オールザッツ漫才

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
オールザッツ漫才
ジャンル バラエティ番組
放送時間 年により異なる
放送期間 1990年12月29日 -
放送国 日本の旗 日本
制作局 毎日放送
製作総指揮 横田一
演出 山内健太郎
プロデューサー 村田元
重枝栄子
紺田啓介
出演者 本項を参照。
音声 モノラル放送ステレオ放送

特記事項:
毎年12月29日に放送。
テンプレートを表示

オールザッツ漫才』(オールザッツまんざい)は、毎日放送MBSテレビ)が1990年から毎年12月29日特別番組として放送するバラエティ番組

ハイビジョン制作で、基本として関西ローカルの生放送。ただし、放送年によっては、毎日放送の系列局(TBS系列)の一部で同時ネットを実施することがある。

概要[編集]

1990年に放送開始。毎年年末に約5時間という長丁場で、深夜に公開放送の形でオンエアーされるお笑い(ネタ)番組である。

番組の原型は、同様の形式で放送された『朝まで働けダウンタウン』(1988年・1989年)で、この時点では出演メンバーは主に当時の2丁目劇場のメンバーとなっていた。オールザッツ漫才となった初回の司会はオール阪神・巨人。開始当初はベテランから若手まで、吉本芸人が総動員で漫才やコントを披露していたが、2002年からは若手中心のメンバー編成となり、若手のトーナメント戦を中心とする番組として放送されていたが(この頃からステレオ音声での放送開始)、一時期ネタ披露のみの編成となる。近年は若手芸人のトーナメント(2007年より一対一の対決制から足切りによる勝ち抜け制度に変更)を復活させ、中堅芸人のネタ披露と合わせた2つの企画を軸にした形で放送されている。

「この番組を見れば今の関西の笑いが分かる」と言われる[1]ほど多くの人気芸人が出演しており、ダウンタウンも録画したDVDを観ているとのこと。関西のお笑い好きの視聴者は、年末は必ずと言っていいほど、この番組を見ているだろうと言われている。

また、師走の夜中に長丁場の生放送という事もあってか、ネタに対する観覧客の反応がシビアなのも特徴のひとつ。若手のネタがスベった場合の凍りついた空気も偽りなくそのまま放送されている。

2011年3月2日に第1回から第20回まで収録されたDVD4枚組が発売される事が決定した。

組の取り決め[編集]

ネタ組[編集]

出場する芸人のベテラン・中堅クラスに位置する芸人の組。後述のトーナメント組との違いは賞レース形式ではなく普通にネタを披露するだけのシンプルスタイル。ネタ時間は主に3 - 4分だが、こちらも組によって多少異なる。ただし2001年まではなんばグランド花月に常連出演する芸人も参加していたが、2002年からはベテラン勢が出なくなり、中堅勢のみがネタ組として出演。

トーナメント制ではない年でも、ネタ組制度は導入されている。また2004年以降は出場芸人の知名度や実績(「M-1グランプリ」「R-1ぐらんぷり」等の全国ネットでも放送されている賞レース番組で好成績の残した組)も考慮し、若手クラスの芸人でも、(これまでのトーナメント組の実績を度外視し)ネタ組に昇格することもある。

近年は基本的に中堅・若手勢による構成となっている為に、中堅勢がある程度キャリアが長くなり、番組常連となっていたリットン調査団バッファロー吾郎のように卒業してしまう例がある。

トーナメント組[編集]

出場する芸人の若手クラスに位置する芸人の組。賞金及び副賞をかけて1回戦(1分ネタ) - 3回戦若しくは4回戦(2分 - 4分ネタ)まで行い、客席のスイッチ投票で進出・優勝するか決まる。2000年・2004年の司会は「前回トーナメントで優勝したから、ネタ組に昇格」を毎回強調しているが、必ずしも優勝してすぐにネタ組に昇格とは限らず、数年経過してから満を持してネタ組出場となる芸人も少なからずいる。

