京成津田沼駅

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京成津田沼駅
北側出入口(2007年2月15日)
けいせいつだぬま
Keisei-Tsudanuma
千葉県習志野市津田沼三丁目1番1号
北緯35度41分1秒 東経140度1分28秒 / 北緯35.68361度 東経140.02444度 / 35.68361; 140.02444 (京成津田沼駅)
所属事業者 京成電鉄
新京成電鉄
駅構造 地上駅
ホーム 京成電鉄:2面4線
新京成電鉄:1面2線
乗降人員
-統計年度-
京成電鉄:53,983人/日
新京成電鉄:42,391人/日
-2010年-
開業年月日 1921年大正10年)7月17日
乗入路線 3 路線
所属路線 京成電鉄本線
駅番号 KS26
キロ程 29.7 km(京成上野起点)
KS25 谷津 (1.5 km)
(2.4 km) 京成大久保 KS27
所属路線 京成電鉄千葉線*
駅番号 KS26
キロ程 0.0 km(京成津田沼起点)
(2.1km) 京成幕張本郷 KS52►
所属路線 新京成電鉄新京成線*
キロ程 26.5 km(松戸起点)
新津田沼 (1.2km)
*京成千葉線と新京成線は日中の時間帯、一部直通運転を実施
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京成津田沼駅
配線図
谷津駅新津田沼駅
1 2 3 4 5 6


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KRWgl+l KRWgr+r KRWgl+l KRWgr+r ABZlf STRlg
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京成幕張本郷駅京成大久保駅

京成津田沼駅(けいせいつだぬまえき)は、千葉県習志野市津田沼三丁目1番1号にある、京成電鉄新京成電鉄である。京成本線・千葉線の駅番号KS26

東日本旅客鉄道(JR東日本)津田沼駅とは離れた位置にある。

利用可能な鉄道路線

駅構造

島式ホーム3面6線を持つ地上駅で、橋上駅舎を有し、南側は「サンロード津田沼」(テナントビルのようになっている)と接続している。そのうち1 - 4番線の2面4線が京成電鉄本線・千葉線、5・6番線の1面2線が新京成電鉄である。ただし、5番線は日中時間帯に京成千葉線列車も使用、6番線については京成千葉方に車止めが設置されて京成千葉線とつながっておらず新京成線内折り返し専用となっている。直通運転以前より両社間の中間改札口がない。

跨線橋は2本設置されており、そのうちの京成上野・松戸方が改札口を有し、京成成田・京成千葉方は乗り換え用通路である。エスカレーターはホーム東端と跨線橋を、エレベーターはホーム中央と跨線橋を結んでいる。エレベーターのドアの色は京成側が赤、新京成側が青である。北側出入口とコンコースの間にもエレベーターが設置されている。

京成上野方には踏切を挟んで引き上げ線があり、京成千葉線の折り返しのほか、日中は京成本線京成上野方面からの折り返しにも使われている。当駅到着後、京成上野方面へ出発するまでに進行方向を3回変える。

京成電鉄は本線・千葉線ともに日中を除き同一ホームを使用するため、京成成田方面行と京成千葉方面行の列車は行先で区別する必要がある。

発車標は、1 - 4番線が京成、5・6番線が新京成のものを使用しているが、改札内コンコースにある5・6番線のものは、新京成の発車案内に加えて京成の発車案内も表示するスペースが加えられている。

京成の案内放送は、以前まで青砥駅と同じ内容が放送されていたが、2012年に発車標をフルカラーLED式のものに更新した時は、案内放送が成田スカイアクセスの駅と同じ内容に変更された。

なお、ほとんどの停車列車はこの駅で乗務員が交代する。

のりば

1・2 京成本線 日暮里京成上野押上都営浅草線京急線方面
3・4 京成本線 京成成田成田空港東成田芝山千代田方面
京成千葉線 京成千葉ちはら台方面 日中以外
5 日中のみ
新京成線 新津田沼北習志野新鎌ヶ谷松戸方面
6

呼称について

京成電鉄では、自社線内向けの案内において「京成○○」といった正式駅名でも「京成」を省くことが基本となっている(例:京成高砂なら「高砂」)が、当駅はその例外となっており、駅名標路線図には「京成津田沼」と表記されている。これは、新京成電鉄の新津田沼駅がJR津田沼駅との乗換駅に指定されているためである。

車両の行先表示器車内案内表示器では、京成電鉄や芝山鉄道の車両は「津田沼」と表示し、車内放送でも「津田沼」と案内されるが、それ以外の新京成電鉄・都営地下鉄京浜急行電鉄の車両は「京成津田沼」と表示している。

