サボタージュ (2014年の映画)

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サボタージュ
Sabotage
監督 デヴィッド・エアー
脚本 スキップ・ウッズ
デヴィッド・エアー
原作 アガサ・クリスティ
そして誰もいなくなった
製作 ビル・ブロック
デヴィッド・エアー
イーサン・スミス
ポール・ハンソン
パラク・パテル
製作総指揮 ジョー・ロス
アントン・レッシン
サーシャ・シャピロ
アルバート・S・ラディ
スキップ・ウッズ
ジェフリー・イム
出演者 アーノルド・シュワルツェネッガー
サム・ワーシントン
オリヴィア・ウィリアムズ
テレンス・ハワード
ジョー・マンガニエロ
ハロルド・ペリノー
マーティン・ドノヴァン
マックス・マーティーニ
ジョシュ・ホロウェイ
ミレイユ・イーノス
音楽 デヴィッド・サーディ英語版
撮影 ブルース・マクリーリー
編集 ドディ・ドーン英語版
配給 アメリカ合衆国の旗 オープン・ロード・フィルムズ
日本の旗 ブロードメディア・スタジオ
公開 アメリカ合衆国の旗 2014年3月19日(限定)
アメリカ合衆国の旗 2014年3月28日
日本の旗 2014年11月7日
上映時間 109分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 世界の旗 $17,508,518[1]
アメリカ合衆国の旗カナダの旗 $10,508,518[1]
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サボタージュ』(Sabotage)は、2014年アメリカ合衆国で制作されたクライムスリラー映画。主演はアーノルド・シュワルツェネッガー、監督をデヴィッド・エアーが務め、脚本はスキップ・ウッズとエアーが共同で執筆している。

アガサ・クリスティ推理小説そして誰もいなくなった』を原作にしているが、内容や設定などは全く別物となっている[2]

ストーリー[編集]

麻薬取締局捜査官であるジョン・ウォートンは、アメリカ国内外での麻薬戦争において数多くの功績を挙げ、「ブリーチャー(破壊屋)」という異名で恐れられていた。また、ジョンが指揮する特殊部隊は荒くれ者揃いの野蛮なチームだったが、どんな危険な任務でも成功に導く凄腕のチームでもあった。

ジョンのチームは、その日もとある麻薬組織を摘発するために要塞と化した危険なアジトに踏み込むが、その裏には2億ドルの闇資金から1000万ドルを持ち逃げするという目的があった。摘発の際に仲間の一人を失うも、闇資金の一部を隠すことに成功したジョンたちであったが、その夜回収に向かった時にはすでに1000万ドルは何者かの手によって持ち逃げされた後だった。また、闇資金が足りないことから持ち逃げを疑われたジョンたちは、内務調査局の取り調べを受け、麻薬取締局内での信用を完全に失ってしまうのだった。

それから半年後、事務職に追いやられていたジョンは、ようやく現場復帰を果たす。ジョンは再びチームを結集し、厳しいトレーニングの末にチームが失いかけていた結束力を取り戻すことに成功する。しかし、その夜、チームの一員であるパイロが何者かによって無残に殺害されてしまう。怒りに震えるジョンだったが、その後も次々にチームのメンバーが殺害されていく。この事件を追うアトランタ市警察の女刑事キャロラインは、ジョンのチームが何かを隠していることを見抜き、彼らを調べ上げていくうち、ジョンが抱えている痛ましい過去を知ることになる。ジョンはキャロラインと協力して部下を殺害した犯人を追う。そして事件は、意外な結末を迎えるのであった。

キャスト[編集]

ジョン・"ブリーチャー"・ウォートン
演 - アーノルド・シュワルツェネッガー、日本語吹替 - 玄田哲章[3]
ジェームズ・"モンスター"・マレー
演 - サム・ワーシントン、日本語吹替 - 髙田延彦[4][3]
キャロライン・ブレントウッド
演 - オリヴィア・ウィリアムズ、日本語吹替 - 深見梨加[3]
リジー・マレー
演 - ミレイユ・イーノス、日本語吹替 - 林真里花[3]
ジュリアス・"シュガー"・エドモンズ
演 - テレンス・ハワード、日本語吹替 - 丸山壮史[3]
ジョー・"グラインダー"・フィリップス
演 - ジョー・マンガニエロ、日本語吹替 - 長島真祐[3]
ダライアス・ジャクソン
演 - ハロルド・ペリノー、日本語吹替 - 田村真[3]
フロイド・デメル
演 - マーティン・ドノヴァン、日本語吹替 - 各務立基[3]
トム・"パイロ"・ロバーツ
演 - マックス・マーティーニ、日本語吹替 - 小宮浩信(三四郎)[4][3]
エディ・"ネック"・ジョーダン
演 - ジョシュ・ホロウェイ、日本語吹替 - 北村謙次[3]
ブライス・"トライポッド"・マクニーリー
演 - ケヴィン・ヴァンス、日本語吹替 - 野川雅史[3]
"スモーク"・ジェニングス
演 - マーク・シュレーゲル
その他の日本語吹き替え‐藤原満小林親弘マンモス西尾宮本真伍仲村かおり今村一誌洋早川舞宮澤はるな

評価[編集]

本作は批評家から賛否両論であった。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには106件のレビューがあり、支持率20%、平均点は10点満点で4.4点となっている。サイト側からはアーノルド・シュワルツェネッガーや俳優陣の演技は高く評価されたが、過激な暴力表現について賛否が分かれた。 Metacriticには31件のレビューがあり、加重平均値は41/100となっている。しかし、IGNは本作に10点満点で7点を与え、好意的に評価されている。

別エンディングについて[編集]

公開版とは異なるエンディングが2通り存在し、Blu-ray版に収録されている。

ホームメディア[編集]

日本国内ではハピネットよりBlu-ray・DVDがそれぞれ発売中。

Blu-ray
  • サボタージュ Blu-ray(2015年4月2日発売)
    • 初回限定・アウターケース付
  • サボタージュ スペシャル・プライス Blu-ray(2015年12月2日発売・廉価版)
DVD
  • サボタージュ DVD(2015年4月2日発売)
    • 初回限定・アウターケース付
  • サボタージュ DVD Blu-ray(2015年12月2日発売・廉価版)

参考文献[編集]

  1. ^ a b Sabotage (2014)” (英語). Box Office Mojo. 2014年11月8日閲覧。
  2. ^ And Then There Was Nonsense: 'Sabotage'” (英語). PopMatters. 2014年11月8日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k サボタージュ”. ふきカエル大作戦!! (2014年11月7日). 2014年11月7日閲覧。
  4. ^ a b 高田延彦&三四郎・小宮浩信、シュワ最新作「サボタージュ」アフレコで大興奮”. 映画.com (2014年9月30日). 2014年9月30日閲覧。

外部リンク[編集]