2006年6月29日)デビューから1年、津山市長を表敬訪問した記事
  • 山陽新聞(2008年11月15日)取材記事
  • 南日本新聞(2009年10月18日)コメント記事
  • 津山朝日新聞(2014年1月11日)単独インタビュー
  • 河北新報(2014年5月6日)コメント記事
  • しんぶん赤旗(2014年6月13日)コメント記事
  • 日本経済新聞(2014年7月26日)「『和』の動きで体づくり」コーナー
  • 大阪日日新聞(2014年11月13日)大阪公演に向けて、コメント記事
  • 新潟日報(2014年11月15日)稽古の模様とコメント記事
  • 読売新聞(2014年11月15日)博多座公演に向けて、コメント記事
  • スポーツニッポン(2014年11月25日)博多座公演に向けて、記者会見を行った記事
  • 熊本日日新聞(2014年11月27日)博多座公演に向けて、コメント記事
  • 朝日新聞夕刊(2014年11月28日)名古屋公演に向けて、坂東玉三郎氏らとコメント記事
  • 毎日新聞(2014年11月28日、名古屋公演に向けて、コメント記事
  • 朝日新聞(2014年12月4日)博多座公演に向けて、コメント記事
  • 夕刊読売新聞(2015年7月10日)京都の春秋座公演に向けて、取材記事
  • 日本海新聞(2015年10月2日)ワークショップの取材および新日本海新聞社を訪れた記事
  • 夕刊読売新聞(2015年12月7日)「鼓童の新作にドラム演奏」特集記事
  • 産経新聞(2016年8月6日)鼓童創立35周年記念講演の紹介記事でコメント
  • 夕刊読売新聞(2016年11月15日)福岡公演に向けて、コメント記事
  • 西日本新聞(2016年12月4日)福岡公演に向けて、コメント記事
  • 毎日新聞夕刊(2016年12月8日)NHK大阪ホールの公演に向けて、コメント記事
  • 毎日新聞(2016年12月11日)福岡公演に向けて、コメント記事
  • 津山朝日新聞(2017年6月8日)テレビ朝日系音楽番組「ミュージックステーション」でAIと共演する告知記事
  • 夕刊読売新聞(2017年8月23日)「pop style」コーナーに「太鼓芸能集団「鼓童」のイケメンエース奏者」特集記事
  • 津山朝日新聞(2018年1月6日)「飛翔 鼓童を退団し次のステージへ一歩踏み出す」特集記事
  • 津山朝日新聞(2019年6月12日)創作活動のため借りていた北公民館(岡山県美咲町)で、地域住民に感謝し公開練習を行った記事

楽器開発[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ erika. “坂本雅幸よりご挨拶 - 太鼓芸能集団 鼓童” (日本語). www.kodo.or.jp. 2019年6月5日閲覧。

外部リンク[編集]