「ナマ虎スタジアム」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
6行目: 6行目:
{{基礎情報 テレビ番組
{{基礎情報 テレビ番組
| 番組名 = プロ野球中継<br />↓<br />TVO BASEBALL LIVE<br />↓<br />全力!!虎中継<br />↓<br />生トラスタジアム<br />↓<br />ナマ虎スタジアム
| 番組名 = プロ野球中継<br />↓<br />TVO BASEBALL LIVE<br />↓<br />全力!!虎中継<br />↓<br />生トラスタジアム<br />↓<br />ナマ虎スタジアム
| 画像 = <!-- [[ファイル:|200px]] ※「ファイル:」の後に画像ファイルを貼る。画像サイズの変更は「200px」の数字を変える。 -->
| 画像 = <!-- [[ファイル:|200px]] ※「ファイル:」の後に画像ファイルを貼る。画像サイズの変更は「200px」の数字を変える。-->
| 画像説明 =
| 画像説明 =
| ジャンル = [[スポーツ中継]]
| ジャンル = [[スポーツ中継]]
| 放送時間 = [[#放送時間]]を参照
| 放送時間 = [[#放送時間]]を参照
| 放送分 = 114 - 144
| 放送分 = 114 - 144
| 放送枠 =
| 放送枠 =
| 放送期間 = [[1982年]] -
| 放送期間 = [[1982年]] -
| 放送回数 =
| 放送回数 =
| 放送国 = {{JPN}}
| 放送国 = {{JPN}}
| 制作局 = [[テレビ大阪]]
| 制作局 = [[テレビ大阪]]
| 企画 =
| 企画 =
| 製作総指揮 =
| 製作総指揮 =
| 監督 =
| 監督 =
| 演出 =
| 演出 =
| 原作 =
| 原作 =
| 脚本 =
| 脚本 =
| プロデューサー =
| プロデューサー =
| 出演者 = [[#出演者]]を参照
| 出演者 = [[#出演者]]を参照
| ナレーター =
| ナレーター =
| 音声 =
| 音声 =
| 字幕 =
| 字幕 =
| データ放送 =
| データ放送 =
| OPテーマ =
| OPテーマ =
| EDテーマ =
| EDテーマ =
| 時代設定 =
| 時代設定 =
| 外部リンク = https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/tigers/
| 外部リンク = https://www.tv-osaka.co.jp/ip4/tigers/
| 外部リンク名 = 公式サイト
| 外部リンク名 = 公式サイト
41行目: 41行目:
== 概要 ==
== 概要 ==
===中継の特徴===
===中継の特徴===
主に[[阪神タイガース]](以下「阪神」)の公式戦を放送。[[テレビ東京]][[TXN|系列]]においてローカルセールス枠が設けられている[[火曜日]][[土曜日]]のナイトゲームが中心で、火曜日に中継することが多い。
主に[[阪神タイガース]](以下「阪神」)の公式戦を放送。[[テレビ東京]][[TXN|系列]]においてローカルセールス枠が設けられている火曜日と土曜日のナイトゲームが中心で、火曜日に中継することが多い。


阪神戦については、[[ホーム]]ゲームより[[ビジター]]ゲームを放送することが非常に多く、[[日本野球機構|NPB]]加盟球団の[[本拠地]]以外の球場で開催されるビジターゲームも随時中継。2016年7月12日には[[長野オリンピックスタジアム]]から対[[東京ヤクルトスワローズ]]戦<ref>[http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/tvo/45667/505076/ ナマ虎スタジアム 東京ヤクルトVS阪神] - gooテレビ番組(関西版)・2016年7月12日</ref>、2017年6月27日には[[浜松市営球場]]から対[[中日ドラゴンズ]]戦をテレビ大阪の自社制作で放送している。
阪神戦については、[[ホーム]]ゲームより[[ビジター]]ゲームを放送することが非常に多く、[[日本野球機構|NPB]]加盟球団の[[本拠地]]以外の球場で開催されるビジターゲームも随時中継。2016年7月12日には[[長野オリンピックスタジアム]]から対[[東京ヤクルトスワローズ]]戦<ref>[http://tvtopic.goo.ne.jp/kansai/program/tvo/45667/505076/ ナマ虎スタジアム 東京ヤクルトVS阪神] - gooテレビ番組(関西版)・2016年7月12日</ref>、2017年6月27日には[[浜松市営球場]]から対[[中日ドラゴンズ]]戦をテレビ大阪の自社制作で放送している。
54行目: 54行目:
その後は2006年まで、『'''TVO BASEBALL LIVE'''』のタイトルで放送。2007年度の放送では『'''全力!!虎中継'''』に改称したことを機に、長年実施していなかったホームゲームの中継も再開された。
その後は2006年まで、『'''TVO BASEBALL LIVE'''』のタイトルで放送。2007年度の放送では『'''全力!!虎中継'''』に改称したことを機に、長年実施していなかったホームゲームの中継も再開された。


