アルバートサウルス

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アルバートサウルス
生息年代: 71–68 Ma
白亜紀後期
Albertosaurus sarcophagus copia.jpg
Albertosaurus sarcophagus の復元図
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Saurischia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
下目 : コエルロサウルス下目 Coelurosauria
: ティラノサウルス科 Tyrannosauridae
: アルバートサウルス属 Albertosaurus
学名
Albertosaurus
Osborn1905
  • A. sarcophagus Osborn, 1905 (模式種)
  • A. arctunguis Parks, 1928

アルバートサウルス (Albertosaurus) はティラノサウルスに近縁な恐竜。体長約8メートル、体重2トン。白亜紀後期の北アメリカに生息していた。

同時代のゴルゴサウルスダスプレトサウルスと同じくティラノサウルスより小型で華奢なティラノサウルス科の動物とみられる。学名は1884年化石が発掘されたカナダアルバータ州にちなんで命名された。アルベルトサウルスとも表記される。

特徴[編集]

人との比較
アルバートサウルスの想像図

ゴルゴサウルスやダスプレトサウルスなど同時代によく似た2種以上の捕食動物が生息していたということはこれらの生物が獲物の種類を特化しすみ分けていたことをしめしているようだ[要出典]。カナダの同時代ではダスプレトサウルスと角竜類、アルバートサウルスとカモノハシ恐竜類の個体数に相関があり、それぞれがこれらを獲物とするように特化していたようだ[要出典]。ティラノサウルスやアルバートサウルスは小さな腕と屈曲した鋸歯状の歯のある大きな頭をもつ。アルバートサウルスではより強く歯が屈曲している。また、涙骨(目の上の骨)が前方に突き出し目立つ。アルバートサウルスとティラノサウルスに見られるこれらの相違はアルバートサウルスからの10万年の間にティラノサウルスで進化したものなのだろう[要出典]。ティラノサウルスに比べ頭骨などが華奢であることから、むしろ腐肉食だったのではないかとする説もある。なお、ティラノサウルスの代表的特長とされる短い腕であるが実は近年になるまで実際には発見されておらず、近縁であるアルバートサウルスからの類推で復元されていた(近年発見された実物は推定よりさらに大きいものであった)。スマートな体形と比較的長い脚から、走る速度は最高で40km/hに達し、この大きさの動物の中では最も速く走ることができたと考えられる。

分類[編集]

下位分類[編集]

A.アルクトゥングスA. arctunguis Parks, 1928
頭長1メートル、全長8メートル、体高2.5メートル、体重2トン。A.サルコファグスの痩せた個体である可能性もある。
A.リブラトゥスAlbertosaurus libratus (Lambe, 1914)
今日ではゴルゴサウルスGorgosaurus libratusとされる 。1970年デイル・ラッセルによりA.サルコファグスとの比較からアルバートサウルスの一種とされたが、ロバート・バッカーらのその後の研究により現在では独立した属に扱われる。
頭長1メートル、全長8.6メートル、体高2.8メートル、体重2.5トン。
A.サルコファグスA.sarcophagus Osborn, 1905
アルバートサウルス属の模式種。

発見の歴史[編集]

大衆文化[編集]

BBC制作の『プレヒストリック・パーク』では、パラサウロロフスを追う捕食者として登場している。ティラノサウルスよりも小柄ゆえナイジェル・マーヴェンの運転する自動車にもある程度追尾が可能だった。湖でデイノスクスとパラサウロロフスの死体を奪い合った末敗北し引き下がっている。

恐竜たちの大移動 〜スカーとパッチの物語〜』では、渡りをするエドモントサウルスを毎年ロッキー山脈の麓で待ち伏せる捕食者として登場する。作中で狩りを始めたとき丁度火山噴火と重なり、大半のアルバートサウルスは火山噴火と濁流に呑まれ死亡したと思われる。1頭の生き残りが火山噴火で火傷を負いながらも主人公スカー(エドモントサウルス)を執拗に追跡し、スカーの相棒となっていた老齢のエドモントサウルスと戦闘、ともに崖から転落して死亡する。

SFドラマ『プライミーバル:ニューワールド』では、主人公エヴァン・クロスに襲い掛かり妻と亀裂調査センターの職員を殺害するという、物語において非常に重要な位置にある。

脚注[編集]

関連項目[編集]