利用状況

  • 京成電鉄 - 2011年度の一日平均乗降人員は52,619人であり、京成線内69駅中第5位である。
  • 新京成電鉄 - 2010年度の一日平均乗降人員は42,391人であり、新京成線24駅中第5位である。

駅周辺

津田沼(旧称:久々田)の古くからの市街地に近接し、駅前南口から袖ヶ浦団地方面に南下する道路と、市役所方面に東に向かう道路沿いが商店街になっている。しかし多くは個人商店が並ぶ程度であったこともあり、1980年代の津田沼駅・新津田沼駅周辺の再開発で次第に集客力を失い、活気に乏しくなっている。 駅前には、京成電鉄第一整備工場跡地を再開発したスポーツクラブ(セントラルスポーツ)・ホテル帝国ホテル系ザ・クレストホテル・以前は津田沼グランドホテル)・千葉銀行の複合施設がある。そのうちホテルは2002年に廃業したが、習志野市では老朽化に伴う市役所の改築に絡み、一時的に機能をホテル跡地に移転させることを発表している。

谷津側の踏切は、当駅以西の営業列車本数が多いことに加え、谷津方の引き上げ線に出入りする入れ換え車両も通るため、朝夕のラッシュ時以外も開かずの踏切となっている。

行政

郵便局

教育

寺社

交通

  • 津田沼駅東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線) - 徒歩約15分または京成バス袖ヶ浦団地線・屋敷線の「津田沼駅南口・サンペデック」行乗車で約5分。当駅から新京成線で新津田沼駅へ行き、津田沼駅まで歩くルートもある。

バス路線

のりば 系統 主要経由地 行先 運行会社 備考
京成津田沼駅 津62 大久保団地・京成大久保駅南口幕張本郷駅 幕張西五丁目 京成バス
津61
津62
津田沼駅
空港直行 羽田空港 京成バス
東京空港交通
高速バス 富士急ハイランド 河口湖駅 京成バス
富士急山梨バス
期間限定運行
内陸コース 津田沼一丁目・第五中学校藤崎小学校 京成津田沼駅 習志野市ハッピーバス
海浜ルート 香澄三丁目・団地中央・新習志野駅 海浜公園
京成津田沼駅入口 津41 袖ヶ浦団地入口・第三中学校 袖ヶ浦団地 京成バス
津42 袖ヶ浦団地入口・第三中学校・団地中央 津田沼高校 平日深夜バスのみ
津52 袖ヶ浦団地入口・津田沼高校・臨海工業団地 新習志野駅 平日朝のみ
津42
津52
津田沼駅
  • 習志野市ハッピーバスは、当駅から内陸ルートは津田沼駅の東をかすめて北の藤崎地区を、海浜ルートは習志野市役所を経て南の香澄団地・秋津団地・茜浜緑地を結ぶ。内陸ルートと海浜ルートを乗り通す場合は運転士に申告すると大人200円・小児100円になる。

歴史

1921年の京成船橋駅 - 京成千葉駅[1]開業時に駅が設置された。本線の成田までの区間よりも千葉線の方が先に開業した。鉄道省線の津田沼駅は津田沼町(当時)の中心部[2]からかなり離れた位置に設置されたのに対して、当駅は町の中心部に設置された。

  • 1921年大正10年)7月17日 - 京成電気軌道の駅として開業。
  • 1926年(大正15年)12月9日 - 津田沼 - 酒々井(現・京成酒々井)間が開業。
  • 1931年昭和6年)11月18日 - 京成津田沼駅に改称。
  • 1953年(昭和28年)11月1日 - 新京成電鉄の駅が開業。当初は京成ホームからの発着。
  • 1957年(昭和32年)10月15日 - 構内改良工事(3面5線化)完成により新京成発着用として5番線を使用開始。後に3面6線に拡張。

隣の駅

京成電鉄
本線
快速特急・特急・通勤特急
京成船橋駅 (KS22) - 京成津田沼駅 (KS26) - 八千代台駅 (KS29)
快速(京成大久保方当駅から各駅に停車)
船橋競馬場駅 (KS24) - 京成津田沼駅 (KS26) - 京成大久保駅 (KS27)
普通
谷津駅 (KS25) - 京成津田沼駅 (KS26) - 京成大久保駅 (KS27) / 京成幕張本郷駅(千葉線)
千葉線
普通
谷津駅(本線) / 新津田沼駅(新京成線) - 京成津田沼駅 (KS26) - 京成幕張本郷駅 (KS52)
新京成電鉄
新京成線
新津田沼駅 - 京成津田沼駅 - 京成幕張本郷駅(京成千葉線)

脚注

  1. ^ 中央公園付近に設置されていた。
  2. ^ 当駅から国道14号に向かって伸びる道路の周辺が中心部であった。

関連項目

外部リンク