[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]へ完全移行した後の2012年5月からは、火曜日の阪神ナイトゲームにHD+SD[[マルチチャンネル]]編成を採用。中継対象のカードが放送時間内(18:55 - 20:54)に終了しない場合は、最大で21:54まで、3つのチャンネルのうちサブチャンネル2(チャンネル番号'''073''')にて中継を継続する<ref>それまでは火曜日に限り、最大で21:54までとして中継を延長していた。21:00からの『開運!なんでも鑑定団』は火曜日当日は放送休止とし、代わりに土曜日昼間に行っていた同番組の再放送の枠に振り替えていた([[朝日放送テレビ|ABCテレビ]]では現在も、水曜日ナイター中継では、放送休止したレギュラー番組を同一週の土曜日午後の再放送枠に振り替えている)。</ref>。延長オプションにマルチチャンネル編成を組み込んだ阪神戦のレギュラー中継は、[[NHK大阪放送局]]の近畿地方向け中継でも実施されているが、日本の民放テレビ局としては初めてである。ただし、メインチャンネル(071)・サブチャンネル1(072)・[[ワンセグ]]放送では、その場合にも20:54からレギュラー番組『[[開運!なんでも鑑定団]]』(テレビ東京制作)の同時ネットを実施する<ref>ただし、073での延長放送は標準画質(SD)である。延長放送の実施中の時間を含め、早く終了した場合は、『-鑑定団』を途中から放送(飛び乗り)する場合もあるが、071・072がハイビジョン画質(HD)であるのに対し、073が飛び乗り放送の場合は野球中継からの流れで標準画質となる(雨天中止や、20:54までに試合が終了するなど、マルチチャンネル編成を行わない場合はHD対応となる)。この旨についてはEPGの番組概要、並びに並列放送開始前にも「リモコンの上下キーの上矢印ボタンを押してください」との説明をしている(ホームページにはテンキー、EPG番組表選局でも073を合わせられることが記されている)。</ref><ref>[https://www.jstage.jst.go.jp/article/itej/70/1/70_85/_pdf 地上波によるHD+SDマルチチャネル放送 皆見清昭]</ref>。
[[日本の地上デジタルテレビ放送|地上デジタル放送]]へ完全移行した後の2012年5月からは、火曜日の阪神ナイトゲームにHD+SD[[マルチチャンネル]]編成を採用。中継対象のカードが放送時間内(18:55 - 20:54)に終了しない場合は、最大で21:54まで、3つのチャンネルのうちサブチャンネル2(チャンネル番号'''073''')にて中継を継続する<ref>それまでは火曜日に限り、最大で21:54までとして中継を延長していた。21:00からの『開運!なんでも鑑定団』は火曜日当日は放送休止とし、代わりに土曜日昼間に行っていた同番組の再放送の枠に振り替えていた([[朝日放送テレビ|ABCテレビ]]では現在も、水曜日ナイター中継では、放送休止したレギュラー番組を同一週の土曜日午後の再放送枠に振り替えている)。</ref>。延長オプションにマルチチャンネル編成を組み込んだ阪神戦のレギュラー中継は、[[NHK大阪放送局]]の近畿地方向け中継でも実施されているが、日本の民放テレビ局としては初めてである。ただし、メインチャンネル(071)・サブチャンネル1(072)・[[ワンセグ]]放送では、その場合にも20:54からレギュラー番組『[[開運!なんでも鑑定団]]』(テレビ東京制作)の同時ネットを実施する<ref>ただし、073での延長放送は標準画質(SD)である。延長放送の実施中の時間を含め、早く終了した場合は、『-鑑定団』を途中から放送(飛び乗り)する場合もあるが、071・072がハイビジョン画質(HD)であるのに対し、073が飛び乗り放送の場合は野球中継からの流れで標準画質となる(雨天中止や、20:54までに試合が終了するなど、マルチチャンネル編成を行わない場合はHD対応となる)。この旨についてはEPGの番組概要、並びに並列放送開始前にも「リモコンの上下キーの上矢印ボタンを押してください」との説明をしている(ホームページにはテンキー、EPG番組表選局でも073を合わせられることが記されている)。</ref><ref>{{Cite journal|和書|author=皆見清昭 |title=地上波によるHD+SDマルチチャネル放送 |journal=映像情報メディア学会誌 |ISSN=1342-6907 |publisher=映像情報メディア学会 |year=2016 |volume=70 |issue=1 |pages=85-88 |naid=130006300777 |doi=10.3169/itej.70.85 |url=https://doi.org/10.3169/itej.70.85}}</ref>。


