第67回カンヌ国際映画祭

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第67回カンヌ国際映画祭
オープニング 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』
クロージング 『荒野の用心棒』
会場 フランスの旗 フランス・カンヌ
創設 1946年
賞名 パルム・ドール
主催者 ティエリー・フレモー[1][2]
期間 2014年5月14日 - 25日
ウェブサイト http://www.festival-cannes.com/fr.html

第67回カンヌ国際映画祭（だい67かいカンヌこくさいえいがさい）は、2014年5月14日から25日にかけて開催された[3][4]。

概要[編集]

オープニング作品はコンペティション外で上映されるオリヴィエ・ダアン監督の『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』である[5][6][7]。クロージング作品はクエンティン・タランティーノ監督の紹介の元、マカロニ・ウェスタン誕生50周年を記念して復刻版がコンペティション外で上映されるセルジオ・レオーネ監督の『荒野の用心棒』である[8][9]。

コンペティション部門の審査員長はニュージーランドの映画監督であるジェーン・カンピオン[10]、ある視点部門の審査員長はアルゼンチンの映画監督であるパブロ・トラペロが務めた[11]。

新人監督に与えられるカメラ・ドールはある視点部門の7作品、監督週間の4作品、批評家週間の4作品の15本の初監督作品が候補である[12]。審査員長はフランスの女優・映画監督であるニコール・ガルシアが務めた[13]。

開会式および閉会式の司会はフランスの俳優であるランベール・ウィルソンが務めた[14][15]。

公式ポスターはフェデリコ・フェリーニ監督の1963年の映画『8 1/2』に出演したイタリアの俳優であるマルチェロ・マストロヤンニがフィーチャーされている[16][17]。

また、1978年にカンヌ国際映画祭の総代表に就任し、ある視点部門やカメラ・ドール、シネファウンデーション部門を創設し、2001年からは会長を務めていたジル・ジャコブが今年度で同職を退任し、後任にはピエール・ルスキュールが就任することが発表された[18]。ジャコブは名誉会長に就任する[19]。

パルム・ドールはヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『雪の轍』が受賞した[20]。

公式選出[編集]

コンペティション部門[編集]

コンペティション部門では以下の18作品が上映された[21][22][23]。オープニング作品はマイク・リー監督の『ターナー、光に愛を求めて』である[24]。

日本語題 原題 監督 製作国
ターナー、光に愛を求めて Mr. Turner マイク・リー イギリスの旗 イギリス
禁じられた歌声 Timbuktu アブデラマン・シサコ モーリタニアの旗 モーリタニア
フランスの旗 フランス
白い沈黙 The Captive アトム・エゴヤン カナダの旗 カナダ
雪の轍 Kış Uykusu ヌリ・ビルゲ・ジェイラン トルコの旗 トルコ
ドイツの旗 ドイツ
フランスの旗 フランス
SAINT LAURENT/サンローラン Saint Laurent ベルトラン・ボネロ フランスの旗 フランス
人生スイッチ Relatos salvajes ダミアン・ジフロン アルゼンチンの旗 アルゼンチン
スペインの旗 スペイン
ミッション・ワイルド The Homesman トミー・リー・ジョーンズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フランスの旗 フランス
夏をゆく人々 Le meraviglie アリーチェ・ロルヴァケル イタリアの旗 イタリア
スイスの旗 スイス
ドイツの旗 ドイツ
フォックスキャッチャー Foxcatcher ベネット・ミラー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
マップ・トゥ・ザ・スターズ Maps to the Stars デヴィッド・クローネンバーグ カナダの旗 カナダ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フランスの旗 フランス
ドイツの旗 ドイツ
サンドラの週末 Deux jours, une nuit ジャン＝ピエール・ダルデンヌ
リュック・ダルデンヌ		 ベルギーの旗 ベルギー
イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス
2つ目の窓 河瀨直美 日本の旗 日本
あの日の声を探して The Search ミシェル・アザナヴィシウス フランスの旗 フランス
さらば、愛の言葉よ Adieu au Langage ジャン＝リュック・ゴダール フランスの旗 フランス
ジミー、野を駆ける伝説 Jimmy's Hall ケン・ローチ イギリスの旗 イギリス
アイルランドの旗 アイルランド
フランスの旗 フランス
Mommy/マミー Mommy グザヴィエ・ドラン カナダの旗 カナダ
アクトレス〜女たちの舞台〜 Clouds of Sils Maria オリヴィエ・アサヤス フランスの旗 フランス
スイスの旗 スイス
ドイツの旗 ドイツ
裁かれるは善人のみ Левиафан アンドレイ・ズビャギンツェフ ロシアの旗 ロシア

