京都大作戦

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京都大作戦
概要
開催時期 7月
初回開催 2008年
会場 京都府立山城総合運動公園
企画制作 10-FEET
外部リンク
公式サイト
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京都大作戦(きょうとだいさくせん、Mission Impossible Kyoto[1])とは、毎年7月に京都府宇治市京都府立山城総合運動公園(太陽が丘)特設野外ステージにて開催される野外ロック・フェスティバルである。

企画したのはロックバンド10-FEET

概要[編集]

企画者である10-FEETが「活動10周年の記念に何かしたい」ということで、いろいろ討論するうちに「野外イベントをしたい」と決まったのがきっかけである。

環境に配慮した取組としてリユースカップを全面導入し、そもそもごみの出ないフェスづくりを進めている。

毎年「◯◯祭(さい)」と掛けたしゃれがサブタイトルとして付けられるのが恒例。そのサブタイトルの英訳も添えられる。2019年以降は、前の年が中止になった場合、その振り替えも兼ねて2週分割・4日間開催となっている。

ロック・フェスティバルと銘打っているが、レゲエヒップホップなどの、様々なジャンルのアーティストも出演している。

歴史[編集]

2007年(中止)[編集]

2007年7月15日、祇園祭と日程が同じになったことで「祇園祭とかぶってごめんな祭 Sorry for clashing with GION FESTIVAL」とサブタイトルを題して第1回目を開催する予定だった。しかし、台風4号の接近により「当日のイベント開催時から暴風域に入り、15日の13時に直撃となる」との判断で中止に追い込まれた。幻の第1回となった。

出演予定だったアーティスト

2008年[編集]

前回、台風により中止になったことから「去年は台風でごめんな祭 Sorry for clashing with the typhoon last year」と副題をつけた。 7月12日7月13日の二日間の開催で、2つのステージ源氏ノ舞台(メインステージ)牛若ノ舞台(サブステージ)で行われた。去年の出演予定だったアーティストに加えマキシマム ザ ホルモンJUN SKY WALKER(S)なども出演した。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月12日
7月13日

2009年[編集]

2009年7月11日、12日に開催。サブタイトルは「暑いのに熱くてごめんな祭 Sorry for being so hot in this heat」。前年と同じく源氏ノ舞台(メインステージ)と牛若ノ舞台(サブステージ)の2ステージで行われた。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月11日
7月12日

2010年[編集]

2010年7月10日、11日に開催。サブタイトルは「今年も子供に戻りな祭 Return to your youth again this year」。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月10日
7月11日

2011年[編集]

2011年7月9日、10日に開催。サブタイトルは「今年も楽しむ覚悟でいらっ祭! Get ready to come and have fun again this year」。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月9日
7月10日

2012年[編集]

2012年7月7日7月8日に開催。サブタイトルは「短冊にこめた願いよ叶いな祭 May your tanabata wishes be fulfilled」。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月7日
7月8日

2013年[編集]

2013年7月6日、7日に開催。サブタイトルは「天の川今年も宇治で見上げな祭 Look up at Amanogawa from Uji this year too」。

2日目ラストの10-FEETのステージでは、アンコールの「STAY GOLD」(Hi-STANDARD)を演奏中に、出番を終えていた難波と横山が参加。難波と横山はそれぞれ楽器をNAOKIとTAKUMAから受け取り、KOUICHIのドラムにのせて「STAY GOLD」の続きを生演奏した。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月6日
7月7日

2014年[編集]

2014年7月5日、6日に開催。サブタイトルは「束になってかかってきな祭! Come on everybody!」。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月5日
7月6日

2015年[編集]

2015年7月4日、5日に開催。サブタイトルは「いっ祭 がっ祭 感じな祭! Feel the vibe!」。

初めてICチケット(通称「万能札」)制が導入された。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月4日
7月5日

2016年[編集]

2016年7月2日7月3日に開催。サブタイトルは「吸収年!栄養満点!音のお野祭! Take it! Fully nutritious! Sound vege festival!」。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月2日
7月3日

2017年[編集]

2017年7月7~9日に開催。10周年を記念して開催日は1日増やされ、初の3日間開催となる。またサブタイトルは「心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭! Recharge your heart and soul! The 10th anniversary! Frolic freely!」。