2014年度には、阪神戦中継のタイトルを『'''生トラスタジアム'''』に変更。4月22日(火曜日)の[[中日ドラゴンズ]]対阪神ナイトゲーム中継([[ナゴヤドーム]])から、このタイトルで放送していた。翌2015年度からは、阪神戦中継のタイトル表記を『'''ナマ虎スタジアム'''』に変更。4月21日(火曜日)の[[横浜DeNAベイスターズ]]対阪神ナイトゲーム中継([[横浜スタジアム]])から、このタイトルで放送している。
2014年度には、阪神戦中継のタイトルを『'''生トラスタジアム'''』に変更。4月22日(火曜日)の[[中日ドラゴンズ]]対阪神ナイトゲーム中継([[ナゴヤドーム]])から、このタイトルで放送していた。翌2015年度からは、阪神戦中継のタイトル表記を『'''ナマ虎スタジアム'''』に変更。4月21日(火曜日)の[[横浜DeNAベイスターズ]]対阪神ナイトゲーム中継([[横浜スタジアム]])から、このタイトルで放送している。
73行目: 73行目:
!放送対象地域!!ネット局!!放送時間!!備考
!放送対象地域!!ネット局!!放送時間!!備考
|-
|-
|[[大阪府]]||[[テレビ大阪]]||17時55分<ref>2021年9月までは18時25分、2020年までは18時55分</ref> - 20時54分||最大延長21時54分まで<br />(延長時はマルチチャンネル編成(073)にて放送)
|[[大阪府]]||[[テレビ大阪]]||17時55分<ref>2021年9月までは18時25分、2020年までは18時55分</ref> - 20時54分||最大延長21時54分まで<br />(延長時はマルチチャンネル編成(073)にて放送)
|-
|-
|[[奈良県]]||[[奈良テレビ放送|奈良テレビ]]||rowspan="2"|18時25分<ref>2020年までは18時55分</ref> - 20時54分
|[[奈良県]]||[[奈良テレビ放送|奈良テレビ]]||rowspan="2"|18時25分<ref>2020年までは18時55分</ref> - 20時54分
102行目: 102行目:
1987年頃から阪神ホームゲームの中継を開始したが、1995年限りでいったん撤退。2007年4月24日の対ヤクルト戦から中継を再開した。ただし、当日は生中継ではなく、1時間の放送枠に合わせて編集した収録映像を[[ニアライブ|NEARLIVE方式]]で深夜に放送。阪神はこの試合に勝利したものの、[[ヒーローインタビュー]]をサンテレビのアナウンサーが担当した。
1987年頃から阪神ホームゲームの中継を開始したが、1995年限りでいったん撤退。2007年4月24日の対ヤクルト戦から中継を再開した。ただし、当日は生中継ではなく、1時間の放送枠に合わせて編集した収録映像を[[ニアライブ|NEARLIVE方式]]で深夜に放送。阪神はこの試合に勝利したものの、[[ヒーローインタビュー]]をサンテレビのアナウンサーが担当した。


火・土曜日とも、阪神戦の中継と並行しながら「タイガースグッズプレゼント」を実施。(固定電話と一部の携帯電話を除く)電話から、中継当日の24時まで「[http://0067.jp/ 67コール]」で応募を受け付けている。受付時間の終了後に抽選したうえで、後日に番組スタッフから当選者の応募番号へ電話で連絡。「タイガースグッズ」は毎回1 - 2種類で、阪神球団の公認グッズに限らず、阪神の首脳陣・選手のサインが入った市販品や、解説を担当する[[江夏豊]]のサインが入った著書などからも選ばれている。
火・土曜日とも、阪神戦の中継と並行しながら「タイガースグッズプレゼント」を実施。(固定電話と一部の携帯電話を除く)電話から、中継当日の24時まで「67コール<ref>[http://0067.jp/ 67コール]</ref>」で応募を受け付けている。受付時間の終了後に抽選したうえで、後日に番組スタッフから当選者の応募番号へ電話で連絡。「タイガースグッズ」は毎回1 - 2種類で、阪神球団の公認グッズに限らず、阪神の首脳陣・選手のサインが入った市販品や、解説を担当する[[江夏豊]]のサインが入った著書などからも選ばれている。


[[2003年]][[8月5日]]には、神宮球場でヤクルト対阪神戦、隣接する[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|初代・国立競技場]]で[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]][[プレシーズンマッチ]]の一環として企画された「[https://fctokyo.co.jp/game/1089 サントリードリームマッチ]・[[FC東京]]対[[レアル・マドリード]]([[スペイン]])」の国際親善試合が同時開催されることが決まっており、テレビ東京系は後者の実況生中継を行うことを決めていたが、テレビ大阪に関してはこのサッカーの親善試合の前にあらかじめ前者の生中継の予定が決まっていた(テレビ東京から裏送り放送)ため、テレビ大阪と同時ネットをするびわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山に関してはサッカーを深夜放送([[8月6日]]0:58-3:00の枠)に移動し、プロ野球中継の生放送に踏み切ろうとした。しかし試合直前に東京都心が豪雨に見舞われた影響もあり試合開始の遅延も検討されたものの、最終的には天候の回復が見込めないとして中止が発表され、プロ野球中継を行う予定だった各局はやむなくサッカー中継の生放送に切り替えた。{{main|[[テレビ大阪番組一覧#国際親善サッカー中継に関して]]}}
[[2003年]][[8月5日]]には、神宮球場でヤクルト対阪神戦、隣接する[[国立霞ヶ丘競技場陸上競技場|初代・国立競技場]]で[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]][[プレシーズンマッチ]]の一環として企画された「サントリードリームマッチ・[[FC東京]]対[[レアル・マドリード]]<ref>[https://fctokyo.co.jp/game/1089 サントリードリームマッチ]</ref>([[スペイン]])」の国際親善試合が同時開催されることが決まっており、テレビ東京系は後者の実況生中継を行うことを決めていたが、テレビ大阪に関してはこのサッカーの親善試合の前にあらかじめ前者の生中継の予定が決まっていた(テレビ東京から裏送り放送)ため、テレビ大阪と同時ネットをするびわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山に関してはサッカーを深夜放送([[8月6日]]0:58-3:00の枠)に移動し、プロ野球中継の生放送に踏み切ろうとした。しかし試合直前に東京都心が豪雨に見舞われた影響もあり試合開始の遅延も検討されたものの、最終的には天候の回復が見込めないとして中止が発表され、プロ野球中継を行う予定だった各局はやむなくサッカー中継の生放送に切り替えた。{{main|[[テレビ大阪番組一覧#国際親善サッカー中継に関して]]}}


