ジェーン・スー 生活は踊る

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ジェーン・スー 生活は踊る
ジャンル バラエティ番組
放送方式 生放送
放送期間 2016年4月11日 -
放送時間 平日 11:00 - 13:00(120分)(2016年4月11日 - 2020年9月25日)
月 - 木曜日 11:00 - 13:00(120分)(2020年9月28日 - )
放送回数 1,500回(2022年5月9日現在)
放送局 TBSラジオ
パーソナリティ ジェーン・スー
出演 小笠原亘(月曜)
杉山真也(火曜)
小倉弘子(水曜)
蓮見孝之(木曜)
高橋芳朗(金曜→2020年10月以降・木曜:第2・4週)
小森谷徹
テーマ曲 堀込高樹KIRINJI
プロデューサー 橋本吉史
公式サイト TBSラジオ|ジェーン・スー 生活は踊る 公式サイト
特記事項:
2020年10月から番組形態を変更。
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ジェーン・スー 生活は踊る』(ジェーン・スー せいかつはおどる)はTBSラジオのラジオ番組[1]2016年4月11日開始。放送時間は月曜 - 木曜の 11:00 - 13:00。

概要[編集]

30年続いた長寿番組大沢悠里のゆうゆうワイド』の終了による後継番組として、前半枠(8:30 - 11:00)の『伊集院光とらじおと』(月曜 - 木曜)・『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』(金曜)とともに、『ゆうゆうワイド』後半枠(11:00 - 13:00)である「昼もゆうゆう120」の放送時間を継承する形でスタートした、生ワイド番組である。

パーソナリティは、当番組と同じ橋本吉史がプロデューサーを務めた『ザ・トップ5』以降、TBSラジオでパーソナリティを務めている、コラムニストジェーン・スーを起用した。

この番組は「生活情報に加え、知恵を音楽とともに綴る昼ドキ支援系ラジオ」であるとしている[2]。本番組は『ゆうゆうワイド』で、午前10時台に放送していた毒蝮三太夫がパーソナリティを務める公開生番組『毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』を引き継いで、月曜 - 木曜に内包していた。『ゆうゆうワイド』時代は平日の帯番組であったが、毒蝮の「金曜日は休みたい」とする意向を受け、枠縮小となり、時間も30分から15分に短縮していた[3]。金曜は『高橋芳朗のミュージックプレゼント』と題し、音楽ジャーナリストの高橋芳朗がパーソナリティを務める音楽番組となった。高橋は番組中に流れる楽曲の選曲監修を担当している。

番組のタイトルは、本番組開始前にスーがパーソナリティを、橋本がプロデューサーをそれぞれ務めていた『ジェーン・スー 相談は踊る』を引き継いだものであり、番組ジャンルは異なるものの一部要素を継承している。

  • 『相談は踊る』はスーが悩みに答える「相談番組」であったが、本番組でもコーナー名を「相談は踊る」とした相談コーナーを継続している。
  • パートナーのTBSアナウンサー、選曲監修の高橋は『相談は踊る』に「代行MC」(アシスタント兼ゲストコメンテーター)として出演した経験がある。
  • 番組テーマ曲は、スーの前身番組『ジェーン・スー 相談は踊る』より継続して、KIRINJI(旧表記・キリンジ)の堀込高樹[注 1]が製作した。実弟でキリンジ元メンバーの堀込泰行サウンドステッカーを提供している。交通情報のBGMも、『相談は踊る』で同様に使われていたキリンジの『You and Me』のインストゥルメンタル版を使用している。

2020年9月28日から放送形態を変更し、金曜日の放送が廃止。月曜から木曜の放送に縮小された[4]。金曜日の最終放送となった同年9月25日のエンディングでは6月まで放送された『久米宏 ラジオなんですけど』で堀井と共演していた久米宏から番組宛を通じて堀井に送られたメールも紹介された。また、金曜版最終放送日と同日に、前枠の『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』も終了し、同年10月2日からは同番組と本番組金曜版の後継番組として臼井ミトンがパーソナリティを務める大型ワイド番組『金曜ボイスログ』(8:30 - 13:00)が開始された。

2023年10月改編からは放送時間を1時間延長し、月 - 木曜11:00 - 14:00の3時間番組となる[5]

出演[編集]

特記のない場合、TBSアナウンサー

パーソナリティ[編集]