本年度より、転売防止策として、顔認証システムが新たに導入された。

3日目は、マキシマム ザ ホルモンの公演中に落雷の危険があるとして、やむを得ずライブを中断し、観客を施設内の体育館や留置中のシャトルバス車内等の安全な場所へ避難させる対応が取られた。中断から約2時間後、ライブは再びマキシマム ザ ホルモンから再開され、残りのバンドは公演時間が短縮されたものの、無事に全バンドの公演を終えた。

出演アーティスト
源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月7日
7月8日
7月9日

2018年(中止)[編集]

2018年7月7日、8日に開催。前回の雷雨を受け、サブタイトルは「去年は雷雨でごめんな祭 Sorry for thunderstorm of last year」となった。開催日数が2016年以前と同様の2日間開催に戻った。しかし平成30年7月豪雨の影響で、2007年の第1回以来2回目となる全面開催中止となった。

源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月7日
(中止)
7月8日
(中止)

2019年[編集]

2019年6月29日6月30日・7月6・7日に開催。前年の開催中止の返しに2週にわたっての史上最長の4日間開催となった。このためサブタイトルも「倍返しです 喰らいな祭 We'll pay you back double, take that!」であった。

源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
6月29日
  • ヤバイTシャツ屋さん
  • 四星球
  • ORANGE RANGE
  • BRAHMAN
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
  • マキシマム ザ ホルモン
  • ROTTENGRAFFTY
  • 10-FEET
  • Track's
  • SHIMA
  • ハルカミライ
  • FIVE NEW OLD
  • ENTH
  • SHANK
  • G-FREAK FACTORY
6月30日
  • Dizzy Sunfist
  • dustbox
  • クリープハイプ
  • WANIMA
  • ACIDMAN
  • Ken Yokoyama
  • Dragon Ash
  • 10-FEET
  • FOMARE
  • Hump Back
  • Survive Said The Prophet
  • NAMBA69
  • HAWAIIAN6
  • SIX LOUNGE
  • THE 冠
7月6日
  • キュウソネコカミ
  • GLIM SPANKY
  • The BONEZ
  • ウルフルズ
  • Dragon Ash
  • SUPER BEAVER
  • MAN WITH A MISSION
  • 10-FEET
7月7日
  • サンボマスター
  • 04 Limited Sazabys
  • dustbox
  • BEGIN
  • My Hair is Bad
  • SiM
  • HEY-SMITH
  • 10-FEET

2020年(中止)[編集]

7月4日・5日の日程で予定されていた(当初は東京オリンピックも予定されていたためか、サブタイトルは『それぞれの一番 目指しな祭 Be the best you can』だった)が、新型コロナウイルス感染症の拡大と、改正・新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が全国に拡大された事を受け、4月24日付で開催中止[2]。よって、2007年の初回、2018年以来となる実に3度目の全面開催中止となってしまった。

以下、出演予定だったアーティストを、10-FEETを除いて日別に示す[3]

7月4日 7月5日
  • 氣志團
  • coldrain
  • SiM
  • back number
  • ハルカミライ
  • HEY-SMITH
  • マキシマム ザ ホルモン
  • 上江洌.清作 & The BK Sounds!!
  • ENTH
  • OAU
  • climbgrow
  • TETORA
  • TOTALFAT
  • 夜の本気ダンス
  • 打首獄門同好会
  • Creepy Nuts
  • G-FREAK FACTORY
  • dustbox
  • Dragon Ash
  • ROTTENGRAFFTY
  • WANIMA
  • OCEANS
  • J-REXXX BAND
  • SHADOWS
  • SCAFULL KING
  • NAMBA69
  • Hakubi
  • LONGMAN

2021年(一部中止)[編集]

7月の3・4・10・11日の4日間開催の予定で、過去3回中止になっていることから、サブタイトルも「中止はもう勘弁してくだ祭(マジで) Give me a break! No more cancellations!」となった。感染対策として分散入場が行われたほか、来場者全員に入口で「万能傘」が配布され、それをさすことでソーシャル・ディスタンス確保を行なった。

