銀シャリ (お笑いコンビ)

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銀シャリ
メンバー 鰻 和弘
橋本 直
結成年 2005年
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー
活動時期 2005年 -
出身 大阪NSC25期
現在の活動状況 テレビ・ライブなど
芸種 漫才・コント
ネタ作成者 橋本直
現在の代表番組 あほやねん!すきやねん!
過去の代表番組 銀シャリのbaseベイベー

銀シャリの5upベイベー
同期 ジャルジャル
プラスマイナスなど
受賞歴
2008年 第29回ABCお笑い新人グランプリ 優秀新人賞
2010年 第40回NHK上方漫才コンテスト優勝
2011年 第46回上方漫才大賞新人賞
2012年 キングオブコント 7位
2013年 第2回ytv漫才新人賞
2015年 M-1グランプリ 2位
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銀シャリ(ぎんシャリ) は吉本興業よしもとクリエイティブ・エージェンシー)大阪本社所属の漫才コンビ。2005年6月結成。大阪NSC25期生。

メンバー

鰻 和弘(うなぎ かずひろ、 (1983-08-31) 1983年8月31日(40歳) - )

橋本 直(はしもと なお、 (1980-09-27) 1980年9月27日(43歳) - )

エピソード

鰻 和弘

  • 3人兄弟の末っ子で、5歳上の姉と3歳上の兄(大阪NSC22期)がいる。父、母、祖母、姉、兄の6人家族で育つ。
  • 書道六段の腕前を持つ[6]
  • 「鰻」という珍しい苗字は現在日本に6名程度しかおらず、内4名をこの鰻の家族が占めている。
    • 鰻家では、代々ウナギを食べてはいけないという伝統の言い伝えのようなものがあり、実際食べた先祖は二人ほど、一週間ほど後に「原因不明の心臓麻痺」で亡くなったという。このことがありウナギは食べられないが、アナゴは食べられる[7][8]。亡くなっているのは事実だが、橋本に「原因不明の心臓麻痺って何?心臓麻痺ってわかってるやん。」と言われている。
  • baseよしもとによる「baseで一番はじける笑顔の持ち主は誰?」コンテストで1位に輝いた[9]
  • 以前は「ポジションパーラーすえすえ」というトリオで活動していた。この頃は漫才をする時、黄色のTシャツを着ていた。
  • ジョン・レノンの顔マネができ、『オールザッツ漫才2008』では橋本がオノ・ヨーコに扮しネタをした。
  • 小学校1年生の頃から中学3年生まで、約10年間漫画を書き続けていた。全54巻。きっかけは家が貧乏でゲームなどを買ってもらえなかったからで、家にあったペンとノートを使い、ゲームをする自分を主人公にした内容の漫画を描いて行った[10]
    • 金が無かったため、基本的には色はなく、最初は赤のボールペンだけで描かれており、その影響で血をイメージさせるなどの残酷描写になっていた[10]
    • 小学校高学年の時に蛍光ペンを使い始める。このとき蛍光ペンを買ってもらった嬉しさを表現すべく、ページ1枚いっぱいに自分の蛍光ペンに対する思いを書くなど私的な情報を入れていた[10]
    • 47巻ではこの蛍光ペンの集大成ともいえる「太陽系野球大会・野球ドーム」(鰻自身の漫画内でのオリジナル)を2ページ使って描いた。[10]
    • 2014年に、それまで書き溜めた作品の中から77本を選び、1コマ漫画集『どう使うねん』(竹書房)として出版した。出版に当たり、植田まさしが推薦文を寄せ、併せて植田に日本漫画家協会入りを勧められた[10]
    • 今でも、ツイッターに先輩の似顔絵を描くなどしている[10]
  • 第5回BGO上方笑演芸大賞にて映像作品賞部門にて受賞した。受賞作品は四条和也(学天即)を起用した『四条マンション』(劇場イベントで使用した映像である)
  • 出身地の八尾市が本場に当たる河内音頭が好きで、2010年10月から河内家菊水丸の一座へ弟子入り。入門志願の際には、菊水丸が最も嫌う一派の音頭を(事情を知らないまま)歌ったため、菊水丸から「(親交の深い)たむらけんじハイヒールリンゴを後見人にする」という条件を付けられたという。入門を許された後は、漫才師としての活動のかたわら、1年間弟子として修業。2011年6月15日に、菊水丸から「河内家上り丸(のぼりまる)」の襲名を許された[11]。同月25日に大阪で開かれた菊水丸の「大盆踊りツアー2011出陣式」では、音頭取りデビューを果たしている[12]
  • 26歳にして初めて恋人ができた。高校時代の同級生で、2011年当時東京在住のためなかなか会えなかった。その当時は毎月彼女へしりとり形式でプレゼントを贈っていた[13]。その後2012年にその彼女が大阪へ戻り、鰻の元で同居生活を始め、2015年7月に結婚した。プロポーズの言葉は「鰻姓の人は6人しかいないので、7人目の鰻になってください」だった[14]
  • 宇宙風俗が好き[10]
  • 電車通勤形電車近郊形電車)の雰囲気が大嫌いで、基本的に一般的な電車は乗らない。KBS京都まで新幹線タクシーを乗り継いで赤字を出して通っている。
  • 伊坂幸太郎の作品を昔よく読んでいた。
  • カルピス好き。カルピス6、4の割合で1杯飲んでから、原液をちょっと飲むのが習慣になっている。順序が逆の場合もある。

