おしどり探偵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
おしどり探偵
Partners in Crime
著者 アガサ・クリスティー
訳者 橋本福夫ほか
発行日 イギリスの旗1929年
日本の旗1960年早川書房
発行元 イギリスの旗Dodd, Mead and Company
日本の旗早川書房 ほか
ジャンル 推理小説(短編集)
イギリスの旗 イギリス
言語 英語
形態 ハードカバー
ページ数 277ページ(原著初版、ハードカバー)
前作 七つの時計
次作 謎のクィン氏
Portal.svg ウィキポータル 文学
[ Wikidata-logo-en.svg ウィキデータ項目を編集 ]
テンプレートを表示

おしどり探偵』(おしどりたんてい、原題 Partners in Crime)は、1929年に刊行されたアガサ・クリスティの短編集。クリスティの2作目の短編集であり、またトミーとタペンスシリーズ唯一の短編集である。『二人で探偵を』(東京創元社)の別訳もある。

内容は当時の推理小説界で有名な名探偵たちの捜査法を二人が真似するというパロディ集であり、ソーンダイク博士隅の老人といった後代にもよく知られた著名な名探偵から、ソーンリー・コルトンのような現代ではマイナーとなったものまで扱われている。また、「16号だった男」ではクリスティの代表的な人物であるエルキュール・ポアロが取り上げられている。

あらすじ[編集]

『秘密機関』の事件後結婚したトミーとタペンス。情報機関に就職したものの事務仕事が多かったトミーの元に、上司が「スパイ疑惑で拘束された探偵の経営していた『国際探偵事務所』を引き継ぎ、そこに届くスパイ関連の文書を調査する」という任務を命じてきた。冒険に飢えていたタペンスはそれに乗じて(?)一般の探偵仕事も引き受け出し、ベレズフォード夫婦の探偵兼秘密情報部員としての生活が始まった。

収録作品[編集]

日本語訳[編集]

映像化作品[編集]

テレビドラマ[編集]

なお、2015年にBBCで制作・放送されたテレビドラマ『トミーとタペンス―2人で探偵を―』(原題 Partners in Crime)の原作は、本作ではなく『秘密機関』と『NかMか』である。

脚注[編集]

  1. ^ 以下、各話の元ネタについては、橋本福夫訳『おしどり探偵』(ハヤカワ・ミステリ文庫)の「訳者あとがき」による。