おき (列車)
| スーパーおき | |
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山口線内を走行するキハ187系「スーパーおき」
(長門峡駅 - 渡川駅間 2008年8月3日) |
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| 運行鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 鳥取駅・米子駅 - 新山口駅 |
| 経由線区 | 山陰本線・山口線 |
| 使用車両 (所属区所) |
キハ187系気動車(後藤総合車両所) |
| 運転開始日 | 2001年7月7日 (前身の「おき」は1975年3月10日) |
| 備考 | 2009年10月現在のデータ |
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この表について
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スーパーおきとは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が鳥取駅・米子駅 - 新山口駅間を山陰本線・山口線経由で運行する特急列車である。1975年に特急「おき」として登場し、2001年7月から現行の列車名としている。
本項では、「スーパーおき」「おき」の沿革に関わりの深い、過去に山口線で運行された優等列車の沿革についても記述する。
目次 |
[編集] 概要
1975年3月10日に山陽新幹線岡山駅 - 博多駅間が開業した際に、山陰地方西部と新たに山陽新幹線の停車駅となった小郡駅(現在の新山口駅)を結ぶ新幹線連絡列車として、鳥取駅・米子駅 - 小郡駅間を結ぶ特急「おき」として運転を開始した。それまで山口線の優等列車は、山陰地方の西部から山口線経由で九州北部を結ぶ急行列車が運行されていたが、これの系統整理により誕生した山口線初の特急列車でもある。
[編集] 列車名の由来
列車名に使用されている「おき」は、島根県の隠岐島からとされている。
「おき」の列車名は、1965年10月 - 1968年10月に大阪駅 - 出雲市駅・大社駅間を福知山線・山陰本線・大社線経由で運行された夜行急行(後の「だいせん」、現在は廃止)の愛称に用いられたのが最初であり、1968年10月からは京都駅 - 出雲市駅・大社駅間を東海道本線・山陽本線・赤穂線・伯備線・山陰本線・大社線経由で運行された急行および特急(「やくも」の事実上の前身)の名称として1972年3月まで使用された。
現行の列車名である「スーパーおき」は、山陰本線の高速化事業の完成した2001年7月7日に車両を新型振り子式特急気動車である187系に置き換えた際に、従来の列車名に「スーパー」を冠したものである(この時に、米子駅 - 益田駅間で運転されていた特急「くにびき」も「スーパーくにびき」に列車名を改めている)。
[編集] 運行概況
鳥取駅 - 新山口駅間(378.1km)に下り2本・上り1本(3・4・5号)、米子駅 - 新山口駅間(285.4km)に下り1本・上り2本(1・2・6号)が運転されている。上下の本数が一致しないのは、上り1本が米子駅で系統分割されているためで、運転本数は「スーパーまつかぜ」を含めて鳥取駅 - 米子駅間で下り9本・上り8本、米子駅 - 益田駅間で7往復、益田駅 - 新山口駅間で3往復となっている。
列車番号は運転線区で変更がなく、下りは号数+3000の奇数、上りは号数+3000の偶数で、1号が3001D、2号が3002Dとなっている。そのため新山口が起点となっている山口線内では、下りが偶数、上りが奇数となる。2008年3月15日から列車番号が変更となったり、それまでは1001D - 1006Dであった。
なお、鳥取駅 - 新山口駅間の「378.1km」という走行距離は、日本を走る気動車特急としては第2位の長さである(1位は札幌駅 - 稚内駅間を走る「スーパー宗谷」と「サロベツ」で、走行距離は396.2km)。
[編集] 停車駅
鳥取駅 - (鳥取大学前駅) - 倉吉駅 - 米子駅 - 安来駅 - 松江駅 - (玉造温泉駅) - (宍道駅) - 出雲市駅 - 大田市駅 - (温泉津駅) - 江津駅 - (波子駅) - 浜田駅 - (三保三隅駅) - 益田駅 - 日原駅 - 津和野駅 - 徳佐駅 - 三谷駅 - 山口駅 - 湯田温泉駅 - 新山口駅
- ( )内の駅は一部列車のみ停車。
[編集] 使用車両・編成
| スーパーおき | ||||
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← 新山口
米子・鳥取 →
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後藤総合車両所に所属するキハ187系(0・10番台)2両編成が使用されている。多客期は3~4両編成で運転される場合がある。普通車のみ連結されており、グリーン車は連結されていない。
振り子装置が作動するのは、山陰本線区間のみであり、山口線では振り子装置は作動しない。