橋本 直

  • 特徴のある黒ぶちの眼鏡をかけている。
  • 得意芸は次々とうまい事を言うこと。この芸で『麒麟の部屋』などの番組にも出演している。
  • 高橋茂雄サバンナ)率いる「しげおBOYS」の一員である[15]
  • 以前は「ビールズ」というコンビで活動していた。
  • マンションの一部屋で10人以上の芸人と同居していた。その模様を『あほやねん!すきやねん!』などで特集されている。
  • 毎朝、青汁生姜を混ぜて飲んでいる。
  • おでんくんの実写版と言われる[16]
  • ジャニーズが大好きで、松本潤が出演するテレビドラマが好きだとも言う[17]
  • 学生時代、アメリカンフットボール部に所属していた。
  • 2011年11月14日夜に腹痛を起こし、大阪市内の病院で診断を受けたところ、虫垂炎と判明。16日に手術を受けた。
  • 母方の祖父は大工の棟梁で、母親はお嬢。2歳下の妹がいる。父親は橋本が芸人になる前に亡くなった。小さい頃ピアノを習っていた。
  • 中学時代にアメフト部で日本一になった経験を持つ。
  • フィギュアが大好きで、成功して大きい家に住んで、ガラスケースにフィギュアを入れて、それを眺めながら生活するのが夢。

コンビ

  • 「銀シャリ」というコンビ名は、お互い20個ずつコンビ名を出し合った結果、たまたま一つだけかぶっていたためこのコンビ名になった。
  • 鰻がひとまずボケまくり、橋本がまとめてツッコんでいくスタイルの漫才を一時よく披露していた[18]
  • 芸風は基本的に漫才で、主にしゃべくり漫才を行う。漫才をする時は青いジャケットを着ている[18]。これは横山やすし・西川きよし等の古き良き漫才スタイルに傾倒しているため。2010年のM-1グランプリ決勝では「古風の漫才師」と紹介され、西川きよしからメッセージが送られた。コントも行うことがあるが、基本的にキングオブコントなどのコント専門の賞レースなどに限られるものの、コントの実力も高い。
  • 単独ライブのタイトルもかつての人気番組のパロディであることが多い。
  • 2007年の『オールザッツ漫才』で「悪魔が吐いたガムを処理する公務員」というコントで、30組中27位となった。
  • ABCお笑い新人グランプリで、2008-2010年と3回連続で最終決戦3組に残ったが優勝は逃している。初期のルールでは最終決戦3組に残ったコンビは翌年以降の本選に参加できないことになっていたので、この珍記録を持っているのは2010年現在、銀シャリだけである。
  • 陣内智則から「サンゴ」という芸名に改名するように提案され、橋本は賛成したが鰻が断ったため、橋本が『R-1ぐらんぷり』で「ハシモトサンゴ」という名前で出場した。
  • M-1グランプリ2010にて初の決勝進出を決めるも、5位に終わる。
  • THE MANZAI 2011』にて認定漫才師に選ばれる。予選24位、ワイルドカード決定戦を勝ち上がり決勝進出。
  • キングオブコント2012』(TBS系列)にて初の決勝進出。
  • baseよしもと5upよしもとに出演していたが、2013年2月に卒業。

