サルコファガス

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エトルリア人の『配偶者のサルコファガス』(紀元前6世紀)国立エトルリア美術館
メルエンプタハの石製のサルコファガス

サルコファガス(sarcophagus)とはエジプト石棺のことで、死体またはもう一つの棺を中におさめる容れ物[1]。サルコファガスと言う用語は長方形または人型の「棺」(コフィン)に対して、一つ以上の棺を格納する石棺を指す。語源は、ギリシャ語sarx(肉体)+ phagein(食べる)で、つまりサルコファガスは「肉体を食べるもの」という意味である[1]

一般的にサルコファガスは彫刻や装飾を施されるか、飾り立てて建てられるかした。中には、凝った1つないしは複数の墓の一部として、地面の上に独立して建てられたものもある。他には墓所として作られたものや、地下聖堂に置かれたものもある。古代エジプトでは、サルコファガスは普通、王家のミイラを安置する墓を保護する何層かの一番外にある層だった。

さらにサルコファガスという言葉は、チェルノブイリ原子力発電所事故以来、チェルノブイリ原子力発電所跡を周囲と隔離するために作られた巨大なコンクリートの構造物にも使われている。

名前のよく似たSarcophagidaeは、ニクバエのことだが、「肉体を食べるもの」というが語源が同じだけで、サルコファガスとは関係ない。

関連項目[編集]

埋葬関連

場所関連

人物関連

その他

出典[編集]

  1. ^ a b 古代エジプト百科, pp. 446-448 「棺と石棺」の項目より

参考文献[編集]

  • イアン・ショー、ポール・ニコルソン 『大英博物館 古代エジプト百科事典』 内田杉彦訳、原書房1997年5月ISBN 978-4-562-02922-8

外部リンク[編集]