ある視点部門[編集]

ある視点部門では以下の20作品が上映された[21][25]。オープニング作品はマリー・アマシューケリ、クレール・ブルジェ、サミュエル・セイス監督の『Party Girl』である[26][27]。

日本語題 原題 監督 製作国
Party Girl マリー・アマシューケリ
クレール・ブルジェ
サミュエル・セイス		 フランスの旗 フランス
Harcheck mi headro ケレン・イェダヤ イスラエルの旗 イスラエル
Amour Fou ジェシカ・ハウスナー  オーストリア
ルクセンブルクの旗 ルクセンブルク
ドイツの旗 ドイツ
青の寝室 La chambre bleue マチュー・アマルリック フランスの旗 フランス
ラブストーリーズ The Disappearance of Eleanor Rigby: Them ネッド・ベンソン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲 Fehér Isten ムンドルツォー・コルネール  ハンガリー
ドイツの旗 ドイツ
 スウェーデン
Run フィリップ・ラコテ コートジボワールの旗 コートジボワール
フランスの旗 フランス
フレンチアルプスで起きたこと Turist リューベン・オストルンド  スウェーデン
Hermosa juventud ハイメ・ロサレス スペインの旗 スペイン
約束の地 Jauja リサンドロ・アロンソ アルゼンチンの旗 アルゼンチン
 デンマーク
フランスの旗 フランス
メキシコの旗 メキシコ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
ブラジルの旗 ブラジル
バードピープル Bird People パスカル・フェラン フランスの旗 フランス
私の少女 도희야 チャン・ジュリ 大韓民国の旗 韓国
クセニア Xenia パノス・H・コートラス ギリシャの旗 ギリシャ
フランスの旗 フランス
ベルギーの旗 ベルギー
ロスト・リバー Lost River ライアン・ゴズリング アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター The Salt of the Earth ヴィム・ヴェンダース
ジュリアーノ・リベイロ・サルガド		 フランスの旗 フランス
イタリアの旗 イタリア
ブラジルの旗 ブラジル
Titli カヌ・ベル インドの旗 インド
幻想曲 ワン・チャオ 中華人民共和国の旗 中国
Snow in Paradise アンドリュー・ヒューム イギリスの旗 イギリス
Charlie's Country ロルフ・デ・ヒーア オーストラリアの旗 オーストラリア
わかってもらえない Incompresa アーシア・アルジェント イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス

コンペティション外[編集]

コンペティション外では以下の19作品が上映された[21][28][29]。

日本語題 原題 監督 製作国
グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札 Grace of Monaco オリヴィエ・ダアン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フランスの旗 フランス
ベルギーの旗 ベルギー
イタリアの旗 イタリア
ヒックとドラゴン2 How to Train Your Dragon 2 ディーン・デュボア アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
妻への家路 歸來 チャン・イーモウ 中華人民共和国の旗 中国
L'Homme qu'on aimait trop アンドレ・テシネ フランスの旗 フランス
荒野の用心棒 復刻版 Per un pugno di dollari セルジオ・レオーネ イタリアの旗 イタリア
スペインの旗 スペイン
西ドイツの旗 西ドイツ
ミッドナイト・スクリーニング
日本語題 原題 監督 製作国
悪党に粛清を The Salvation クリスチャン・レヴリング  デンマーク
奪還者 The Rover デヴィッド・ミショッド オーストラリアの旗 オーストラリア
ポイントブランク 〜標的にされた男〜 표적 チャン 大韓民国の旗 韓国
スペシャル・スクリーニング
日本語題 原題 監督 製作国
ماء الفضة オサマ・モハメッド
ウィリアム・シンフォ・ビデラカサ		 シリアの旗 シリア
レッド・アーミー 〜氷上の熱き冷戦〜 Red Army ギャビー・ポルスキー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
The Prophet ロジャー・アレス
ガエタン・ブリッツィ
ポール・ブリッツィ
トム・ムーア
ニーナ・ペイリー
ビル・プリンプトン
ジョアン・スファール
マイケル・ソーチャ
ジョアン・C・グラッツ
モハメド・サイード・ハリブ		 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カナダの旗 カナダ
フランスの旗 フランス
レバノンの旗 レバノン
カタールの旗 カタール
イギリスの旗 イギリス
The Owners アディルカン・イェルザノフ カザフスタンの旗 カザフスタン
ザ・タイガー 救世主伝説 El Ardor パブロ・フェンドリック アルゼンチンの旗 アルゼンチン
ブラジルの旗 ブラジル
フランスの旗 フランス
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Caricaturistes: Fantassins de la democratie ステファニー・ヴァロアト フランスの旗 フランス
ジェロニモ 愛と灼熱のリズム Géronimo トニー・ガトリフ フランスの旗 フランス
Des Hommes et de la guerre ローラン・ベキュー・ルナール フランスの旗 フランス
Майдан セルゲイ・ロズニツァ  ウクライナ
Les Ponts de Sarajevo アイーダ・ベジッチ
イジルド・ル・ベスコ
レオナルド・ディ・コスタンツォ
ペドロ・コスタ
ジャン＝リュック・ゴダール
カメン・カレフ
セルゲイ・ロズニツァ
ヴィンチェンツォ・マーラ
ウルスラ・メイヤー
ウラジミール・ペリシッチ
クリスティ・プイウ
マーク・レチャ
アンゲラ・シャーネレク
テレーザ・ヴィラヴェルデ		 ボスニア・ヘルツェゴビナの旗 ボスニア・ヘルツェゴビナ
 ブルガリア
ドイツの旗 ドイツ
イタリアの旗 イタリア
ポルトガルの旗 ポルトガル
フランスの旗 フランス
ル・モンド紙70周年記念作品
日本語題 原題 監督 製作国
Les Gens du Monde イヴ・ジュラン フランスの旗 フランス