ジェーン・スーのピンチヒッター[編集]

パートナー[編集]

2022年度以降、各月の29日・30日・31日に放送がある場合、パートナーはレギュラーの担当者以外のアナウンサーが担当する[注 6]。なお、2023年8月30日(水曜日)は小倉がそのまま出演した。

パートナーのピンチヒッター[編集]

かつてのパートナー[編集]

  • 井上貴博(火曜日、2016年4月12日 - 2017年3月28日)※テレビの平日夕方の報道番組『Nスタ』(2017年4月開始)のメインキャスターに就任のため降板。ただし、降板後にも上述の通りピンチヒッターとしての出演歴がある。
  • 長峰由紀(水曜日、2017年12月6日 - 2018年11月14日)※小倉弘子産休時の代演
  • 堀井美香(2016年4月11日 - 2022年3月31日。2020年9月25日までは金曜日、同年10月26日からは各月の第5週[注 13][注 14])※番組内のコーナー『水音スケッチ』のナレーションは引き続き担当。[注 15]
  • 蓮見孝之(木曜日、2016年4月14日 - 2023年6月8日) ※2023年6月15日から、体調不良およびそれに伴うTBSテレビ休職により、当番組を含めて全てのレギュラー番組を休演。同年9月21日の放送で小笠原から一旦番組を離れる旨が伝えられた。

コーナー出演[編集]

ススめて! 小森谷さん[編集]

  • 小森谷徹(「ススめて! 小森谷さん」プレゼンター、祝日を除く毎日[注 16]、タレント)

スーさん、コレいいよ[編集]

  • 高橋芳朗(金曜レギュラー・2018年4月6日 - 2020年9月25日、木曜レギュラー(第2・4週)、2020年10月8日 - 、音楽ジャーナリスト[20]、洋楽選曲監修、毎日、『高橋芳朗のミュージックプレゼント』パーソナリティ、金曜日 2016年4月15日 - 2018年3月30日)
  • 浜内千波(月曜月一レギュラー、料理研究家)
  • 竹内亜矢子(火曜月一レギュラー、パーソナルトレーナー・振付家)
  • 森田豊(水曜月一レギュラー(第1週)、医師・ジャーナリスト)
  • 増田雅昭(木曜月一レギュラー→月曜月一レギュラー(第1週)、2018年3月まで毎週木曜日、翌4月より第1木曜日担当、気象予報士、番組気象予報監修)[21]
  • 有賀薫(不定期出演、スープ作家)
  • MB(火曜月一レギュラー(第1週)、ファッションバイヤー)
  • 藤原千秋(月一レギュラー、家事掃除アドバイザー)

かつてのコーナー出演[編集]

タイムテーブル[編集]