7月4日に出演する予定だったTHE 冠の出演キャンセルにより、四星球が出演することとなった。

7月3日は、大雨による交通機関の乱れのために、Ken Yokoyama以降の源氏ノ舞台のタイムテーブルが遅れたものの、無事全組終えることができた。

7月10日・11日の2週目は、1週目の直後に地元住民から懸念の声が寄せられたことと、悪天候及び交通障害を懸念したことにより、前日の7月9日に開催見送りが発表された[4]

源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月3日
  • ハルカミライ
  • 岡崎体育
  • coldrain
  • Ken Yokoyama
  • MAN WITH A MISSION
  • Dragon Ash
  • 10-FEET
  • climbgrow
  • Vaundy
  • SKAFULL KING
  • J-REXXX BAND
  • COUNTRY YARD
  • TOTALFAT
7月4日
  • Hump Back
  • dustbox
  • 氣志團
  • THE ORAL CIGARETTES
  • マキシマム ザ ホルモン
  • SUPER BEAVER
  • 10-FEET
  • kobore
  • TETORA
  • 花団
  • 四星球
  • OAU
  • ENTH
7月10日
(中止)
  • 打首獄門同好会
  • SHISHAMO
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
  • ウルフルズ
  • ROTTENGRAFFTY
  • HEY-SMITH
  • 10-FEET
  • LABRET
  • HERO COMPLEX
  • Suspended 4th
  • Unblock
  • NAMBA69
  • 夜の本気ダンス
7月11日
(中止)
  • ヤバイTシャツ屋さん
  • Creepy Nuts
  • G-FREAK FACTORY
  • back number
  • SiM
  • WANIMA
  • 10-FEET
  • hakubi
  • LONGMAN
  • 上江洌.清作&The BK Sounds‼︎
  • Age Factory
  • SHADOWS
  • SHANK

2022年[編集]

2022年7月2・3・9・10日の4日間開催。サブタイトルは「今年こそ全フェス開祭! Hope for whole day festivals this year!」。感染症対策だけでなく、熱中症対策も徹底して行われた。

9日に出演予定だったACIDMANと10日に出演に出演予定だったクリープハイプは、大木伸夫と尾崎世界観がそれぞれ新型コロナウイルスに感染したため出演キャンセル。9日はROTTENGRAFFTYが、10日は四星球がそれぞれピンチヒッターを務めた(なお、2組とも1週目にも出演している)。

9日は、大雨の影響でROTTENGRAFFTYが45分遅れで開始したことを受け、次アーティストへの転換時間を無くす対応がとられた。

最終日である10日の10-FEETのライブには、dustboxのSUGAとJOJI、マキシマム ザ ホルモンのダイスケはんとナヲ、湘南乃風の面々が登場した。そしてTAKUMAは、無事2週分開催できたことを感謝し、「日本中のライブハウスのシーンが戻ると信じているし、戻ればいいなと思ってます」と語り、4日間を締め括った[5]

源氏ノ舞台 牛若ノ舞台
7月2日
  • 打首獄門同好会
  • SHISHAMO
  • 東京スカパラダイスオーケストラ
  • ウルフルズ
  • ROTTENGRAFFTY
  • HEY-SMITH
  • 10-FEET
  • LABRET
  • HERO COMPLEX
  • Suspended 4th
  • Unblock
  • NAMBA69
  • 夜の本気ダンス
7月3日
  • ヤバイTシャツ屋さん
  • Creepy Nuts
  • G-FREAK FACTORY
  • 四星球
  • SiM
  • WANIMA
  • 10-FEET
  • hakubi
  • LONGMAN
  • THE 冠
  • Age Factory
  • SHADOWS
  • SHANK
7月9日
  • The BONEZ
  • Vaundy
  • ACIDMAN
    →ROTTENGRAFFTY
  • サンボマスター
  • My Hair is Bad
  • Dragon Ash
  • 10-FEET
  • SHE'll SLEEP
  • SPARK!!SOUND!!SHOW!!
  • NOISEMAKER
  • go!go!vanillas
  • 上江洌.清作 & The BK Sounds!!
  • Dizzy Sunfist
7月10日
  • dustbox
  • クリープハイプ→四星球
  • SUPER BEAVER
  • Ken Yokoyama
  • 湘南乃風
  • マキシマム ザ ホルモン
  • 10-FEET
  • Paledusk
  • SHIMA
  • KOTORI
  • Saucy Dog
  • TETORA
  • HOTSQUALL