運転開始した1975年当初からキハ80系を使用していたが、翌1976年10月にはキハ181系が投入された。
[編集] 最高速度
- 鳥取駅 - 出雲市駅間:120km/h
- 出雲市駅 - 益田駅間:110km/h
- 益田駅 - 新山口駅間:85km/h
[編集] 山口線優等列車沿革
[編集] 「おき」登場まで
- 1960年(昭和35年)3月20日:山口駅 - 博多駅間運行の準急列車「あきよし」運行開始。
- 1961年(昭和36年)10月1日:岡山駅 - 出雲市駅間(伯備線経由)の準急列車「しんじ」の運行区間を延長し、宇野駅 - 博多駅間(伯備線・山陰本線経由、石見益田駅(現在の益田駅) - 下関駅間は山陰本線経由と山口線経由に分割)となる。
- 1963年(昭和38年)4月1日:準急「あきよし」の一部編成を東萩駅発(美祢線経由)とする(厚狭駅 - 博多駅間は両編成を併結運転)。
- 1964年(昭和39年)10月10日:準急「あきよし」の運転区間を延長、浜田駅・石見益田駅 - 博多駅間(浜田駅発着は美祢線経由、石見益田駅発着は山口線経由)とする。
- 1965年(昭和40年)10月1日;この日の全国ダイヤ改正により、以下の列車運行区間を変更。
- 1966年(昭和41年)3月5日:準急「あきよし」「しんじ」を急行列車に格上げ。
- 1968年(昭和43年)10月1日:米子駅 - 小郡駅間運行の季節急行列車「さんべ」運行開始。
- 1970年(昭和45年)10月1日:季節急行列車「さんべ」を定期列車化。
- 1972年(昭和47年)3月15日:急行「しんじ」の運転区間を短縮、岡山駅 - 小郡駅間(伯備線・山陰本線・山口線経由)とする。同時に「しんじ」「さんべ」は山口駅 - 小郡駅間を普通列車化する。
[編集] 「おき」時代
- 1975年(昭和50年)3月10日:山陽新幹線全線開業に伴うダイヤ改正実施。始発駅の小郡駅が山陽新幹線停車駅となったことから以下のように運行形態を変更する。
- 従来運行されていた急行「しんじ」「さんべ」「あきよし」を全廃。ただし、「さんべ」「あきよし」は山陰本線経由の急行として名称は残る。
- 新たに以下の特急・急行の運行を開始。
- 鳥取駅・米子駅 - 小郡駅間の特急「おき」
- 江津駅・浜田駅 - 小郡駅間の急行「つわの」
- 1976年(昭和51年)10月:特急「おき」の使用車両をキハ80系からキハ181系に変更。
- 1978年(昭和53年)10月:松江駅高架化工事に伴い、「おき」の1往復を出雲市駅発着に変更。
- 1980年(昭和55年)10月:急行「つわの」の運行を終了。これにより、山口線経由の優等列車は特急「おき」に集約される。
- 1982年(昭和57年)7月:「おき」は、多客期を除きグリーン車の連結廃止。
- 1985年(昭和60年)3月:「おき」の全列車が小郡駅 - 米子駅間運転となる。
- 1989年(平成元年)3月:「おき」の上り1本を下関発(山陽本線・山口線経由)とする。
- 1994年(平成6年)12月3日: 多客期のグリーン車連結を廃止。
- 1996年(平成8年)3月16日:「おき」の1往復を鳥取駅まで延長運転する(鳥取駅 - 小郡駅間下り1本、鳥取駅 - 下関駅間上り1本、米子駅 - 小郡駅間2往復)。
- 1997年(平成9年)3月22日:「おき」の下関駅発を廃止。全列車小郡駅発着となる(鳥取駅 - 小郡駅間1往復、米子駅 - 小郡駅間2往復)。
[編集] 「スーパーおき」時代
- 2001年(平成13年)7月7日:「おき」使用車両がキハ187系に変更され、名称が「スーパーおき」に変更。全列車が米子駅 - 小郡駅間(3往復)の運転になる。
- 2003年(平成15年)
- 2005年(平成17年):キハ181系による臨時「おき」の運用が終了。以降は車両増結で対応することになる。
- 2009年(平成21年)
- 2010年(平成22年)3月13日:1往復が鳥取大学前駅に停車となる[4][5]。
[編集] 脚注
- ^ 平成15年秋 ダイヤ改正(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
- ^ 平成15年度【 冬 】の臨時列車の運転(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年10月16日
- ^ 在来線特急列車などの全席禁煙化ならびに在来線ホームの禁煙化の拡大について(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年3月26日
- ^ 平成22年春ダイヤ改正について (PDF)[リンク切れ] - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年12月18日
- ^ 平成22年春ダイヤ改正について (PDF)(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道米子支社プレスリリース 2009年12月18日
[編集] 外部リンク
- JRおでかけネット : 車両案内 : スーパーおき キハ187系 - 西日本旅客鉄道
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