ターナー、光に愛を求めて

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ターナー、光に愛を求めて
Mr. Turner
監督 マイク・リー
脚本 マイク・リー
製作 ジョージナ・ロウ
製作総指揮 ガイル・イーガン
テッサ・ロス
ノーマン・メリー
出演者 ティモシー・スポール
ドロシー・アトキンソン
マリオン・ベイリー
ポール・ジェッソン
撮影 ディック・ポープ
製作会社 フィルム4・プロダクションズ
フォーカス・フィーチャーズ
シン・マン・フィルムズ
リップシンク・プロダクションズ
エクソファ・プロダクションズ
配給 イギリスの旗エンターテインメント・ワン
アメリカ合衆国の旗ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
日本の旗アルバトロス・フィルム
セテラ・インターナショナル
公開 イギリスの旗2014年10月31日
アメリカ合衆国の旗2014年12月19日
日本の旗2015年
上映時間 150分[1]
製作国 イギリスの旗 イギリス
フランスの旗 フランス
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語
製作費 840万ポンド[2]
興行収入 世界の旗$1,556,000
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ターナー、光に愛を求めて』(ターナーひかりにあいをもとめて、Mr. Turner)は2014年にイギリスドイツフランスで製作された伝記映画である。18世紀の末から19世紀にかけて活躍したイギリスのロマン主義画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの人生を題材にしている。監督・脚本はマイク・リー、主演はティモシー・スポールが務める。

本作は2014年5月に開催された第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された[3]パルム・ドールの受賞は逃したが、ティモシー・スポールが男優賞ディック・ポープヴァルカン賞を受賞した[4]

概略[編集]

本作はイギリスの画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの後半生に焦点を当てている。尊敬する父親の死から大きな影響を受け、自らの性的欲望を発散する相手として見ていたメイドから愛された画家の物語である。 最晩年、ターナーは海辺に暮らす女性と深く親交を結び、チェルシーで生涯を終えた。

キャスト[編集]

公開[編集]

本作は2014年5月に開催された第67回カンヌ国際映画祭でプレミアを迎えた[5]。また、2014年9月に開催された第39回トロント国際映画祭のスペシャル・プレゼンテーションにおいても上映された[6]

騒動[編集]

劇場公開の約3週間前となる2014年11月27日、本作の本編映像がPeer to Peerのファイル共有サイト上に流出した(ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントへのハッキング事件)。『ANNIE/アニー』、『アリスのままで』なども同時に流出した。6万3000回以上のダウンロードがあったことが判明している[7]

評価[編集]

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには108件のレビューがあり、批評家支持率は97%、平均点は10点満点で8.5点となっている。サイト側による批評家の意見の要約は「ティモシー・スポールの熟練の演技とマイク・リーの見事な演出に支えられている。『ターナー、光に愛を求めて』はハリウッドが作った伝記映画よりも上質な作品だ。」となっている[8]。また、Metacriticには34件のレビューがあり、加重平均値は95/100となっている[9]

ガーディアン紙が選ぶ2014年映画ベスト10の第10位を獲得[10]

受賞[編集]

カテゴリ 対象者 結果
ブリタニア賞[11] 監督賞 マイク・リー 受賞
英国インディペンデント映画賞[12] 作品賞 ノミネート
監督賞 マイク・リー ノミネート
主演男優賞 ティモシー・スポール ノミネート
助演女優賞 ドロシー・アトキンソン ノミネート
技術賞 ディック・ポープ ノミネート
カンヌ国際映画祭[13] 男優賞 ティモシー・スポール 受賞
ヴァルカン賞 デイック・ポープ 受賞
パルム・ドール マイク・リー ノミネート
ハワイ国際映画祭[14] 作品賞 受賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞[15] インディペンデント映画トップ10 受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞[16] 主演男優賞 ティモシー・スポール 受賞
ニューヨーク映画批評家オンライン賞[17] 作品賞トップ10 入賞
サンフランシスコ映画批評家協会賞[18] 監督賞 マイク・リー ノミネート
主演男優賞 ティモシー・スポール ノミネート
脚本賞 マイク・リー ノミネート
撮影賞 ディック・ポープ ノミネート
美術賞 受賞
オンライン映画批評家協会賞[19] 主演男優賞 ティモシー・スポール ノミネート
全米映画批評家協会賞[20] 作品賞 3位
監督賞 マイク・リー 3位
主演男優賞 ティモシー・スポール 受賞
撮影賞 デイック・ポープ 受賞

出典[編集]

  1. ^ MR. TURNER”. 2014年12月27日閲覧。
  2. ^ 'I spent a good two years learning how to paint before filming even started’: Timothy Spall on how he turned into Turner”. 2014年12月27日閲覧。
  3. ^ 2014 Official Selection”. 2014年12月27日閲覧。
  4. ^ Awards 2014 : Competition”. 2014年12月27日閲覧。
  5. ^ Cannes Unveils 2014 Official Selection Lineup”. 2014年12月28日閲覧。
  6. ^ Toronto Film Festival Lineup Includes Denzel Washington’s ‘Equalizer,’ Kate Winslet’s ‘A Little Chaos’”. 2014年12月29日閲覧。
  7. ^ Sony’s New Movies Leak Online Following Hack Attack”. 2014年12月28日閲覧。
  8. ^ Mr. Turner (2014)”. 2014年12月28日閲覧。
  9. ^ Mr. Turner”. 2014年12月28日閲覧。
  10. ^ 英ガーディアン紙が選ぶ2014年の映画ベスト10”. 映画.com (2014年12月31日). 2015年1月5日閲覧。
  11. ^ The Jaguar Britannia Awards 2014”. British Academy of Film and Television Arts (2014年11月7日). 2014年11月7日閲覧。
  12. ^ British Independent Film Awards Nominations 2014!”. British Independent Film Awards (2014年11月7日). 2015年2月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月7日閲覧。
  13. ^ Cannes:"Winter Sleep" Takes The Palme D'Or; Festival Award Winners Announced”. Penske Business Media, LLC. (2014年11月7日). 2014年11月7日閲覧。
  14. ^ Hawaii International Film Festival”. IMDb.com (2014年11月7日). 2014年11月7日閲覧。
  15. ^ 2014 Award Winners”. NationalBoardOfReview.org (2014年12月2日). 2014年12月3日閲覧。
  16. ^ 2014 Awards”. NYFCC.com (2014年12月1日). 2014年12月3日閲覧。
  17. ^ 'Boyhood' named best film by New York Film Critics Online”. 2015年1月10日閲覧。
  18. ^ S.F. Critics Name ‘Boyhood’ Best Film of 2014”. 2015年1月9日閲覧。
  19. ^ 18th Annual OFCS Awards Announced”. 2014年12月27日閲覧。
  20. ^ National Society of Film Critics Taps 'Goodbye To Language' As Best Film Of 2014”. 2015年1月9日閲覧。

外部リンク[編集]