交通アクセス[編集]

京都大作戦公式ホームページでは、近隣住民への迷惑や出演アーティストが宇治市内で渋滞が起こった際に会場入りできなくなり、イベント運営の妨げになるとの観点から、マイカーでの会場への来訪を完全に禁止しているため、運営側では観客に対して下記の京都京阪バス一般路線および臨時ノンストップバス(申込不要で一般利用も可能)、または京都駅からの観客用臨時直行バスの利用を公式ホームページのコンテンツ内で毎年呼び掛けている[6]

  • 京阪宇治駅JR宇治駅より京都京阪バスで太陽が丘ゲート前、太陽が丘西ゲート前およびおよび太陽が丘下車。京都大作戦開催時間帯は臨時のノンストップバスも京阪宇治駅およびJR宇治駅より太陽が丘ゲート前およびおよび太陽が丘との間で設定。
  • 近鉄大久保駅より京都京阪バスで太陽が丘西ゲート前および太陽が丘下車
    • 上記の一般路線バスおよび臨時ノンストップバスとは別に、運賃が割高ではあるが、臨時シャトルバス券と入場チケットの購入者のみが乗車できる臨時シャトルバス(上記の一般路線バスおよび臨時ノンストップバスと同様に近鉄大久保駅および京阪宇治駅より設定しているが、臨時シャトルバス券と入場チケット購入者のみ乗車可能になっている関係上、事前申込が必要となっており、また往復とも直接会場入口付近に停車する)も運行される。また、同じく臨時直行バス券と入場チケット購入者のみが乗車できる京都駅八条口発着の臨時直行バスも設定されている。臨時シャトルバスおよび臨時直行バスの利用客には特製の手拭いも無料で進呈される。

放送番組[編集]

収録番組ではあるが、FMラジオ局であるα-STATION(エフエム京都)およびFM802、およびCSテレビ局であるスカパー!スペースシャワーTVで京都大作戦の一部の模様が放送される。なお、京都大作戦のFMラジオおよびCSテレビでの放送開始時期は不明である。

2019年分についてはα-STATIONで8月15日に24時より翌6時までの6時間、翌8月16日に24時より翌6時15分までの6時間15分の時間帯で放送される予定である[7]

脚注[編集]

  1. ^ アメリカのテレビドラマ「スパイ大作戦」の原題「Mission Impossible」に由来
  2. ^ 京都大作戦2020開催中止のお知らせ - 京都大作戦 2020年4月24日
  3. ^ “10-FEET主催「京都大作戦」開催中止、出演予定だったアーティスト発表” (日本語). 音楽ナタリー. ナタリー. (2020年4月24日). https://natalie.mu/music/news/376722 2020年4月24日閲覧。 
  4. ^ “「京都大作戦2021~中止はもう勘弁してくだ祭(マジで)~」2週目の開催断念、地元からの懸念の声受け” (日本語). 音楽ナタリー. ナタリー. (2021年7月9日). https://natalie.mu/music/news/436145 2021年7月9日閲覧。 
  5. ^ “【速レポ】<京都大作戦2022>10-FEET、4DAYS無事終幕「日本中のライブハウスのシーンが戻ると信じている」” (日本語). BARKS. (2022年7月11日). https://www.barks.jp/news/?id=1000221884 2022年7月11日閲覧。 
  6. ^ 「チケット情報」コンテンツ内下部記載「シャトルバス」 - 京都大作戦公式ホームページ。2019年5月21日発信、同年6月30日閲覧。
  7. ^ 「公演情報」コンテンツ内記載「京都大作戦2019の模様のオンエアが決定!」 - 京都大作戦公式ホームページ。2019年6月29日発信、同年同月30日閲覧。

関連項目[編集]

  • 京都音博 - 京都で行われる野外フェスの両雄。
  • フジロックフェスティバル - 京都大作戦と同じ7月(ただし基本的に同月下旬の開催)に開催されている日本のロック・フェスティバル
  • かたつむり大作戦 - 京都の地元放送局・KBS京都が1976年から2005年まで行っていた交通安全キャンペーンおよび、キャンペーンのための特別番組。当イベントと直接の関連はないが、「京都大作戦」のタイトルはここから拝借したとされる。

外部リンク[編集]