基本的には若手クラスのみの組だが、リットン調査団(2001年まで)や青空など(スタッフか本人らの意向かは定かではないが)、ある程度キャリアがあってもトーナメント組に長年残留している例もある。ファミリーレストラン(2008年まではジャンクション)は2009年の放送内でいまだにトーナメント組であることをいじられており、2010年にも出場。初めて1回戦勝ちぬけを果たす。

2006年以降は出場若手芸人の増加に伴い、ワンコイン組(芸歴と収入を考慮した組、2006年)・Foot Cut バトル(放送の事前に番組出演をかけて行うトーナメント、2007年)を導入、トーナメント組出場の門戸も広がった。

各回のあらまし(2000年以降)[編集]

2000年[編集]

20世紀最後の回となったこの年は、トーナメント制を取りやめ、総合司会の今田耕司の進行のもとに130R雨上がり決死隊が司会兼チームとして別れそれぞれが率いた50組100名の芸人と対決を行うというシステムというものであった。コーナーゲストには西川のりおも参加していた。

2001年[編集]

総合司会は雨上がり決死隊FUJIWARA。ゲストでかつて司会を務めたオール阪神・巨人が登場。若手32組のトーナメントでは、1回戦は大阪吉本所属vs東京吉本所属という形式で行い、審査は観客とオール阪神、オール巨人の100名で行われた。(若手とはいえリットン調査団も東京吉本組でトーナメントに参加している。また東京吉本組では、品川庄司インパルス森三中ロバート、東京へ進出したライセンスといった面々が参加した。)

2002年[編集]

総合司会はFUJIWARA中川家。若手24組のトーナメントと、中堅のネタならびにコーナー企画を取り混ぜた構成。トーナメント優勝は笑い飯。準優勝の友近千鳥が健闘、またなかやまきんに君や東京組の三瓶、福岡から参加のバッドボーイズらも、大阪勢が大多数を占める中でネタのみならず司会らとの軽妙なかけあいを繰り広げ、番組を大いに盛り上げた。ネタ組では、バッファロー吾郎ケンドーコバヤシら、いわゆるリットン一門をはじめとする旧二丁目出身者に加えチュートリアルブラックマヨネーズなどを含めたbaseよしもと出演組(当時)、そして復帰したたむらけんじのほか次長課長ルート33、ライセンスら、東京進出組も多く参戦した。

海原やすよ・ともこメッセンジャーは、この年が最後の出演となった。

2003年[編集]

14回目となった2003年は、陣内智則木村祐一若槻千夏MCに迎えて放送。それまでとの最大の違いは出演メンバーの若年化であった。最年長は第1回から出演し続けているリットン調査団、最年少はやっと18歳になり出演できるようになったりあるキッズ。ほぼすべての出演者がうめだ花月baseよしもとのメンバーであった。

番組は若手のトーナメントとネタ企画の構成。トーナメントにはM-1グランプリで注目を浴びた笑い飯、麒麟、千鳥、りあるキッズなどの姿も見られ、白熱した闘いが繰り広げられた。トーナメントの覇者は友近2002年優勝の笑い飯は準決勝でりあるキッズに僅差で敗れた。ネゴシックストータルテンボス南海キャンディーズなどのダークホース勢が勢いをつかみ上位進出した。

トーナメントの合間には彼らの先輩芸人、主に2003年夏にbaseよしもとを卒業し、うめだ花月で活動する芸人達のネタや企画が披露された。

数年に渡ってネタ組のトリを務めたリットン調査団は、この年が最後の出演となる。

2004年[編集]

12月29日の23:45 - 29:00(翌5:00)に放送。MCは陣内智則、若槻千夏。なお、この年は名古屋中部日本放送(現・CBCテレビ)にも同時ネットで放送された。