独立選出[編集]

監督週間[編集]

監督週間では以下の19作品が上映された[30]。オープニング作品はセリーヌ・シアマ監督の『Bande de filles』である[31]。

日本語題 原題 監督 製作国
Bande de filles セリーヌ・シアマ フランスの旗 フランス
Catch Me Daddy ダニエル・ウルフ イギリスの旗 イギリス
Gett – Le Procès de Viviane Amsallem ロニ・エルカベッツ
シュロミ・エルカベッツ		 イスラエルの旗 イスラエル
フランスの旗 フランス
ドイツの旗 ドイツ
ナショナルギャラリー 英国の至宝 National Gallery フレデリック・ワイズマン アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
フランスの旗 フランス
ラヴ・アット・ファースト・ファイト Les combattants トマ・カイリー フランスの旗 フランス
最後まで行く 끝까지 간다 キム・ソンフン 大韓民国の旗 韓国
Refugiado ディエゴ・レルマン アルゼンチンの旗 アルゼンチン
フランスの旗 フランス
ドイツの旗 ドイツ
Mange tes morts ジャン＝シャルル・フエ フランスの旗 フランス
コールド・バレット 凍てついた七月 Cold in July ジム・マイクル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ファイナル・アワーズ These Final Hours ザック・ヒルディッチ オーストラリアの旗 オーストラリア
クィーン アンド カントリー Queen and Country ジョン・ブアマン イギリスの旗 イギリス
アイルランドの旗 アイルランド
セッション Whiplash デイミアン・チャゼル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Tu dors Nicole ステファン・ラフルール カナダの旗 カナダ
かぐや姫の物語 高畑勲 日本の旗 日本
At Li Layla アサフ・コーマン イスラエルの旗 イスラエル
Alleluia ファブリス・ドゥ・ヴェルツ ベルギーの旗 ベルギー
フランスの旗 フランス
パレードへようこそ Pride マシュー・ウォーカス イギリスの旗 イギリス
スペシャル・スクリーニング
日本語題 原題 監督 製作国
プティ・カンカン P'tit Quinquin ブリュノ・デュモン フランスの旗 フランス
悪魔のいけにえ 修復版 The Texas Chainsaw Massacre トビー・フーパー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

批評家週間[編集]

批評家週間では以下の11作品が上映された[32]。オープニング作品はジン・カレナール監督の『Faire: L'amour』である[33]。

日本語題 原題 監督 製作国
Più buio di mezzanotte セバスティアーノ・リソ イタリアの旗 イタリア
セルフ・メイド Boreg シーラ・ゲフェン イスラエルの旗 イスラエル
イット・フォローズ It Follows デヴィッド・ロバート・ミッチェル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Gente de bien フランコ・ロリ  コロンビア
獣は月夜に夢を見る Når dyrene drømmer ヨナス・アレクサンデル・アンビー  デンマーク
Hope ボリス・ルシュキーヌ フランスの旗 フランス
ザ・トライブ Plemya ミロスラヴ・スラボシュピツキー  ウクライナ
オランダの旗 オランダ
スペシャル・スクリーニング
日本語題 原題 監督 製作国
Faire: L'amour ジン・カレナール フランスの旗 フランス
Reprise メラニー・ロラン フランスの旗 フランス
Haganenet ナダブ・ラピド イスラエルの旗 イスラエル
フランスの旗 フランス
ヒポクラテスの子供達 Hippocrate トマ・リルティ フランスの旗 フランス

