いなば (列車)
| スーパーいなば | |
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| 運行鉄道事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
| 列車種別 | 特急列車 |
| 運転区間 | 岡山駅 - 鳥取駅 |
| 経由線区 | 山陽本線・智頭急行智頭線・因美線 |
| 使用車両 (所属区所) |
キハ187系気動車(後藤総合車両所) |
| 運転開始日 | 2003年10月1日 |
| 備考 | 2011年3月12日現在 |
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この表について
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スーパーいなばは、西日本旅客鉄道(JR西日本)が岡山駅 - 鳥取駅間を山陽本線・智頭急行智頭線・因美線経由で運行する特急列車である。
目次 |
[編集] 概要
1997年11月からキハ181系を使用し「いなば」として運転を開始したが、2003年10月に使用車両をキハ187系に置き換えて、列車名を「スーパーいなば」に変更している。
山陽地方と山陰地方を結ぶ列車の一つであるが、それ以前は、急行「砂丘」が津山線・因美線経由で5往復運行されており、岡山県と鳥取県東部の都市間輸送における事実上の後継列車として設定された。
岡山駅 - 鳥取駅間については走行距離が津山線経由の「砂丘」は132.1kmであるのに対し、智頭急行経由の「いなば」は141.8kmと約10km長くなっているが、最高速度は「いなば」のほうが速いので、逆に所要時間は約30分短縮されている。
[編集] 列車名の由来
鳥取県東部の旧国名である因幡国が由来となっていることと、大阪方面から智頭急行智頭線を経由して運転している特急「スーパーはくと」の由来である日本神話の「因幡の白兎」(いなばのしろうさぎ)と関連づけている。そのため、本列車以外に「いなば」とした列車も多数運転されていた。
- 1964年 - 1968年:広島駅 - 鳥取駅間を芸備線・木次線・山陰本線経由で運行された準急列車・急行列車。「みよし」を参照。
- 1972年 - 1975年:大阪駅 - 鳥取駅間を福知山線・山陰本線経由で運行された準急列車・急行列車。「だいせん」を参照。
- 1975年 - 1978年:寝台特急列車(いわゆるブルートレイン)「出雲」の増発・補助列車として、東京駅 - 米子駅間を運行した寝台特急列車。
- 運転区間を出雲市駅まで延長と共に「出雲3・2号」に愛称を統合し消滅。現行の「サンライズ出雲」の前身にあたる。
- 1996年(平成8年)3月16日 - 1997年(平成9年)11月28日:鳥取駅 - 米子駅間の特急列車として1往復運行された。
[編集] 運行概況
2011年3月12日現在、岡山駅 - 鳥取駅間で6往復されており、同区間の所要時間は最速1時間37分である[1]。振り子装置は全区間で作動させている。当初から車内販売はなく、飲料の自動販売機も設置されていない。
寝台特急「出雲」廃止により、1号・12号は岡山駅で「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」と接続を行い、鳥取県東部と首都圏の利便性を図る役割もある。
列車番号は区間により異なり、岡山駅 - 上郡駅間は、下りは号数+2071の偶数、上りは号数+2069の奇数、上郡駅 - 鳥取駅間は、下りは号数+70の奇数、上りは号数+70の偶数となり、山陽本線内は列車番号の上下が逆転する。
[編集] 停車駅
岡山駅 - 上郡駅 - 佐用駅 - 大原駅 - 智頭駅 - 郡家駅 - 鳥取駅
- 旧暦の3月3日には、流しびなイベントに合わせて一部列車が用瀬駅に臨時停車する。
[編集] 使用車両・編成
| スーパーいなば | ||||
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← 岡山・鳥取
上郡 →
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JR西日本の後藤総合車両所に所属するキハ187系のうち、最高速度が130km/hでATS-Pが搭載されている500番台が充当されている。これは智頭急行線がATS-Pを整備しているためである。普段は鳥取鉄道部西鳥取車両支部に常駐している。