他にも、番組構成が大きく変化。2003年まで続いていたトーナメント制を廃止し、代わって若手芸人による「ネタ10番勝負」という形式がとられた。これは、出演する芸人全組が「オトコマエチーム(キャプテン:シャンプーハット)」「ブサイクチーム(キャプテン:バッファロー吾郎)」「アンチ陣内チーム:(キャプテン:ケンドーコバヤシたむらけんじ)」の3チームに分けられ、それぞれのキャプテンが自分のチームの若手芸人(各10組)からネタをさせるコンビを選出、計3組をバトルさせるという形式。最も面白かったコンビのいるチームに得点が加算され、優勝したチームには賞品が与えられた。優勝は「アンチ陣内チーム」。また、中堅芸人(主にうめだ花月組)はチームに関係なく合間にネタを披露した。

なお、base組以外の「ネタ10番勝負」出場者はレイザーラモン、なかやまきんに君、東京吉本所属のトータルテンボス、POISON GIRL BAND、名古屋吉本所属のブロードキャスト、福岡吉本所属のどんぴしゃの6組である。

この年から2006年までは、バッファロー吾郎がネタ組のトリを務めた。

2005年[編集]

12月29日の23:45 - 29:00(翌朝5:00)に『オールザッツ漫才2005!GO!GO!』( - ニセンゴー!ゴー!ゴー!)と題して放送された。MCは3年連続で陣内智則・若槻千夏。麒麟南海キャンディーズ千鳥笑い飯レイザーラモンがネタ組に異動。 トーナメント制が2年ぶりに復活したが、完全トーナメント制から、1回戦のみ1組につき1分ずつネタを披露して、その客席投票の上位者が準々決勝以降をトーナメントで戦っていくという、翌々年からの「FootCutバトル」の原型と言えるようなシステムへ若干リニューアルされた。優勝はとろサーモンを破ったストリーク野球ネタが観客の心を掴み、結成10年目にして初の優勝を掴んだ。また、東京からはハリセンボンコンマニセンチバッドボーイズガリットチュウなど多数参加した。 この年に行われたコーナーで、後に全国区でブレイクすることとなるザ・プラン9なだぎ武によるキャラ、「ディラン」が誕生した。

2006年[編集]

オールザッツ漫才2006’nRoll』( - ニセンロックンロール)と題し、この年にエア・ギターの世界チャンピオンに輝いたダイノジのおおちによるエア・ギター演奏をフィーチャーした幕開けとなった。昨年に引き続き陣内智則・若槻千夏のコンビがMC。[2] この回のトーナメント組出場芸人は、芸歴・知名度を考慮し、「トーナメント常連組」と1回のギャラが500円程度の「ワンコイン組」に分けられた。 「ワンコイン組」は放送の事前にオーディションを行い、そこから客席投票の上位3組がトーナメントに2回戦から参加できる形式。まいなすしこうロデオボックス帽子屋お松の上位3組と番組中盤に行った敗者復活戦から勝ち上がったギャロップを加えた計4組が選ばれた。 優勝は、前年惜しくも決勝で敗れたとろサーモン。今回、準優勝のジャルジャルは、まさにダークホースからの下克上という予想外の結果で、観客をざわつかせた。

放送日と同日1:00-4:55、MBSラジオで『オールザッツ レイディオ〜ゴーJK!』と題して芸人ネタ&裏話満載の4時間の生放送を出演芸人の一部(麒麟やスムルース徳田ら)が行った(会場のUSJスタジオ内からの放送、放送時間中のMBSラジオは『オールザッツ漫才』放送エリア外からも聴取可能)。

また、ネタ組には博多華丸・大吉、ダイノジが参加した。トーナメントには東京からハリセンボン、平成ノブシコブシ、まだ全国区でブレイク前のハイキングウォーキングが参加した。

第1回から出演していたバッファロー吾郎が最後の出演となった。(MBSドクホンの特集インタビューにも参加)

2007年[編集]