  • 10:57 本編前
  • 11:00 オープニング★
    • テーマ曲が流れ、スーが「○月○日×曜日、時刻は11時になりました。皆さん、こんにちは!『パンサー向井の#ふらっと』が終わりまして、ここからのTBSラジオは『生活は踊る』」と挨拶。その後、スーと各曜日パートナーがフリートークをする。
  • 11:11 生活情報★
    • 各曜日パートナーが「日々の生活に役立つ情報」を紹介する。バックに流されているのはYoung-Holt Unlimitedの『Soulful Strut』。
  • 11:27 交通情報
  • 11:30
(月 - 木)メッセージ紹介
(木)弁護士法人プロフェクト法律事務所 presents 過払い金相談は踊る
法律事務所 提供のインフォマーシャル弁護士過払金返還について解説する。
  • 11:35 (月、木)メッセージ紹介
  • 11:40 はぴねすくらぶ ラジオショッピング
  • 11:47 交通情報
  • 11:50 お昼のニュース
    • 金曜パートナーの堀井美香は2017年7月[注 17]より、隔週水曜にニュースデスクとして、当コーナーも担当。[注 18]
  • 11:56 天気予報
    • ここでは当番制の気象予報士が、スタジオで解説する。
  • 11:58 メッセージ紹介
  • 12:00 相談は踊る★
    • 『ジェーン・スー 相談は踊る』を引き継いだ相談コーナー。スーと各曜日パートナーが、リスナーの悩みに答える。相談件数を『相談は踊る』から通算してカウントしている。
  • 12:15 交通情報、天気予報、メッセージ紹介
    • メッセージ紹介の最後には小森谷もスタジオに入る。
  • 12:20 ススめて! 小森谷さん
    • 小森谷徹を交えてのインフォマーシャル。健康食品や美容関連の商品に加え、イベント情報など、ススめるものは多岐にわたる[注 19]
    • 祝日など休止の場合は「相談は踊る」が拡大されるか、メッセージ紹介となる。
  • 12:28 メタウォーター presents 水音スケッチ[注 20]
    • 海や河川などの水音から、日本の風景を紹介する。ナレーションは堀井美香。2019年9月に放送1000回目を迎えた[22]
    • 2019年3月20日の『ラジ(コ)フェス』、2020年2月11日の『RADIO EXPO〜赤坂パビリオン〜』のように特別番組で当番組が休止になる場合であっても、スポンサーとの関係でこのコーナーは通常通り放送される。
  • 12:37 スーさん、コレいいよ。★
    • スーに生活の知恵を授けるため、専門家が出演し、生活情報を紹介する。木曜日(第2・4週目)は高橋による洋楽コラム。
  • 12:52 交通情報
  • 12:55 エンディング
    • 翌日(木曜日は翌週月曜)の予告。火曜日はスーによるポッドキャスト番組『となりの雑談』、木曜はそれに続いて『金曜ボイスログ』、堀井とスーによるポッドキャスト番組『OVER THE SUN』の告知も行う。過去には木曜に当週の『蓮見孝之 まとめて!土曜日[注 21]の告知も実施。その他、担当しているパートナーによってはTBSテレビ・ラジオの出演番組の告知を行う場合もある[注 22]
    • 2020年6月26日までは、木曜に「久米宏 ラジオなんですけど」の告知も行っていた。
    • 後枠の番組『たまむすび』→『こねくと』出演者とのクロストーク[注 23]

★のコーナーはTBSラジオCLOUD、ポッドキャストで配信している(BGMはカットされスタジオのマイク音声のみ)。

過去[編集]

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ スーがKIRINJIの大ファンである事から、『相談は踊る』開始時に番組スタッフが堀込高樹に依頼し、快諾され、実現してからの縁である。堀込は同番組の「代行MC」として出演している。
  2. ^ a b 前番組『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』からそのまま出演。
  3. ^ 病欠のため。番組公式Twitterより
  4. ^ 2021年10月からは杉山がキャスターを務める『THE TIME'』『THE TIME,』も兼任。
  5. ^ 2017年12月 - 2018年11月に第三子出産に伴う産休・育休により出演を休止。
  6. ^ 2022年は4月29日が金曜日、4月30日が土曜日だったため、実際にこのシステムで運用されたのは2022年5月30日(月)が最初(当日のパートナーは近藤夏子
  7. ^ 2019年までの毎年4月初旬の代演は、小笠原が男子ゴルフ『マスターズ・トーナメント』の実況(2016年より担当)で渡米することによるもの(2020年以降はオフチューブに変更したため、本番組にも通常通り出演)。
  8. ^ 番組第1回。
  9. ^ 宇内がパーソナリティを務める『TBSラジオプレス』では、2022年10月にスーがゲスト出演している。
  10. ^ 両日とも、『THE TIME'』『THE TIME,』の中継リポート担当後に代演。
  11. ^ a b c 蓮見孝之の育休取得による代演 TBS蓮見孝之アナが育休取得 ラジオ代打は3児のママ・小川知子アナ/芸能/デイリースポーツ online
  12. ^ 蓮見孝之の病欠による代演
  13. ^ 「第5△曜日」ではない。カレンダーで上から5段目の週。
  14. ^ 2017年7月から隔週水曜日にニュースデスクとしても出演。
  15. ^ 同じ橋本がプロデューサーだった『ザ・トップ5 シーズン3』でもスーとタッグを組んでいた。
  16. ^ 小森谷は水曜日に日本大学芸術学部の非常勤講師を務めているため出演しないことがあった。また、11時台はテレビの「ひるおび」に出演している為、基本12時台の出演となるが、「ひるおび!」については2022年1月からは火曜・水曜のみの出演となった後、2022年春改変をもって「ひるおび」を卒業。
  17. ^ 初担当は6日(木曜日…中村尚登の夏季休暇に伴う代役)。所定のシフトでは12日より担当。
  18. ^ 稀にJR東日本がスポンサーの時もある。
  19. ^ 2016年度上半期は講師の仕事との兼ね合いで、水曜のみ欠席していた。
  20. ^ 2015年9月29日 - 2016年4月8日までは独立した帯番組として、月 - 金の17:50 - 17:58に放送されていた。
  21. ^ 第5週目などで蓮見が休演の際でも行われる(ただし長期休暇等で『まとめて!土曜日』も休演する場合を除く)。2023年9月16日に降板が発表されたことに伴い事実上6月中旬で廃止となった。
  22. ^ 杉山が木曜に出演した場合、翌日の『THE TIME'』と『THE TIME,』の出演告知を実施。また、レギュラー以外のパートナーでは、2023年7月31日に出演した宇内が同週木曜日(8月3日)の『アフター6ジャンクション』の告知を行った。
  23. ^ 年始などで録音放送となる場合は行わない。
  24. ^ 2018年4月より『金曜たまむすび』の内包へ移行。