キハ187系には、ほかに「スーパーまつかぜ」「スーパーおき」で運用されている0番台・10番台があるが、最高速度が120km/hでATS-Pが搭載されていないため、「スーパーいなば」には運用されない。ただし、中間車としての使用は可能で、多客期に実際に増結車として中間に組み込むことがあった。
通常は2両編成でグリーン車は連結されていない。多客期は1両単位で増結されているが、専用車両は8両しかないため、2両編成3本と予備1本で運用され、最大4両編成での運用となる。ただ、過去に6両編成で運用されたことがあり、その時は、0番台・10番台を中間に組み込んでいた。
[編集] 最高速度
- 岡山駅 - 智頭駅間:130km/h
- 智頭駅 - 津ノ井駅間:95km/h
- 津ノ井駅 - 鳥取駅間:110km/h
[編集] 担当車掌区
上郡駅から智頭急行線内は、運転士業務は智頭急行所属の乗務員が担当するが、車掌業務はJR西日本が受け持つ。
[編集] 臨時列車
過去に臨時列車として「ビクトリーいなば」が鳥取大学2次試験の日に岡山駅 - 鳥取大学前駅間で運転されていた[2]。試験に勝つようにという意味を込めた愛称で、受験生向けとして全車指定席とし、試験前日の昼間に鳥取大学前行きが運行され、当日の試験終了後の夕方に岡山行きが運行されていたが、その後の定期列車の増発により臨時列車の運行が困難となったことから、現在は運転されていない。
[編集] 沿革
- 1997年(平成9年)11月29日:キハ181系を使用し、運転区間を岡山駅 - 鳥取駅として「いなば」3往復が運行を開始する。
- なお、一時期、1往復のみ倉吉駅発着としていた時期がある。
- 2003年(平成15年)10月1日:キハ187系に車種を変更し、「スーパーいなば」に列車名を変更[3]。同時に5往復へ増発。最高速度を従来の120km/hから130km/hに向上する。
- 2006年(平成18年)3月18日:寝台特急「出雲」廃止に伴い、鳥取県東部と首都圏の利便性を図るため、岡山駅 - 鳥取駅間で、毎日運転の臨時列車として上郡駅で「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」と接続する列車(91・92号、通称「サンライズリレー号」)が1往復増発平成18年3月18日ダイヤ改正(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年1月30日</ref>。なお、特急券の乗り継ぎ料金制度はなかった。東京駅発3月17日の下り「出雲」は運行されたため、上り(92号)が3月18日から、下り(91号)が3月19日からとなった。
- 2007年(平成19年)3月18日:「スーパーいなば」全面禁煙化の実施に伴い、喫煙コーナーの灰皿を撤去し、立席スペースに改造。
- 2009年(平成21年)8月10日 - 28日:台風9号接近に伴う豪雨で智頭急行智頭線の線路に土砂が流れ込み、運休になる[4]。
- 2010年(平成22年)3月13日:従来「サンライズリレー号」として運行されていた91・92号が定期列車化。1号・12号となり、「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」との接続が岡山駅に変更。
[編集] 脚注
- ^ 『JR時刻表』2011年3月号、交通新聞社。
- ^ 平成9年《冬》の臨時列車の運転について 《主な臨時列車》在来線(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1997年10月17日
- ^ 平成15年秋 ダイヤ改正(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
- ^ 智頭急行が全面復旧 豪雨被害で20日ぶり - 神戸新聞 2009年8月29日
[編集] 関連項目
- スーパーはくと - 智頭急行線を経由し、鳥取県と京阪神を結ぶ特急列車
- 石破茂 - 鉄道好きとして知られる政治家であり、地元である鳥取県と東京都の往復に「スーパーいなば」と「サンライズ出雲・瀬戸」を利用。
[編集] 外部リンク
- JRおでかけネット : 車両案内 : スーパーいなば キハ187系 - 西日本旅客鉄道
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