オールザッツ漫才200777』と題し、大空テントによる「人間パチンコ」と、とろサーモン久保田によるマイクパフォーマンスのコラボレーションで幕を開けた。今回も5年連続で陣内智則・若槻千夏が総合司会となり、放送時間は例年よりも30分拡大した12月29日24:15 - 翌6:00迄の5時間45分(過去最長)であった。このときは土曜日で従来放送している『スーパーサッカーPLUS』が前週の12月22日に年内の放送が終えていたため、従来24:45 - 24:55に放送している『JNNニュース』をスポーツコーナーを加味した上で15分放送となり、その前(24:00 - 24:15)に放送した。なお、関東圏のTBSテレビでは『スーパービンゴナイト』が放送された。

また、同日26:00 - 翌5:00までは、TV放送中のUSJスタジオにおいて、同局のラジオ放送『オールザッツレイディオ2008』を生放送。この年からトーナメントの代わりに、各回戦ごとに客席投票の下位が脱落していく「FootCutバトル」を実施、最終3組で決勝戦が行なわれた。優勝はモンスターエンジン

例年には無いFAX紹介のコーナーが設けられ、進行は藤岡飛呂志(藤岡弘、の真似)というキャラクターでなだぎ武が行なった。他の出演者も各界の有名人に扮して登場した。

この年から、ネタ組のトリはたむらけんじが務める。本年では、お馴染みの獅子舞を取ると、いつもの「褌一丁にサングラス」のスタイルでなく西川のりおがかつてオレたちひょうきん族で扮していたオバQになっている、というツカミを披露。陣内智則が紅白歌合戦の審査員を妻(当時)の藤原紀香と共に務める事に対してキレ(曰く「紀香だけでええやん!」)、最後に白組ガンバレ!とエールを送っていた。また、NONSTYLEがネタ組に異動、この年が最後のオールザッツ漫才出演となった。

2008年[編集]

オールザッツ漫才二〇〇八』と題し、天津・木村による1年の感謝を込めた「エロ詩吟」で幕を開けた。今回も6年連続で陣内智則・若槻千夏が総合司会となり、放送時間は12月29日23:30 - 翌5:15までの5時間45分(昨年と同じ)であった。FootCutバトルは50組参加。ネタ組のトリはたむらけんじ。陣内ではなく服部宝観(占い師)などにキレた。サバンナ高橋司会によるネタ裁判も行われた。ダイアンとアジアンがネタ組に昇格する一方、NON STYLEなどのM-1王者が不参加であった。CM前に芸人がやりたい事を披露した。番組制作費の削減により、東京吉本所属の芸人は自費で大阪までやって来たエハラマサヒロ(FootCutバトルに出演)を除き出演しなかった。FootCutバトルの優勝はジャルジャル。2位クロスバー直撃、3位藤崎マーケット

  • 決勝のラスト当番、ジャルジャルの点数発表の際、点数が出ていないのに、スタジオのモニターに本来、本放送時に優勝者が決定し出す「優勝」のテロップを出す不手際が発生。本放送時に「優勝」の表示がなかった。

2009年[編集]

オールザッツ漫才2009 THIS IS 20TH』と題し、なだぎ武によるムスカ天空の城ラピュタより)で幕を開けた。放送時間は12月29日23:30 - 翌5:00までの5時間30分であった。司会は陣内智則、ケンドーコバヤシ斎藤裕美(MBSアナウンサー)だった。20周年記念という事でFootCutバトルは東西計40組(東京∞ホール芸人20組、baseよしもと芸人20組)が参加。南国姉妹や、ガリバートンネルなど東京吉本のダークホース勢がインパクトのあるネタを披露し、観客や視聴者に大きな衝撃を与えた。ハリセンボン、とろサーモンら多くの芸人がネタ組に昇格する一方、レイザーラモンRGはFootCut組に降格した。たむらけんじが出演しなかったため、ネタ組のトリは土肥ポン太。たむらけんじ以外にも、小籔千豊後藤秀樹など、ネタ組の常連だった芸人が不参加だったが、後藤秀樹は番組途中から突如参加。ネタ披露は無かったが番組を盛り上げた。Qカットコーナーは「オールザッツ殺人事件」(火曜サスペンス劇場を芸人にムチャ振りさせる物、福田転球が刑事役)だった。3年振りにカウントダウン大喜利を開催した。アイスクリーム(元・勝山梶)はニュージー勝山がインフルエンザで欠席した為、梶剛がピンでネタをやったが、1回戦敗退(19点)だった。

