台北101
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| 台北101 | |
|---|---|
| 簡体字: | 台北101 |
| 繁体字: | 台北101 |
| ピン音: | Táiběi Yīlíngyī |
| 注音符号: | ㄊㄞˊ ㄅㄟˇ ㄧ ㄌㄧㄥˊ ㄧ |
| 台湾語: | Tâi-pak It-khòng-it |
| 発音: | タイペイ イーリンイー |
| 施設情報 | |
|---|---|
| 所在地 | 中華民国、台北市、信義区 |
| 建設期間 | 1999年 - 2004年 |
| 使用目的 | 複合 |
| 設計 | 李祖原建築事務所 |
| 施工 | KTRT JV |
| 高さ | |
| アンテナ / 尖塔(最頂部) | 508 m |
| 屋上 | 448 m |
| 最上階 | 438 m |
| 技術的詳細 | |
| 階数 | 101 階 |
| 延べ床面積 | 379,038 ㎡ |
| エレベーター数 | 61基 |
| skyscraperpage | |
台北101(たいぺい-)は、台湾台北市信義区にある超高層ビル。高さ508mで、地上101階+地下5階からなり、名前はこれに由来する。
建設段階の名称は「台北国際金融センター(臺北國際金融大樓)」。7年間の工期を経て、2004年に世界一の超高層建築物として竣工した(アラブ首長国連邦で建設中の超高層ビル「ブルジュ・ドバイ」の高さが2007年8月12日、531.3メートルとなり、世界一の超高層建築物の記録を樹立した)。設計は李祖原建築事務所、施工は熊谷組を中心としたJVにより行われた。総工費は約600億元。
2004年12月31日、エントランスでオープンを祝う式典が催され、陳水扁中華民国総統も出席してのテープカットが行われた。また、2005年12月31日の大晦日にはこのビルのある市政府で、カウントダウンイベントが行われ、台北101から電飾と共に2分強の間、「節」などから大量の花火が打ち上げられた。
目次 |
[編集] 概要(構造)
高さ508メートルは、現在世界一高い建造物である。全面ガラス張りの近代的建築ながら、輪郭は伝統的な塔をイメージしたものとなっている。また、環境設計や安全を踏まえ設計された。例えば、この外面のガラスは8トントラックが乗っても耐え得るほどの強靱さをほこり、さらに、紫外線や熱量を2/3カットする性能を持ち併せ、内部が暖まるのを防ぎ冷暖房を効きやすくしている。
杭は8本の巨大な柱で、支持層(岩盤)の下30メートルまでしっかり打ち込まれている。
27階から90階にかけて、逆台形をした8階分を一節として、8つの「節」が縦に連なる。24階から27階にかけて、中国の昔の貨幣(乾隆通寳)をイメージしたオブジェが各方位に設置されている。
ちなみに、ここまで数字の8が多い理由は、中華圏において8は縁起の良い数字であるためである。
[編集] エレベーター
エレベータは東芝エレベータ製で、毎分1010メートル(時速60.6キロメートル)の速さで上昇できる。この速度はそれまで横浜ランドマークタワーのエレベータが持っていた記録を更新し、2004年、世界最速としてギネスブックに認定された。このギネスブック認定証は89階エレベーターホールに飾られている。 ちなみに下りは毎分600メートル(時速36.0キロメートル、サンシャイン60ビルのエレベータと同じ速度。)である。展望台入り口のある5階(地上25メートル)から展望台のある89階(地上382.2メートル)まで、37秒で到達する。 エレベーター内の両サイドにディスプレーがあり、上昇時、下降時共に、階層(楼層)、高さ(高度)、分速(速度)、37秒からのカウントダウンタイマー(計時器)がリアルタイムに表示される。またエレベーター作動と同時に、天上には星空が現れ、音楽が流れだし、エレベーターガールのアナウンスと共に別世界へといざなわれる。
[編集] 主な施設
- 地下2階~地下5階: [駐車場]
- 5階~地下1階: 太平洋そごう(崇光)・ショッピングモール・レストラン(このフロアは、2003年11月14日に、ビル完成に先行して開業。)5階部に展望台エントランス
- 84階~9階: オフィス(おもに、金融関連・IT企業など)
- 86階・88階: レストラン
- 89階: 屋内展望台
- 91階: 屋外展望台
[編集] 風圧のための制振構造
このレベルの超高層建造物になると、制振においては、地震などより風圧による振動の方が遥かに考慮すべき問題である。特に台湾は大型台風が頻繁に直撃する気候でもあり、暴風対策には非常に力をいれた設計になっている。
87階~92階の中央部の吹き抜け空間には、風による振動を緩和する目的だけのために、巨大なTMD(チューンドマスダンパー)が設置されている。重量は660トン(660公頓)、直径5.5メートル(5.5公尺)、厚さ12.5センチメートル(12.5公分厚)の輪切りの鋼板を、41層を重ね溶接して球状にし、92階から長さ42メートル(42公尺長)、太さ直径9センチメートル(9公分)のケーブル計16本(4本ごとに束ねられている)で吊っている。そしてこのマスダンパーの効果で、理論上は最大40パーセントの風力による振動を抑制できる。
[編集] 交通
最寄りである台北捷運(MRT)の板南線・市政府駅より少し距離があるので、無料の送迎車両がでている。将来、このビルの地下にはMRTの新線新駅(信義線・世貿中心駅)ができる予定。
[編集] 工事中の事故
2002年3月31日に台湾島北部で大地震が発生。この揺れで、当時建築中だったこのビルの頂点(この時点で56階=約250メートルの高さまで棟上されていた)に設置されていた作業用タワークレーンが、まっ逆さまになって地上に落下した。死者5名のほか、車が下敷きになるなどの被害が出た。
また、この大地震を含む近年の台湾島北部における地震の増加は、このビルの建設に伴うものだという論文も2005年発表された。地震学とは経験則であるので賛否両論別れても致し方ないが、論文によると、このビルは活断層の真上に建設され、さらに70万トンもの膨大な重量の一点集中という前代未聞の状況を作り出してしまったことが地震の増加へ繋がった可能性があると指摘している。
[編集] 外部リンク
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