[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルスへの感染が拡大している]]2021年には、感染拡大防止策の一環で、阪神ビジターゲームの中継にいわゆる「リモート方式」を導入している。最初に導入した4月27日の対中日戦([[ナゴヤドーム|バンテリンドーム ナゴヤ]])では、実況担当の[[福谷清志]](テレビ大阪アナウンサー)がドーム内の放送席、解説者の江夏が[[テレビ東京]]のスタジオから二元中継方式で出演した。江夏は5月15日の誕生日で73歳に達したことから、以降のリモート中継でもテレビ東京のスタジオから登場していたが、シーズン最後の中継(10月19日の対ヤクルト戦)では甲子園球場の放送席から出演している。
[[新型コロナウイルス感染症の流行 (2019年-)|新型コロナウイルスへの感染が拡大している]]2021年には、感染拡大防止策の一環で、阪神ビジターゲームの中継にいわゆる「リモート方式」を導入している。最初に導入した4月27日の対中日戦([[ナゴヤドーム|バンテリンドーム ナゴヤ]])では、実況担当の[[福谷清志]](テレビ大阪アナウンサー)がドーム内の放送席、解説者の江夏が[[テレビ東京]]のスタジオから二元中継方式で出演した。江夏は5月15日の誕生日で73歳に達したことから、以降のリモート中継でもテレビ東京のスタジオから登場していたが、シーズン最後の中継(10月19日の対ヤクルト戦)では甲子園球場の放送席から出演している。
115行目: 115行目:
== 出演者 ==
== 出演者 ==
=== 解説 ===
=== 解説 ===
* [[江夏豊]] - テレビ大阪では、少なくとも[[2012年]]以降、江夏と阪神の関係者([[金本知憲]]や[[藤浪晋太郎]]など)による対談を中心に据えた特別番組を年に数回(主に年始やプロ野球公式戦の開幕直前)関西ローカルで放送<ref>2012年:[http://eonet.jp/tv/news/digital/3042299_2174.html 『江夏×金本 ズバッと本音を聞いてみた』』]、2013年:『2013セ界最速V宣言 阪神優勝つの真実』、2014年:[http://www.tv-osaka.co.jp/sp/tigers_open2014/ 『開幕直前スペシャル 大丈夫だよタイガース』]、2015年:[http://www.tv-osaka.co.jp/sp/tigers_open2015/ 『2015タイガーススペシャル レジェンドが語る優勝への道』]、2016年:[http://www.tv-osaka.co.jp/sp/tigers_open2016/ 『2016年タイガースキャンプスペシャル 石田純一と江夏豊が見た超変革の予感』]</ref>。当番組の中継時間内に対象試合が終了した場合や、中継対象試合が雨天などで中断した場合に、特別番組内の対談の再編集映像を放送することがある。
* [[江夏豊]] - テレビ大阪では、少なくとも[[2012年]]以降、江夏と阪神の関係者([[金本知憲]]や[[藤浪晋太郎]]など)による対談を中心に据えた特別番組を年に数回(主に年始やプロ野球公式戦の開幕直前)関西ローカルで放送<ref>2012年:[http://eonet.jp/tv/news/digital/3042299_2174.html 『江夏×金本 ズバッと本音を聞いてみた』』]、2013年:『2013セ界最速V宣言 阪神優勝7つの真実』、2014年:[http://www.tv-osaka.co.jp/sp/tigers_open2014/ 『開幕直前スペシャル 大丈夫だよタイガース』]、2015年:[http://www.tv-osaka.co.jp/sp/tigers_open2015/ 『2015タイガーススペシャル レジェンドが語る優勝への道』]、2016年:[http://www.tv-osaka.co.jp/sp/tigers_open2016/ 『2016年タイガースキャンプスペシャル 石田純一と江夏豊が見た超変革の予感』]</ref>。当番組の中継時間内に対象試合が終了した場合や、中継対象試合が雨天などで中断した場合に、特別番組内の対談の再編集映像を放送することがある。