出囃子

出演番組

テレビ

CM

ラジオ

レギュラー出演
過去の出演

Web

新聞・雑誌執筆

DVD

ライブ

銀シャリのライブのタイトルは、かつての人気番組(現在、放送中の番組も含む)をもじったものであることが多い。

2007年
  • 07月16日 - 「銀シャリだ・ヨ!全員集合」(baseよしもと/大阪)
2008年
  • 07月12日 - 「銀ちゃんのドンとやってみよう!」(baseよしもと/大阪)
  • 11月01日 - 「ウナチャンナオチャンの誰がやらねば!」(baseよしもと/大阪)
2009年
  • 02月28日 - 「銀シャリの生でダラダラいかせて‼」(baseよしもと/大阪)
  • 04月25日 - 「俺たちひょうぎん族」(baseよしもと/大阪)
  • 06月20日 - 「銀シャリアワー 握っていいとも!」(baseよしもと/大阪)
2010年
  • 03月 - 「銀覚自」(baseよしもと/大阪)
  • 10月 - 「ギンギラ銀にシャリげなく」(ルミネtheよしもと/東京)
2011年
  • 03月 - 「シャリリーマン銀太郎」(5upよしもと/大阪)
  • 07月 - 「ギン肉マン」(5upよしもと/大阪)
2012年
  • 06月 - 「銀田一シャリ年の事件簿」(5upよしもと/大阪、SUNSHINE STUDIO/名古屋、ルミネtheよしもと/東京)
2013年
  • 08月 - 「SAMURAI BLUE JACKET」(ABCホール/大阪、きゅりあん小ホール/東京)
2015年
  • 7月10日 - 「銀シャリ10周年記念ライブ「10周年もギンギラ銀にシャリげなく」」(なんばグランド花月/大阪)

賞レースなどでの戦績

脚注

  1. ^ a b 銀シャリ プロフィール”. 大阪若手お笑いライブ「キタイ花ん」公式サイト. 2008年8月5日閲覧。
  2. ^ baseよしもと旧プロフィール。(現在はキャッシュのみ)
  3. ^ “漫才コンビ「銀シャリ」の鰻さん結婚を発表 24日「土用の丑」に婚姻届”. 産経ニュース (産業経済新聞社). (2015年7月10日). http://www.sankei.com/west/news/150710/wst1507100102-n1.html 2015年7月11日閲覧。 
  4. ^ “銀シャリ鰻「土用丑の日」入籍、全国7人目の鰻誕生”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2015年7月24日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1512179.html 2015年7月25日閲覧。 
  5. ^ 「ざるかもトリプル」橋本のブログ(右側プロフィール欄に記載)”. 橋本直. 2008年8月7日閲覧。クンニ好きから。
  6. ^ 2009年1月8日放送の『ロケみつ〜ロケ×ロケ×ロケ〜』で自身の担当するコーナー「101匹わんちゃんブログ旅」の中で書き初めを披露した。
  7. ^ 河内家菊水丸が教鞭を取る大阪芸大の授業に銀シャリが登場!”. よしもとニュースセンター (2012年7月4日). 2015年7月11日閲覧。
  8. ^ 美味しかった メガトン級に! - 「天津木村の「天狗女と泥棒ヒゲ男」”. 天津・木村のブログ (2007年10月8日). 2008年8月7日閲覧。
  9. ^ いちばんの笑顔は”. baseよしもと (2008年7月7日). 2008年8月5日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g 「銀シャリ」鰻和弘が1コマ漫画本を発売」”. 東京スポーツ (2014年12月30日). 2015年7月11日閲覧。
  11. ^ “銀シャリ鰻「上り丸」襲名!河内音頭デビューで”. サンケイスポーツ. (2011年6月16日). http://www.sanspo.com/geino/news/110616/gnf1106161138000-n1.htm 2011年6月27日閲覧。 
  12. ^ “銀シャリ鰻「M―1より緊張」河内音頭初披露”. スポーツニッポン. (2011年6月26日). http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2011/06/27/kiji/K20110627001098330.html 2011年6月27日閲覧。 
  13. ^ TVでた蔵 2011年8月4日放送 浜ちゃんが!”. ワイヤーアクション (2011年8月4日). 2015年7月11日閲覧。
  14. ^ 銀シャリ鰻が結婚 高校同級生に「7人目の鰻に」!”. 日刊スポーツ (2015年7月11日). 2015年7月11日閲覧。
  15. ^ Smaetザテレビジョン「橋本直」
  16. ^ ロケみつブログ「ヘンナヤツ」”. MBSテレビ (2010年9月14日). 2015年7月11日閲覧。
  17. ^ お笑いワイドショー マルコポロリ 2013年10月13日放送回”. gooテレビ (2013年10月13日). 2015年7月11日閲覧。
  18. ^ a b KTV[番組 鉄筋base]”. KTV. 2008年8月5日閲覧。
  19. ^ 銀シャリMCのNHK大阪新番組「みんな すきやねん!」関西の町に密着”. お笑いナタリー (2016年3月4日). 2016年3月7日閲覧。
  20. ^ おおおおおおおおおっつ!!! - 「ざるかもトリプル」橋本のブログ”. 橋本直 (2006年11月20日). 2008年8月7日閲覧。
  21. ^ 銀シャリ、プラスマイナスらが本選進出”. 日刊スポーツ 大阪ニュース (2006年12月3日). 2008年8月5日閲覧。
  22. ^ ギャロップが最優秀新人賞に 「ABCお笑い新人-」”. スポニチ (2008年1月15日). 2008年8月5日閲覧。
  23. ^ “お笑い新人グランプリに「ギャロップ」”. MSN産経ニュース. (2008年1月14日). http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/080114/tnr0801142117007-n1.htm 2008年8月5日閲覧。 

参考文献

外部リンク