ACID部門[編集]

ACID部門では以下の9作品が上映された[34]。オープニング作品はカオウテラ・ベナニア監督の『Le Challat de Tunis』である[35]。

日本語題 原題 監督 製作国
Le Challat de Tunis カオウテラ・ベナニア チュニジアの旗 チュニジア
フランスの旗 フランス
Qui vive マリアンヌ・タハデュー フランスの旗 フランス
Spartacus et Cassandra イオアニス・ヌゲ フランスの旗 フランス
Brooklyn パスカル・ティソー フランスの旗 フランス
Cesta Ven ペトル・ヴァツラフ  チェコ
フランスの旗 フランス
La Fille et le fleuve オーレリア・ジョルジュ フランスの旗 フランス
Mercuriales ヴィルジル・ヴェニ フランスの旗 フランス
Les Règles du jeu クロディーヌ・ボリ
パトリス・シャニア		 フランスの旗 フランス
New Territories ファビアニー・デシャン フランスの旗 フランス

カンヌ・クラシック[編集]

カンヌ・クラシックでは以下の22作品が上映された[36]。イタリアの女優であるソフィア・ローレンが名誉招待者として主賓を務めた[37]。オープニング作品は大島渚監督の『青春残酷物語』である[38]。

日本語題 原題 監督 製作国 製作年
青春残酷物語 N/A 大島渚 日本の旗 日本 1960年
レオロ Léolo ジャン＝クロード・ローゾン カナダの旗 カナダ
フランスの旗 フランス		 1992年
偶然 Przypadek クシシュトフ・キェシロフスキ ポーランドの旗 ポーランド 1987年
残酷ドラゴン 血斗竜門の宿 龍門客棧 キン・フー 中華民国の旗 台湾 1967年
陽は昇る Le jour se lève マルセル・カルネ フランスの旗 フランス 1939年
Les Croix de Bois レイモン・ベルナール フランスの旗 フランス 1932年
終電車 Le Dernier métro フランソワ・トリュフォー フランスの旗 フランス 1980年
失はれた地平線 Lost Horizon フランク・キャプラ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1937年
獣人 La Bête humaine ジャン・ルノワール フランスの旗 フランス 1931年
城の生活 Le vie de château ジャン＝ポール・ラプノー フランスの旗 フランス 1966年
青い山/本当らしくない本当の話 ცისფერი მთები, ანუ დაუჯერებელი ამბავი エリダル・シェンゲラーヤ ジョージア (国)の旗 ジョージア 1983年
Les Violons du bal ミシェル・ドラック フランスの旗 フランス 1974年
兵士トーマス Overlord スチュアート・クーパー イギリスの旗 イギリス 1975年
Voix Humaine エドアルド・ポンティ イタリアの旗 イタリア 2014年
ああ結婚 Matrimonio all'italiana ヴィットリオ・デ・シーカ イタリアの旗 イタリア
フランスの旗 フランス		 1964年
愚公山を移す Regards sur une Revolution: Comment Yukong déplaça les montagnes マルセリーヌ・ロリダン＝イヴェンス
ヨリス・イヴェンス		 フランスの旗 フランス 1976年
パリ、テキサス Paris, Texas ヴィム・ヴェンダース 西ドイツの旗 西ドイツ
フランスの旗 フランス		 1984年
ざくろの色 Цвет граната セルゲイ・パラジャーノフ ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦 1968年
巌窟の野獣 Jamaica Inn アルフレッド・ヒッチコック イギリスの旗 イギリス 1939年
東京オリンピック N/A 市川崑 日本の旗 日本 1965年
不安 La paura ロベルト・ロッセリーニ イタリアの旗 イタリア
西ドイツの旗 西ドイツ		 1954年
ドキュメンタリー
日本語題 原題 監督 製作国 製作年
キャノンフィルムズ爆走風雲録 The Go-Go Boys: The Inside Story of Cannon Films ヒラ・メダリア イスラエルの旗 イスラエル 2014年
Life Itself スティーヴ・ジェームズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 2014年

