秋山拓巳

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秋山 拓巳
阪神タイガース #27
秋山拓巳20120614.jpg
2012年6月14日 阪神甲子園球場
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 香川県丸亀市
生年月日 1991年4月26日(23歳)
身長
体重
187 cm
90 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 投手
プロ入り 2009年 ドラフト4位
初出場 2010年8月21日
年俸 1,200万円(2014年)
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

秋山 拓巳(あきやま たくみ、1991年4月26日 - )は、阪神タイガースに所属するプロ野球選手投手)。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

香川県丸亀市生まれ。3歳から野球を始める。小学校入学と同時に「今津スポーツ少年団」に所属[1]。小学3年生の5月に父親の仕事の都合で愛媛県西条市に転居、「西条リトルリーグ」に所属し全国大会への出場も果たす。その後、西条南中時代には「西条リトルシニア」に所属、3年時にシニア日本代表として世界大会に出場した。 「西条リトルリーグ~シニア」時代をともにした多くの仲間とともに西条高校に進む。1年生秋から4番を打ち、2年生春からエースとなる。2年生秋の秋季四国大会では自身の投打に渡る活躍で優勝し、翌春の第81回選抜大会に出場。この時は初戦で敗退したが、夏の愛媛県大会を制して出場した第91回選手権大会では初戦突破を果たした。 2009年10月29日に行われたドラフト会議阪神タイガースが4位指名で交渉権を獲得し[2]、11月27日に契約金4000万円、年俸600万円(金額はいずれも推定)で仮契約した[3]

プロ入り後[編集]

2010年8月21日の対読売ジャイアンツ(巨人)戦(東京ドーム)でプロ初登板・初先発。高卒ルーキーでプロ初登板・初先発の相手が巨人だった選手は球団史上初であり、高卒ルーキーの先発は2000年岡本浩二以来10年ぶりである。この時は6回を投げて4失点と健闘したものの敗戦投手になったが、1週間後の8月28日に対東京ヤクルトスワローズ戦(明治神宮野球場)で先発し、5回1失点で阪神の高卒ルーキーとしては遠山昭治以来24年ぶりとなるプロ初勝利を挙げる。9月12日の対ヤクルト戦(阪神甲子園球場)では初の無四球完封勝利を挙げた。阪神の高卒ルーキーとしての完封勝利は1986年の遠山以来24年ぶりで、セ・リーグの高卒ルーキーの完封勝利としても1989年川崎憲次郎以来21年ぶり、さらに、高卒ルーキーの無四球完封は1988年野村弘大洋)以来22年ぶりで、セ・リーグでは7人目の快挙であった[4]。また、阪神の高卒新人でシーズンに2勝以上は1986年の遠山以来3人目で、右腕としては初であった[5]

2011年は2軍でじっくり育てる首脳陣の方針と首の怪我により、シーズンの大半を2軍で過ごした。9月に1軍に登録され、9月28日10月4日のヤクルト戦で先発登板したが、どちらも結果を残せず勝ち星はなかった。11月にはオーストラリアン・ベースボールリーグキャンベラ・キャバルリーに派遣され、4試合に先発登板し1勝0敗、22回を投げ、被安打13, 与四球10, 奪三振16, 自責点3で防御率1.23、WHIP1.05と派遣期間を終えて帰国するまではリーグ防御率トップの活躍だった。

2012年は2試合に登板し、1勝を挙げるものの、不安定な内容であったため、どちらの試合も登板後すぐに1軍登録を抹消されている。

2013年には開幕一軍を逃したものの、ウエスタン・リーグの公式戦では、チームメートの白仁田寛和とリーグ防御率のトップを争うほど好調。一軍でも、初登板・初先発になった4月29日の対広島戦(甲子園)で6回途中まで1失点と好投したこと[6]を皮切りに、チーム事情に応じて先発登板の機会を得ている。ただし試合では、勝負どころで踏ん張り切れずに交代を命じられたあげく、勝利投手にならないまま[7]翌日に出場選手登録を抹消されるという事態が続いた。結局、ウエスタン・リーグでは防御率(2.53)勝利数(8勝)勝率(.667)の3部門で2位になったものの、一軍では未勝利に終わっている。

プレースタイル・人物[編集]

柔らかく豪快な腕の振りから平均球速約141km/h[8]、最速150km/h(プロ入り後の最速は147km/h)の角度ある速球と、縦のカーブ、プロ入り後から使用し始めた落差の大きいフォークボール[9]を軸に投球を組み立てる。

打者としてはライナー性の打球が持ち味。恵まれた体格から高校通算48本塁打のスラッガーとして注目を浴び、「伊予ゴジラ」の異名を取った[10]。高校2年の冬に腰に怪我をして以降は調子が悪く[9]、本人のこだわりもあり投手としてプロ入りしたが、2010年9月12日のヤクルト戦では7回裏に先発の村中恭兵からレフト前に適時打を打っている。

趣味は釣りと買い物。好きな言葉は「捲土重来」[9]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2010 阪神 7 7 1 1 1 4 3 0 0 .571 166 40.1 33 3 13 1 0 23 0 0 16 15 3.35 1.14
2011 2 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 37 7.1 8 1 7 1 1 1 0 0 7 5 6.14 2.05
2012 2 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 39 8.0 15 3 2 1 0 6 0 0 8 8 9.00 2.13
2013 8 8 0 0 0 0 3 0 0 .000 189 44.2 46 6 12 0 0 36 2 0 21 19 3.83 1.30
通算:4年 19 19 1 1 1 5 8 0 0 .385 431 100.1 102 13 34 3 1 66 2 0 52 47 4.22 1.37
  • 2013年度シーズン終了時

記録[編集]

投手記録
打撃記録

背番号[編集]

  • 27 (2010年 - )

脚注[編集]

  1. ^ 目標「毎年2けた勝利」/阪神・秋山拓巳 四国新聞、2010年11月5日。
  2. ^ 2009年 新人選手選択会議(阪神タイガース)
  3. ^ 毎日新聞、2009年11月28日付朝刊 14版、18面
  4. ^ アニキも脱帽 阪神新人秋山ワンマンショー!24年ぶり快挙! スポーツニッポン、2010年9月12日。
  5. ^ 日刊スポーツ「猛虎データセンター」、2010年9月6日付紙面。
  6. ^ 阪神秋山足つっても奮投、能見代役燃えた日刊スポーツ、2013年4月30日。
  7. ^ 【阪神】秋山6度目の先発でも勝てず…日刊スポーツ、2013年9月10日。
  8. ^ 『2014 プロ野球オール写真選手名鑑』 日本スポーツ企画出版社、2014年、125頁。ISBN 978-4-905411-17-8
  9. ^ a b c 週刊ベースボール 2010年6月14日号、ベースボール・マガジン社、雑誌20442-6/14, 60-61ページ。
  10. ^ 【なにわコラム】虎のドラ4秋山拓巳に注目 サンケイスポーツ、2009年11月10日。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]