中継によっては、江夏以外の阪神OB([[掛布雅之]]<ref>阪神のDC([[ゼネラルマネジャー]]付育成&打撃コーディネーター)を務めていた2014年・2015年および、二軍監督を経てSEA(オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)へ就任した2018年以降にゲスト解説者として随時出演。阪神DC復帰前の[[野球解説者]]時代には、『[[掛布の遊びたいし!]]』という[[冠番組]]をテレビ大阪で制作・放送していた。</ref>、[[藪恵壹]]、阪神現役投手時代の江夏とバッテリーを組んでいた[[田淵幸一]]など)が、ゲスト解説者扱いで江夏と共に出演している。
中継によっては、江夏以外の阪神OB([[掛布雅之]]<ref>阪神のDC([[ゼネラルマネジャー]]付育成&打撃コーディネーター)を務めていた2014年・2015年および、二軍監督を経てSEA(オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)へ就任した2018年以降にゲスト解説者として随時出演。阪神DC復帰前の[[野球解説者]]時代には、『[[掛布の遊びたいし!]]』という[[冠番組]]をテレビ大阪で制作・放送していた。</ref>、[[藪恵壹]]、阪神現役投手時代の江夏とバッテリーを組んでいた[[田淵幸一]]など)が、ゲスト解説者扱いで江夏と共に出演している。
130行目: 130行目:
* [[鈴木啓示]] - 近鉄監督退任直後の短期間のみ担当。
* [[鈴木啓示]] - 近鉄監督退任直後の短期間のみ担当。
* [[山本和行]] - 広島コーチ退任直後の短期間のみ担当。
* [[山本和行]] - 広島コーチ退任直後の短期間のみ担当。
*[[高井保弘]]
* [[高井保弘]]
* [[古沢憲司]] - 選手引退後、広島のコーチに就任するまで担当。
* [[古沢憲司]] - 選手引退後、広島のコーチに就任するまで担当。
* [[高橋慶彦]] - 選手引退後、ダイエーのコーチに就任するまで担当。
* [[高橋慶彦]] - 選手引退後、ダイエーのコーチに就任するまで担当。
136行目: 136行目:
=== 実況・リポーター ===
=== 実況・リポーター ===
* [[福谷清志]] - 主に実況を担当。『[[やさしいニュース]]』(平日夕方のローカルワイドニュース)のキャスターに就任した2018年度以降も、出演を継続する。
* [[福谷清志]] - 主に実況を担当。『[[やさしいニュース]]』(平日夕方のローカルワイドニュース)のキャスターに就任した2018年度以降も、出演を継続する。
* 前田拓哉 - 2018年10月に[[山形テレビ]]から移籍。2019年度から、『やさしいニュース』と並行しながら、ベンチリポート専任で出演を開始した。2020年からは、当番組の阪神戦中継や、テレビせとうちが放送対象地域の[[岡山県]]・[[香川県]]向けに放送する[[Jリーグ]]・[[ファジアーノ岡山]]の主催公式戦中継での実況も担当。
* 前田拓哉 - 2018年10月に[[山形テレビ]]から移籍。2019年度から、『やさしいニュース』と並行しながら、ベンチリポート専任で出演を開始した。2020年からは、当番組の阪神戦中継や、テレビせとうちが放送対象地域の[[岡山県]]・[[香川県]]向けに放送する[[Jリーグ]]・[[ファジアーノ岡山]]の主催公式戦中継での実況も担当。


=== 過去の実況・リポーター ===
=== 過去の実況・リポーター ===

2022年2月28日 (月) 14:42時点における版

プロ野球中継

TVO BASEBALL LIVE

全力!!虎中継

生トラスタジアム

ナマ虎スタジアム
ジャンル スポーツ中継
出演者 #出演者を参照
製作
制作 テレビ大阪
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1982年 -
放送時間#放送時間を参照
放送分114 - 144分
公式サイト

特記事項:
2012年5月より火曜ナイターの実施日のみマルチチャンネル編成による中継(20:54以後試合が続いている場合)を開催。
テンプレートを表示

ナマ虎スタジアム』(ナマとらスタジアム)は、テレビ大阪で放送しているプロ野球中継で、2014年から阪神タイガースの公式戦を放送する場合に使われているタイトルである。

本項では、これまでテレビ大阪で放送されてきたプロ野球中継全般についても扱う。

概要

中継の特徴

主に阪神タイガース(以下「阪神」)の公式戦を放送。テレビ東京系列においてローカルセールス枠が設けられている火曜日と土曜日のナイトゲームが中心で、火曜日に中継することが多い。

阪神戦については、ホームゲームよりビジターゲームを放送することが非常に多く、NPB加盟球団の本拠地以外の球場で開催されるビジターゲームも随時中継。2016年7月12日には長野オリンピックスタジアムから対東京ヤクルトスワローズ[1]、2017年6月27日には浜松市営球場から対中日ドラゴンズ戦をテレビ大阪の自社制作で放送している。

制作局のテレビ大阪にとどまらず、近畿地方に存在する独立局でも同時ネット形式で放送されることも多く(詳細後述)、大半のネット局でも当番組のタイトルをそのまま用いている[2]

歴史

テレビ大阪は1982年の開局当時から阪神のビジターゲームを積極的に放送しており、1985年頃には[いつ?]フリーアナウンサーの中村鋭一をレギュラー出演させたり、月亭八方を司会に置いた応援番組『水曜だ!タイガース』(2005年の終了時点のタイトルは『猛虎逆襲』)を水曜23時から放送するなど、阪神の応援に力を入れてきた。

かつては、大阪府に本拠地を構える近鉄バファローズのホームゲームを『藤井寺バファローズアワー』のタイトルでたびたび放送していた(当初は単に『プロ野球中継』と称していた)。また、昭和時代には、南海ホークス阪急ブレーブスの主催ゲームを中継することもあった(平成には、オリックス・ブルーウェーブの主催ゲームを中継することもあったほか、2005年の第1回セ・パ交流戦ではオリックス主催の関西ダービー・阪神戦の生中継も行われた。ここ数年はテレビ大阪地上波でのオリックス主催試合の放送は、2021年の日本シリーズ=テレビ東京主管制作・テレビ大阪協力扱いによるヤクルト戦第2試合以外はなく、オリックス球団制作の映像にテレビ大阪からベンチレポーターを派遣する形で、テレビ東京の関東向け、ないしはBSテレ東向けの中継のみに配給している程度である)。

その後は2006年まで、『TVO BASEBALL LIVE』のタイトルで放送。2007年度の放送では『全力!!虎中継』に改称したことを機に、長年実施していなかったホームゲームの中継も再開された。