ビーチ・シネマ部門[編集]

ビーチ・シネマ部門では以下の10作品が上映された[39]。オープニング作品はフェデリコ・フェリーニ監督の『8 1/2』である[40]。

日本語題 原題 監督 製作国 製作年
8 1/2 8½ フェデリコ・フェリーニ イタリアの旗 イタリア 1963年
夕陽のガンマン Per qualche dollaro in più セルジオ・レオーネ イタリアの旗 イタリア
西ドイツの旗 西ドイツ
スペインの旗 スペイン		 1965年
続・夕陽のガンマン Il buono, il brutto, il cattivo セルジオ・レオーネ イタリアの旗 イタリア 1966年
United Passions フレデリック・オービュルタン フランスの旗 フランス 2014年
セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転身 Seconds ジョン・フランケンハイマー アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1966年
ウォリアーズ The Warriors ウォルター・ヒル アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1979年
大乱戦 La folie des grandeurs ジェラール・ウーリー フランスの旗 フランス
スペインの旗 スペイン
イタリアの旗 イタリア
西ドイツの旗 西ドイツ		 1971年
ポリエステル Polyester ジョン・ウォーターズ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1981年
パルプ・フィクション Pulp Fiction クエンティン・タランティーノ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1994年
プリンス/パープル・レイン Purple Rain アルバート・マグノーリ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 1984年

審査員[編集]

以下の人物が各部門の審査員を務めた[41][42][43][44][45][46][47][48][49][50]。

公式選出[編集]

コンペティション部門
ある視点部門
短編およびシネファウンデーション部門
カメラ・ドール

独立選出[編集]

批評家週間
クィア・パルム

受賞結果[編集]

受賞結果は以下の通りである[51][52][53][54][55][56][57][58][59][60]。

公式選出[編集]

コンペティション部門
ある視点部門
シネファウンデーション部門
  • 第一位：『Skunk』 （アニー・シルバースタイン）
  • 第二位：『Oh Lucy!』 （平柳敦子）
  • 第三位：『Lievito Madre』 （フルビオ・リゾレオ）、『The Bigger Picture』 （デイジー・ジェイコブス）
カメラ・ドール
  • カメラ・ドール：マリー・アマシューケリ、クレール・ブルジェ、サミュエル・セイス （『Party Girl』）

独立選出[編集]

監督週間
  • 芸術映画賞：『ラヴ・アット・ファースト・ファイト』 （トマ・カイリー）
  • SACD賞：『ラヴ・アット・ファースト・ファイト』 （トマ・カイリー）
  • ヨーロッパ・シネマ・ラベル：『ラヴ・アット・ファースト・ファイト』 （トマ・カイリー）
  • キャロッス・ドール：アラン・レネ
批評家週間
  • グランプリ：『ザ・トライヴ』 （ミロスラヴ・スラボシュピツキー）
  • 新人賞：『ザ・トライヴ』 （ミロスラヴ・スラボシュピツキー）
  • SACD賞：『Hope』 （ボリス・ルシュキーヌ）
  • ガン財団普及援助：『ザ・トライヴ』 （ミロスラヴ・スラボシュピツキー）
国際映画批評家連盟賞
  • コンペティション部門：『雪の轍』 （ヌリ・ビルゲ・ジェイラン）
  • ある視点部門：『約束の地』 （リサンドロ・アロンソ）
  • 監督週間：『ラヴ・アット・ファースト・ファイト』 （トマ・カイリー）
エキュメニカル審査員賞
フランソワ・シャレ賞
  • フランソワ・シャレ賞：『禁じられた歌声』 （アブデラマン・シサコ）
  • 特別表彰：『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』 （ヴィム・ヴェンダース、ジュリアーノ・リベイロ・サルガド）
クィア・パルム
ショパール・トロフィー
パルム・ドッグ賞
  • パルム・ドッグ賞：ルーク、ボディ （『ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲』）
  • 特別賞：ロクシー・ミエヴィル （『さらば、愛の言葉よ』）

参考文献[編集]

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  59. ^ “Le Prix du Jury œcuménique 2014 décerné à 'Timbuktu'”. Œcuménisme. 2014年5月23日閲覧。
  60. ^ “Le Jury œcuménique rend hommage aux frères Dardenne”. Œcuménisme. 2014年5月23日閲覧。

外部リンク[編集]

年別
公式賞
独立賞
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