FootCutバトルの優勝は藤崎マーケット(1回戦から準決勝までトップを維持)。細かい物まねネタが観客の心をつかみ、4度目の参加にして悲願の優勝を飾った。2位は東京から参加の2700(5位→6位→2位)、3位は初参戦にして独特の世界観を持つコントが観客にうけたインポッシブル(7位→4位→3位)だった。 ※カッコは1回戦から準決勝までの順位

オープニングでは「FootCutバトル」の参加者を五十音順に紹介した。この時天竺鼠は、裏面に手書きではんにゃと書いたネームプレートのカメラに見せていた。

2010年[編集]

12月29日23:30 - 翌5:30までの6時間放送。司会は長年番組の司会を務めた陣内智則に代わり、小籔千豊笑い飯が担当した。FootCut組はbaseよしもとメンバーを中心に、M-1グランプリで笑い飯をおびやかしたスリムクラブなどの東京勢、モストデンジャラスコンビ以来11年ぶりの参加となる村越周司(フリー芸人として活動していたがこの年吉本に復帰)やつばさ・きよし等ベテランも若手に混じって参加した。ネタ組は18組で藤崎マーケット、天竺鼠などが昇格。サバンナ、友近、ジャルジャルなどは不参加だった。CM前のやり逃げコーナーは事前に芸人がリクエストしたネタを披露する物で、RGが本人が謹慎中なのに「海老蔵あるある(女性遍歴)」を披露した。(放送前日に示談が成立してネタ解禁)観覧希望に当選しなかった人達に対して別会場にて11年3月に発売されるDVDの先行上映会が行われ、番組のネタ組常連だった後藤秀樹が上映挨拶に登場した。

ネタ組のトリは2年連続土肥ポン太だった。FootCut組の優勝は東京から参加の2700、2位はプラスマイナス、3位はM-1で活躍したスリムクラブだった。

2011年[編集]

12月29日23:40 - 翌6:00までの史上最長の6時間20分にわたって放送された。司会は、昨年に引き続き小籔千豊と笑い飯が担当。Footcut組が5upよしもとメンバーを中心に30組、ネタ組が21組で2700などが昇格、エハラマサヒロなどが復帰。MBSラジオでも同日ハンドレッドレディオ(第1部 22:00 - 24:30 出演:月亭八光スマイル斎藤裕美、第2部25:00 - 27:00 出演:学天即)内でオールザッツSPとして放送された。ラジオにはかつてネタ組に出演していたすっちー等も出演していた。大阪マラソン開催を記念して『全力坂50m走』が開催され、各芸人がキャラクターになりきって坂を駆け下りてネタを披露。ネタ組のトリは司会でもある笑い飯が務めた。

2012年[編集]

12月29日深夜0:58(日付けは30日) - 翌6:00までの5時間02分にわたって放送。司会は、3年連続で小籔千豊と笑い飯が担当。Footcut組が26組、ネタ組が21組→20組(モンスターエンジンが欠席した為)でアインシュタインがネタ組に昇格。2010年同様つばさ・きよし、ヘッドライトファミリーレストラン等のベテラン勢も出場した。Footcutバトルの優勝者は、19歳という若さで初出場でありながらシュールなフリップネタが観客の心を掴んだ粗品。準優勝はクロスバー直撃。2008年、2011年に続き3度目の準優勝である。

ネタ組はほとんど5upよしもとのZEROメンバーで構成されていたが、ザ・プラン9土肥ポン太ら常連組も一部出演しており、2011年には出演しなかった野性爆弾が今回トリを務めた。