地上デジタル放送へ完全移行した後の2012年5月からは、火曜日の阪神ナイトゲームにHD+SDマルチチャンネル編成を採用。中継対象のカードが放送時間内(18:55 - 20:54)に終了しない場合は、最大で21:54まで、3つのチャンネルのうちサブチャンネル2(チャンネル番号073)にて中継を継続する[3]。延長オプションにマルチチャンネル編成を組み込んだ阪神戦のレギュラー中継は、NHK大阪放送局の近畿地方向け中継でも実施されているが、日本の民放テレビ局としては初めてである。ただし、メインチャンネル(071)・サブチャンネル1(072)・ワンセグ放送では、その場合にも20:54からレギュラー番組『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京制作)の同時ネットを実施する[4][5]

2014年度には、阪神戦中継のタイトルを『生トラスタジアム』に変更。4月22日(火曜日)の中日ドラゴンズ対阪神ナイトゲーム中継(ナゴヤドーム)から、このタイトルで放送していた。翌2015年度からは、阪神戦中継のタイトル表記を『ナマ虎スタジアム』に変更。4月21日(火曜日)の横浜DeNAベイスターズ対阪神ナイトゲーム中継(横浜スタジアム)から、このタイトルで放送している。

テレビ大阪の開局35年目に当たる2017年度には、4月4日(火曜日)の阪神ホーム開幕戦(京セラドーム大阪での対東京ヤクルトスワローズ戦)を皮切りに、レギュラーシーズン中に阪神戦9試合を中継した。テレビ大阪が阪神のホーム開幕戦を中継するのは、史上初めてである[6]

2020年には、新型コロナウイルスへの感染が拡大している影響でレギュラーシーズンの開幕が当初の予定からおよそ3ヶ月延期されたほか、レギュラーシーズンが11月上旬まで組まれていた。当番組では、開幕2カード目の初戦(6月23日=火曜日に明治神宮野球場で催されたヤクルト対阪神ナイトゲーム)から、(デーゲーム1試合を含む)阪神戦8試合を中継。マルチチャンネル編成を講じない土曜日のナイトゲーム中継枠を前年から6分(21:00にまで)拡大していたが、9月8日(火曜日)のDeNA対阪神(横浜)ナイトゲーム中継でシーズン中の放送を終了した。

2021年には、レギュラーシーズン開幕(3月26日)の時点で、例年より少ない5試合の阪神戦(火曜日4試合・土曜日1試合)中継を予定。その一方で、火曜日の中継開始時間を、前年より30分早い18:25に設定(20:54から最大で21:54までのマルチチャンネル編成は前年から継続)。当初の予定ではホームゲームの中継を初回(4月13日に甲子園球場で開催を予定していた対広島戦)にだけ設定していたが、降雨などの影響で中継の開始前に中止が決まったため、その後は(開幕後に追加された土曜日の1試合を含む)ビジターゲーム5試合を中継した。ちなみに、6月8日には札幌ドームでの対日本ハム戦を自社制作で中継するとともに、BSテレ東でも同時ネット(同局では独自に副音声限定企画をゲスト付きで放送)[7]。また、開幕後の日程追加措置によって10月19日(火曜日)に甲子園球場で組まれた阪神対ヤクルト戦では、同月からローカルセールス枠の拡大に伴って中継開始時間の繰り上げが可能になったことを背景に、最終回にしてこの年唯一の阪神ホームゲーム中継を17:55から放送している。

2022年には、阪神のレギュラーシーズン開幕第2カード(ビジターカードの初戦)として組まれた3月29日(火曜日)の広島対阪神戦(マツダスタジアムでのナイトゲーム)から中継を始める予定。火曜日の夜間におけるローカルセールス枠の拡大(前述)を背景に、当日は17:55から中継を放送する。

放送時間

2021年の編成を基準に記載。全て日本時間である。

ナイトゲーム(火曜日)
放送対象地域 ネット局 放送時間 備考
大阪府 テレビ大阪 17時55分[8] - 20時54分 最大延長21時54分まで
(延長時はマルチチャンネル編成(073)にて放送)
奈良県 奈良テレビ 18時25分[9] - 20時54分
和歌山県 テレビ和歌山
ナイトゲーム(土曜日)
放送対象地域 ネット局 放送時間 備考
大阪府 テレビ大阪 18時30分 - 21時00分 延長オプションを設定していないが、2020年から放送時間を21時00分にまで拡大[10]
奈良県 奈良テレビ 2020年から放送時間を21時00分にまで拡大しているが、テレビ大阪の中継日に編成を見送る場合がある。
和歌山県 テレビ和歌山 例年は『独占!タイガースナイター』というタイトルで放送しているが、2020年には編成せず。
デーゲーム

放送時刻は不定で、延長なし。原則としてテレビ大阪のみの単独放送となり、独立局との同時ネットは行われない。

備考

テレビ大阪

2013年まで18時30分から放送していたテレビ大阪では、19時からの飛び乗り局に配慮して18時57分頃にCMを挿入する場合がある(この点は他の放送局でも同様である)。また、かつては19時丁度になってから「ハイビジョン制作」のテロップを表示していた。

副音声では基本として、中継先の球場内から、集音マイクで拾える限りの音声(打球音や場内アナウンスなど)だけを流している。火曜日の中継には延長オプション(『開運!なんでも鑑定団』との同時放送)が設定されているが、オプションを行使する時間帯には、メインチャンネルでの実況中継を副音声用のサブチャンネルで継続する。