出典[編集]

  1. ^ “「ゆうゆうワイド」後番組MCにジェーン・スーさん…午前11時から2時間生放送”. スポーツ報知. (2016年1月23日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160123-OHT1T50150.html 2016年3月5日閲覧。 
  2. ^ あなたのお昼をちょっと彩る<昼ドキ支援系ラジオ>スタート!!”. TBSラジオ. 2016年3月17日閲覧。
  3. ^ “毒蝮三太夫 TBSの長寿ラジオ継続”. デイリースポーツ. (2016年2月24日). https://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2016/02/24/0008834360.shtml 2016年3月17日閲覧。 
  4. ^ TBSラジオ、金曜朝2番組が9月いっぱいで終了 『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』『生活は踊る』”. ORICON NEWS (2020年8月28日). 2020年8月28日閲覧。
  5. ^ TBSラジオ 10月からタイムテーブルが生まれ変わります平日の人気ワイドが放送時間を拡大し、内容を拡充!”. PR TIMES (2023年8月30日). 2023年8月31日閲覧。
  6. ^ "2017年3月13日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 13 March 2017. 2021年8月30日閲覧
  7. ^ "2017年3月14日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 14 March 2017. 2021年8月30日閲覧
  8. ^ "2017年3月15日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 15 March 2017. 2021年8月30日閲覧
  9. ^ 当日パートナー・蓮見孝之の妻。
  10. ^ "2017年3月16日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 16 March 2017. 2021年8月30日閲覧
  11. ^ "2017年3月17日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 17 March 2017. 2021年8月30日閲覧
  12. ^ a b c d e f "2018年4月22日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 22 April 2018. 2021年8月30日閲覧
  13. ^ a b c d "2020年12月6日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 6 December 2020. 2020年12月7日閲覧
  14. ^ a b c "2022年5月2日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 2 May 2022. 2022年5月3日閲覧。
  15. ^ a b c d "2021年8月26日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 26 August 2021. 2021年8月30日閲覧
  16. ^ "2022年4月28日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 28 April 2022. 2022年4月29日閲覧。
  17. ^ "2022年5月1日のツイート". ジェーン・スー 生活は踊る/TBSラジオ. Twitter. 1 May 2022. 2022年5月2日閲覧。
  18. ^ ミュージックプレゼント日記 - 2018-03-15閲覧
  19. ^ 番組公式Twitterより
  20. ^ 2016年4月11日(月) 第1回 ジェーン・スー&堀井美香
  21. ^ ジェーン・スー 生活は踊る
  22. ^ 放送1000回記念スペシャル番組『メタウォーターpresents 水音スケッチ 全国スペシャル』〜北海道から沖縄まで 諸処(ところどころ)で膝栗毛〜”. TBSラジオ (2019年9月10日). 2019年9月12日閲覧。
  23. ^ 毒蝮三太夫 ミュージックプレゼント『たまむすび』への引っ越しを語る”. miyearnZZ Labo (2018年3月12日). 2018年11月14日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

TBSラジオ 月曜 - 木曜 11:00 - 13:00
前番組 番組名 次番組
ジェーン・スー 生活は踊る
(2016年4月 - )
-
TBSラジオ 金曜 11:00 - 13:00
大沢悠里のゆうゆうワイド
昼もゆうゆう120
ジェーン・スー 生活は踊る
(2016年4月 - 2020年9月)
金曜ボイスログ
(8:30 - 13:00)