Footcut組は初出場も多かったが、全26組という前年までに比べると出演芸人が少なかったため、Footcut常連だったプラスマイナスモストデンジャラストリオかりんとうらは今回は不参加となった。東京吉本からはインポッシブル0.03秒ジャングルポケットの3組が出場。また、つばさ・きよしのネタ中に解散宣言が飛び出し会場をざわつかせた。このことは翌日のYahoo!ニュースのTopにも掲載される事態となった。

2013年[編集]

12月29日の24:50 - 29:30(12月30日の0:50 - 5:30)に生放送。当番組史上初めて、TBSテレビRKB毎日放送で同時ネットを実施した[3]

司会は、17年振りに出演する千原ジュニアと、4年連続で担当する小籔千豊[4]。アシスタントには、清水富美加を初めて起用した。

フットカットバトルは、ピンネタや2組の芸人による「コラボネタ」でも出場できるようにルールを改めたうえで、制限時間の1分以内にネタを披露させる「ドリームジャンボ1分バトル」にリニューアル。4つのブロック単位で6組による予選を実施してから、ブロックごとの総得点が最も多かった組同士が、決勝トーナメントでネタを争った。優勝は和牛。出場した24組はいずれも、関西を中心に活動する芸人であった[5]

ネタ組には18組の漫才コンビが登場。野性爆弾が、2年連続でトリを務めた。さらに、「ドリームジャンボ1分バトル」やネタ組の合間には、以下のコーナーを随時放送した。

  • 結果が出るまであがききれ! ワンモアアピールタイム」(出演芸人が一発芸を披露)
  • 目指せ東京!深夜の聖火リレー」(中堅クラスの芸人がさまざまなキャラクターに扮しながら、架空の聖火リレー形式でネタを披露)
  • オールザッツアンケート 私、これがやりたいんです!」(出演芸人が本編で試したいことを、事前のアンケート結果を基にCM前で実現)
  • FAXとツイッターのコーナー」(放送中に視聴者からFAXtwitterでメッセージを受け付けたうえで、顔面を白一色に塗った千鳥・大悟、顔面を青一色に塗った銀シャリ・橋本、「半面クリステル」と称して顔面を白色と青色に塗り分けた宇都宮まきがメッセージの一部と受信件数を紹介)
  • ビデオレターズ~拝啓、芸人として輝く君へ~」(若手芸人の親族から届いたビデオレターを、毎日放送アナウンサー・松本麻衣子のナレーション付きで紹介)
  • 不可抗力 お笑いバトル」(レギュラーで出演するテレビ番組の有無によって分けられた「小籔チーム」「ジュニアチーム」のうち、小籔・ジュニアに指名された芸人6組が千鳥の示すお題に応じた個人情報をフリップで公表してから、ヤナギブソンが最も面白い情報を判定)

ちなみにMBSでは、本編のPR番組として、千鳥と宇都宮の司会・若手芸人6組の出演による『12月29日まで待てない!オールザッツ漫才が100倍楽しくなるTV』を11月24日 - 12月22日の毎週日曜日25:50 - 26:20と12月28日土曜日)25:28 - 25:58に編成(全6回)[6]。本編の終了直後(12月30日の5:30 - 5:50)には、レイザーラモンRGの進行で、『オールザッツRG あなたにあるある言いたい&プレゼントあげたいスペシャル』(RGと若手芸人5組がコントを披露するとともに、コントのテーマに応じたプレゼントを視聴者に抽選で進呈する特別番組)を放送した(いずれも関西ローカル向けの事前収録番組)。

FootCutバトル[編集]