1987年頃から阪神ホームゲームの中継を開始したが、1995年限りでいったん撤退。2007年4月24日の対ヤクルト戦から中継を再開した。ただし、当日は生中継ではなく、1時間の放送枠に合わせて編集した収録映像をNEARLIVE方式で深夜に放送。阪神はこの試合に勝利したものの、ヒーローインタビューをサンテレビのアナウンサーが担当した。

火・土曜日とも、阪神戦の中継と並行しながら「タイガースグッズプレゼント」を実施。(固定電話と一部の携帯電話を除く)電話から、中継当日の24時まで「67コール[11]」で応募を受け付けている。受付時間の終了後に抽選したうえで、後日に番組スタッフから当選者の応募番号へ電話で連絡。「タイガースグッズ」は毎回1 - 2種類で、阪神球団の公認グッズに限らず、阪神の首脳陣・選手のサインが入った市販品や、解説を担当する江夏豊のサインが入った著書などからも選ばれている。

2003年8月5日には、神宮球場でヤクルト対阪神戦、隣接する初代・国立競技場Jリーグプレシーズンマッチの一環として企画された「サントリードリームマッチ・FC東京レアル・マドリード[12]スペイン)」の国際親善試合が同時開催されることが決まっており、テレビ東京系は後者の実況生中継を行うことを決めていたが、テレビ大阪に関してはこのサッカーの親善試合の前にあらかじめ前者の生中継の予定が決まっていた(テレビ東京から裏送り放送)ため、テレビ大阪と同時ネットをするびわ湖放送・奈良テレビ・テレビ和歌山に関してはサッカーを深夜放送(8月6日0:58-3:00の枠)に移動し、プロ野球中継の生放送に踏み切ろうとした。しかし試合直前に東京都心が豪雨に見舞われた影響もあり試合開始の遅延も検討されたものの、最終的には天候の回復が見込めないとして中止が発表され、プロ野球中継を行う予定だった各局はやむなくサッカー中継の生放送に切り替えた。

新型コロナウイルスへの感染が拡大している2021年には、感染拡大防止策の一環で、阪神ビジターゲームの中継にいわゆる「リモート方式」を導入している。最初に導入した4月27日の対中日戦(バンテリンドーム ナゴヤ)では、実況担当の福谷清志(テレビ大阪アナウンサー)がドーム内の放送席、解説者の江夏がテレビ東京のスタジオから二元中継方式で出演した。江夏は5月15日の誕生日で73歳に達したことから、以降のリモート中継でもテレビ東京のスタジオから登場していたが、シーズン最後の中継(10月19日の対ヤクルト戦)では甲子園球場の放送席から出演している。

テレビせとうち

不定期にネット受けするが、放送対象地域兵庫県広島県[13]に挟まれているためか、対広島戦をネットすることが多い(特に、地元にある倉敷マスカットスタジアムでの開催試合が多い)。

ナイトゲームの場合、19時台と20時台の番組はその週の『土曜スペシャル』を休止して遅れネットされる。また雨天中止の場合は、雨傘番組として映画(洋画)が放送される。

出演者

解説

  • 江夏豊 - テレビ大阪では、少なくとも2012年以降、江夏と阪神の関係者(金本知憲藤浪晋太郎など)による対談を中心に据えた特別番組を年に数回(主に年始やプロ野球公式戦の開幕直前)関西ローカルで放送[14]。当番組の中継時間内に対象試合が終了した場合や、中継対象試合が雨天などで中断した場合に、特別番組内の対談の再編集映像を放送することがある。

中継によっては、江夏以外の阪神OB(掛布雅之[15]藪恵壹、阪神現役投手時代の江夏とバッテリーを組んでいた田淵幸一など)が、ゲスト解説者扱いで江夏と共に出演している。

阪神以外の球団のOBでは、東京ヤクルトスワローズOBの岩村明憲(愛媛県出身)が、2018年からゲスト扱いで解説陣に加入。2019年からは、近鉄バファローズOBで元メジャーリーガー野茂英雄(大阪府出身)、近鉄で一時投手コーチを務めていた中日ドラゴンズOBの権藤博(佐賀県出身)、2003年に阪神の一軍バッテリーコーチを務めた達川光男(広島県出身)をゲストに迎えている。

過去の解説

実況・リポーター

  • 福谷清志 - 主に実況を担当。『やさしいニュース』(平日夕方のローカルワイドニュース)のキャスターに就任した2018年度以降も、出演を継続する。
  • 前田拓哉 - 2018年10月に山形テレビから移籍。2019年度から、『やさしいニュース』と並行しながら、ベンチリポート専任で出演を開始した。2020年からは、当番組の阪神戦中継や、テレビせとうちが放送対象地域の岡山県香川県向けに放送するJリーグファジアーノ岡山の主催公式戦中継での実況も担当。

