第三の女 (クリスティの小説)

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第三の女』(だいさんのおんな、原題:Third Girl)は、1966年に刊行されたアガサ・クリスティの推理小説。名探偵エルキュール・ポアロを主人公とする一作である。

あらすじ[編集]

エルキュール・ポアロのもとに、「自らが犯した犯罪についてお尋ねしたい」という若い娘がやってきた。ポアロは経緯を知ったアリアドニ・オリヴァとともに調査を始める。しかし調査の結果、娘の身辺は至って潔白であった。死体無き犯罪の行方をポアロは追う。

登場人物[編集]

エルキュール・ポアロ
私立探偵
アリアドニ・オリヴァ
探偵作家
ミス・レモン
ポアロの秘書
ジョージ
ポアロの従僕
ニール
警部
アンドリュウ・レスタリック
実業界の大物
メアリ・レスタリック
アンドリュウの妻
ノーマ・レスタリック
アンドリュウの娘
ロデリック・ホースフィールド
アンドリュウの伯父
クローディア・リースホランド
アンドリュウの秘書
ディヴィット・ベイカー
ノーマのボーイフレンド
ソニア
ロデリックの秘書
フランシス・キャリィ
室内装飾家
ジョン・スティリングフリート
精神科医

日本語訳[編集]

本作品は早川書房の日本語翻訳権独占作品である。

題名 出版社 文庫名 訳者 巻末 カバーデザイン 初版年月日 ページ数 ISBN 備考
第三の女 早川書房 クリスティー文庫 小尾芙佐 解説 石川絢士

映像化[編集]

脚注[編集]