  • 2007年にそれまでのトーナメント制から勝ち残り制に変更され、下位数組が「足きり(FootCut)」されるサバイバル形式。
  • ネタの持ち時間は1回戦・2回戦は30秒、準々決勝 - 決勝は1分となっており、持ち時間を過ぎるとスタジオの照明が赤転する。
  • 2009年までは150人の観客の支持数により勝敗を争う。
  • 2008年でのサバイバル組数は、1回戦では50組から15組、2回戦では15組から8組、準々決勝では8組から5組、準決勝では5組から3組と減っていき、決勝では3組から最高得点を出した組が優勝となる。
  • 2009年でのサバイバル組数は、1回戦では40組から12組、2回戦では12組から6組、準決勝では6組から3組と減っていき、決勝では3組から最高得点を出した組が優勝となる。
  • 2010年でのサバイバル組数は、1回戦では35組から12組、2回戦では12組から3組と減っていき、決勝では3組から最高得点を出した組が優勝となる。この回は150人の観客だけでなくネタ組25組の支持数により得点が決まる。1回戦と2回戦のネタ時間は1分、決勝は2分だった。客席審査員の得点が100点以上の場合は司会者の顔の魚群が出て、30点未満の場合はMr.オクレの顔の魚群が出て来た。

この番組からの発展[編集]

派生したキャラクター・ネタ[編集]

  • 2003年レイザーラモン住谷によるハードゲイ後のHGの原型)やサバンナ高橋茂雄扮する犬井ヒロシたむらけんじの獅子舞ネタを皮切りに様々な出場芸人扮するキャラクターが地上波ではこの番組が初披露(劇場やヨシモトファンダンゴTVなどで先に披露している場合もあり)し後に発展につながっている。
  • 2005年にはザ・プラン9なだぎ武扮するディランが周囲の評判を集め、翌年の2006年にはなだぎが交際していることを公表した友近とともにディラン&キャサリン(友近)としてネタの合間のコーナーの進行をしていた。また、同年には勝山梶の勝山慎司扮するキャラのムーディーソングが受け、後のムーディ勝山として各方面に出るようになった。
  • 2007年は、天津・木村がエロ詩吟を披露したところ、ネタの一部に著しく卑猥な表現があったため、視聴者から苦情の電話が殺到し、ネタ終了後のCM明けにお詫びのテロップが出され、MC陣も謝罪した。しかし一方で、この件が全国で話題となり、更に表現を抑えたエロ詩吟を『爆笑レッドカーペット』等で披露した。翌年のオールザッツ漫才では、オープニングを担当した。
  • こうしたことからHGは2005年に大ブレイクし、なだぎは2007年2008年の『R-1ぐらんぷり』で優勝するなどそれぞれ快挙を成し遂げ、高橋は前者ほどではないもののこのキャラで多数のCM契約や『エンタの神様』で番組のトリを務めるほどになるなどの全国区への登竜門的な存在になりつつある。

各回の優勝・準優勝[編集]

放送年 優勝 準優勝
1996年 シャンプーハット ビリジアン
1997年 スミス夫人 ドレス
2001年 ケンドーコバヤシ 麒麟
2002年 笑い飯 友近
2003年 友近 麒麟
2004年 トーナメント制一旦廃止。翌年復活。
2005年 ストリーク とろサーモン
2006年 とろサーモン ジャルジャル
2007年 モンスターエンジン 藤崎マーケット
2008年 ジャルジャル クロスバー直撃
2009年 藤崎マーケット 2700
2010年 2700 プラスマイナス
2011年 アインシュタイン クロスバー直撃
2012年 粗品 クロスバー直撃
2013年 和牛 藤崎マーケット

総合司会[編集]

※吉本所属ではない若槻が司会進行役となったのは、2003年当時は異例とされた。
※斎藤はMBSアナウンサーでは初めて司会を務める。
※2010年は7年間司会を務めた陣内に代わって小籔と笑い飯がメイン司会を務めた。また、2002年以来8年ぶりに男性のみの司会となった。

DVD[編集]

脚注[編集]

  1. ^ MBSドクホン(06年12月号)の特集より
  2. ^ ただし当時の若槻は長期休養を取っていた為、公式では(予定)と告知されていた。
  3. ^ ついに関東上陸「オールザッツ漫才2013」がTBS生放送決定”. お笑いナタリー. 2013年12月4日閲覧。
  4. ^ 小籔と初MC「オールザッツ漫才」千原ジュニア17年ぶり出演”. お笑いナタリー (2013年12月9日). 2013年12月9日閲覧。
  5. ^ 若手バトル新システムに「オールザッツ」出演者第1弾発表”. お笑いナタリー (2013年12月23日). 2013年12月23日閲覧。
  6. ^ 公式twitterより。