過去の実況・リポーター

  • 中村鋭一 - 元・朝日放送アナウンサーで、1980年代の阪神戦の実況を担当。
  • 千年屋俊幸 - 人事異動で一時アナウンス職を離れていた。2013年4月のアナウンス職復帰を経て、2014年度から出演を再開。復帰後はベンチリポートに専念していた。『やさしいニュース』月 - 木曜日のキャスターを務めた2018年度には、火曜日に阪神甲子園球場か京セラドーム大阪から阪神のホームゲームを中継する場合にのみ、同番組の本番終了後にベンチリポーターやヒーローインタビュアーを担当した。2019年3月でテレビ大阪を定年で退職したことを機に、『やさしいニュース』月・火曜日のキャスターへ事実上専念。
  • 植草結樹 - 朝日放送のスポーツアナウンサーだった植草貞夫の長男で、長崎放送から移籍した1991年から、長らく実況やリポーターを担当。アナウンサーとスポーツ部のプロデューサー・ニュースデスクを兼務するようになった2015年度の途中から2017年度まで、事実上担当を外れていた。2020年1月でテレビ大阪の定年(60歳)を迎えるのを前に、2019年8月31日の中日対阪神戦(ナゴヤドーム)中継での実況を最後に勇退したが、2020年2月以降も嘱託契約でアナウンサーを続けている。
  • 猪井操子 - 契約アナウンサーとしてリポーターを担当。契約期間満了を機に移籍した東北放送でも、プロ野球中継のリポーターを務めた。
  • 酒井健治 - 最初に入社した福岡放送でも、プロ野球中継での実況を担当。1997年にテレビ大阪へ移籍すると、同年度から2012年度まで当番組へ出演したが、2013年4月の人事異動でアナウンス職を離れた。
  • 鈴木理加 - 契約アナウンサーとして鹿児島放送から移籍した2013年度のみ、リポーターを担当。
  • 庄野数馬 - 山口放送から移籍した2015年はベンチリポーターのみ、2016年には実況も担当。平日夕方の『ニュースリアルKANSAI』『金曜報道スペシャル』のMCに抜擢された2017年は、実況・リポートで中継に直接出演しない代わりに、甲子園球場京セラドーム大阪開催分の阪神ホームゲームを中継する場合に、上記番組のスタジオとの二元中継で登場することがあった。同年末にテレビ大阪社内の就業規則違反を疑われる問題が発覚したため、アナウンス職からの異動・退社・転職を経て、2020年度からフリーアナウンサーとして独立(本人の項で詳述)。

関連項目

在阪局制作のプロ野球中継

脚注

  1. ^ ナマ虎スタジアム 東京ヤクルトVS阪神 - gooテレビ番組(関西版)・2016年7月12日
  2. ^ 2007年6月3日に放送された対北海道日本ハムファイターズ戦は、ネット局のテレビ北海道とBSジャパン(現・BSテレ東)でもこのタイトルのまま放送された。
  3. ^ それまでは火曜日に限り、最大で21:54までとして中継を延長していた。21:00からの『開運!なんでも鑑定団』は火曜日当日は放送休止とし、代わりに土曜日昼間に行っていた同番組の再放送の枠に振り替えていた(ABCテレビでは現在も、水曜日ナイター中継では、放送休止したレギュラー番組を同一週の土曜日午後の再放送枠に振り替えている)。
  4. ^ ただし、073での延長放送は標準画質(SD)である。延長放送の実施中の時間を含め、早く終了した場合は、『-鑑定団』を途中から放送(飛び乗り)する場合もあるが、071・072がハイビジョン画質(HD)であるのに対し、073が飛び乗り放送の場合は野球中継からの流れで標準画質となる(雨天中止や、20:54までに試合が終了するなど、マルチチャンネル編成を行わない場合はHD対応となる)。この旨についてはEPGの番組概要、並びに並列放送開始前にも「リモコンの上下キーの上矢印ボタンを押してください」との説明をしている(ホームページにはテンキー、EPG番組表選局でも073を合わせられることが記されている)。
  5. ^ 皆見清昭「地上波によるHD+SDマルチチャネル放送」『映像情報メディア学会誌』第70巻第1号、映像情報メディア学会、2016年、85-88頁、doi:10.3169/itej.70.85ISSN 1342-6907NAID 130006300777 
  6. ^ 阪神本拠開幕戦で江夏&田淵“黄金バッテリー”復活(『日刊スポーツ2017年3月17日付記事)
  7. ^ 北海道地区では北海道テレビ(テレビ朝日系列)が放送。
  8. ^ 2021年9月までは18時25分、2020年までは18時55分
  9. ^ 2020年までは18時55分
  10. ^ 放送枠の拡大を機に、後枠番組『出没!アド街ック天国』(テレビ東京制作)へステブレレスで直結。
  11. ^ 67コール
  12. ^ サントリードリームマッチ
  13. ^ 直接受信できる地域(岡山県との県境に接する地域)がある他に、ごく一部の地域でケーブルテレビにおける再配信を実施中(広島県には現状TXNフルネット局は無い)
  14. ^ 2012年:『江夏×金本 ズバッと本音を聞いてみた』』、2013年:『2013セ界最速V宣言 阪神優勝7つの真実』、2014年:『開幕直前スペシャル 大丈夫だよタイガース』、2015年:『2015タイガーススペシャル レジェンドが語る優勝への道』、2016年:『2016年タイガースキャンプスペシャル 石田純一と江夏豊が見た超変革の予感』
  15. ^ 阪神のDC(ゼネラルマネジャー付育成&打撃コーディネーター)を務めていた2014年・2015年および、二軍監督を経てSEA(オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)へ就任した2018年以降にゲスト解説者として随時出演。阪神DC復帰前の野球解説者時代には、『掛布の遊びたいし!』という冠番組をテレビ大阪で制作・放送していた。

外部リンク