スタッフ[編集]

2013年12月29日放送分
  • ナレーション:松本麻衣子鈴木健太(2人共MBSアナウンサー)
  • 構成 :かわら長介小林仁、ハスミマサオ、和田義浩、友光哲也、城田和哉、森下知哉、田中亮治、服部裕也
  • TM:永松良仁(MBS)
  • TD/SW:高石和隆(MBS)
  • SW:喜多良平・白井隆行(2人共MBS、喜多→1999年ではCAM)
  • VE:藤野毅・高橋稔(2人共MBS)
  • CAM:上田一路・吉元伸和(2人共MBS)
  • MIX:中西進二・村井さおり(2人共MBS)
  • LD:吉田和之・永間淳也(2人共MBS)
  • 音効:村川翔太、宮城浩一、右山直樹
  • EED:北村真智子(MBS)、渡辺裕也
  • TK:前田典子、森田弘美
  • テロップ:椿本梢
  • 美術:中野雪子、岡久世、大石真諭
  • タイトル:村上喬視、宮本由紀子、才川真一、森下枝里子
  • CG:紀野伸子、村田英樹
  • VIZ:伊藤亮介、佐野顕子
  • 編成:山本達也(MBS)
  • 宣伝:諸冨洋史・藤井奈々(2人共MBS)
  • 協力:ゾフィープロダクツ、エイティーコーポレーション
  • 技術協力:関西東通、アスカプロダクション、トラッシュ放送映画製作所、サウンドエースプロダクション、アーチェリープロダクション、音選屋、チョコフィルム
  • 美術協力:つむら工芸、ギミック、堺かつら、新光企画、東京衣裳、高津商会京阪商会、インターナショナルクリエイティブ、アイティアリミックスクラブ
  • AP:田中理沙、並河由夏
  • AD:平岡大希、岩田充弘
  • ディレクター:清水涼平・亀山陽平(MBS)、安達澄子(安達→1999年はフロアディレクター)、佐藤麻衣子、西谷好弘、藤原真美、渡邉恒史、青木優子
  • 総合演出:山内健太郎(MBS)
  • プロデューサー:村田元(MBS)、重枝栄子(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、紺田啓介(ゾフィープロダクツ)
  • 制作:横田一(MBS)
  • 制作協力:吉本興業
  • 製作著作:MBS(毎日放送)

過去のスタッフ[編集]

  • 構成:八木晴彦西田哲也ハスミマサオオパヤン
  • CTM:高木久之(MBS)
  • TD・SW:斉藤浩史(MBS、1999年)
  • SW:三木典人(MBS、1999年)
  • CAM:関照夫・浅井信博・薮野吉宏(全員MBS、関・浅井→1999年)、勝木俊夫(大阪東通、1999年)
  • VE:末友堅一朗・倉田智(全員MBS、末友→1999年)、大橋慎哉(大阪東通、1999年)
  • AUD:高島一邦(MBS)
  • LD:荒木崇(MBS)
  • 音効:中村彰人
  • 美術:水速賢・富田潤(全員MBS、水速→1999年)
  • タイトル:中原賢二、垣内宏美、清水千晶、中嶋恵子
  • CG:柴山武英
  • フロアディレクター:坂本丈一、小阪武、久野貴史、西谷好弘、笹部香、大谷真也、西茂樹、太田圭介、京原雄介(MBS)
  • ディレクター:福本泰昌・中村武史・山田陽輔(全員MBS)、斉藤克、山下純平、田上佳世
  • 演出:森貴洋(MBS)
  • プロデューサー:高垣伸博・長富剛(全員MBS)、新田敦生・薮内美賀(よしもとクリエイティブ・エージェンシー、新田→1999年)
  • チーフプロデューサー:渥美昌泰(MBS)
  • 制作:浜田尊弘(MBS)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]